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2009年08月31日
1巻目の「偽書ゲッターロボダークネスZERO/西川秀明」

偽書ゲッターロボダークネスZERO/西川秀明
| オススメ度: | ★★★☆☆ |
| 俺これ好き度: | ●●●●○ |
| 万人向け度: | ◆◆◇◇◇ |
| マニアック度: | ■■■□□ |
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石川賢イズムの継承者か!?狂気とバイオレンス!これぞゲッターロボ!
西川秀明による、独自解釈のゲッターロボ新作。本単行本はマガジンZでの掲載分を収録したものであり、ヤングアニマル増刊にて同名タイトルで始まった新作の序章となる内容。
何かのネジが外れてしまったとしか思えないような異様なテンションが見もの。これでこそゲッターと思える内容。
ゲッターロボとゲッター線、そして早乙女研究所にリョウ、ハヤト、ムサシの三人。この基本設定を維持しつつも、石川賢によるゲッターロボの世界を独自の解釈で再構築した内容となってます。
背景設定としては、早乙女研究所にて謎の大事故が発生。ゲッター線の影響により動物も植物も機械も、無機物有機物あらゆるものが融合した土地が生まれる。
そこでゲッター線の力に適合し、身も心も怪物となった「イデア」という存在が人々を蹂躙していた。
そして、イデアを倒すため、ゲッター線の力に対抗するゲッターロボが活躍する、てな感じ。
なんといっても、快楽的に力を行使するイデアと、女子供容赦なくグロテスクに無残に殺されていく人々、というバイオレンス描写が目を引くところ。そこに颯爽と登場し、これまた容赦なく、荒々しく、狂気的に悪を殲滅していくゲッターロボにも気持ちのよいカタルシスがありまして。
派手でぐっちゃぐっちゃだからこそ、「力」の描写がより映える感じです。
主要登場人物のイっちゃってるとこなんかも石川賢を引き継いでいるというか。よりひどくなっているというか。
ハヤトなんかひでぇもんな。美形で身体能力も高く状況判断能力もあるリーダーの器なのに、一度キレると手が付けられないくらいの残虐な戦闘狂になるため、常に精神安定剤を摂取し続けてるとか。そりゃもう××××だよ……。
主要キャラの作画は、顔に対して目が大きく、典型的なアニメキャラの造形なんですが(ちと好き嫌い分かれる)、そこからのカオスっぷりが凄まじい。
戦闘の荒々しさと人物の狂気と、ゲッターロボの猛々しさは石川賢の原作と比べても遜色の無いレベルでしょう。
根っからのゲッター好きのおいらが言うんだから間違いない。
これまでも、石川賢以外の手によるゲッターロボはいろいろと描かれてきましたが、そこで常にあった「何かが足りない」という思いを払拭させてくれる作品。
こりゃー、アニマル増刊でやってる新作連載も楽しみだなぁ。
ただまぁ一個だけ、ひとつだけ、ささやかにちと物足りない部分があるとすれば、ゲッターロボの造形かなぁ。
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投稿者 bird_chief : 23:21
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1巻目の「表色89X系〜GIRLSCOLORCHART〜/柴田燕ウ」

表色89X系〜GIRLSCOLORCHART〜/柴田燕ウ
| オススメ度: | ★★★☆☆ |
| 俺これ好き度: | ●●●●○ |
| 万人向け度: | ◆◆◆◇◇ |
| マニアック度: | ■■□□□ |
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まだこんなところから出てきたか!?期待のお気楽萌え系4コマ!
とあるデザイン専門学校を舞台とするキャラクターコメディ4コマ。
キャッチーな表紙が目を引き、このジャンルとしての絵のレベルも高め。
加えて、キャラクターコメディとしても完成度の高い作品となってます。
何がどう、という明確な特徴やテーマ性はほぼ皆無なのに、キャラの日常を追っているだけで読めてしまうのはなかなか凄い。
話の中心となるのは、迷子に居眠り上等で留年しちゃったメガネの先輩、葵ちゃんに、女装ショタの弟に男勝りでエロオヤジ趣味を持つ姉、という双子姉妹。そして3人の同居人であり家主であり、コスプレ好き(撮って売るほう)の紅葉さん。
この面々を中心に、学園生活と一つ屋根の下での同居生活と、日常を追うコメディとなってます。
この中で明確に個性的、というと女装ショタっ子になるわけでして。男子寮の管理人をやってる学校の先生(♂)に一目ぼれしてその日のうちに寮生活。あげく女人禁制の男子寮は大混乱、てなことになったりしてます。
が、それ以外は割合に形式的ながらもとりたててキャラが立ってる人物はそこまでいない。しかし、そこからがこの作品の面白い点でして。
中心となる4人を中心に、学校の先生、先輩、男子寮の住人、バイト先の同僚などなど、ゲストキャラをステップとして枝分かれしていく人間関係の広がりと、それに伴う舞台の広がり、ネタの広がりと、このへんの世界の膨らませ方が非常に巧い。
人間関係と同様に見聞が広がっていく学生時代を丁寧に描いているようですな。
主役陣も、そういった他のキャラとの係わり合い方で、有機的で等身大で、かつ輪郭を持った人間性が生まれてくるんですな。
なので、さほどキャラ付けがなされていないメインキャラが、読み進めるほどにはっきりとした「ヒト」として動くようになるのに対し、序盤ではっきりとした役割が与えられてしまった女装ショタっ子なんかは、舞台の広がりかたに対して動きとネタが窮屈になってくる、という傾向がありまして。
このへんなんかも含め、登場人物とその関係で話とネタを膨らませていくキャラクターコメディとして、お手本になるような作品ではないかと。
質は高いよ。萌え系4コマとして。
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投稿者 bird_chief : 23:18
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2009年08月30日
1巻目の「ホーロロギオン/花田十輝/乃花タツ」

