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2009年05月31日

1巻目の「マコちゃん絵日記/うさくん」


マコちゃん絵日記(01)/うさくん
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
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エロは無くともこの面白さ!この人のギャグセンスは本物だ!

小学生の女の子、マコちゃんを中心に、お友達や家族と繰り広げられるアットホーム(?)でちょっとセクハラ気味なショートページギャグ。
ほんわかしたキャラにかわいらしい絵柄、と見せかけておいて、エグい破壊力を持つギャグがたまらん。

 
「小学生の女の子の日常」をテーマとしたコメディ作だけあって、お話の流れそのものはちびまるこちゃんもかくやというくらいにほほ笑ましいものでして。
お友達と仲良く遊んだり、お兄ちゃんと喧嘩したり、家出してお友達の家に泊まったり、性の目覚めがあったり。
が、その話のそこかしこで繰り出されるギャグがいちいちぶっ飛んでおり、ほのぼの展開に気を取られているとボディーブローがゴンゴンと飛んでくるような強烈なインパクトに思わず吹き出しちゃいますな。

が、これだけやっていながら、この人特有のエロネタセクハラギャグはほとんど封印しているのも本作の特徴。…いや、きっついエロギャグあるけれども、これでもだいぶセーブしてるんですよ。
ともあれそのおかげで、一般作として普通のギャグ漫画として読めるレベルになってます。
子供の日常生活にギャグを散りばめ、家族と友達と近所づきあいのストーリーに切れ味のある笑い、という作りは「団地ともお」なんかに近いですな。ギャグとしての特色はちょっと違うけれども。

あとこれ、ホームコメディとしてのほのぼの展開が意外にハマっているのも特徴。
思春期の女の子を主役とするマンガとして、けっこうしんみりしちゃう話もあったりするのだな。
良い意味でふざけたギャグ前回なのに、「あれ?なんかいい話っぽくなってる!?俺ちょっとしんみりしちゃってる!」という驚きがあったのだ。

エロを封じたうさくんがどうなるかなーと思ったものの、充分に笑わせてもらった作品。
特にTシャツネタがヤバい。何をどうしたらこんなの思いつくんだ。「果樹園」とかもう。思い出しただけで笑うわ。
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2009年05月29日

1巻目の「世界の果てで愛ましょう/武田すん」


世界の果てで愛ましょう(01)/武田すん
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
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男でも女でもOK?なバイプレイヤーラブコメ!

真面目で素直な男の子が、異世界からやってきた性ワル王子の手により女の体となってしまい、しかも王子は「嫁にする」なんて言い出すし、実の弟は変わってしまった兄の姿に下心を抱いてしまうし、という性転換ドタバタラブコメ。
男性向けラブコメとして描かれてはいるものの、女性にも読んでもらいたい作品。
…女体化したショタな弟くんが、強引な王子と兄よりかっこいい弟との間で三角関係、とか、…アリでしょ?

 
主人公は一人称が「僕」で、真面目なんだけれど人がよすぎていろいろと苦労しているちびっ子くん。名前は涼馬。
そんな彼に無償の愛を見い出し、女性に変えて自分の伴侶としようとするのは、見た目いい男ですが生い立ちのせいでなかなかひねくれた性格になってしまった王子様。
そして、主人公の弟は、自分の兄より大きく育ってしまい見た目もかなりのいい男。しかし、実の兄に以前からいけない感情を抱いていたのに、その兄が女性になってしまったもんだから大変。
という3人によるラブコメでして。

こうして設定と構造をまとめると、なんか女性向けのマンガみたいでして、そういう読み方もできるんですが、男性向けでもある、という作品。
なんでかってぇと、この涼馬くんがかわいいったらないんだよ。
いろいろと受難体質のようで、周囲から厄介ごとを押し付けられたり、王子と弟が喧嘩したりするそのたびに、ベソかきながら怒ってる様子がいいんですなぁ。
「女になってる」という前提がありながらも、「この際男の子でも…!」と思わせるくらいにかわいいのだ。

話は、なんだかんだで3人が同居して学園生活を送ることになりつつ、涼馬によって少しずつ変わっていく王子と、王子に対して少しずつ心が傾いていく涼馬と、そんな二人に挟まれて悶々としっぱなしのエロ弟と。三者三様の姿をニヤニヤしつつ読める展開に。

読んでるうちにこれはいったいショタBLなのか萌えラブコメなのかわかんなくなってくるんですが、そういった読み手の混乱さえもも楽しめるラブコメ作。
このくらいやってくれると確かに面白いね。
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1巻目の「黎明のアルカナ/藤間麗」


黎明のアルカナ(01)/藤間麗
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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愛は人も因縁も変えるのか?王朝サスペンス&ラブロマンス!

長い間戦争を続けてきた二つの国の、いっときの和平の証として結ばれた王子と姫。それぞれに因縁と心の傷を持ちながらも、姫の存在が少しずつ何かを変えていく、というストーリー。
周りが敵ばかり、という中で気丈に強い姫、というのがかっこいいのだ。

 
小さな島にふたつの国家が興り、200年にわたり争いを繰り広げてきたという設定。
国同士が疲弊した時、しばしの和平を結び、その証しとして王族同士の婚姻が結ばれている。主人公は、その政略的は和平の道具として人質同然に差し出されたお姫様である。

ところがこのお姫様、赤い髪をしておりまして、この世界では差別を受ける下層階級の血が流れているのですな。
元いた国でも、人前から隠される存在であり、新たに嫁ぐことになった王宮でも、迫害を受ける身分でありまして。
夫となる王子も、この姫に対して愛情を注ぐこともなく、単なる所有物としての扱いしかしない、という。
どうしようもないような全方位にがんじがらめな不幸っぷりが痛々しい。
彼女の唯一の味方は、たった一人連れてきた従者であるものの、姫をかばうために色々とひどい目に遭うし。

そしてそうこうしているうちに、姫と、王子と、従者と、そしてこの王家の裏にある人間模様とそれぞれの因縁が見えてくる、という流れでして。
周囲の環境のせいでひねくれた性格となってしまった王子が、弱い立場でも強い心を持つ姫により、少しずつ変化を見せる、という展開に。

陰謀や策略の渦巻く王宮の中での人間関係をドラマとして見せつつ、そこにわずかに輝く光としてのラブロマンスを仕込んでいる作品。
最初からもうあんまりにお姫さまの扱いがひどいんで、読んでて「なんとしても彼女には幸せになってもらわなければ」という気になってきますな。……でもこの先もっとツライことになるんだろうなぁ。

たいていこういうシチュエーションだと、もうちょいコメディ寄りにして、「政治のために結婚したけど相性は最悪なアイツ!…でもなんだか憎めない」というような作りにするもんですが、この作品はそのあたりがかなりシリアスで重たいドラマになってます。
相性が悪いどころか互いに憎みあってるくらいでして。
しかしそんな凍りきった関係が、少しずつ溶け合いわずかでも歩み寄りを見せていく様子が、ほんのささいなシーンでもカタルシスを生むのですな。
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2009年05月28日

ふと思う筋トレ初心者

日々の筋トレを続けて10ヶ月近く経ちました

最近はめっきりデスクワークが中心となっとるんですが

立ち仕事からデスクワークに移ると、
みるみる腹筋がゆるんでいくのが分かる…。

こうして筋トレ続けていても「おなかやばいなぁ」という自覚が芽生えるってことは
世間一般のデスクワークな社会人は相当にアレなんじゃなかろうかと

ふと思いました。

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1巻目の「パーツのぱ/藤堂あきと」


パーツのぱ(01)/藤堂あきと
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
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小さいお店は大変なんです!笑えるのに笑えない、ショップ激戦区・アキバ!

秋葉原に軒を構える、小規模PCパーツショップを舞台とするショートコメディ。
2ページ連載のギャグコメディか、と軽い気持ちで読んだら、思いのほか重くてギスギスした内容に、商売やってる人間として胃が痛くなりそうです…。

 
PCショップの激戦区である秋葉原。そこにお店を出している、小さなPCパーツショップ「こんぱそ」の日常を描くショートコメディなんですが。
最初こそは、一般週刊誌における箸休め的な軽〜いマンガなんですが、エッセンスとして加えられた、実際のお店の営業活動をそのまま載せたようなネタの数々が刺激的でありまして。
表面上はあくまでコメディの体裁をとっているんですが、けっこうえげつないですよ、これ。

競合店がひしめく土地ならではの、他店をいかに出し抜き売り上げを多くするかといった駆け引きや価格競争に、お客の囲い込み。さらには仕入れ元を抑えての商品確保や他店からの人材の引き抜きなどなど…。
この時点で、こーいうのを真正面から堂々とマンガのネタにしちゃうのはどうよ、と思うものの、そこに来てさらに秋葉原という激戦区。規模のスケールが違うというか…。
10円、50円単位での値下げ合戦に、100や200という数での売れ筋商品の奪い合い。さらには、正面のお店と共謀してのフライング販売まで…。
狭い土地にライバル店がたくさん、という土地ならではの、生き残りを賭けた熾烈な争いが見えてくるわけですよ。

