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2009年09月29日

1巻目の「ねこにゆーり/kodomo兎」


ねこにゆーり(1)/kodomo兎

オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
万人向け度:◆◆◇◇◇
マニアック度:■■■□□
 
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やはり美少女+猫は最高だ!うらやましいのに報われない恋に頑張れあゆむ君!

人間が苦手で激しく人見知りで、美人さんなのに顔も怖いし無表情。だけど無類のかわいいもの好き。そんなヒロインを中心に送る、萌え系学園コメディ4コマ。
かわいい萌えキャラてんこもりの、ごった煮的キャラクターコメディ。猫もかわいい。他もかわいい。

 
主人公は、どこか怖くて近寄りがたいオーラを放つ女の子。人間よりも犬や猫が大好き。
そして、彼女を取り巻くのは、密かに恋心を寄せる幼なじみの男の子やら、二人の共通の友達で暴走気味の元気っ娘やら、勝手に恋のライバル宣言しちゃう娘やら、変な趣味の委員長、エロピンク女教師と続きまして。
猫と美少女、というシチュエーションをメインに、学園生活やらちょっとしたラブコメ展開やら、楽しげな日常風景を眺める4コマとなっております。

ネタはよくある学園4コマ萌えコメディだが、作画としてのキャラのかわいさが抜きん出たところにあるため、最後まで一定の牽引力を維持できる作品。
適度にデフォルメされた犬やら猫やらも、萌え造形の女の子と絡むにふさわしいかわいさを発揮しております。
あと「よくある学園4コマ」とは言いつつも、それぞれのキャラの個性と特徴の出し方はこの手のジャンルでは及第点。けっこうキャラ立ってます。

……それにしてもこのメインヒロイン。無表情でクールで、長い黒髪が特徴的で、猫が大好きだがなかなかなつかれない、という体質で、そして名前が「榊さん」。
……これってさぁ。……いや、もうちょっとこう配慮というか……。俺、真っ先に思い浮かんじゃったんだけど。
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2009年09月28日

1巻目の「刻刻/堀尾省太」


刻刻(1)/堀尾省太

オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
万人向け度:◆◆◆◆◇
マニアック度:■■□□□
 
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じっとりとからみつくような面白さ!期待の超常奇怪サスペンス!

ごく普通の暮らしを送っていた一家に襲い掛かる悲劇と、ある秘密を元に繰り広げられる、止まった世界の中でのサスペンス。
いわゆる「能力モノ」に当てはまるわけだが、家族を狙う集団との駆け引きと、少しずつ全容が明かされる能力の力とが巧いこと組み合わさり、派手さは無くとも手に汗握る作品となっております。

 
父親と長男とが社会人として少々問題ある以外は、どこにでもいるような平凡な一家。ある日、家族である子供が長男ともども誘拐される。切迫した状況に、祖父は家族にさえ隠していた術を使う。
その術とは、ありとあらゆるものの時間が停止した世界、「止界」に入り込む。一見、時間を停止しただけのように見えつつも、そこは現実世界の裏側のような世界であり、異形の存在がおり、ルールが存在する。
そして家族は誘拐犯の元へと赴くものの、時間の停止したはずの世界で動き回る者がおり、彼らは襲撃される。
じつは、この術を使わせること自体が誘拐犯の目的であり、その背後には、術の存在を知る謎の宗教団体がいた。罠に落ちた家族と誘拐犯たちによる、停止した時間の中での争いが始まる。
てなストーリー。

特別な能力を用いてのサスペンスなんですが、事件の発端からあまり時間の経っていない展開でして、密度の濃い経過の中で二転三転するストーリーはかなり読み応え有り。
話が進むとともに、「止界」の全容のそこにあるルール、そして一家の持つ能力について徐々に明かされるわけですが、このあたり実に構成が巧いです。状況の変化とシンクロするように、物語の盛り上がりと、謎の大きさがとが膨らんでいくわけですな。
事件としてはひとつでも、そこに関わる人々の思惑や背負ってきたものを丁寧に散りばめ、ドラマを作っておりまして。
トンデモな能力漫画ではあっても、そこらの本格推理モノと同等かそれ以上に楽しめるサスペンスとなっております。
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マイナス補正バイオリズム

遅れてきた夏バテなのかなんなのか
ひどい生活になっとります
……久しぶりに休日に20時間ほど寝てしまった……

レビューあげた「ばもら!」と「シスター・ジェネレーター」はマジ面白かった

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1巻目の「ばもら!/長田佳巳」


ばもら!(1)/長田佳巳

オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●●○
万人向け度:◆◆◆◇◇
マニアック度:■■□□□
 
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強気なのか内気なのかわからん、そんな釜ちゃんがかわいいぞう!