ホーロロギオン(1)/花田十輝/乃花タツ
| オススメ度: | ★★★☆☆ |
| 俺これ好き度: | ●●●○○ |
| 万人向け度: | ◆◆◆◇◇ |
| マニアック度: | ■■□□□ |
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肥満よばわりのぽっちゃり系ヒロインがむちむちだ!
女子高生の仲良し三人組の女の子が、時の流れを失った世界の中で精霊達と不思議体験、というファンタジックコメディ。
ゆるやかでありながら非常にしっかりとした美しい作画が特徴的。
そしてぽっちゃりヒロイン。いいじゃないか。
学校の屋上にどこからか落ちてきた、一台の柱時計。それを持ち帰った主人公は、時を司る精霊と出会う。
その精霊の手により、時計の中へと引き込まれた主人公は、魔法少女ヒロインのような格好で、いきなり他の精霊と闘うことになってしまう。
そしてそこは、時の流れが止まり、彼女達以外の誰も存在しない世界だった、という設定。
時の流れを正常に戻し、元の世界へ戻るためには12人の精霊をとらえなければならない、というわけで、魔法少女アクション展開なのかな、と思いきや、ゆったりゆるゆるとしたコメディ展開が続く感じ。
時間の止まった世界の中で、お気楽に楽しくやりながらも、互いの心のうちに抱えた何かがドラマのシリアス要素として話を牽引していたり、時の流れを正常化するうえでの展開もなかなかに思い要素を含んでいます。
同時に、中心となる三人の女の子、次々と現れる時の精霊たちと、彼女達のキャラクターがなかなかに良い具合でして。
凝った衣装に流麗なタッチで描かれる作画もあいまって、キャラクターコメディとしてもなかなか楽しいですな。
作画の良さは衣装やキャラ造形のみならず、時折挟み込まれるアクションシーンもかなり良い動きを見せておりまして。
画風としては、少女漫画寄りのテイストが強い萌え系なんですが、この分野において、流れをしっかりと感じさせてくれる動きを表現できる絵描きはそうそういない。繊細でシャープかつゆるやかなタッチでアクションも描ける、となると石田敦子に雰囲気は近いか
しかも精霊のデザインは中央東口じゃないか。
にしても……。
のっけから肥満よばわりされるヒロインも珍しい。
いいじゃないか、むにむにむっちり。
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2009年08月29日
1巻目の「ポチッと!/いちば仔牛」

ポチッと!/いちば仔牛全1巻
| オススメ度: | ★★☆☆☆ |
| 俺これ好き度: | ●●●●○ |
| 万人向け度: | ◆◆◆◇◇ |
| マニアック度: | ■■■■□ |
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いたらとても便利!でもお財布には厳しい!そんな通販妖精がかわいい!
通信販売にどっぷりハマり、いるものいらないもの区別無く衝動買いしてしまう女の子の元に、通販生活をサポートする妖精さんがやってきてやらに通販にどっぷり、というコメディ作。
いやー、この妖精さんの能力が、リアルに便利で「おお、たしかにそれはありがたい!」と思えてくる。
すでに稼ぎを持っている、現役女子高生マンガ家が主人公。クリック一発で商品が買えちゃう、ネット通販にはまりにはまってしまったあまり、妖精さんを呼び出してしまう。
この妖精さん、買うか買わないかモニタの前で悩んでいる者に最後の一押しをする妖精でして。
そんな彼女達と主人公をマトモにしようと奮闘する友達とを交えて送る内容。
ネット通販における悩みや、「こういう時つい買っちゃうんだよね」という具体的な光景が実にリアルで、「ああ、俺にも身に覚えがある」と苦笑いしちゃうくらい。
そんな悩みに対して、妖精さんが能力を発揮。
予約開始と同時に売り切れてしまうレア商品に対して、販売開始になったら教えてくれたり。
一度手に入れ損ねた商品を、悔しさのあまり延々と探し回ってしまうのを防ぐため、同じものがどこに売ってるのか探してくれたり。
大人買いのため、ネットショップの購入制限の枠をとっぱらってくれたり。
不思議なアドレス帳で、二十四時間どこでも商品を受け取れるよう、送り先をありとあらゆる場所に指定できるようになったり。
ネタとして描かれる「通販における悩み」がリアリティあるもんだから、その解消法となる妖精さんの能力も、「うわ、これマジで便利じゃね?」とちょっとだけ本気でうらやましくなってきたり。
しかしいくつかの能力に関しては、ネット上のツールで代用できるものがあるような気がする。
他の能力だって、そのうちネット通販の世界では当たり前の機能になったりするのかもなぁ、などと思ったり。
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投稿者 bird_chief : 23:54
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1巻目の「友達100人できるかな/とよ田みのる」

友達100人できるかな(1)/とよ田みのる
| オススメ度: | ★★★☆☆ |
| 俺これ好き度: | ●●●○○ |
| 万人向け度: | ◆◆◆◆◇ |
| マニアック度: | ■■□□□ |
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「あの頃に戻れたら」とは思うけど、大人の目線で送る子供社会はやっぱり大変??
36歳のとある男性が、一人の宇宙人の手により地球滅亡を賭けた試験を行うことになる。
その試験とは、記憶を持ったまま1980年の小学生時代へと遡り、そこで友達を100人作ることだった。てなドラマ。
すっかり大人になった主人公が、手探りで「そうだ、あの頃はこうだったんだ」と子供というものについて思い返していくという過程が共感を呼びますな。
描かれる光景も80年代そのもの。懐かしさもあるんですなぁ。
1980年に飛ばされた主人公は、過去の自分とまったく同じ暮らしを送りながらも、体は10歳だが頭の中は大人のままでありまして。
彼をここにつれてきた宇宙人は、女の子の姿となって主人公をサポートすることに。
また、腕時計型のメーターにより、「友達になってくれ」と宣言した相手に対し、本当に友達になっているかかどうかは目に見える形で提示される。一度友達宣言をした場合、メーターの値がゼロとなるとこのテストは終了、という設定。
かくして頭の中は36歳、という主人公は、本気で10歳の子供達を相手に、友達作りをすることに。
喧嘩して、仲良くなって、ごっこ遊びして、自転車でみんなで走って。そんなノスタルジー溢れる光景を、主人公ともども大人になって振り返る、そんなマンガとなってます。
ちぃと過去が美化されすぎやしないかとは思うものの、どうせ思い返すしかできない記憶なら、このくらいキラキラしててもいいと思う。言ってしまえば「友情ごっこ」なので、ちと恥ずかしくて読んでられないとこもあるけれども、そんな恥ずかしささえもこの作品の魅力のひとつになってますな。
特に、1巻目の後半に収録されている、「本気のごっこ遊び」がいいですな。子供の頃は、ほんとうにあの時あの瞬間、空想の世界が見えていたんだよなぁ。
また1巻目のラストでは意外な展開も待っておりまして、単なる友達作りドラマではない、何かを期待してくなりますな。
あと人間化した宇宙人が妙にかわいい。中身はあんななのに・・・。
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投稿者 bird_chief : 23:46
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2009年08月28日
1巻目の「黄昏乙女×アムネジア/めいびい」