そのうちこーいった側面でのドラマ作りが主となってくるようでして、序盤では律儀にオチを付けていたのが、段々と長編化するようになり、お店ごとの勢力図の塗り替えや閉店に買収といったような、なんかドロドロとした展開に。
確かにこれはこれで面白いんだけれども、書いてあることがいちいち「あー、これどこかで実際にあった話なんだろうなぁ」と思わせるため、ピリピリとした緊張感に満ちたストーリーになっています。

…私も店員やっててそこそこ経つんでね、マンガの中の事として読めないですよこれはもう…。
「うわー、俺絶対こんなところでお店やってられないよ!地方でのんびりやってるほうがいいよ!」と言いたくなってきます。
同時に、「なるほどこういうこともやってるのか」というノウハウを見つけたりも。
ますます、「おいおいこれ堂々と載せていいのかよ」と言いたくなりますね。

テーマがPCの自作パーツの専門店、というえらくマニアックなのはしょうがないんですが、さらっと読めるギャグコメディでありながら、カネと商売のドラマとしてなかなか読み応えのある作品です。
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2009年05月27日

1巻目の「Valkyria−ヴァルキュリア−(01)/田中克樹/爲我井徹」


Valkyria−ヴァルキュリア−(01)/田中克樹/爲我井徹
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●○○○
 
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まっすぐで揺ぎ無い!騎士道ロマンの幕開け!

中世ファンタジーな世界を舞台に、蛮族の子に生まれながらも騎士道を貫き、失われた伯爵家の再興を目指すヒロインの活躍を描く、アクションロマン作。
きりっと真面目な印象のファンタジー作。
こーいうまっすぐなファンタジーがコミックとして読めるというのは、やっぱ原作付きというのが大きいね。

 
ヒロインは、美しい金髪をひるがえらせ剣を振るう、誇り高き騎士。
しかし、その金髪は蛮族の血が流れていることの証であり、しかもその蛮族により土地を荒らされ、貴族としての地位も凋落してしまっている。
そんな彼女が、騎士とは名ばかりの悪党どもを凝らしめつつ、従うべき新たな主を求め旅を続けている、という設定。

そんな彼女の、騎士としてのかっこよさと美しさが存分にアピールされた作品でありまして。
民衆を虐げ非道に手を染め、貴族の誇りを失った悪党どもを打ち倒す姿が気持ちいいっすな。
あと、作画上の特徴として、衣装の多い西洋ファンタジーであっても、主人公の女性としての色気がばっちりなのも良いっすな。
なんちゅうかこう…エロいのだ。

ストーリー展開はかなりシリアスで、奴隷のように扱われる蛮族達の血と、女だてらに騎士として生きる辛さの中でドラマが展開される作り。
けど重苦しくならないのは、やっぱヒロインの魅力でしょうな。キャラの性格も作画のうえでの容姿も、美しい主人公です。
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2009年05月26日

即座にDLしました。マッスル行進曲

局地的に話題を振りまいたバカゲー、「マッスル行進曲

本日配信しましたので、早速あそんでみる

つまるところ「赤あげて白さげて」なのですが、シビアなタイミングとフェイントの見極めを要し、なかなかやりごたえがある。
なんか気付いたら真剣にリモコン振ってるし。けっこうムズい。

プロモはこちら
Youtube版
ニコニコ版

あとこれ、プレイ中のBGMとなる挿入歌が、お馬鹿なのにポップで良いのですが、曲単体で手に入らないかなぁ

投稿者 bird_chief : 22:18 | トラックバック
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1巻目の「でらぐい(01)/望月和臣」


でらぐい(01)/望月和臣
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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食うだけでいいなら入部希望です!大食い学園ドタバタ4コマ!

毎回あちこち出向いてはなんやかんやと食いまくるという部活動学園コメディ。
料理というんでなく、その時ごとの場所にまつわる食事でネタやってるわけですが、まぁ「食」はテーマ縛りのための要素でして。非常に賑やかな4コマとなってます。あとたまに入るセクスィーなネタがいいっすな。

 
とある女学院にて、物凄い大食いを見込まれ「でらぐい部」へ入部することになる主人公がおり。
このでらぐい部、部長は頭脳明晰天才なんだけどレズで変態。普段はちんまいマスコットキャラみたいなんだけど、変身したり電力供給したりとロボ的な娘やら。
謎の四次元ポケット的な何かを持つロリっ子とか。さらには顧問は爆乳スケベ男好きだったり。色々とバラエティ豊か。

全編にハイテンションでノリが良く、頭身の低いキャラによるゴチャゴチャっとしたドタバタ劇。
もはや「食事」っつー作品の前提となるテーマも無視して突っ走るような勢いが楽しいですな。
明確な強みとなる要素はこれといって無いけど、ざざっと読む分には充分面白い4コマ。
アクが強くて印象的なキャラにぐいぐい引っ張られて読めちゃう感じ。

あとツンデレ縦ロールのお嬢様風風紀委員がいい味出してるよなー。
でらぐい部を注意しようと登場するものの、出てくるたびに部長のセクハラの餌食となりおっぱい揉まれる、という。
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2009年05月25日

1巻目の「ぢごぷり/木尾士目」


ぢごぷり(01)/木尾士目
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
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美少女姉妹が育児に奮闘!……と思ったら、めっちゃダーティーで重いドラマに…。

子供を産んだばかりで、病院から帰ってきた一人の女性。横には双子の妹。
小さなアパートの一室で、姉妹の育児が始まるものの、悪戦苦闘でトラブル続き。
…しかし気を休める暇も無い状況に、徐々にドラマは笑えないようなことになってきて…。という育児ドラマ。
おいおい、ついに萌えで育児マンガかよ、という油断を横からぶっ飛ばすような鬱展開が重苦しい…。
でもこれ、一体どういうマンガにしていくつもりなのか、目が離せないんだよなー。

 
主人公は、この間まで高校生だった18歳の姉妹。姉が子を産み、妹も一緒になり、周囲に誰の助けも無い、姉妹だけの子育てが始まるわけでして。
おっぱいのあげかた、おむつの替え方、ひとつひとつに苦労しながら、大事に大事に赤ちゃんを守っていく。…はずが…。
眠れない、休めない日々にだんだんと姉のほうに疲れが溜まり、日に日に顔はやつれ、考えてはいけないようなことまで口走りだし、序盤のコメディ展開が一転、重苦しいドラマとなっていく作り。

著者自身の子育ての体験がベースとなり、「あくまでフィクション」とすることで、そこらの育児エッセイやらでは絶対に描かれないような、ドロドロとした生々しさが充満しております。
子供の世話で一晩中眠れない母親が、溜まりに溜まったストレスの果てに吐き出す暴言の数々が、もう、背筋がゾクゾクするほど恐ろしいですな。
子育てとはこんなにも地獄だったのかと。

と、読んでいくうちに、徐々にこの姉妹と若い母親の不自然さに気付くわけでして。
初めての子育てって、お母さんのさらに親御さんと一緒になってやるもんじゃないの?とか。
この姉妹、既に親元を離れて暮らしているし。その親も、とうとう出てこないし。そもそも、この赤ちゃんの父親は一体…?
などなどの疑問が渦巻くところで、2巻へ続くわけでして。
このへん、ややこしい事情と重た〜いストーリーが容易に想像付くだけに、この先読むのがツライかもなぁ、なんて思ったりも。

かわいくて可笑しい、だけでは済まない、苦しくてほんとに大変な育児マンガ。…育児マンガだ、と思って新米母親もしくは母親予定の人に与えたらいけないよな、これ。
あとこれ、なんかファンタジー設定も持ってるようなんですが、ほんとこの先どうするつもりなんだろ。
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2009年05月24日

まんたんブロードにも載りました

先日、まんたんウェブのコラムコーナーにお手伝いしましたと書きましたが

紙媒体のほうにも掲載させていただきました
先日から配布始まった、まんたんブロード59号です

もしどこかで見かけたら手にとってみてくださいな

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1巻目の「LOVE SO LIFE/こうち楓」


LOVE SO LIFE(1)/こうち楓
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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子供好きの女の子がかわいくないわけがない!

