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2009年01月17日

1巻目の「バクマン。/大場つぐみ・小畑健」


バクマン。(1)/大場つぐみ・小畑健
オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)
   
質の高さは折り紙付き!今、最も読むべき漫画!

絵はうまいけれども毎日を惰性で過ごしていただけの主人公が、漫画家に憧れるが画力に乏しいクラスメイトとコンビを組んで、漫画家を目指すという物語。
漫画と漫画家、そして漫画編集についての詳細な解説が特徴的であり、二人の少年の漫画に賭ける熱い思いと、その夢を叶えるための具体的な道筋を一歩ずつ登っていく姿が非常にワクワクさせてくれる作品。

 
絵の才能がある主人公と、絵は描けないが原作者として漫画に携わりたい相棒とがコンビを組み、ジャンプでの連載を目指すわけなんですが、夢を追う熱血ロマン、というのとは少々毛色が異なり、漫画家という職業について非常にドライで現実的なアプローチをしているのが特徴。
漫画家の実態とその収入と、製作現場から編集とのやり取りにいたるまで、徹底的に具体的かつ現実に沿ったシーンが描かれており、登場する編集部も週刊少年ジャンプであったり、実際の漫画作品も引用として登場したり。

そういった、極めて現実に近い状況の中で、主人公達が自らの課題をひとつずつ克服し、漫画家を目指す姿は臨場感に溢れておりまして。まるで実際に存在する漫画家志望の少年達の成長する姿を観察しているような、そんな面白さがありますな。

ストーリー上の目標として、声優志望である憧れの彼女と、「18歳までに自分の漫画をアニメ化して、声優として出演してもらう」という約束を交わし、同時にその彼女とのラブコメ展開もありまして。
このへんの恋愛展開は割とベタベタでご都合主義的だったりするのはご愛嬌。

1巻目では、主人公達が二人で書き上げた初めての作品を編集部に持ち込むところで終わるわけですが、この漫画が俄然面白くなってくるのはここからですよ。
漫画家という職業と、実際の製作風景を紹介しておいて、2巻目からは編集とのやり取りが描かれるわけですな。このあたり、なかなか表立って知ることの出来なかった、漫画作品が誕生するにあたっての重要な部分でして。何かと楽しみ。

現在進行形で話題を振りまいている作品ですんで、やっぱこれはしっかり追いかけないといかんでしょう。
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

投稿者 bird_chief : 2009年01月17日 22:46

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