無口で無愛想で同級生も寄り付かない、そんな女の子が、ある出会いをきっかけにフットサル部に入ることとなり、好きな奴嫌いな奴、気になる奴の中で人間関係を深めていく、という内容。
百合コメディか?と思ったらそうでもないし。放課後運動部部活コメディ?ってんでもない。
かわいい女の子達が楽しくやってます、という見た目でありつつ、主人公自身の成長がテーマなのだな。

 
主人公は、強面と態度のせいで友達もできずに孤立している女の子。釜先さん。周囲と溶け込めないならと、当人自身も同級生にキツく当たるし、他人を寄せ付けない。でも実は、とっても気が弱いしシャイで寂しがり屋。
そんな彼女に、同級生の少女、久米ちゃんがフットサル部に入らないかと勧誘してくる。
それまでロクに人付き合いの無かった主人公は、彼女の分け隔ての無い人の良さに惹かれ、フットサルを始めることになる。
が、部活を始めてみれば、気の合う奴もいるし気に食わない奴もいるし。久米ちゃんは他にも友達がいっぱいだし。という中で、釜先さんはいろいろと悩んだり、てな展開。

表面的には、前述の通りどこか百合っぽい放課後部活コメディでありつつも、誰とでも仲良くなれる久米ちゃんを中心に集まった様々な登場人物達が、それぞれに軋轢がありながらもひとつの集団として動き始め、そしてその視点を釜先さんが持っており、彼女のモノローグを軸に話が組み立てられている感じ。
必然的に、それまで友達がいなかった彼女が久米ちゃんと出会い、打ち解けていく喜びや、久米ちゃんに無いものを自覚して落ち込む姿やらがクローズアップされておりまして。
新たな登場人物が出るたびに、主人公である釜先さん自身の新たな姿が描かれ、深みのあるキャラとして感情移入できるわけだ。
実際、最初はキツいだけだった彼女が、どんどんいい顔、いい表情を見せてくれるのはこっちまでニヤニヤしちゃいますな。

群像ドラマとしておざなりになりがちな、「好きな奴、嫌いな奴も含めた人間関係」を描く作品。
トラブルがあった時、良い悪いではなくそれぞれに言い分があり価値観があり、どんな人にも欠点がある、という、さりげないけど重要なことを土台に置いて話を作っているため、学園コメディのようであったり釜ちゃんのかわいい姿にニマニマしつつも、マジメに読んじゃう作品。
それにしても……久米ちゃんって人間的にあまりにも出来すぎているんだがなぁ。ある種の女神なのか。
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投稿者 bird_chief : 07:36 | トラックバック
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1巻目の「シスター・ジェネレーター/沙村広明」


シスター・ジェネレーター/沙村広明
全1巻

オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●●○
万人向け度:◆◆◇◇◇
マニアック度:■■■■□
 
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沙村広明のステキな女性キャラがてんこもり!

沙村広明による、様々なシチュエーションにおける女性たちの姿を描くオムニバス作。
内容は実にバラエティ豊かで、味わいの異なる話がなんでもあり。
最初から最後までまったく飽きずに読めるという、読み応えのある快作短編集である。

 
掲載誌がクイックジャパン、アフタヌーン、近代麻雀、フラッパーと幅広く、個々の作品はまったく異なる毛色でして。
倒錯した愛の形を描くストーリーやら、女子高生同士のアナーキーな日常会話を追う連作ショートコメディ、麻雀、そして痛快西部劇アクション。
どれもそれぞれにハイレベル。
特に、シリアスなドラマである3編に至っては「ああ、この人ほんと短編が巧いんだな」と認識を改めるほどの出来栄え。

あと特徴としては、どの作品にも非常に印象的な女性キャラが話の中心に存在していること。
んでこれまた、男性作家でここまで幅広く、かつ魅力的な女性キャラを多様に登場させられる人ってあんまいないよなー、と感心するほどです。
しかしその中でも、キツ目のタイプがとっても魅力的に映るのは、おいらの性的嗜好のせいなんですかね。

さすがこのキャリアでこうして刊行される短編集だけあって、ハズレは無いです。
どの話も、短いながらも鮮烈な印象を残してくれるし、後でまた好きなところを開きたくなる。そんな1冊。
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2009年09月25日

1巻目の「シドニアの騎士/弐瓶勉」


シドニアの騎士(1)/弐瓶勉

オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
万人向け度:◆◆◇◇◇
マニアック度:■■■□□
 
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弐瓶流サイバー戦記学園アクション!こりゃ期待だ!