保育士のバイトをしている高校生の女の子が、ある事情を抱えた小さな双子の専属のベビーシッターとなり、やがて家族同然の付き合いの中で育ての親とも絆が生まれてゆく、というハートフルラブコメ。
小さな子供に好かれる女の子の微笑ましさが全開で、こっちも思わずにこやかな笑顔になる作品。

 
泣かせの要素を持つドラマとして、主人公の女の子は両親がおらず施設育ちであったり、双子のほうも母親は他界し、父親は蒸発中という重い設定があり。
このへんの同情を誘う作りが、あざといなーと分かっちゃいても、やっぱ心を打つんだよなぁ。ニクイぜ。

ラブコメの側面として、蒸発した父親の代わりに双子を育てるイケメンアナウンサーがヒロインのお相手となるものの、彼の印象がちょーっと薄いのは気になる。
「小さな子供のお父さん役として苦労している」という前提があるため、どうしても「いまどきのかっこいい男」としての個性が与えづらいのかもなぁ。変にアクを付けようとすると、父親失格なキャラになっちゃうしね。

ともあれ、「子供と女の子」の漫画としては心温まる良い漫画でして。
わがままを言ったりむずがる双子に対して、子供の目線になって優しく上手に接してあげるヒロインの姿が母性的な良さがあり、男として惹かれるものがあるんですなぁ。
そして、そんな生活を通して、主人公が憧れていた「家族」のぬくもりと大切さを手に入れる、という展開がなんともほっとさせてくれます。

これが著者の初コミック作ということですが、今後の活躍が充分に期待できる作品。
枠組みだけでないキャラの良さが出していければ、人気も出そうですな。
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2009年05月22日

酒とアブラと自転車と

休日前の夜

ブルーシートを張った部屋の中に自転車あげて整備する

油で黒く汚れる手と、ガシャガシャ鳴る工具と

ニコニコから作業用BGMがんがんかけつつ

焼酎をロックでがんがんあおって

超・楽しい週末

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1巻目の「いちばんうしろの大魔王/水城正太郎/伊藤宗一」


いちばんうしろの大魔王(01)/水城正太郎/伊藤宗一
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
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魔王候補は恋と色気と大バトルで!

魔法が当り前に存在する世界の魔術学院を舞台に、将来の職業適性が「魔王」であるとされてしまった主人公が、ラブコメにお色気イベントに魔法バトルに、という作品。

 
真面目で他人に優しく、将来は司祭になりたいと考えている主人公。しかし魔術学院への編入初日に、なるべき職業は魔王であると診断されてしまう。
んでクラス委員のツンデレサムライ女子からは誤解され、監視のために女性型アンドロイドもやってくるしで、気付けば女の子が回りにいっぱいで。
しかし制御しきれない強大な魔力で周囲に騒動は起こるし色々とエロいイベントもありつつ。てな具合でして。

作画の質がなかなか良いし安定感あるなぁと思ったら、原作ラノベのイラスト担当がそのまま漫画描いてたんですね。納得。
性格設定や個性の打ち出し方自体はわりかし定番のパターンに即したものになっているのに、序盤からちゃんとキャラの魅力が伝わってくるのは、絵師のレベルの高さがなせるワザですな。

ストーリーとしては、いろいろと背後にチラチラ伏線を垣間見せつつもあくまで学園コメディとして展開しており、1巻目の最後で長編展開をほのめかす作り。
話としては始まったばかりなので、キャラと舞台と設定の基礎を固めてる段階ですな。

全体的に作画とキャラと話の作りがバランス良く、器そのものはよくあるファンタジーラブコメなのに、しっかり印象に残る出来映え。
ぱっと見て「これ俺好きそう」と直感で手にとっても、後悔はしない作品でしょう。
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2009年05月21日

1巻目の「いつわりびと・空・/飯沼ゆうき」


いつわりびと・空・(01)/飯沼ゆうき
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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汚いヤツ、外道なヤツをウソで成敗!

人が人を騙し合う世の中で、傷つき苦しむ人々をその「嘘」で救ってゆくというアクション活劇。
出てくる悪役がひどい分、そいつらをこてんぱんに打ちのめすカタルシスが爽快。
「問答無用でこいつは許せん」という悪の存在はやっぱでかいね。

 
日本の戦国時代か江戸時代か、とおぼしき舞台。
主人公は孤児であり、とある事情から嘘ばかりつくようになってしまておりまして。
そんな彼が、大切なものを失ったことから自らの生き方を見直し、自らの「嘘」で他人を救う旅に出る、てな内容。

根っこの部分はアクションバトル漫画ながらも、「嘘」による裏のかきあい、騙し合いによりロジカルに駆け引きを展開させ、スカっとスマートに勝ち方を見せる感じ。
ドラマ部分はとにかく、善良な人が徹底的にひどい目に遭い、これはもうかわいそうすぎるだろうというところで主人公が気持ち良く悪を退治する、てな流れ。
「正直なばかりに、悪いやつの食い物にされる人々」というところが「タメ」になってるんですが、これがもーあんまりだというくらいにヒドイ話ばっかりで。軽くウツになるくらい…。
最初の坊主しかりタヌキの親子しかり。

この悪役の非道っぷりと、ムゴい鬱展開があったればこそ、主人公の活躍が際立ってくるというものなんですが。
…でもやっぱ凹むなぁ…。救われるようでいて救われていない、というところが、後味にちょっとした苦味を加え、単なる勧善懲悪ではない印象にしています。

1巻目終盤ではレギュラーキャラとなりそうな登場人物も増え、今のところ読み切りエピソードを重ねているだけですが、ここから長編としてどうもっていって主人公のキャラをどう立たせるかがポイントか。
ちゃんと読めるドラマとなっているだけに、ここから華が欲しいかなーという感じ。
あと子ダヌキがめちゃくちゃかわいい。
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2009年05月20日

1巻目の「はじめてのあく/藤木俊」


はじめてのあく(01)/藤木俊
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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同居人は悪の科学者!”逆”押しかけラブコメギャグ!

ごく普通の女の子の元へ、悪の組織の一員で改造手術大好きな科学者、という少年がやってくるというギャグコメディ。
なんでもありなドタバタ学園コメディの体裁を取りつつ、なんでもかんでも振り回されっぱなしなヒロインの女の子がかわいいねぇ。
ひどい目にあう女の子って素晴らしい(ヒドイ)
「こわしや我聞」好きだったので、著者の復帰は嬉しいなぁ。

 
主人公は高校生の女の子。小柄だけど運動神経が良く、サバサバした外見に似合わずこっぱずかしい乙女ちっくな趣味を持っていたりする。
そんな彼女の元に、元・悪の組織の科学者であるという男の子、ジローがやってくる。
強くて天才なんだけれども、物言いは偉そうだし考え方も悪役そのもの、な彼が色々と騒動を振り撒くものの、迷惑なんだけれどなんか憎めない。そんな同居生活が始まる、てな具合。

単行本の著者の弁にあるように、「さえない男の子の家に、かわいい女の子が来る」というパターンの逆を行き、「やっかいな男が女の子の家にやってきた」というシチュエーション。
謎の発明や謎の科学が飛び出し周囲は大混乱、という典型なんですが、その騒動の原因たるジローの個性が毎度毎度はっちゃけていて楽しい作品。

傲慢な性格の悪役っぷりなだけあり実力もかなりあり、黙ってればかっこいいのだが、基本的にバカでやることなすことメチャクチャで、しかも怒ったヒロインから制裁を受けようがまったく気にしない、というナイスガイ。しかしヒロインのことは「いい素材だ」と改造の相手として見ていながらも、ラブコメ展開にもまんざらではないご様子で。このへんがニヤニヤ読めていい感じ。
「逆のパターン」というだけあり、ジローのキャラの立たせ方は完全にラブコメヒロインのそれだよな。

ところで。なんかこれ全体的に既視感があるなーと感じてたんですが…。

・女の子の元にやってきたとんでもない男が、日常に騒動を振り撒く
・振り回されっぱなしな女の子には、時にお色気ハプニングも
・男は強くて頼もしいが、社会常識は著しく欠落している
・笑顔が凶悪で、常に高笑い

…あ!
コガラシさん!コガラシさんじゃないか!
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2009年05月19日

1巻目の「ゴーイン!!マイクック/後藤羽矢子」


ゴーイン!!マイクック/後藤羽矢子
全1巻
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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料理で夫婦円満?笑えてためになる家庭料理コメディ!

お料理大好きな新婚の奥さんと、料理下手なのに料理研究家やってるお隣さんを中心に、家庭料理と夫婦の暮らしとご近所づきあいを描くコメディ4コマ。
基本的にお笑いなのに、なんだか変なところで妙な説得力があり実践的なのが楽しい。あとほんのりエロい。

 
主人公の小宮さんは新婚で、料理には目一杯手間ひまをかけるタイプ。お隣の八島さんは、奇妙奇天烈な料理ばかり作るが、肩書きは料理研究家。
そんな二人を中心に、団地に暮らす近所の若奥様達を集めて今日も料理のお勉強、という内容。

料理コメディながらも、テーマを家庭料理に絞り、なおかつそこに料理を食べる同居人、つまり夫との日々の暮らしを織り込み、さらにはご近所付き合いの中での、それぞれのご家庭の夫婦生活の比較がネタになる感じ。
よその夫はこんなだけどうちの夫はこんなで、というような井戸端会議の雰囲気ですが、その奥様たち、ご主人たちの姿が、いかにもどこかにいそうな親しみやすさを持ちながら、コメディの登場人物としての個性もあるのがいいですな。
色んな夫婦のパターンそれぞれに、料理を巡るちょっとした話があるため、ご近所付き合い料理コメディというモチーフにもかかわらず、けっこう描かれる内容には幅がある印象。

あとはこの作者の特徴として、アダルトなHネタもあるんですが、これもクドくなく控えめにささやかに、夫婦生活コメディの延長線上に組み込まれるため、ほどよいアクセントになってます。
そんなに過激なわけでもないんだけれど、ラブラブな夫婦生活の中にちょっとしたエロがある、というだけでニヤニヤ読めちゃうんですな。
「こっち方面は手を抜くんだ…」というセリフには思わず吹いちゃいましたが。