黄昏乙女×アムネジア(1)/めいびい
| オススメ度: | ★★★☆☆ |
| 俺これ好き度: | ●●●●○ |
| 万人向け度: | ◆◆◆◇◇ |
| マニアック度: | ■■■□□ |
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黒髪に黒いセーラー服に、怪しい笑顔が素敵です夕子さん!
古びた校舎の中で、美しい少女の姿をした幽霊と出会った主人公。謎の死を遂げた彼女の過去と秘密を追うとともに、校内で起こる怪異な事件を追う、という作品。
元々は、読みきり短編であったと思われる作品。
そのため、前半部分は放課後の七不思議とボーイミーツガール。後半部分からは放課後の謎解き怪奇探偵クラブ、てな構成をとってます。
旧校舎に迷い込んでしまった主人公の前に現れる夕子さん。
ミステリアスで怪しく主人公を翻弄するが、自分がどうして幽霊となったのか、なんでこの土地に縛られているのか記憶を失っておりまして。
そんな彼女に対して同情のような好奇心のようなものを抱く主人公が、だんだん彼女に惹かれていく、というわけでして。
だってそりゃもうこんだけ魅力的なら幽霊でもかまわないよ、というぐらいに夕子さんがいいのだな。
純情な男の子の気持ちを知ってか知らずか、ひざまくらにお着替えに、やたらと挑発的な夕子さん。小悪魔的な笑顔がまた素敵です。
そんな夕子さんとの出会いを描き、彼女の秘密の一部を暴く1話目なんですが、この話がなかなかにいいオチついてます。○○を見られちゃっての第一声がそれですか夕子さん。
2話目以降は、夕子さんとともに主人公が校内で起きる怪事件を暴いていく、という内容にシフトしていくんですが、オカルトホラーというよりは都市伝説的に校内に伝播する秘密を解くミステリーてな感じです。
正直なとこ、この路線の先行きがどうなるのかいまひとつ掴めない。
でもまぁ夕子さんかわいいからいいか。
長い黒髪に古風なセーラー服に黒タイツ。素敵です。
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投稿者 bird_chief : 23:49
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1巻目の「ヤンデレ彼女/忍」

ヤンデレ彼女(1)/忍
| オススメ度: | ★★★☆☆ |
| 俺これ好き度: | ●●●○○ |
| 万人向け度: | ◆◆◇◇◇ |
| マニアック度: | ■■□□□ |
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ヤンキーだけど内気な彼女を手玉に取る男の子がかっちょよい!
ツンデレで強気で手が早いが中身は純真、という女の子と、普通の人に見えてクールに情熱的でで押しが強い、という男の子によるラブコメ4コマ。
「硬派ヤンキー娘が周囲に内緒で彼氏を作ってツンデレいちゃいちゃラブコメ」というと他にもあった記憶がありますが、こっちのほうが彼氏側がいい個性してるんで楽しいっすな。
ヒロインとなるのは、某ヤンデレヒロインと偶然にも似た名前を持ってしまった竜崎レイナ。硬派なヤンキー娘で腕力上等だが素直になれない、そんな彼女。
そんなヤンキー娘に告白したのが、常に冷静だが、クールに情熱的で自分に素直でクールに押しが強くクールにレイナさんを翻弄する、そんな男子。
かくして周囲に秘密のお付き合いが始まる、てな具合。
ツンデレ気味のヒロインによるラブコメ4コマ、ではあるものの、彼氏側のキャラクターがなかなかにナイス。
自分に素直なため、純真なツンデレヒロインに対して無表情にがんがんと攻める攻める。
そんな押しの強い彼氏に対して、許容量オーバー気味に真っ赤になってうろたえるけど、すごく嬉しそうなヒロイン、という絵柄がいいっすな。
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投稿者 bird_chief : 23:46
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2009年08月27日
1巻目の「プラナス・ガール/松本トモキ」

プラナス・ガール(1)/松本トモキ
| オススメ度: | ★★★★☆ |
| 俺これ好き度: | ●●●○○ |
| 万人向け度: | ◆◆◇◇◇ |
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それは計算なのか、本音なのか、女装っ子とのマジラブコメ!!
どこから見ても女の子にしか見えないし女子の制服まで着ているがれっきとした男性をクラスメイトに持ち、そんな女装っ子に挑発され、翻弄されてしまう主人公の悶絶っぷりを描くラブコメ作。
最近目に付く女装男子モノとは一味違うアプローチの作品。
女子の制服を着ているが、れっきとした男性であるヒロイン。
クラスには女装少年であることはカミングアウト済みだが、違和感無く女の子としてクラスに溶け込んでおりまして。
そんな彼になぜか気に入られてしまったのが主人公。
男友達として接しているつもりなのに、いつしか異性を見る目と変わらない自分に気付くが、そんな主人公の気持ちを知ってか知らずか、女装っ子が大胆に挑発してくる、という具合。
女装っ子とマジメにラブコメ、という作品もちらほら増えてきましたが、この作品が特徴的なのは、ヒロインの立ち位置でしょう。
女の子の格好をしたい男なのか、女性として生きたい男なのか、同性が好きな男なのか、それらをあえてはっきりさせず、中性的であるということ自体を恋愛対象にはっきりと自覚させるという作りになってます。
ヒロイン自身もそのへんを分かっており、わざと女の子らしいしぐさと態度で主人公に迫るんですが、はたしてどこまでが彼女の本当の姿なのか、本音なのかが曖昧で、主人公とともに読者も翻弄されてしまう、という具合。
謎なヒロインなんだよなぁ。「男性の気持ちが分かるから」と女の子相手に恋愛相談も請け負っていたりするんですが、でもそれって、男性としての自分も持っているってことだもんなぁ。
このへんのミステリアスさが、さらにこのヒロインに惹かれる要因となってます。
特に印象的なのは、1話目のアメのシーン。
女装っ子が主人公に対して、ほんの遊びとして、「食べると男の子になるアメ。食べると女の子になるアメ。あなたが選んで食べさせて」と迫るんですな。
もちろんただの遊び。しかし、本気で悩んでしまう主人公。
うまいシーンです。
いろいろ作品も増えてきたこの分野。女装っ子というジャンルが形式化してしまう前に、もういちど「女装する男の子」とは一体何なのか、あらためて考えさせてくれる作品です。
もちろんそういうこととは関係無しに、「こんなかわいい子が(ry」と読んでも大丈夫ですよ。
ほんとすげぇかわいいんだ、この子が。
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投稿者 bird_chief : 23:41
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1巻目の「みりたり/まもウィリアムズ」

みりたり(1)/まもウィリアムズ
| オススメ度: | ★★★☆☆ |
| 俺これ好き度: | ●●●○○ |
| 万人向け度: | ◆◆◇◇◇ |
| マニアック度: | ■■■■□ |
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「フルメタ」を男女逆に入れ替えてみたら……おいおいこっちのほうがアリじゃね?
日本の一般家庭でごく普通の暮らしを送る少年の元に、某国から護衛のために生粋の軍人が派遣されてくる。ただしロリ少女。
ミリタリーでドタバタでロリっ娘なコメディ4コマ。
生粋の軍人で厳格で融通が利かないうえに、一般社会の常識が大きく欠落しているが、見た目はかわいいロリ。
そんな彼女達と一つ屋根の下で同居するのがら、何かというと実弾をばらまき家を破壊し迷惑このうえないが、銃器の扱い以外はまだまだお子様、というかいわさが売りの4コマでして。
そのうち、主人公の命を狙う敵国の兵士がお隣にやってきたり(ただし幼女)。毎日がサバイバルで軍事行動、という内容。家に重火器やら戦車やら届いたり、銭湯に行くのが作戦になったり、コタツが武装化したり、家が半壊して野営することになったり。
もちろんドンパチやっても殺伐とはならず、むしろかわいらしい方向に。
軍人バカがお茶の間にやってきて大騒動、というとフルメタルパニックなんかが思い当たるところですが(爆竜大佐でもいいけど)、そいつがかわいい女の子だったらアリじゃね?というマンガ。
ええもうアリですともおおいに。
また、わざわざモチーフとしてミリタリーを扱うだけあり、作中でネタとして登場するミリタリー要素はなかなかに豊富。
コマの外の豆知識が意外に面白いんだよな。
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投稿者 bird_chief : 23:38
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2009年08月25日
1巻目の「乱刃/空十雲」