太陽系を離れ宇宙へと繰り出した巨大な移民船を舞台に、「衛人」と呼ばれるロボット操縦訓練兵を目指す一人の少年を主人公に、謎の超常的能力を持つ怪物と人類との戦いを描く作品。
弐瓶作品としてはかなり読みやすく、かつ「SF慣れ」していない人でも読めるようにとの配慮がある作品。
学園ラブコメやってたりするもんな。
しかし世界観と設定はハードで重量感あるぜ。

 
太陽系が「奇居子(ガウナ)」により破壊され、残された人類が地球を脱出して一千年。
「シドニア」と呼ばれるその巨大移民船の中では、人類は普通の暮らしを送っているものの、いつ現れるとも知れない「奇居子」に対抗するべく、少年少女たちは「衛人」と呼ばれる人型兵器に搭乗するための訓練を受けており。
主人公は、そのシドニアの中で人の目の当たらない最下層にて、戸籍の無い人間として暮らしていたが、とある事態から他の人々とともに暮らすようになる。てな流れ。

重々しい設定に、目もくらむような景色にと、無二のSF描きとしての本領は遺憾なく発揮されつつも、本作は少々「ベタ」な作りとなっておりまして。ラブコメやってるし。
主人公がうっかり着替えシーンに遭遇してボコにされたり、訓練兵達との初出撃で戦果を上げたり。
また、人類という種そのものにも変化が出ているくらいの未来世界であるにも関わらず、家ではコメの飯を食うし布団で寝るし、日本語が使われているし。この人、作りこむ時は言葉や家庭生活や日常風景まで作りこむだけに、かなり読みやすく配慮してある感じだ。

このように、「ロボット訓練兵である少年少女たちのドラマ」としてのお約束ポイントをおさえつつ、現在の日本人とそう変わらない暮らしぶりを見せ、とっつきやすくはあるものの、根っこにあるのはやはりシリアスなサイバーパンク。
人類自体、絶望的な種の危機にあるわけだし、奇居子はもう無茶苦茶な性能持ってるし。
あっちこっちに死亡フラグも立ってるし被害も出るし。
明るくやってそうに見えてやっぱ「喪」の香りがつきまといますな。

ともあれ、以前からのファンが「あれっ?」と思うくらいに、これまでの作風とは一変させた作品。
まさか作画とタッチまで変えるとはなー。微妙に萌え化しとるし。
でもこれで新しい読者がついてくれるといいなぁ。
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2009年09月24日

1巻目の「失楽園/尚村透」


失楽園(1)/尚村透

オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
万人向け度:◆◆◇◇◇
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男尊女卑の残酷な学園!……しかし妙に高揚しちゃう俺がいる!

世間から隔絶され、女性をモノとして扱い、その所有権を巡り男子生徒が決闘を繰り広げる学園。女の子を護る騎士に憧れ、その学園に転入することになったヒロインが、学園内の女性の解放を目指し闘うことになる、という作品。
男の立場でこれ読むと、なんかこう、変なサディズムが芽生えるというか……。非道な環境なんだけれどそこに憧れている自分を発見しちゃうんですな。

 
設定がちっとばかりややこしく、舞台は世間から隔離された学園。巨大な企業グループのトップが、極端な男尊女卑を実現するために作られたその学園では、男子生徒が日々バトルを繰り広げておりまして。
そのバトルに用いられるのは、学園内の女子生徒。女子はそれぞれ、男子のために武器を提供することができ、バトルの勝者は武器=女子生徒の所有権を得る。
つまり学園内の女子は、男子の道具として奪い奪われる立場にあるというわけだ。
また、バトルの最中に武器が傷つけられれば、武器を出した女子にも同じだけの痛みが伝わり、それを狙ってあえて武器破壊に走ったり、負けた腹いせに所有した武器を自ら痛めつける奴もいたり。

と、そんな学園に主人公がやってくるわけなんですが、彼女は女性にもかかわらず、何故かこのバトルに必要なコントローラーである「手袋」を所有しておりまして。
もともと正義感が強く、お姫様を護る王子様に憧れていた彼女は、女性が虐げられるこの学園に立ち向かうことになる、てな感じ。

学園百合+アクション、という具合だが、現代社会の中でいたいけな女の子達が「所有品」として扱われる設定がストーリーに緊迫度を高めておりまして。
また、バトルに勝ちさえすれば、何人でも女子が絶対服従する、というシチュエーションがなかなかに嗜虐心を煽るんですな。それじゃあ作中に出てくるゲスな男子キャラと同じなんですが、でもそーいう下卑た男心をくすぐる設定ではあるんだよなぁ。

もちろん、これでもかってなくらいにひどい目にあってる女の子達が、かっちょよいヒロインによって救い出される、というカタルシスも満点でして。
しかし彼女達をとりまく環境はかなり苛酷で、生徒会と学園そのものが敵だし、女子は女子で事を荒立てて男子にさらにひどい目に遭わされるのを恐れてるし、主人公を中心に、男子の支配に背く彼女達を陥れるために陰謀は動き出すし。決して先行きの明るくないシリアスな展開が重苦しくも楽しみですな。

闘うヒロイン系統ながらも、背景設定によりバトルそのものではなくその周辺のドラマに重たさのある盛り上がりを作ることに成功した作品。
いかにもゲーム的な設定が苦手な人にはちょっとアレかなー。
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投稿者 bird_chief : 23:56 | コメント (1) | トラックバック
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2009年09月21日

1巻目の「おくさん/大井昌和」


おくさん(1)/大井昌和

オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
万人向け度:◆◆◇◇◇
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B107!32歳!結婚6年目!全然イケるね!