料理漫画としのて側面では、実践的ながらもレシピ並に活用できる、というほどでもないので。あくまで「料理ネタのコメディ」というくらいで。
けど料理研究家と創作料理もけっこう出てくるため、どんなんだろかと味が気になるくらいには料理マンガやってます。

かわいらしい絵柄でラブラブカップルでほんのりエロくて、というコメディ4コマ。軽く読むにはちょうどいいです。
まぁこの人の作品ならそうそうハズしはしないです。安定感あるよなー。
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

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2009年05月18日

ネタ無いのでグチ

Yahoo!BBをいよいよ解約しようということで
手続き方法について調べてみたが
これがクソめんどくさい

・解約には、手書きの手続き書を送らないといけない。
・手続き書をもらうには、ソフトバンクに電話しないといけない。
・この電話、18:00までしか受け付けてくれない。
・手続き書がソフトバンク側に届いてから、解約手続きが開始される。
・届くのが遅くなり月末を過ぎたら、翌月末の解約になる。
・日割り計算はしてくれない。きっちり月末まで一ヶ月分徴収。

んで、解約後にレンタルモデムの返却もあるんだが、
これまためんどくさい…。

NHKやらNTTですらもうちっとマシだぞというくらいの対応だなぁ。

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2009年05月15日

1巻目の「眠り姫のはぐはぐ/小谷あたる」


眠り姫のはぐはぐ(1)/小谷あたる
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)

子持ちの独身男と14歳の姪っ子と…。え?なんかいい感じだけどマジでか??

ある一人の小さな女の子をきっかけに、十年ぶりに出会ったおじさまと姪っ子との、どこかズレていながらもにぎやかな同居生活を描くハートフルコメディ。
元気なんだけどいろいろと大変な姪っ子の様子見てるだけで楽しいのう。

 
主人公は14歳の女の子。
3ヶ月前、彼女の叔母が無くなり、その娘である5歳になるイトコを主人公の家族で預かり、一緒に暮らしていたのですが。
父親のことが恋しくなったイトコを連れて、その叔父さんのもとへやってくる、という話。

実は主人公、このおじさんに少なからず憧れを持っておりまして。
ところが10年ぶりに会ったおじさまは、見た目こそシュッとしてなかなかいい男なのに、無愛想で暗いし近所付き合いにもちょっと難があるようでして。
また、家族の元に預けっぱなしだった自分の娘の扱いについても腑に落ちないところがあるようで。「これは何か良くない」と思い立った彼女は、おじさまの元に残り一緒に暮らすようになるわけでして。

世話焼きなんだけれどもまだまだ子供でちょっと空回り気味な14歳の少女と、妻を亡くし何か心に抱えたままのおじさんとの、にぎやかな日々と交流と、おじさまの戸惑いと変化を描くというわけなんですが。
なんかこう、構図だけ見ると「14歳の少女に癒しと救いを求める、子持ちのおじさんの話」でありまして。え?それでいいんか?と困惑してしまった。
しかし、突如やってきた、ずっと年下であるはずの姪っ子の言動に、このおじさまが母性にも似た何かを見い出しているのは間違いないわけでして。
そのへんが、独特な作品の雰囲気となっていて、恋愛感情とも家族の絆とも違う別の何かを感じるのですな。
最初はそこを見誤って「あれこれロリコンの話か?」と思ってしまった。

一見シンプルなコメディドラマのように見えて、親と子の話であり、一人の男性が負った傷とそこからの再生の話でもあり。さらりと読めたつもりが、色々と複雑な感想を抱かせる作品です。
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)

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2009年05月14日

我が目を疑った、「自動車税をおさめ隊」のその後

帰宅してPC付けて、
ここんところチェックしてるヤフオクの出品物を今日も確認、と
ヤフオク覗きに行ったら

!?

えええええええ!?

なにしてんのうちの県は!
これFlashでばりばり動いてたよ!?
ここの枠の広告費、かなりかかるはずなんだけど
一体いくら使ったんだよ
恐ろしや鹿児島県・・・

ところで
最近はWeb広告も、閲覧者の接続元の住所から表示内容を変化させるくらいのことはやってますんで
ひょっとしたらこのWeb広告、鹿児島県からの接続じゃないと見られないかもしれないですね。
ある意味、レアなご当地もの。
(このへんの技術の応用っぽいですね「ヤフー 選挙向け広告サービス エリア・年齢特定、投票促す」)

…まさか、まったく関係のない他県からの接続でも見えたりはしないよね??
もしそうだったら、まさに費用の無駄遣いなんだが…。

需要があるかは分からないけど、「どんなだったか見たい!うちじゃ見えない!」
という人のために、以下の追記部分でFlash表示のスクリーンショット貼っておきます。

 
全部で5カット

以上です。
実際のページ上での表示はFlashなので、もちろんこれが動いてるわけですが
まぁそこまでグリグリってわけでもないです。

それにしても、大手のWebページで地方公共団体がFlash広告うつなんて、他にあったのだろうか。
なんか色々気になるなぁ今回のこれは。

投稿者 bird_chief : 22:42 | コメント (5) | トラックバック
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1巻目の「きみといると/かがみふみを」

1巻目の「きみといると/かがみふみを」


きみといると(1)/かがみふみを
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)

見ていて悶絶するような!甘くてカワイイ恋のお話!

お腹を壊してトイレを求めて駆け込んだ喫茶店の、バイトの女の子とどーにかして仲良くなろうというラブコメ作。
なんかもう見ていて悶絶しそうなくらいに甘くてウブで純情で。でもだからこそ、てのはあるよなぁ。

 
あるきっかけで知り合った、喫茶店の女の子。もう一度会いたいな、と喫茶店に通ううちに、少しずつ言葉を交わし、やがて名前を知り、一緒に出かけるようになり、という進展をじっくりと描く内容でして。会話の積み重ねと互いの気持ちの変化をなによりも重視し、シーンを積み重ねる話であるため、相手の名前を聞き出すだけで2話も引っ張ると言う純情プラトニックぶり。

声をかけようかどうしようか、何を喋ったらいいのか、どうしたら気に入ってもらえるのか、そういったことをいつまでもいじいじうじうじ悩みながらも、一歩ずつ仲良くなっていく二人。このじれったさと甘酸っぱさは、読んでるこっちが恥かしくなってしまうほどなんですが、こう、「うわー、うわー、見てらんねー」と読んでるうちに、微笑ましく見守る心境でニヤニヤしてきちゃうんですな。

しかしほんと、このような今どき少女漫画誌でもやらないような、子供っぽくかわいらしい恋の話が、萌え系専門誌で載ってるってのはつくづく面白いですなぁ。
少女漫画と違うのは、主観が男の子のほうにあり、イケない妄想で頭をもやもやさせたり、女の子も妙なエロさがあったり。プラトニックなんだけれどもその先にある「性」を意識させる点ですね。
まぁもともとこの作者は成人向けの人だし。

恋愛話というのは、お互いの心の変化とドキドキする気持ちがあれば、変にドラマチックな展開などいらないんだなぁと思わせてくれる作品。
オトナになって読むと「うひゃーむずがゆい〜〜、恥かしい〜」と悶絶しつつも、でもやっぱり、ほんとはこういうのがいいよね、としみじみ読める恋愛コメディ。
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)

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2009年05月13日

ドリフと島津

平野耕太の新連載『ドリフターズ』がメチャメチャアツい

そうそう、こないだ出たアワーズ最新号のヒラコー最新作の第1話
主人公が島津なんだよね。
「島津なんですよフフフ」という情報を少年画報から受信していたので、
鹿児島県民としてはやらねばなるまい、ということで
この第1話掲載のアワーズ最新号、コーナー作って展開してます。

しまった写真の一枚でも撮ってくるんだった。

しかも島津豊久なんだよなー

投稿者 bird_chief : 23:37 | トラックバック
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2009年05月12日

1巻目の「レイン/住川惠/吉野匠」


レイン(01)/住川惠/吉野匠
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)

この安定感は大作の予感!人気ノベルのコミカライズは伊達じゃない!