乱刃(1)/空十雲
| オススメ度: | ★★★★☆ |
| 俺これ好き度: | ●●●○○ |
| 万人向け度: | ◆◆◆◇◇ |
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流れるようなアクションシーンが秀逸!エキセントリック忍者コミック!
科学ではなく忍術によるサイバーパンクな世界観を下敷きに、巻物から現れた少女と彼女を守るべく闘うスケベ少年忍者を巡るアクション作。
舞台となるのは、忍者と忍術が広く普及しており、かつ科学文明も発展を遂げている世界。下っ端忍者が忍術を用いて屋台やってたり、日常生活の一部に忍術がある。
そんな中、床屋を営む忍者の下っ端少年のもとに、ある巻物が届く。そこから現れたのは、露出度高めでおっぱいバインバインだが見た目はか弱い一人の少女。
彼女が言うには、自分は忍者同士の大戦で負けた一族の生き残りであり、守ってほしいとのこと。この娘のおっぱいに目がくらんだスケベ少年は巻物を手に逃走を開始。そして巻物を狙う敵とのバトルが始まる、てな具合。
かっこいいアクションにスタイリッシュな世界観。背景や小道具も小奇麗にまとめ、主人公は単純バカで動機は下心まるだしでなんとも締まりが無いが、ストーリーの規模はなにやら大きく、背後には巨大な影が……てな具合。
展開のハチャメチャさとスピード感、作画によるビジュアルイメージに明るくもハードな雰囲気が実にマッチしており、これは既に設定やキャラデザが用意されているアニメかなんかのコミカライズなのかと思うほどに作品全体に統一感がある。
そのうえそこまで背景や小道具などビジュアルに凝りながらも、アクションシーンの巧さはかなりのもの。
登場人物達が口喧嘩をしながら飛んで跳ねてのダイナミックな立ち回りを見せつつも、互いに繰り出す技の応酬から動きの流れまで実に読みやすい。
アニメーションを見ているように、動きが見えてくるほどである。
確立された独自の作品世界と、縦横無尽に駆け回るアクション。
かなりクオリティは高い。
強いて気になる点を挙げるなら、話からアクションからするっと読めすぎるために心にひっかかってこない、という点であろうか。色々と軽いのだ。
見た目にもかっちょいいし絵もいいしアクションすごいんだが、そこから先がもうひとつ何かあってもいいよな、という感じ。
しかし痛快活劇娯楽アクションとしてはかなりの完成度である。
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投稿者 bird_chief : 23:57
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2009年08月24日
1巻目の「酒は辛口肴は下ネタ/みさき速」

酒は辛口肴は下ネタ(1)/みさき速
| オススメ度: | ★★☆☆☆ |
| 俺これ好き度: | ●●●●○ |
| 万人向け度: | ◆◆◇◇◇ |
| マニアック度: | ■■■■□ |
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みさき速の新作は、笑えて泣ける人情料理ドラマ+エロギャグコメディだ!
東京は下町に軒を構える、小さな小料理屋。そこの亭主は硬派が売りの堅物男(26歳。童貞)。
小さな店にいくばくかの常連客と、こじんまりとしながらも安くて旨い居酒屋だったが、そこに歳の離れた妹がやってくる。
実はここの亭主、名のある京都の料亭の生まれだが、この妹のせいで女嫌いとなってしまい、家出同然に東京に来ていたわけで。
その妹というのが……、とんでもないドスケベで、幼少の頃から兄から色魔呼ばわりされるほどで。
そんな妹を交え、人情噺とおいしい料理と、お嬢様系妹キャラによるえげつないほどの下ネタギャグコメディが展開されるという内容。
しかしこれが、ヒドい中身なんだけども面白かった。
話のベースとなるのは、妹がやってきたためにかき回される兄の生活と、その周辺の人々とによる下町人情ホームコメディであり、そこにドラマの肝として、料理マンガの要素が加わっているという感じ。が、それ以外の部分は全てエロと下ネタにより埋め尽くされている次第。
中学入学を控えた12歳の少女が性具を抱き兄の股間掴み、を嬉々として下ネタを繰り広げる様子は実に楽しいっすな。無邪気な小悪魔なんだけどお嬢様育ちなので品がある、といういいキャラしてます。
ネタ自身のキツさはあっても下品さが無いのは巧くやってるなというところ(逆か?)。この妹自身がエロいのではなく、興味や好奇心として下ネタが大好き、というバランス加減によるところでしょう。あとエロ雑学とか。
料理マンガとしての側面でも抜かりはなく、ドラマの盛り上がりのうまいところでしっかりと印象深く「今日の一品」が披露されております。
手の込んだ作画により、この料理がいちいちおいしそうなのもポイント高いっす。雑学の詰め込み方も相まって、この部分だけでもどこに出しても恥ずかしくない料理マンガなんですな。
読む前は美少女エロギャグコメディと人情料理ドラマがどう組み合わさるんだ??と思っていたのが、読んでみれば確かにこれは「美少女エロギャグ人情料理コメディ」だな!と納得の作品。
女性キャラもみんなキレイでかわいくてエロいしなぁ。
こんだけやって料理とエロと美少女と、それぞれがレベル高いというのは凄いことだと思いますよ。
好みはキヨさん。かっこいいぜキヨさん。
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投稿者 bird_chief : 21:27
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2009年08月21日
1巻目の「DEFENSEDEVIL(1)/梁慶一/尹仁完」