とあるマンション引っ越してきた一組のご夫婦。子供はいないけどいまだ甘々バカップルな奥様のほうの、毎日の家事にご近所付き合いにという暮らしぶりを、フェチズムに溢れつつも日常からは過剰に逸脱しない程度にお色気シーンを散りばめつつ展開するホームコメディ。
いやー、このむっちり具合がたまらん。

 
奥様は32歳。バスト107cmという巨乳の持ち主。ちと天然気味だがすこぶる人が良く、夫のことなど愚痴一つ言わない出来た妻でして。結婚6年目だけどいまだに新婚気分。
周囲もうらやむボディの持ち主だが、少々自分の体型についてコンプレックス気味。むしろ破壊力満点のそのおっぱいについてちと無自覚無防備なところもあったり。
そんな彼女の、おとなりさんの娘さん達である三姉妹との付き合いや、フィットネスクラブで出会った他所の奥様たちとの日々を描くわけでして。

この作者さん、作風が色々とありまして、人情ドラマからホームコメディ、お色気からSFまでやってるんですが、今回はホームコメディではありつつも、随分とピンクな雰囲気でして。
主役の奥様の、ご近所さんも引越しやさんもみんなその巨乳に釘付け。
んで、おうちの中で、昔の制服を見つけては思わず着替えちゃったり、洋服を洗濯機にかけて下着姿でなんかしてたり。んで旦那さんといちゃいちゃしてたり。
この旦那さん、姿は登場するものの、顔や表情は描かれず、セリフも無しでして。あくまで奥様のほうに感情移入してもらおうという仕組みになってます。
……まぁ結婚6年目で32歳、という割には、ほんと付き合ったばかりの恋人同士の10代、というような言動は少々アレではあるものの。

雰囲気としては、「よつばと!」に近いこまかな背景作画と日常生活の中でのふとしたシチュエーションの掘り下げ。そこに青年誌的なお色気要素をプッシュしていく感じ。
とにかくまぁ奥様の、この反則気味に驚異的なカラダがもうたまらん。ちょっとおなかに肉が余ってるのがマニアックでもう。
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1巻目の「にんしんゲーム天国/佐藤にんと」


にんしんゲーム天国/佐藤にんと
全1巻

オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
万人向け度:◆◇◇◇◇
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ゲハ板の光景がそのままに!?痛くて笑えるゲーマー作!

にんしん=任天堂信者による、過剰な愛に溢れた暴言と妬みと他者叩きをギャグネタとするゲーマー向け作品。
ゲーム業界の動向やニュースに対していちいち噛み付くその姿が、イタくて笑えてくる。

 
この作品の成り立ちは少々ややこしく、元々は2ちゃんねるにおけるゲーマー同士の対立に端を発しておりまして。
次世代機競争が露になっていた頃、2ちゃんではソニー派と任天堂派の、論争を超えた煽りと罵り合いが激しくなり。やがてソニー信者=「GK」、任天堂信者=「妊娠」という蔑称も生まれ、ゲーム業界、ハードウェア板では日々それぞれの勢力が業界の動きやソフトのリリース、会社としての業績や動向を逐一ネタとして取り上げ、敵対ハードを叩いておりまして。
そんなゲハ板でのやり取りにおける、任天堂信者の姿をさらに誇張を加え、理屈無視の暴言を吐かせる漫画がこの「にんしんのゲーム天国」である。

いやもうこれがひどいというか。信者は信者でも狂信者である。
他ハード(主にソニー)と任天堂ハードとを比較しての徹底的な任天堂ヨイショに始まり、プレステ陣営とプレステに味方する者(?)に対する過剰な敵対心。
そして他ハードのことを意識するあまりに被害者意識まるだしとなり、少しでもソニー側にとって良いニュースがあると、陰謀論を口にしたり。
さらには、任天堂を称えるためならダブルスタンダードも平気で口にするし、都合の悪いことには一切耳を貸さないし、根拠のまるでない暴論まで飛び出す始末。

過度の愛情が生む熱狂的な信心を、あくまでギャグネタとして描き、いつの間にか芽生えた「プレステvs任天堂」というゲーマー側の構造やファンの性質そのものを皮肉るような内容となってます。
でも時折、的を射たこと言うのがあなどれない。
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2009年09月19日

1巻目の「超弩級少女4946/東毅」


超弩級少女4946(1)/東毅

オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
万人向け度:◆◆◆◇◇
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一発ネタでは終わらない潜在能力を予感させる!