剣と魔法の世界を舞台に、とある大陸で起こった国家間の戦争の中で活躍する、一人の若き将軍の物語。
ファンタジー物として硬派な印象ながらも、かなり入り口を広く取った内容。読みやすいのはいいことなので今後のストーリー展開だけが心配になりそうですが、原作が人気小説なのでそのへんは杞憂でしょうな。

 
とある大陸を巡り、侵略を繰り返す大国があり、その矛先となる小国の、一人の将軍が主人公。
まだ若い彼は自らを天才剣士であると謳い、どこかつかみ所の無い性格であり、仕える王に対しても遠慮の無い進言をし、そのうえ女好き。
そんな彼と彼の国に、いきなりピンチが訪れる。てな1巻目。

ファンタジー設定の中で展開される大河ロマンといった印象で、話のモチーフとして戦争や軍団、軍事物の側面を持ちつつも、主人公を中心とする人物ドラマの趣が強い。
設定やバックボーンもいろいろと垣間見えてはいるものの、まだまだ物語としては序盤であるため、その全容はまだまだ見えそうも無いですな。このへん、先の期待につながるだけの出来ではあると思います。

器だけ見ると、よくあるファンタジー漫画なんかなぁと思わせといて、キャラクターの配置とストーリー構成はしっかり読ませる作りになっているだけに「ああ原作おもしろそうだな」とそそる作品になってます。
まぁ元が長編なので、じっくり気長に付き合うつもりで、2巻3巻と読んでいく必要はありますな。
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)

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2009年05月11日

お手伝いのご報告

先日から、直接の依頼を受けまして
まんたんウェブ内の「はじめの1巻」コーナーコラムにて、
ちょっとお手伝いしてます。
いちおう報告。

投稿者 bird_chief : 23:23 | トラックバック
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1巻目の「平安Haze/堤抄子」


平安Haze(01)/堤抄子
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)

おとぎ話と歴史上の人物が融合!ニヤリとしちゃうアレンジが楽しい平安伝奇アクション!

平安時代の京都を舞台に、おとぎ話と同名の人物が、自らのおとぎ話に準じた活躍をする、という和風オカルト活劇。
静かな印象ながらも、ツボをおさえた設定とキャラクターの立ち回りとが「おっ、そう来たか」と面白い作品。

 
桃太郎や金太郎といった登場人物が、今日の都にて安倍晴明や紫式部と出会い、怪異を退ける、という内容でして。
むかし話の登場人物がそれぞれにアレンジを加えられ、実在した歴史上の人物と関わりを持つようになるんですが、このアレンジ具合がなかなかに絶妙。
桃太郎は、三匹のお供ならぬ式神を用い、金太郎は源頼光の配下に付き、浦島太郎は時を越えた先で○○○○となり、紫式部とかぐや姫が友達同士だったり。

このあたり、「むかしばなし」の範疇におさまらない、伝奇伝承としてのお伽噺を巧みにストーリーに取り込んでおり、さすがに掲載誌が「怪」なだけあるなぁと感心。
そこからさらに、架空のキャラも実在のキャラもごっちゃにして、それぞれのモチーフをうまく組み合わせてドラマを展開させており、「あ、あの話がこうなったか」とか「あれはここにつながるのね」と工夫にいちいち感心してしまいます。

伝奇アクションファンタジーでありつつ、様々な伝承をうまく取り込むことにより、設定と世界観に重さと説得力が生まれ、見た目よりもずっと深みのある漫画です。
まさにこれぞ和風ファンタジーと言うべき、歴史好き、妖怪好き、伝奇好きを唸らせる一品ではないかと。
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2009年05月10日

鹿児島県の納税課がやってくれたようです

「自動車税を納め隊」
http://www.pref.kagoshima.jp/kurashi-kankyo/zei/info/noukinai.html

鹿児島県の自動車税、納税促進ポスターのキャラが話題に−無題ブログ

うわこれ普通に町中で目にしていたんだが
鹿児島だけだったのか

投稿者 bird_chief : 23:41 | トラックバック
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1巻目の「合法都市/東條仁」


合法都市(01)/東條仁
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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これが男のアクション!ノワールロマンの幕開けだ!

油田の発見とそこで産まれるオイルマネーにより、法の及ばぬ巨大都市へと変貌した「合法都市」を舞台に、都市の頂点に君臨する一人の男を追い詰めようとする潜入捜査官の物語。
和風ノワールのアウトローアクションの正道を行くような内容。設定からして浮ついているようでいて、どこか懐かしい雰囲気も。

 
油田が出たことにより、田舎町が一気に大都市へと変貌し、オイルマネーを手にする企業とそのトップに立つ男が全てを支配している、という設定。
企業の社員により「治安維持」が行われ、都市と企業を脅かすものは国家権力だろうと排除されてしまう街。そこで、「社員」として振舞いながらも捜査を行う男が主役。
設定としてはとんでもないんだけれど、ディテールと状況の作り方で説得力を持たせてアクションロマンやるのが得意なんだなぁこの作者。前もそんな感じだった。

「企業が支配する街と、そこにたった一人で挑む捜査官」ということですが、雰囲気としては昔の香港映画を見ているような気分にさせられます。マッチ咥えてるし。
日本のヤクザ映画でもなく、ハリウッドのドンパチアクションでもなく、大仰でちょっと無茶な舞台設定の中で、人間くさい登場人物達が泥臭く感情むき出しで大立ち回り、という感じがね、こう、香港映画だなぁと感じてしまったわけで。

主人公のキャラも、行動力と正義感に溢れ、クールな熱血漢、という男らしさがいかにもそれっぽい。「社員」としての昇進祝いにあてがわれた女性に対して、一晩中触れもしなかったりとか。
こーいう主人公も最近あまり見ませんが、かっこよさのひとつの答えとしては大いにアリですな。
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投稿者 bird_chief : 23:36 | トラックバック
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1巻目の「生徒会の一存/10mo/葵せきな」


生徒会の一存(1)/10mo/葵せきな
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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ゆるゆるだらだらしょーもない、そんな生徒会に参加したい!

美女+変態脳男子で構成された生徒会を舞台に、学園とか生徒会がどうのとか一切関係なくネタ話に花を咲かせる、という放課後学園コメディ。
美少女ゲームなどの日常パートにおける会話シーンとでも言ったような展開が延々と続く、キャラ同士のお喋りコメディ。

 
放課後の生徒会質で、学園と生徒会のあり方を話し合ううちになんだか全然関係の無い話題を続ける、といった内容。
会話シーンにより構築されるキャラクターの個性と、人物同士の関係性を重視しているため、ぶっ飛んだ会話のようでいて、かなり予定調和的。
多分にメタ的な視点とパロディが散りばめてあるものの、それによりギャグを成立させると言うよりは、それさえもキャラクターの調和の中に組み込まれている、という構造を持っていまして。
このへんが、「本筋と関係のない会話シーンだけを抽出している」と感じる所以。

会話シーンだけ、とは言っても、もはやその会話の中身自体もあんま意味を持っておらず、どうでもいい話をゆるゆると、予定調和的に繰り出される空気そのものを感じるマンガになってます。
まぁこまかいことは気にせずに女の子カワイイ、カワイイ、と思って読むマンガ。
ただ、ストーリー性の無い会話劇となると「4コマでやれ」と言いたくなるものの、話としての起伏を無さを補って余りある絵の力があるもんで、ついつい読んじゃう感じだなぁ。
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2009年05月09日

マスコミ不信は若い世代だけのものじゃないのかも、という話

休みを利用してちょっくら親のところに帰っていたときのこと
うちの親父は元教員なもんで、普通の会話が気付いたら教鞭をふるう指導モードに入ってること多いんだが
その調子で、突然に、

「世界中が不況になった時、日本は凄い円高になった」
「これは日本にそれだけ価値があるということだ」
「でもそういうことをニュースではどこも言わない」
「政府の揚げ足をとってばかりだ」
「今もうマスコミはどこかおかしい」

なんてなことを語り出したのである
これには驚いた
うちの父親は教職員を定年退職して60過ぎである
教員としては、若い頃は確か日教組にもいたことがあるはずで
おいらが特に「ネットでこういうの見てさ」なんて話したわけでもないのに、
このようなことを息子に語って聞かせるわけで。

これくらいの世代の人たちも
「TVや新聞がおかしいんじゃないか?」
と思ってるんだなぁ

あとこの話の流れで
「自分達の国のことをダメだダメだと言い続けるだけで、若い世代が夢を持てるわけないじゃないか」
「だから年下の先生には、子供が夢を持てるよう、日本はいい国なんだと教えなさい、と言ってやった」

てなことも言ってまして。
退職してもいい先生なんだなぁこの人は、と感心。

投稿者 bird_chief : 19:04 | トラックバック
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1巻目の「あめのちはれ/びっけ」


あめのちはれ(1)/びっけ
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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その男の子たちは、みんな女の子になってしまう…。

とある学園を舞台に、あるきっかけから女の子に変身してしまうようになった男の子達の、女性としての生活との二重生活を描くドラマ。
BL風味でなんだけど展開は百合のようでいて…でも女装ものでもあり…、という三者のいいとこどりしたような作品。
主役陣が複数、というのも今後のドラマ性を予感させてくれます。よそのレビューで評価高かったんで読んでみたら「おっ」ていう感じだったのだ。

 
主人公は、この春入学を迎える高校生。その初日、雨の降る中校舎の中にいたところ、落雷とともにカラダが女性になってしまう。それも、数人の男性が一斉に。
それ以来、彼らは「雨が降ると女性になる」という体質になってしまう。
事情を分かってくれた一部の先生達の協力により、女性でいる間は女生徒として暮らすようになり、また家にも戻れなくなったため彼らは寮生活を送ることになるのだが…。