我間乱〜GAMARAN〜(1)/中丸洋介
| オススメ度: | ★★★☆☆ |
| 俺これ好き度: | ●●●○○ |
| 万人向け度: | ◆◆◆◇◇ |
| マニアック度: | ■■□□□ |
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地獄に落とされようとしている死後の罪人の弁護を引き受け、死神と闘う魔界のヒーローによるアクションドラマ。
男はかっこよく、女はエロくかわいく。しかしこれで週刊連載ってのは感心するなぁ。
主人公は、悪魔らしくない優しさとお人よしの性格なために、魔力を奪われ魔界を追われた一人の悪魔。でも見た目は調子のよさそうな青年。
そんな彼が魔力を取り戻し、魔界へと戻るべくとった行動が、「不当に地獄へ落とされようとしている死人の弁護を引き受け、死者の無罪を勝ち取り、力を分けてもらう」という行為。
死者を問答無用で地獄へ落とそうとする死神と対決し、現世へ下り死者の過去を探り証拠を集め、無罪を勝ち取り力を取り戻した時、本来の姿へと変身し、死神を撃退する、という流れ。
さすがこの作者だなぁというべきは作画力の高さでありまして。
アクションシーンはなかなかに圧巻。主人公はかっちょいいし女性キャラは敵味方問わずエロかわいい。
ただ、ちと問題なのはドラマ部分でして。
「主人公は死者の無罪を証明しないと本来の力が出せない」という設定があるため、死者の弁を聞き、現実世界へやってきて証拠品や証言を集め、決定的な証拠があったとき、死者と交わした魔界の契約書が反応し、死者の無罪が立証され魔力を取り戻す、という轍を踏まないといけないわけですが。
これが少々まわりくどい。
作品中の見せ場と売りはどう見てもエロい女性キャラとかっちょよいアクションシーンにあるんですが、ストーリー上はこの証拠品集めの段階がいちばん長い。
探偵パートと言えないことも無いんだけれど、「主人公が探る→新たな証拠発見!」というだけではちと不足があるか。
それにまぁ、「罪のある死者を弁護して、無罪を勝ち取る」ということは、死者は悪い奴じゃなかったことを証明していくわけで、必然的にどの話も最終的に「悪そうに見えたけど実はいい奴でした」と行き着くのはちっと単調すぎやしないかと。
設定と土台となってる構造がどうしてもストーリーの幅を広げにくくなっているだけに、今後ここから設定やキャラをどう膨らまして話を面白くしていくかというのがポイントか。
絵はかっちょええんだよな、絵は。
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2009年08月20日
1巻目の「我間乱〜GAMARAN〜(1)/中丸洋介」

我間乱〜GAMARAN〜(1)/中丸洋介
| オススメ度: | ★★☆☆☆ |
| 俺これ好き度: | ●●●○○ |
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江戸時代における架空の藩を舞台に、藩主の跡目を決める仕合に挑む少年剣士の物語。
時代劇アクションではあるものの、仕組みとしてはスポーツマンガに近い。大人達から舐めて見られるような子供が、実はすごい実力と才能をもっており、たったひとりで周囲をねじ伏せていく、という展開が気持ちいい。
ありとあらゆる流派の武芸者が集められた藩。藩主は三十一人にもなる自分の息子達に、最強の武芸者を見つけてきたものを跡継ぎとする、と、領内全土を巻き込んだ武芸大会を告げる。
そして、妾腹の生まれで他の兄弟達から疎まれている一人の青年が、若干十四歳でありながら、千人切りの二つ名を持つ最強剣士の息子であり、自身も九歳の頃から負け無しという少年剣士と出会う、てな内容。
1巻目からいきなりの仕合開始となり、序盤からアクションシーンの応酬が楽しめる展開でして、剣術バトルはなかなか読み応えのある作りとなってます。
真実味を重視する剣術アクションのため、無茶なトンデモ剣法ではないものの、身のこなしに実際の剣術が反映されているわけでもないようで。しかし、こう来たらこう、という論理的な積み重ねにより動作と駆け引きが構成されているため、なかなかに説得力はあるんですな。
このへんの読ませ方はスポーツマンガのそれと似通っているところ。
スポーツマンガ的、という言い方をするならば、主人公は「見た目で相手は油断しちゃうけど、むちゃくちゃに強い天才タイプ」でありまして。前述のとおりの説得力のある見せ方、常に余裕のある表情が印象的で、主人公には底知れぬ強さを感じさせるようになってます。
このへんなかなか読ませてくれるんですが、登場人物に人間的な魅力が無いというか……アクションシーンでの立ち居振る舞いと、ストーリーにおける立ち居地と設定はちゃんとあるんですが、キャラクター性が薄いのが気になる。
まだまだ序盤だから、ということなのかなぁ。
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投稿者 bird_chief : 23:26
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2009年08月19日
サマーウォーズを少しだけリアル追体験してきた
「田舎に帰りたくなるショタ映画」ことサマーウォーズを見て。
うちもお盆で一族集まってばーちゃんの家に集まったわけですが。

そういえばうちの田舎、サマーウォーズのあの家族と似ているとこあるなぁ、などと思ったりしまして。
あんなでかいお屋敷ってわけではないけど、広い家は麓を見下ろし緑に囲まれた中に建ってるし。
農家ではあるけど歴史はあるし、鎌倉時代にまでさかのぼるエピソードがあるし。
90歳近いばーちゃんもいまだ元気だし。
盆正月には10〜20人くらいの一族が集まるし。
しかも今年はなおさらに、あの映画をなぞるようなこともありまして。
というのも、先月、うちの妹が結婚しまして。
しかしその式にはばーちゃんは不在だったのですが、このお盆の帰省で妹は夫婦でばーちゃんの元にやってきて。
妹の旦那とばーちゃんとの初顔合わせになったわけで。
ばーちゃんが、「うちの孫をどうかよろしくお願いします」と妹の旦那に両手をついて頭を下げ、
そしてうちの父親はすこぶる嬉しそうに「我々の新しい家族だ!」と言い、宴会が始まり。
食事が済んだら、みんなで甲子園を見て地元校を応援して。
まさにあの映画のあのワンシーンのようで。
そんな光景を見て、
そうか、こーやって家族というのは続いていくんだな、
と思うと、なんだかしみじみと感慨深いものもあったりして。
なんだか無性に、今この時の記録を残しておきたくなり、柄にもなくあたりの風景を片端からデジカメ画像に収めてみたりしました。
以下その画像をつらつらと。