純真直情猪突猛進で、女性を大切にするがまったくモテない主人公に、身長50メートルの彼女ができたら、という異色ラブコメ作。
シチュエーション優先のドタバタラブコメやりつつも、巨人に生まれついたヒロインの悲哀や、どうにもならないような種の壁を乗り越え、付き合いを深めていく二人の様子がなかなか感動的。
ちゃんとマジメに「身長差50メートルの恋愛」をやろうとしてるのがいいね。

 
純情バカで手当たり次第に告白しては女子に嫌われているものの、実は誰よりも女性を大事にする熱い奴、という主人公。
そんな彼がある日、見たことも無い巨大怪獣と巨大少女が闘うその場に居合わせてしまう。
身なりはでかくても普通の女の子、という彼女に対し、「女の子が危ない時は、男は体をはって護るもんだ」と怪獣の前に立ちはだかる主人公。
そしてその時から、巨大な少女・衛宮まなは彼に一目ぼれ。身長差50メートル弱のラブコメが始まる。てな具合。

実はこの世界では、昔から宇宙生物と人類とが戦いを繰り広げており、人類側の切り札が彼女である、という設定。
また、特殊シチュエーションによるラブコメ、逆・美女と野獣、特異な体を持つ少女のドラマ、闘うヒロイン、といった要素を持つ作品でして、これらがうまいこと混ざり合ってるのがいいですな。
そして身長50メートルのヒロインである衛宮まなが非常に良いのだ。
怪獣のように恐れられる存在だけど、中身は素直で優しい少女。
そんな彼女が主人公を通して少しずつ「人並みの女の子」として振舞うシーンがすごくかわいいんですな。
怪物扱いされる彼女をかばう主人公もかっこいいしなぁ。
あと「身長50メートルのデートシーン」もなかなかにぐっとくるのだ。
そういったシチュエーションの積み重ねが巧いため、設定としては出オチ気味でも、けっこう読み応えがあるんですよ。

お話としては、どうやら衛宮まなには悲劇的な展開を迎えるための設定がいろいろと仕込まれてあるようでして。
悲劇の怪物であるヒロインと、アツくてかっこいい主人公という組み合わせなので、この先も充分に期待が持てるでしょう。
「異形との悲恋」というテーマは古典だけど、やっぱいいねぇ。
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仕事に疲れた社会人が「ピコピコ少年」を読むとヤバい

さっきレビューであげた、押切蓮介の「ピコピコ少年」
歳が作者と同じということもあってか、非常にクるものがありました……

現在29歳の作者が、自分のゲーム体験を振り返る自伝マンガで、ゲームウォッチから初めてのファミコン、ゲーセンで格ゲーにはまったり、PC-98でToHeartにしびれたりと、当時日本中にいたであろう、「ゲーム大好きな少年」の姿が、もうノスタルジーに溢れまくりで

 
なんか仕事がうまくいかないなーとか、ちょっと疲れが溜まってるなー、なんて時にこれ読んじゃうと、自分の子供時代がオーバーラップしてきて、切ない気持ちにほろほろと打ち崩されるようで

特に、欲しいゲームを求めて、なけなしのお小遣いを握りしめて自転車でゲーム屋巡りをする話が良かったなぁ
おいらも同じことやったもんなぁ
ゲーム雑誌読んで、そのゲーム内容が想像による補完も手伝って頭でいっぱいになっちゃって、いてもたってもいられなくて自転車をこぎだして
あっちこっち探してもどこにも無くて、意地になって普段行かないようなとこまで遠出するけど、そのうち日は暮れるし疲れてくるしで、失望と憤りがないまぜになったようなあの切なさ
思い出すなー
あと秘密基地とゲームボーイの話も良かったなー

おっさんの懐古だと言われりゃそれまでなんだけれども
こうして「あの頃は楽しかったなぁ」とたまに思うだけならバチは当たらないよな

しかしノスタルジーなだけではなく、ゲームイベントでやらかしたイタイ事件とか、女っ気ゼロの暗い高校時代とか、笑える話も多くてなかなか楽しかった

……しかし押切蓮介、ゲーマー少年としての環境はなかなか恵まれてるよな……
ハードいろいろ持ってるし
都内に住んでてゲーセンには困ってなさそうだし
いいなー
あの当時は「ゲームいっぱい持ってる奴」=「友達がいっぱい遊びに来てくれる」、だったなぁ

自分のゲーム所有ハード遍歴を振り返ると
PCエンジン(初代白エンジンからDUO-Rまで)
ゲームギア
ドリームキャスト
X-Box
……なんかこう、「ああっ、もうっ、お前は!」と当時の自分に言いたくなるな
そしてその後、アレなハードばかりやってきた反動か、シェアのいっちゃん大きいハードしか買わなくなるんですが。

投稿者 bird_chief : 00:26 | トラックバック
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1巻目の「ピコピコ少年/押切蓮介」


ピコピコ少年/押切蓮介全1巻

オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●●
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あの時ぼくらはみんな、クソガキゲーマーだった!