てな内容。
絵柄もそれ風だし、「トラブルを抱えた男の子達の共同生活」というあたりでBL要素を含んだマンガになっておりますが(刊行レーベルからしてそっち方面なので)、ストーリーはなかなか面白い作品。
自分ではコントロールできない女性化と、それを隠しての日常に、正体かバレないかハラハラさせる展開なんですな。
このあたりの、二重生活ドラマのキモを抑えつつも、初めてのスカートに初めてのブラと、女性体験をさせる点で女装マンガの要素をあたえつつ。さらに男の子達の集団生活、てな側面はBLだし、元男性が女性としての生活で周囲の女の子と仲良くなって、というあたりは百合でもあるしで。
色々とうまいこと混ざり合ってるのが楽しいね。

基本的には女性向けの作品ではあるものの、様々なジャンルのおいしいポイントをミックスしてあり、「なるほどこうなるのか」と興味深い一品。
ちょっと変わった目新しいもの好きなら手にとってみてもいいかと。
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2009年05月06日

戻る日常

忙しかった時期からようやく落ち着きが戻ってきて
生活リズムもどうにか作れそう

ところがどっこい今日で大型連休も終わり
明日になると連休明けのあれやこれやでまた忙しくなる…。

投稿者 bird_chief : 22:56 | トラックバック
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1巻目の「高校球児ザワさん/三島衛里子」


高校球児ザワさん(1)/三島衛里子
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
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野球マンガ?…違います。野球部女子の健康的フェチズムマンガです。

都内の高校で、男子に混じり野球部員やってる女子、ザワさん。そんな彼女を第三者の視点から眺めつつ、スポーティーな女子の垣間見せるかっこよさ、かわいさ、迂闊な女の子っぽさを描くという作品。
かっこかわいい、そしてほのかに漂うエロチシズムがいいのだなぁ。こう、エロオヤジやスケベ男子高校生の目線になるというかなんというか…。

 
マンガとしては少々特殊で、特定のシチュエーションにおける女の子のしぐさや表情を抜き出した、ポートレートのようなマンガでして。物語が展開してごうこう、というわけではない。
電車の中でクラスメイトの男子と語らうザワさん。カラオケボックスで順番待ちするザワさん。水泳の授業で野球部のパンダ日焼けがまぶしいザワさん。うっかり替えのパンツを忘れるザワさん。
とまぁ、主人公はあくまでザワさんなんだけど、主観はその外側にあり、クラスメイトから見たザワさん、他の女子や通りすがりのサラリーマンまで、このかっこいい女の子が他の人にどのような印象を振り巻いているのか、その一瞬の情景を提示してくれるのですな。

これがこう、実にいいのだ。何がどういいのかわかんないんだけど、「これは、いい」とニヤニヤしつつ頷かざるを得ないんですな。
体育会系の女の子が持つ爽やかさや、健康的な肉体の美しさとエロスと、そして「男子と変わらないユニフォームを着ている女子」というなんだか業の深いフェチズム。もはや健全なんだかそうでないんだかわからないいやらしさがにじみ出てくるのですな。

そして「公式戦には出られないけど男子と一緒に野球部やってる」という設定が実に巧く活かしてあり、偏見交じりの目で見る周囲の人々が、ザワさんのかっこよさに惚れ込んでしまう様子が痛快で気持ちいいんですな。
また、ザワさんと一緒にいる男子達も、普段は男友達と変わらない、野球部員として普通に接しているはずなのに、ふとした時にザワさんに「女」を感じてしまい軽く慌てたり。かといって彼女にしたいというわけじゃないけど、でも性的な視線は確実に混じってるし…。
このへんの、曖昧で微妙なんだけど「馬鹿な男子達」という点に集約される互いの関係の描き方もいいですなぁ。

モノローグも極力廃し、必要最低限のセリフと少ないページのみで描かれるザワさんのかっこよさ。コマとコマの間やセリフの間といった、描かれていない部分からかもし出される「何か」を感じるマンガです。
要約すると、「高校生の運動部の女子がエロい」てことなんだけど、この良さを説明するのは難しいよなぁ。

ところでこれ読んで安田弘之の「紺野さんと遊ぼう」思い出したぞ。
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2009年05月05日

1巻目の「花と奥たん/高橋しん」


花と奥たん(1)/高橋しん
オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●●○
 
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ほんわか奥さま料理コメディと、悲壮感バリバリのSFが融合!

夫の帰りを待つ新婚奥さんの、毎日の暮らしと手料理いっぱいのほのぼのコメディ。……と思いきや、周囲の環境は激変しているし政府も日常も混沌としていて、東京は廃墟になっていて…。
明るくて楽しげであるがゆえに、切なく、哀しく、やりきれないストーリー。でも、料理はおいしそうだし新婚さんは元気だし…。なんかすごく複雑な感情が去来する漫画になってます。

 
主人公である「奥たん」は、どこにでもいるような新婚の奥様。手料理が巧くて、家庭菜園でいろんな野菜を作っていて、かしこい主婦であり、日々の家事も楽しそうにこなして。そんな奥たんは、帰りの遅い夫のために、毎日料理を作って待ってます。
お買い物に出かけては、ちょっとした大冒険となり、迷子なったりしつつも、たくましく食材をゲットして今日も料理に挑む奥たん。

…しかし、この世界では、一年前に巨大な植物が都心に生え、東京は帰る人のないジャングルとなっている。その巨大な「花」の周りで動植物は突然変異を起こし、土地は汚染され首都圏は封鎖されてしまっている。
政府はそんな東京と東京に住む人々を切り捨て、止まった物流のため食料は配給制となり、禁止された食品を売る闇市が立ち……。という殺伐っぷり。

奥たんは、東京から帰ってこない夫をずっと待ち続ける「残された主婦」だったわけです。

これがもう、読んでてどんどん切なくなってくるのだなぁ。

異変により変わってしまった暮らし。絶望的に悪化していく環境。政府からの圧力。待ち続ける彼女達に対する世間の目。
あまりに殺伐とした世界の中で、気丈に、胸を張って、たくましく「主婦」をやっている奥たん。
でも本人には特別なことをしているという意識はまるでなく、ただ当り前の生活を当り前に、それもとびきり明るく楽しそうにやっているだけでして。
これがもう、彼女の置かれた世界とあまりにギャップがひどくて、泣きそうになるのだわ。

かわいい主婦の、キラキラとして日常を、料理シーンもふんだんに描きつつ、首都圏の風景を美しく描きながらも、世界はこんなにも厳しいわけで。
終末的なデストピアの中で、ごくごく普通の和やか生活を描きながらも、その暮らしの先には絶望しか見えない、というこの悲壮感といったらもう…(このへんの仕組みは「ヨコハマ買い出し紀行」と同じですな)。
絵の美しさがまた泣かせるんだ…。
けどやっぱ、家庭料理漫画としてもちゃんと読める、というのがすげぇよな。
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投稿者 bird_chief : 23:54 | トラックバック
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1巻目の「たま日和/ひよひよ」


たま日和(1)/ひよひよ
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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常時はいてない!産卵系ヒロイン!

縁日で買ってきたひよこが美少女に!という萌えコメエロ過多漫画。
他の全てをそぎ落としてでも女の子達のかわいさに全力投球に、というスタイルに脱帽。
ここまでやってくれりゃあ文句無いわ。

 
とりあえず、主人公の元に人間じゃない美少女がやってきてラブラブ、というわけですが。
ヒロインはもう飼い主である主人公一筋で。元がひよこなもんだから、卵を産ませてくれーとせがんでくる、という娘でして。卵産むので基本的に下ははいてないのがデフォ。素晴らしい。
んで、主人公のクラスメイトでメガネの委員長が、ひよこの彼女にライバル心燃やして積極的になったり、たまごから生まれたひよこがこれまた女の子になったりしてます。

全編に渡り、エロ要素有りの萌え系ライトコメディの王道ド直球を全力でこなすという内容でありまして。
ラブコメよりもさらにシチュエーション重視でキャラ重視。
ヒロイン達をどうやってどのようにかわいく、エロく、魅力を見せるかという点に全てを注ぎ込んだ漫画となってます。

その分ストーリー性は希薄なんだけれど、萌え絵の力がこの系統の中ではトップクラスなので、それが許されるってのはあるよなぁ。
「絵の持つ説得力」とは言うけれど、これって萌え系だろうと美少女だろうと同じなのだなぁと興味深いところ。
伊達に人気成人誌で表紙絵任されているわけじゃないよね。

これでもかと画面から溢れんばかりの美少女絵にのみその全てを価値を見出すという、割り切った読み方になっちゃうけれども。エロくてかわいいからそれでいいのだ。
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2009年05月04日

1巻目の「唐傘の才媛/緋鍵龍彦」


唐傘の才媛(1)/緋鍵龍彦
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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秘密の旅館は美女とグロでいっぱい??