(このカマド、まだ現役)
今年はいい夏だったなぁ。
……俺自身には何も無いのが問題だけど。
投稿者 bird_chief : 23:58
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2009年08月14日
1巻目の「あまんちゅ!/天野こずえ」
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あまんちゅ!(1)/天野こずえ
| オススメ度: | ★★★★☆ |
| 俺これ好き度: | ●●●●○ |
| 万人向け度: | ◆◆◆◇◇ |
| マニアック度: | ■■□□□ |
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)
元気な女の子と美しい海。見ているだけで、なんだかほっとするこの世界!
「ARIA」の天野こずえ新作となる本作。
東海地方にあると思われる、海の町を舞台に、海と潜りが大好きな女の子の送る、学園生活とダイビングのハートフルコメディ。
どんなにスレていても、これをじっくり読めばあらゆる毒気が抜かれてほんわかしちゃう、そんな優しい日常ドラマです。
主人公となるのは、ちょっとばかしアホの子が入った、天真爛漫元気いっぱいのマイペースダイビング少女、ぴかり。
そんな彼女が、高校での新学期、東京からやってきたちょっと内気でおとなしい女の子(通称・てこ)と同級生となり、同時にダイビング仲間となっていく、てな内容。
繊細で美しい風景に、新しい季節、新しい学校。なにもかもがきらきらと輝いている中で描かれる、ほのぼのとした学園生活。
そしてなにより、人生を、この世界を心の底から楽しんでいる主人公がまぶしいですな。
全てを前向きにとらえ、表情豊かに日常を全力で楽しむ彼女達は、さも、「世の中はこんなにもきれいで、素晴らしく、学園生活は楽しいのだ」と謳いあげているようでして。
この人生賛歌が真正面からどかーんと押し寄せてくるもんで、読んでていささか少々気恥ずかしいんですが、ぴかりの全開な笑顔を眺めているうちに、いつしかそんな照れもどこかへ消え、心のモヤモヤ、ギスギス、イライラを全てどこかへ吹き飛ばしてくれるような、そんなマンガとなっております。
なんだか肩の力も抜けるし、さっきまで頭を煩わせていた嫌なことや、気負いや疲れも全部吹き飛ぶような、そんな不思議な作品です。
ゆったりまったりしていながらも、例によってキャラの顔かたちは時おりギャグモードに入るんですが、これが巧い具合に脱力させてくれるし、語られていることの照れ臭さをうまいぐあいに打ち消してくれるんですな。
それにしてもぴかりのコミカルモードは……アホの子そのものだなぁ……。
お話は、ダイビング初心者のてことともに、ダイビングについて学習しつつ潜ることの素晴らしさをセンチメンタルに見せる展開となっておりまして。
仲の良い二人の姿と、随所に登場する正面からの笑顔が随分と印象的でして。
この歳になってこんな青臭いこと言うとは思わなかったが、「笑顔から元気をもらうマンガ」です。
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投稿者 bird_chief : 23:56
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2009年08月13日
1巻目の「かみあり(1)/染屋カイコ」

かみあり(1)/染屋カイコ
| オススメ度: | ★★★★☆ |
| 俺これ好き度: | ●●●○○ |
| 万人向け度: | ◆◆◆◆◇ |
| マニアック度: | ■■■□□ |
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神様達を振り回す、そんなアホの娘が楽しいフシギ日常コメディ
10月の島根県。世間が「神無月」であるところ、出雲の国には日本中からの神様が集まる「神有月」となり、そして文字通り、町中に神様が溢れかえる日常の中で、女子高生二人が愉快に騒動を巻き起こす、というコメディ。
ゆったりほのぼのですが、神を神とも思わない天然娘・幸子さんの姿が楽しくて、ついニマニマしちゃう内容。
「神有月」というわけですが、弁天様の例にもあるように、信仰により異国の神様もやってきちゃう日本においては、現代ではゲームやアニメや漫画のおかげで、世界中の神様が日本に入ってこれるという具合。
おかげで島根県には、名前も無くした土着の神から、有名どころの七福神からビリケンさんから、果てはゲームに出てきた精霊やらソロモン王の魔神まで、実にバラエティ豊かな神様達が集っておりまして。
普通の島根県民は、「触らぬ神に祟りなし」ということで神様とはあまり関わりを持たないものの、大阪からやってきた主人公、幸子さんは、物珍しさに持ち前のお笑い気質も加わり、積極的に怪しいものに近づいていき、そこで一騒動、という感じ。
信仰により異国の神様が日本で変わった姿となるように、ゲームやマンガの影響のせいで、著しくイメージを上書きされた神様達、という設定。大天使はミニスカ魔法少女になり、弁天様はゴスロリパンク少女となり、阿部晴明はなんだか軽薄なちゃらんぽらんに。
が、そういったキャラ立てとして以上に、設定をうまく使いこなしており、そのような背景の中で、神様が溢れる日本の現状を海外の神が不思議に思ったり、ゲームやマンガ等から派生して生まれた「流行り神」を管理する神様達がいたり。話の広げかたがなかなかに面白い。
が、こうして設定を固めながらも、内容は気楽に読めるほのぼのコメディってのがいいですな。
土台を設定で固めたうえでお笑いをやっているので、こう、世界観の輪郭がはっきりしており、箱庭的な面白さや楽しさがうまく出ていると言えるでしょう。
そしてそこまでやっていながら、アホの娘・幸子を初め様々な神様にいたるまで、実にいいキャラが揃ってるんですな。
宗教に対しておおらかな日本で起こる、大変だけれど楽しい日々。
こーいう国に生まれてよかったなぁと思えてくるかも。
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投稿者 bird_chief : 23:46
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2009年08月12日
1巻目の「とんぬらさん(1)/セレビィ量産型」

とんぬらさん(1)/セレビィ量産型
| オススメ度: | ★★★☆☆ |
| 俺これ好き度: | ●●●●○ |
| 万人向け度: | ◆◆◆◇◇ |
| マニアック度: | ■■■□□ |
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)
エロ萌え+ネコ漫画の融合は、なんだかシュール色に染まっていた!
ふてぶてしくて態度がでかい上に、人間の言葉を喋るネコ。そんなとんぬらさんがやってきた、一之瀬家の騒動を描くペットコメディ。ペット主体というよりは、お色気有りの萌えコメディに、ネコのような謎の生物がいる、て感じ。
このとんぬらさんが……「かわいくないのにかわいい」という現実にいそうな風体をしてて、なんだかやみつき。
一之瀬家の末っ子が拾ってきた、一匹の喋るネコ。態度がでかいし生意気な言動だし、なんかおっさんくさいんだけれども、その毛並みで、肉球でまんまと一之瀬家に取り入ることに成功し、謎の一匹+4人のちょっと変な日常が始まる、てな具合。
一之瀬家の面々は、娘思いなんだけれどちょっと怖いくらいに厳しい母親の京乃、ぷにほわ天然でどたぷん巨乳の長女、雛乃。常識人で家族の料理担当でツッコミ役の次女、市乃。そして気が弱くて被害者意識が異様に高く、小さいのに変に自虐的な三女、五月乃。とおりまして。
この4人もかなり個性的。特に母親と三女。
かーちゃん顔が怖い上に娘にも容赦なく手を上げるし……。三女はというと、度を越えて気が小さいため、ちょっとしたことでヤバいくらいに精神的に追い詰められるし……。
まぁそんなキャラだけど、中身はほんわかホームコメディに、むちむちで露出度高めなエロ萌え要素が加わった感じ。
んで、肝心のとんぬらさんですが、これがほんと、「かわいくないのにかわいい」ネコでして。
チェシャ猫を思わせる風貌に、無表情だがなんかムカつく顔つき。体型も太いもんだから見ているだけでイラっと来るし、態度はふてぶてしいが言うことだけはなんだか大物ぶっていて頼もしい。が、おかげで全然ネコっぽくない。
これがこう、カバーの折り返しのとこにある、写真に写った著者の飼い猫なんかがまさにそうなんですが、現実でも見かける、「なんかすげぇ態度がでかいうえにかわいくないツラしてんなぁ」というネコそのものでして。
そーいうネコが言葉を話したら、きっとこんな感じだろう、という内容なんですな。
しかしこのとんぬらさん、ジゴロか何かかというほどの、その毛並みや肉球の手触りは絶品のようで、おまけに尻尾使いも巧みでして。
とんぬらさんをなでるたびにその感触の虜となり、快楽に打ち震える女性陣、とゆー姿が馬鹿馬鹿しくてエロくていいですな。
「人妻がすっかりとんぬらさんの意のままに……!」というようなアホっぽさ。
女性キャラのかわいさだけでも充分成立しているコメディ作なんですが、そこに謎の奇妙なネコ一匹が加わり、ほのぼのしているようでいて、くだらないわエロいわで楽しい作品。
あと随所に散りばめられた小ネタも楽しい。ヤムチャとか。
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投稿者 bird_chief : 23:05
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2009年08月11日
暑くて自家発電
毎日暑いです
暑くてもう何が困るって
PC上でエロ動画再生しようとすると
CPU負荷に伴う発熱に耐えきれずフリーズするのが……
ケースのフタあけっぱなしなのに……
投稿者 bird_chief : 23:51
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1巻目の「痛車でいこう!!/山本マサユキ」