著者である押切蓮介による、ゲームウォッチからファミコン、PCエンジン、そしてゲーセンからエロゲーを経由し現在に至るまでの、ゲームとともに過ごした少年時代をエッセイ風味につづった作品。
たぶん年齢がほとんど同じくらいってこともあるんだろうけど、友達がいて、秘密基地があって、ゲーム機があって、駄菓子屋があって、というそんな光景がひどく懐かしくて、「あったあった!」と共感たっぷりにニヤニヤ読める作品。
30歳前後でゲーム心を持っていた奴は必読、というくらいである。

 
今からおよそ20年ほど前、日本中どこにでもいたゲーム好きの少年の、切なくてちょっとほろ苦い、そんな思い出がたっぷり詰まった一冊。
ファミコンを見て、テレビで動いている絵に衝撃を受けた時。
お小遣いが足りなくて、安い中古ハードを求めて自転車をこぎまくった時。
友達と秘密基地を作り、お菓子と漫画とゲームボーイを持ち込んでいた時。
行きつけのゲーセンで他校の生徒と縄張り争いを繰り広げていた時。
色気の無い高校生活を送りながら、エロゲーの主人公に嫉妬していたあの時。
特別な事なんか起こらないけれど、「あの時みんなこうだった」という気持ちにさせてくれますな。
……まぁこの著者の場合はエロゲーと出会いそのまま声優イベントに参加したりとオタ方面に歩むことになるんだが、ファミコンとゲームボーイと、自転車と駄菓子と、友達と怖い親と怖い先生、という景色がまざまざと蘇るのだな。
この変、「ああ、俺もなんかあった」とひとつでも思い当たるなら、これ読んで損はしないはず。

例によって押切蓮介、ふにゃふにゃの作画ではあるものの、過去の自分を語る静かなモノローグがいい味出しておりまして、クソガキだったあの頃の、どーしようもない自分達を笑いながらも、そこに郷愁を感じる作りになっております。
ゲームに打ち込みすぎたたまにいろんなものがおざなりとなり、その結果後悔も反省もあるけれど、でもあの頃はすごく楽しかったなぁと。
こうしてみんなでしんみり振り返る。そんな内容となっております。
予想以上に良かったなぁこれ。
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2009年09月17日

1巻目の「為朝二十八騎/佐藤絵里子」


為朝二十八騎(1)/佐藤絵里子

オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
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美しく、流麗かつ勇壮に!平安絵巻アクション!

平安末期の源為朝を主人公に、九州での活躍を描く歴史大河アクションロマン。
この人の漫画は単行本でこうして1冊まるまる読むと、この美しさがひときわ輝くようであります。
主役となっているのは、平安時代に生きた一人の剛の者。しかし作品はどこまで美しい。

 
舞台は九州。生来の実直さと喧嘩っ早さが祟り、京の都での乱暴狼藉を咎められ、九州へと勘当されている源為朝。
身長2メートルを超える大男で、強弓の使い手で左腕が右腕より長かった、という為朝。
父の許しと京都への帰還を密かに願いながらも、九州の地で出会った仲間とともに、治安維持のため戦に奔走していたところ、かつて京の都でとある因縁を持つ平家の若者(ペド)が現れ、九州を巡る平家と源氏の争いの只中に置かれてしまう、てな内容。

とにかくまぁ、絵巻物からそのまま出てきたような、無二の画風を持ちつつも、その絵柄でしっかりを漫画をやっているという、絵で見せる凄さに満ち溢れておりまして。
絵の持つ雰囲気は非常に静かなのに、アクションシーンにおける独特の熱気と盛り上がりは一見の価値有り。
フル装備の鎧武者と馬と馬具とを、昔の日本画のような筆遣いで躍動感たっぷりに描ききっており。一度見たら絶対に忘れない作画となってます。
かっこよくて、美しい。

ストーリーのほうは、仲間達と勝手気ままに過ごしながらも父や兄のいる京への思慕をつのらせる為朝が、爽やかで、かつ豪気で頼もしく、しかし少年のような無邪気さと家族への想いも持っていたり。そんな彼の魅力に溢れた展開となっております。
でも表題に「二十八騎」てあるからには、保元の乱もやるんかなー。

さて、元々はこの著者、リイド社の「コミック乱」にて美麗な平安絵巻ドラマを描いていたんですが。
劇画調の作品に囲まれた誌面において、この人の作画は少しばかり他の作品と浮いてるところがありましたが、今はけっこうしっくり落ち着いてると思うのだ。
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2009年09月16日

1巻目の「いばら・ら・ららばい/雁須磨子」


いばら・ら・ららばい/雁須磨子全1巻

オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●○○
万人向け度:◆◆◆◆◇
マニアック度:■■□□□
 
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乙女で、不器用で、いくつになっても少女のような、そんな大人のストーリー