とある男がさまよいたどりついた山奥の旅館。そこにはきっつい性格した魔女の力を持つ女がおり、男の彼女の猟奇ヤンデレやら使用人のネコマタ娘やら登場しての、エログロで萌えなドタバタが展開される、てなコメディ。
舞台の狭さと全体のノリがパロ同人っぽいのですが、それが許されるだけの作画レベルと迫力はありますなぁ。

 
妖怪やら魔女やら人外の娘さんたちが働く旅館に居着くことになる主人公を中心に、旅館の中で繰り広げられる、住人達同士のドタバタとバトル展開、という内容でして。
登場人物同士のささいな喧嘩が、能力を駆使しての本気のバトルになるという具合。また、ストーリーとして何がどう動くということが無く、キャラクター同士の立ち位置と関係性のみによってシチュエーションが作られる内容であり、このへんが相まってパロ同人のノリに。
でもこーいう、「描きたいものを描いたんだ!」というテンションが絵に表れてるんで、なんだかわからんがすげぇな、という漫画になってます。

作画の質とあとキャラクターもいい具合でして。けどどれも色々とヤバい。
旅館の女将は一見ロリ魔女だがすんげー勝ち気でキレるともう触手やらでえらいことになるし。主人公の彼女はかわいくていい娘なのに、シャレにならん猟奇趣味を持ってるしで。
そんなキャラ同士がガチバトルやらかすもんだから、なかなかに内容はグロいです。というか危ない。最初のネコとかちょっと引いた…。
そしてそんなバトルに巻き込まれる主人公、文字通り命がいくつあっても足りない目にあってます。

質の高い萌え絵によるギャグコメディのノリなのに、グロで殺伐としているという作品。
全ページフルスイング、というくらい大味な内容ですが、だからこその個性ある漫画になってるなー。
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投稿者 bird_chief : 23:51 | トラックバック
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1巻目の「お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!/草野紅壱」


お兄ちゃんのことなんかぜんぜん好きじゃないんだからねっ!!(1)/草野紅壱
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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こんな妹がいたらうらやま……やっぱちょっと怖いかも!?

どーにかして兄を自分のものにしようと、さりげなく、かつ計算高く挑発する妹によるお色気ラブコメ…?
「挑発する妹」というその一点のみに全てを集約させた、この開き直りっぷりと数々の「それなんてエロゲ」的シチュエーションは一見の価値有り。

 
主人公は、助平な兄を持つ妹。普段は妹キャラを装っており、露出度の高い格好やら無防備な姿で兄の前をうろついたり。そんな妹に兄貴のほうは気が気じゃない、というシチュエーション。
ところが、そんなシチュは全て妹の計算によるものであり、「無防備な妹に手を出してしまう兄」という設定に憧れる妹の作戦なのだった!
というお話。アホだなー。好きだけど。

世にあるいわゆる「妹キャラ」というやつのフォーマットが認知されている前提で、そんなキャラ付けが実は故意に狙ってやってるものだった、という、ある意味メタな構造を取っている。…ような気がする。
ネタがネタなんですがこれっぽっちもシリアスにいかず、あくまで徹底してドタバタお色気コメディのノリなのはもう、ここまでくれば気持ちいい。

ストーリーは、そんな兄の幼馴染みがライバルとして登場し、しかもなにやら曰くありげな経験を幼少時にしちゃってるようでして…、というところでちゃんとラブコメ展開もやっていく模様。
馬鹿馬鹿しいんだけど、こう、やっぱついつい読んじゃうんだよなーこういうの。
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2009年05月03日

シュリンクすらはがしてねぇのもあったぞコラ

さすがにむっちゃくっちゃだわこれは、と思ったので
居間だけちょっと軽く掃除したら

読んでないマンガがザクザクと発掘された

かなり凹んだ

投稿者 bird_chief : 23:32 | トラックバック
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1巻目の「御誂人情幕ノ内/昌原光一」


御誂人情幕ノ内(1)/昌原光一
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
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美麗にして朴訥。人情劇の最高峰!

江戸のある長屋の人々の、つつましい暮らしの中にあるドラマ。
素朴な絵に見えつつも緻密で高度な作画レベルを持ち、なおかつドラマ要素も奥深い。
私のお気に入りの一品であります。

 
無印版の「人情幕ノ内」は集英社から出ていたのですが、しばらくその後の音沙汰を聞いていなかったところ、リイド社の時代劇専門誌に居を移しての「御誂(おあつらえ)人情幕ノ内」と名称を変えての連載となりまして。
このたび単行本化となったわけです。嬉しいねぇ。

話は長屋の差配さんの目から見た、様々な人々のドラマを描くオムニバスストーリーをとっておりまして。金のこと、男女のこと、病気のこと、様々なことで悩みながらも生きている人々の姿がそこにあります。
そのどれもこれもが、複雑な事情の元に描かれる悲喜劇であり、人情モノのフォーマットにのっとりつつも、善悪や良し悪しを一面的に描かず、話によってはあえて正解を提示せず、「どうすることが正しかったのだろう」と読んでるこちらが考えさせられてしまうことも。
そして話の作りが落語に近いため、しんみりとした話の後でもすっきりしたサゲが気持ちいい。

絵柄はというと、にほんむかしばなしのような素朴なキャラ絵なんですが、些細な会話やしぐさのひとつで人と人とのつながりを描ききるセンスはかなりのもので、作中では、のん気な無役のお侍とその奥方との会話シーンがいい味出してますな。
またそーいう絵柄に見えつつも、背景作画は尋常で無いクオリティであり、部屋の様子、建物の構造、街角の風景といったものがリアリティを持って緻密に描かれ、その背景に光と影を効果的に用いた描写がさらに美しいんですよ。
ボロ長屋の見開きとか、なんてことない居酒屋の店内なんかがもう、画面の隅々を見ても飽きないくらいに書き込まれています。

漫画としては時代劇だし、キャラはにほんむかしばなしだし、湿っぽくて説教臭い地味な人情劇ではあるのですが。それでも、出会って良かったと、読んだ人にそう思わせるだけの作品ですよ。
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1巻目の「以下略/平野耕太」


以下略/平野耕太
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
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これはヒドイ!最低最悪に濃すぎるオタクネタ漫画!

「HELLSING」で知られる平野耕太が、自身の妄想に満ち満ちたどうしようもないオタク談義を超ハイテンションで繰り広げる、という漫画。いやぁヒラコーすげぇわ。バカだけど(褒めてる)。
色んな意味で凄まじく濃すぎるので一般人お断りだこりゃもう。

 
とあるゲームショップを舞台に、店員達がその時々のお題となるゲームにちなんだネタを繰り広げる、というショートページコメディではあるのですが。
ネタもテンションも無茶苦茶、というはっちゃけっぷり。
内容そのものは、深夜のファミレスに集ったオタク達によるバカ談義そのまんまであり、「平野綾と結婚してぇ」とか「僕の考えた最強のサーヴァント」とか「ギレン閣下すげぇ」とかもうしょうもうない。そこに来て、勢いと絵面がぐっちゃんぐっちゃんなのでかなりカオスなことになってます(ヘルシングの幕間のアレ、と言うと分かりやすいか)。
登場人物に「平野耕太」というキャラがいますが、もうそのまんま著者本人としての扱いでして。つまり作者本人の妄想やらアホネタやらが垂れ流しなんですな。ますますひでぇ。(あくまで褒めてます)

とにかく出てくるキーワード、パロネタの素材が全方位に幅広く、読んで全てを把握するのは不可能に近いです。
ゲームはゲームでオールドゲーム出てくるし、そこからアニメ漫画声優、B級映画にミリタリーとなんでも有り。しかも古いネタだけじゃなくて最新のものまでフォローしているため、さらにタチが悪い。
ネタの30%でも分かれば上出来ですよ。100%分かったらヒトとしてちょっとアレです。

でもやっぱ、こういうちょっと危ないオタ妄想談義って楽しいですねぇ。一般人おいてけぼりですがハナから眼中にねぇよ、という開き直りっぷりもいっそすがすがしいです。
固有名詞に関する説明やらフォローやら一切無いからねぇ。
そんな無軌道無秩序っぷりですが、オタクの自覚があるならば、一家に一冊常備しておきましょう。
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投稿者 bird_chief : 23:21 | トラックバック
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2009年05月02日

光フレッツ導入しました

3月から申し込みしてたのがようやく開通
VDSLのマンションタイプだけども。

これでよーやくソフトバンクと縁が切れる。
…いやまぁ、別に何がどうかしたというわけじゃないけれども。

今はあちこち探せば、フレッツ光への切り替えで特典が色々付くし
ちょうどいい機会だったということで。

投稿者 bird_chief : 20:31 | トラックバック
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1巻目の「んぐるわ会報/高尾じんぐ」


んぐるわ会報(1)/高尾じんぐ
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
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松戸!がんばれ松戸!超がんばれ!!