痛車でいこう!!/山本マサユキ
全1巻
| オススメ度: | ★★★☆☆ |
| 俺これ好き度: | ●●○○○ |
| 万人向け度: | ◆◆◆◇◇ |
| マニアック度: | ■■■■□ |
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)
その好奇の目が、むしろ誇らしいのか??
自動車をアニメキャラやなんかのステッカーでデコレーションした、いわゆる「痛車」について、車好きの著者が取材する、てなショートページコラムマンガ。
しかし著者自身にはこの手の「萌え系」による免疫が無いんですが、外からの目でイロ物ルポとして描かれている内容。
各地で名を馳せた高級マシンの痛車やら、競技レース用の痛車やらを取材するついでに、関係者の愛車まで痛車化するというようなルポ系作品ですが、元々が6ページというショートページでの連載なため、内容としても「こんな痛車があって持ち主はこんな人です」というような紹介程度で終わってしまうのは少々あっさりしすぎな気も。
ただまぁ、掲載誌がヤンマガということを考えると、わりと一般寄りで、かつ多少の車好き向けに、「ほらこういう世界が」とお披露目程度の内容になるのもしょうがないか。
そういう外からの目線で描かれ、外側に読ませる内容なので、萌えオタ及びその周辺に対して、少々「ほらイタイでしょう」という見世物的感覚が漂うのも仕方ないところか。
取材対象としては、高級車を痛車にしました、というものはたいていどこかのメーカーやら企業やらのプロモーションの一環として行われているものが多く、痛車専門誌でちらほら見かけたようなものが多いためあまり新鮮味も無く「ああ、あれね」で終わるため、やっぱ愛車が痛車化されてしまったり、編集部の人間のスクーターにステッカー貼ったり、というようなアホやってるネタのほうが面白い。
……が、高級痛車ネタを「ああ、あの雑誌で見たやつね」で済ます奴のほうが少ないと思うんで、このへんは人によりけりか。
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投稿者 bird_chief : 23:44
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1巻目の「渚のハイQ部/胡せんり」

渚のハイQ部(01)/胡せんり
| オススメ度: | ★★☆☆☆ |
| 俺これ好き度: | ●●●○○ |
| 万人向け度: | ◆◆◇◇◇ |
| マニアック度: | ■■■□□ |
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)
女の子なのに女ごろし!そんなあきらちゃんにニヤニヤ!
離島の小さな学校で、ビーチバレーを始める女の子たちのコメディ4コマ。
女子ばかりのビーチバレー部ということですが、当然まともに部活してるわけでもなく、いちゃいちゃほんのり百合テイスト。
よくある萌え系4コマかぁ、と思いつつも、キャラいじりが楽しくてついつい最後まで読めちゃう、そんな感じ。
人口千二百人ほどの小さな島の小さな学校。そこに通う三人の女子が、TVで見たかっこよさにあこがれてビーチバレー部を作っちゃう、というものの、練習そっちのけで海で泳いだり祭りに行ったり、おうちでイチャイチャしてたり、てな内容。
南の島でビーチバレーで女子!ということで水着姿もてんこもり。ひゃっほう。
舞台が限定的でキャラも仲良しグループに限定しているものの、女の子の個性でもってなかなかうまい具合にキャラをころがしており、ネタはほのぼのコメディであっても、それぞれのキャラの些細な動きが楽しい。
巨乳天然娘を中心に、男勝りな元気系で同性にモテるが、実はロマンチストというあきらちゃん。日常会話は腹話術で、無表情で腹黒いうえにスケベ、という亨ちゃん。これにメガネのガチ百合娘も加わりまして。
パターンキャラではあるんだけれど、キャラとしての組み合わせがうまいことマッチしてるんですな。
……しかし、元気な褐色娘ってのも、いいねぇ……。
それにしてもこのマンガ、オビの推薦文を川合俊一が書いてます。……軽く謎だ。いや確かにビーチバレーつながりではあるけれども。
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投稿者 bird_chief : 23:40
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2009年08月10日
1巻目の「青の祓魔師/加藤和恵」