とある小さな問屋会社にて、異なるタイプの女性達をそれぞれの目線で描く大人の女性の恋愛ドラマ。
いやー、いいキャラクターばかりで、一発で好きになったなぁ。この人の作品、もっと読もう。
読めばきっと、「ああこれは、私だ」というキャラがみつかるかも。

 
少女のような恋をするが、口のいいスケベ上司に狙われている事務の女子。同性でも振り返るような美人だが、口下手で人付き合いが悪く生き方に不器用な倉庫作業のバイト。
または、かわいくてちやほやされて二股かけつつも何かに渇きを感じている娘。何もかも人並みで、他人を妬むと同時に卑屈に下に見て、そんな自分がまた嫌い、という娘。
そんな彼女達が社内の中でそれぞれに関係を持ち、あっちの脇役がこっちでは主役、という構成で、主観を切り替えて展開するオムニバス作。

主観を切り替えて展開するという構成がうまく作用しており、あっちの主役が心の中で「いいなぁ」と思っていたキャラが、こっちの主役となると実はそうでもなかったり。いろいろ抱えていたり。
みんな社会人やってはいても、みんないろいろあるよねぇ、という共感を持って読める作品です。

タイプの違うキャラクターがこれだけいっぺんに出てくる内容ながらも、個々の人物描写が素晴らしく、断片的なモノローグを交えての心理描写は静かに、しかししっかりとその人となりを有機的にとらえさせてくれます。
「かわいくなりたい、好かれたい、素直になりたい」という、シンプルだけれどなかなか難儀な悩みに対して、ふわふわとして、考えがまとまらないようで、けれど本当のところは分かっていて、でも自分では無理だとどこかであきらめていたり。そんな様子が実によく伝わってくるのですな。
そして大きなドラマではなく、日々繰り返されるささやか日常の中に、その答えや成果がある、という展開。
むずむずとしているところを、そっとふわりとフォローしてもらえるような、そんな優しいカタルシスがあるのですな。
そしてやっぱ、茨田さんの話がいちばんいいですねぇ。
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2009年09月14日

開店休養中

ちっとレビュー書く時間が作れなくなってきたなあ

家で書く体制に戻そうかしら

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2009年09月10日

1巻目の「ケダモノの唄 上/楠桂」


ケダモノの唄 上/楠桂上下巻同時発売

オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
万人向け度:◆◆◇◇◇
マニアック度:■■□□□
 
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過去に何者かによる暴行を受けた経験を持つ内気な少女、乙葉。友人として彼女を支えてきたクラスメイトの唯。
さらに、陰湿なイジメを行うクラス内のグループ。そして、ヒステリック気味な彼女達の担任である女性教師。
ある残酷な事件が起こる時、彼女達の歪んだ内面があらわになり、悲痛な事実が明らかになっていく、というサイコホラーミステリー。

 
学校の中で起こった陰惨な事件を追うとともに、思春期における少女達の負の性質として、自己中心的、排他的、嫉妬といじめ。他者や自己への執着といった性質をほとんどの登場人物にあてはめ、不安定な彼女達の内面そのものとその変化をホラーのモチーフとする作品。

事件の発生から、探偵役となるあるひとりのキャラの登場により、平穏を装っていた登場人物達の心の闇が暴露し、事態はよりいっそう暗く、惨たらしいことになってしまうという展開。
読んでて凹むわぁ。
やがて明らかになる事実の数々は、最悪なパターンばかりで救いが無いし……。上下巻の2冊で完結ですが、こりゃこのままどうなっちゃうんでしょうね。

青年誌掲載の楠桂作品としては、コメディ抜きのシリアスな系統。
美しい少女達が殺伐、ギスギス、血みどろの狂気に包まれていく様子は、恐ろしくもゾクゾクとする後ろめたい楽しみがありますな。
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2009年09月08日

1巻目の「となりのなにげさん/橘紫夕」


となりのなにげさん(1)/橘紫夕

オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
万人向け度:◆◆◆◆◇
マニアック度:■□□□□
 
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おそばに置いておきたい、ちんまい妖精のような親切娘がかわいいのだ。

普通の暮らしの中で起こるちょっとしたトラブルに困っている人がいるとき、どこからともなく現れてぱぱっと解決しちゃう、なにげさんの日々を追うホームコメディ4コマ。
ちびっこいけれど頼もしい。頼もしいけれどちょっとお茶目。かわいいぞなにげさん。

 
忘れ物をしたり、怪我をしたり、物を汚したり壊したり。校内で起こるちょっとした事故、事件に対し、どこで察知するのがすぐさま駆けつけ、なんでもオールマイティに片付けてしまうなにげさん。
料理に洗濯、お裁縫から、電気工事士の免許まで持ってるなにげさん。
ひとたび何かあったら、ざしきわらしか妖精さんかというくらいに一瞬で登場するなにげさん。
校内の生徒の趣味や好物などプライバシーまで完全に把握して、的確に手助けを行うなにげさん(ここまで来るとちょっとこわい)。
無表情無口キャラだが、背が小さいのを気にしていたり、助けようと思ったトラブルが他人によって解決されっちゃうと軽く凹んだり。かわいい。