ちっこいけれど、クールな顔してS気質、という生徒会長以下、生徒会役員の面々の、日々の活動を舞台にしたコメディ作。
特に何が起こるわけでもないんだけれど、どうでもいいことで賑やかな放課後の様子、てのがいいっすな。
ゆったりコメディなんだけどついうっかり笑えたり。あと松戸はマジでがんばれ。

 
放課後の学校、狭い生徒会室にて。会長を中心に数人の男女が、生徒会としての仕事をしつつどうでもいい話題に花を咲かせる、というシチュエーションコメディでして。
何を考えてるんだかわからない会長に、他のメンバーが振り回されるという展開が主なところ(主に松戸)。いちおう仕事はやってるんだけど、やる気があるんだか無いんだかわからないローテンションなのが妙に心地よいのだ。
雰囲気としては「みなみけ」あたりに近いか。
でも掲載誌の割に、エロネタセクハラお色気などに頼っておらず、会話劇としての面白さを追及しているのが興味深いですな。

しかしまぁなんといっても、会長のキャラの良さで全部もっていっちゃってますなぁ。
クールで表情に乏しくて、言動がいちいち予測不能だが天然というわけではなく。むしろ計算高いようで、わざと変なことをやらかしては他のメンバーの様子を見て楽しむ(主に松戸)、という厄介な性格でして。
あとは松戸な。松戸くん。
女性だらけの生徒会にあって唯一の男性、というおいしいポジションにも関わらず、生真面目で不器用なのが祟っていつも酷い目にあうキャラなんですが。このへんの「酷い目」というのが「なんかリアルに嫌だ」というレベルでして。
読んでて物凄くかわいそうになってきます…。こーいう口下手で不器用なやつ、いたよなぁ…。
でも本人は会長と一緒、というだけでまんざらでもないご様子で。そんな松戸の会長への憧れは、読んでてニヤニヤしちゃうところ。
けど当の会長は、そんな松戸の想いを知ってか知らずか、今日もSっ気満点。ほんとがんばれ松戸。

かわいい女の子によるのんびりギャグコメディ、と思っていたら、気付けば松戸くんを応援しちゃうという漫画。
学園コメディとして、突飛なことをせず地味〜〜な生徒会の日々に妙にリアリティがありまして。学生時代の、あの放課後のゆる〜い空気を思い出しますな。
そのおかげで、ことさら会長の「ほんとにいたら迷惑な性格」っぷりが目立つわけですが。
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投稿者 bird_chief : 19:37 | トラックバック
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1巻目の「DoLL/岡戸達也」


DoLL(1)/岡戸達也
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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男と女と、ダッチワイフ。シュールで可笑しい、大人の喜劇!

とある事情から、恩師のもとを訪ねた女性。しかしその恩師は、ダッチワイフと同棲していた。というトンデモないシチュエーションから始まる、奇妙な同棲生活コメディ。
「男」ってやつのどうしようもなさが、痛々しいのに笑えてきますなぁ。テーマがテーマなだけに、エロティックではあるんだけれども、どうしてもロマンスにはならない、というあたりも苦笑いしつつ堪能しよう。

 
女性のほうは、20代後半とおぼしき地味ながらもわりかし美人な画家志望。
「先生」と呼ばれる男性は、4〜50代といういい歳したおじさんで、品は無いがどうやら絵描きとしての才能はあったらしい。
そんな先生を頼って、女が一人、しばらく住まわせてくれとやってくるわけなんですが。
その先生、自宅に等身大ドールを所有しており、それが見つかっちゃったものだからさあ大変、てな展開。

ダッチワイフを巡り、男のサガと女の意地が頑固にぶつかりあううちに、何故だか奇妙な同棲生活が始まってしまう、という話でして。
場面は主に先生の家の中のみで、ほとんど二人の会話のみによって組み立てられた話は舞台演劇のコメディを見ているような感じですな。
互いの言葉のやり取りが、売り言葉に買い言葉に駆け引きの応酬となり、さらに事態を最悪な方向にもっていくという、このエスカレートっぷりが楽しいのだ。

いい歳したおじさんなのに、自らの性の嗜好がバレてしまい、照れるでも逃げるでも開き直るでもなく、お茶を濁したいけれども向き合うしかない。そんな曖昧で複雑な様子が、生々しいんですなぁ。
「男」というものが性に対して持っている頑固さと後ろめたさと恥かしさ。それをうまくオッサンの姿に乗せて表現しておりまして。痛々しいのになんだか親近感が沸いてくるんだわ。

また、女は女で、そんな情けないかつての師の姿を見つつ、落胆と怒りを覚えつつも、その理由そのもののくだらなさに脱力してしまう、という具合でして。
「ドール」という存在の持つ滑稽さが、深刻なんだけれどシリアスになりきれない、そんな二人の間に生まれる微妙でいたたまれない空気を生み出しているんですな。
口論がエスカレートするうちに、なぜだかこう、エロスな流れになるんだけれど、やっぱりいまいち締まりが無いし、ロマンスにもほど遠く…。相手がうすらハゲのオヤジだもんなぁ…。

自分の身に起こるとなると、笑い事では済まないけれども、傍で見てる分には実に楽しい。男と女のしょーもない姿。
まさに「これぞ喜劇」ってやつですな。
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2009年05月01日

1巻目の「オールラウンダー廻/遠藤浩輝」


オールラウンダー廻(1)/遠藤浩輝
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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テーマは「修斗」!リアルさ重視の総合格闘技マンガ

子供の頃に一緒に空手を習っていた主人公とその友人との、再会と対立とそれぞれの成長の姿を描きつつ、総合格闘技「修斗」に関する細かく丁寧な描写が面白い格闘技漫画。
実際の競技者も唸るほどリアルな内容になってるんですが、で、あるが故に、ストーリーをどうしていくのか注目したい。

 
幼い頃は空手でつながっていた男の子同士が、その後大きく歩む道を分かち、かたやヤクザとつながりを持ち、かたや平凡な家庭に暮らし。
7年後、二人は同じアマ修斗の選手として再会を果たすものの、二人の間には溝ができており…。てな具合。

子供時代の空手の延長線上として、惰性で修斗を続ける主人公と、強さへの執着と周囲への強い恨みを持つ旧友。
友達がいて、家族がいて、学校があってという日常を持つ主人公と、極道との繋がりを持ち続けている旧友と。
ことあるごとに対比して描かれる二人が、修斗を通じてどのように交じわり、成長していくのかというストーリーでして。まごうことなき格闘技漫画ではあるんだけれども、少年達の成長そのものにスポットが当たる内容となってます。

格闘技としての修斗の描写は非常に細かく、しかもアマチュア未満の学生の、毎日の練習の様子を基礎の基礎から克明に描いておりまして。
このへん実にマニアックといいますか、実際の選手か格闘技マニアでも納得しちゃうようなシーンが続きます。
地味と言えば地味なんだけれども、リアリティはかなり高いですな。
試合のシーンも、いわゆるバトル漫画的なノリではなくあくまで競技漫画なんですが、その分しっかり説得力があるのだ。

格闘技好き、しかも総合格闘技好きなら読んで感心するレベルの作品。
ストーリーの面についてはもう、じっくり付き合って今後どうなるのか見守るくらいでいいと思う。
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投稿者 bird_chief : 23:53 | トラックバック
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1巻目の「ゆのみみっくす/久松ゆのみ」


ゆのみみっくす/久松ゆのみ
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
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名古屋でゲーマーでお姉さん!知る人ぞ知るゲームコラム漫画がついに単行本化ですよ!

「25歳以上のお姉さんゲーマーは好きですか?」というタイトルで、ゲーム誌にて連載されていたショートページコラム漫画作品。タイトルのとおり、20代後半なんだけれどコアなゲーマー、という書き手自身が魅力そのものとなっております。
やー、なんでなんだろうねぇ、DSやらWiiやらで、女性がゲームやってもおかしくない時代なのに、「女性ゲーマー」という言葉には独特の響きがありますな。
雑誌掲載時から気になってた漫画ですが、とうとう単行本化ですよ。

 
内容としては、「25歳以上、独身、零細漫画家(連載当初)」という著者自身による、ゲームのある日常てな具合でして。コンシューマを中心に、レトロゲームから最新ゲームまでなんでもあり。たまに取材も。

掲載誌が「ゲームサイド」っつぅ、オールドゲームやマニアックな記事に定評のある雑誌なだけに、描いてる内容もコアなんだこれまた。
のっけから、「初期型メガドライブを2台並べるとDJブースに似てる」と写真付けてやるくらいだし。
ゲームに対する思い入れ、特にゲームハードに対する情熱が強く、ゲームコラムだっつぅのにゲーム機のことばかり、というのがまた…。いや、そういうとこが面白いんだけどね。

「お姉さんゲーマー」というアオリではあっても、なんつーかこー、「女だてらの独身貧乏ゲーマーどしゃめしゃ日記」という香ばしさがにじみ出ておりますが、それが面白さになってるんでおおいにその方向を強化してもらいたいねぇ。
…と、言うのも、ちらほらと単なるゲームレビュー記事みたくなってる回が散見しており、「そういうのはいいからもうちょっとほら」と言いたくなったりも。
…あと、元々の雑誌連載時のコーナータイトルである「25歳以上のお姉さんゲーマーは好きですか?」って、なんかすごく良いと思ってたのに。なんで単行本で名前変えたんかね。ちと惜しい。

ともあれ、どしゃめしゃで香ばしくてなんだかやけっぱちな、女性ゲーマーコラム漫画。目指すはあれか、柴○亜○の後釜か。
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