青の祓魔師(1)/加藤和恵
| オススメ度: | ★★★☆☆ |
| 俺これ好き度: | ●●●○○ |
| 万人向け度: | ◆◆◆◇◇ |
| マニアック度: | ■■□□□ |
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帰ってきた加藤和恵の長編新作は、じっくり読ませる王道ファンタジーアクション!
魔神の子供であり悪魔の血を引く主人公が、人間として育ててくれた神父の死をきっかけに、悪魔と決別し、エクソシストになるべく巨大な学園に入学する、というファンタジーアクション。
著者の加藤和恵は講談社シリウスで連載持ってましたが、元は集英社でのデビューのようでして。
いわば里帰りの長編連載となる本作。
ポップな衣装デザインに学園モノ+悪魔とバトルという土台や、親子や兄弟の縁が絡むストーリー。そして能力を秘めてはいるが子供っぽくて喧嘩っ早い主人公と、こうして要素を並べてみると、枠組みとしてはビジュアル重視のファンタジーアクションのそれに近い作品。
ガンガンなんかのスクエニ系が色濃いんだよな。
しかし話の作り方はジャンプ的にクライマックスの連続といったところで、ドラマティックで間延びせず、序盤から飽きさせない作りとなってます。
ショッキングな1話目に、意外性のある2話目と二転三転する話が全体を牽引しているのもいい感じ。
連載初期は世界観の説明や設定の足元固めに終始し、どうしても間延びしがちな月刊連載のファンタジーアクションとは一線を画すところ。
このへんがやっぱ、「ジャンプ」の名を冠する雑誌で月刊連載ファンタジーやってる特長なのでしょうかね。
作画レベルの高さや、シンプルだが心に響くキャラクターの良さについては、前作の「ロボとうさ吉」で証明済み。安定感もあるし安心して続きが期待できまうsな。
しかしあえて厳しいことを言うならば、このままだと「スクエニ系っぽい学園ファンタジーバトル物」そのものなので、なにかしら独自性は欲しいよなぁと。
そのくらいのこと期待してもいい作者だと思ってます。
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投稿者 bird_chief : 23:48
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サマーウォーズはショタ育成映画でした
細田守監督作品、サマーウォーズ見てきました
いやー、おもしろかったなぁ
時かけに比べれば随分と純・娯楽作、という感じで
「時をかける少女」が90点だとするならば、78点、てなところでしたが
まぁ楽しんだ者勝ちな作品でした。そしておいらは充分楽しかった。
ところで
あの映画のメインヒロインは夏希なんかじゃないですよね
もう……カズマきゅんがかわいくてかわいくてもう……!
彼が登場してすぐの序盤では、「一見すると線の細いショタっ子」ということで、「男の子っぽいけど実はボーイッシュな女の子だった」的な展開なのかなー、むしろそうだといいなー、と思ってましたが
この際、男の子でもいい!
と思うくらいかわいかったです。
こう、最初は無愛想なんだけれど、主人公の才能に感心して一目置いたり、バトルで本気になってムキになるところとか、すごくかわいい
ランニングシャツのたもとに空いたスキマからチラチラ見える胸元とか、すごくエロい
俺のことも、『師匠』と呼んでほしい
とかもうそのくらいかわいかった。
立派なショタ好き育成映画でした。
……いや、ちゃんと面白かったですよ?
とりあえず、「今年のお盆は、みんなの顔を見に帰ろう」としみじみ思う作品でした。
投稿者 bird_chief : 01:50
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2009年08月07日
狩り狩り狩りカリカリカリ
MH3やり倒してたので更新さぼってました
今日から通常営業
いつも吸ってたタバコが輸入中止の廃止銘柄となったんで
この際だからと手巻きタバコを始めてみた。
なかなか楽しい。
投稿者 bird_chief : 21:52
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1巻目の「ドクター&ドーター/陽気婢」

ドクター&ドーター(01)/陽気婢
| オススメ度: | ★★★☆☆ |
| 俺これ好き度: | ●●●○○ |
| 万人向け度: | ◆◆◇◇◇ |
| マニアック度: | ■■■■□ |
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女の子+SFギャグとくれば変態エロスと相場は決まってるのだ!
実にマッドなバイオサイエンティストの父を持つ女の子が、その研究の実験台として「生きた貞操帯」を股間に装着されてしまい、その日からなんだかエロい騒動に巻き込まれてしまう、てなギャグコメディ作。
マッドサイエンティストの妙な発明でヒロインがエロピンチに!というノリがなんだか懐かしい。
フェレット姿の生きた貞操帯を付けられちゃった娘さん。
この貞操帯、持ち主の状態と呼応し、危機を察知しては戦闘モードに移行し、主人が興奮状態にあるとやはり一緒に興奮して激しく隆起して……。なんという擬似×××。
で、幼なじみの女の子といちゃいちゃやったり、父親のライバルであるどっかの大企業に貞操帯ごと狙われてしまったりてな具合で、ことあるごとにこの著者得意の、スレンダーでツルツルツヤツヤの少女の肢体がお披露目されております。
股間から触手のごとくフェレットがうんにょろうんにょろしていたり、彼女達を狙う相手もエビ型貞操帯装着してたり、というようなしょーもなさ加減が楽しい。
あと幼なじみのショートカットなボクっ娘との百合エロ展開でニヤニヤ。
古来より、マッドサイエンティストと年頃の娘が一緒になるとエロい展開しかそこには無い、というくらいのコアだけれども横道なパターンながらも、やっぱ楽しいのはヒロイン陣よりもマッド親父のキャラが立ってるからでしょうな。
悪い人ではないし娘思いでもあるんだけど、やることなすことその方向性が大いに間違っている上に倫理観がかなり欠如していたり。
こーいうキャラが暴れてくれるとこの手の作品は面白くなるのだ。
ところで、「股間から生きたフェレット」という設定は、かねてより男性自身をオットセイと称し、マンガとしてそーいうのもあったことへ対する密かなオマージュだったりするんだろうか。
……いやそんな深い意味無いのかもしれないけど。
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投稿者 bird_chief : 21:44
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2009年08月02日
1巻目の「TOKYOBARDO東京バルド/俵喜都/麻生我等」

TOKYOBARDO東京バルド(01)/俵喜都/麻生我等
| オススメ度: | ★★★☆☆ |
| 俺これ好き度: | ●●●○○ |
| 万人向け度: | ◆◆◆◇◇ |
| マニアック度: | ■■■□□ |
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正統派のオカルト怪奇アクション!「東京」は危険な呪術都市だった!
東京に地下に眠る邪神の封印を解こうという野望を食い止めるべく、密教の秘術を用いて闘うアクションドラマ。
新書ノベルのスリラーアクションをマンガにしたような風合。バトル展開と全体の構成がなかなか巧い。
東京の地下に封印された邪神。ある一族が、代々の野望としてその封印を解き、邪神の力を手に入れようとするところ、東京の守り手として闘う封魔師、てな内容でして。
現代東京を舞台に、密教と陰陽道、悪霊や邪神と闘うオカルトアクション作。
主人公の敵となるのが、野望を秘めた人間であり、主人公自身の闘う動機は復讐のため、というあたりがまた、暗い雰囲気のサスペンス劇としても読めるという具合。
アクションシーンはなかなか迫力があり、キャラのポーズとコマ単位での構図がかっこいいため、1巻目ではまだあまり多くないはずの見せ場がけっこう印象に残るようになってます。全体的な作画のレベルも高め。
ただ、ストーリーとキャラとが幾分地味目に感じるのはしょうがないところか。
かっこいんだがちょっと華に欠けるところが。
ヒロインとおぼしきキャラも出てくることは出てくるものの、ストーリーの関わらせ方とキャラの作りをどうするかによるでしょうなぁ。
なんにせよまだまだ序盤なので。
1巻目の印象としては、地味に良いアクション物、てなとこですが、今後しっかり人気を上げてってほしいところ。
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投稿者 bird_chief : 23:49
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