そんな彼女にいつもお世話になっている、周りの登場人物達による目線で進行する4コマでして。
あまり自らのことを話さないなにげさんに対し、助けられてはいつつも、彼女は一体何者か、というような流れになってます。

いろいろとカンペキにこなす頼りがいのあるなにげさんですが、ちょっと抜けてたりするのがかわいいんですよ。
あとこの作品、元は他社の雑誌で掲載だったらしいのですが、紆余曲折あって芳文社から出てます。
そのときの様子があとがきに描かれてますが、最初は萌え系路線を狙ってまんがタイムきららに持ち込みに行ったら、「これはきららじゃないですね」とまんがタイムホームのほうに回された、という切ないエピソードが……。
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2009年09月07日

1巻目の「デンタル漫画はみがき子たん/凪庵」


デンタル漫画はみがき子たん(1)/凪庵

オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
万人向け度:◆◆◆◇◇
マニアック度:■■■□□
 
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ちょっと謎な人(?)だけど、かわいさとひたむきさだけは一人前!歯磨き粉擬人化マンガ!

頭のてっぺんからはみがき粉をにゅにゅーっと出し、その自作歯磨き粉を売って暮らしているはみがき子たんの萌え系4コマ。
はみがき子たんが食べた物によって、その日の歯磨き粉の味が決まる、という不思議体質。
フレーバーな果物とかならいいけど……ラーメンとかハンバーガーとか……。どういう歯磨きに……。

 
木造築四十年のお店で毎日歯磨き粉を売っているはみがき子たん。お向かいには、はみがき子たんが好きなんだけれど素直になれない中華なツンデレ姉を初めとする中華三姉妹がやってる中華料理屋があり。そしてはみがき子たんの行きつけの銭湯やら、歯医者さんやらに気になるおねーさんがいたり、てな感じ。

ゆったりほんわかした雰囲気のコメディ4コマで、内容はかわいいはみがき子たんの姿をひたすらに追うような内容ですが、歯磨き粉しか売る物が無いはみがき子たんがけっこー貧乏だったりと、妙に世知辛いところが切なくなりますな。

キャラとして整った造形による萌え作画が売りではあるんですが、かわいらしいドタバタ風味とほんわかハートフルなネタがなかなか読ませる。
ただまぁキャラとネタの広がりが出てくるにつれ、主人公が歯磨き粉屋さんって設定があんま意味なくなってくるんですが。まぁしょうがないか。かわいいし。
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2009年09月04日

1巻目の「自殺島/森恒二」


自殺島(1)/森恒二

オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
万人向け度:◆◆◇◇◇
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自殺未遂の常習者達が社会から切り離され放置されることとなった無人島を舞台に、生きる理由、死ぬ理由のそれぞれを探しつつ進行する無人島サバイバル作品。
全編にわたり重苦しくシリアスですが、死にたい、という自殺者の心理と、生きようとするサバイバル生活との狭間で悩み苦しむ主人公の姿が読ませますな。

 
自殺者と自殺未遂者の増加が問題となった日本。政府は、自殺未遂の常習者に対して、一切の社会的権利を剥奪したうえで住人のいなくなった無人島に放置する、という手段をとる。
主人公をはじめとする登場人物たちは、そうしてある無人島に一斉に連れてこられる。
そこで即座に死を選び、崖から飛び降りる者もいるなかで、主人公達のグループは「自分達で、自分の望む形で死を迎える」ために、「死ねないならば、生きるしかない」と自活の道を選ぶ。てな内容。

特定のシチュエーションに、共通の状況におかれた人々が集うことから始まるドラマですが、「死のう」という人々が、生きるために色々ともがく姿を描く、というのが最大のポイント。
コミュニティができる中で、それぞれに登場人物達は活力を取り戻し、生きるための役目を見出していくものの、主人公にだけはその役割や自分にできることさえも見つからず、しかしコミュニティの状況も変化していく中で、生きること、死ぬことについて考えるわけですな。

ストーリーのほうは、脱落者(=自殺者)を出しながらもどうにか主人公達グループが生活していきながらも、人間関係の亀裂や離反者、そしてグループ外からの第三者の闖入による問題が表面化、という定番の流れを踏みつつも、主人公が自分自身に対するヒントを見つけ出す、という具合に。
とにかくまぁ元が自殺未遂者の集団なだけに、すぐそこに死があるという鬱々とした展開なんですが、主人公の見出したわずかなか細い光が、物語を引っ張っていくのですな。
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2009年09月02日

ガンプラカップヌードル

買ってきた

1個600円て・・・
そりゃガンプラ付きカップラーメンじゃねぇよ
ラーメン付きガンプラだよ

しかしこの容器の絵がいいな
ぞんざいな感じが逆に

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