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2008年11月30日
1巻目の「バスターズ!/大橋薫」

バスターズ!(1)/大橋薫
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)
男女の仲をきっちり清算!別れさせ屋登場!
とあるツキの無い主人公の目線で描かれる、「別れさせ屋」のドラマ。
エロコメとシリアスドラマのほどよいバランスが読みやすく、男性向けのアダルトドラマとして楽しめる作品。
主人公は有名大学へ通っている、プライドの高いブ男。そんな彼が、気に入らない彼女と縁を切るため、別れさせ屋に依頼を持ち込む。
しかし別れて初めて、彼女と自分の気持ちに気付いた主人公は、消息不明となった元彼女の手がかりを求めて、依頼を持ち込んだ別れさせ屋「バスターズ」の一員となる。
という設定。
んでそこから、男女間に起こる悲喜こもごものドラマが描かれまして、受難体質の主人公がいろいろとトラブルを起こしながらも事件を解決していくという具合。
エロコメドラマの基本軸を持ちつつ、そこにドロドロとして男女のトラブルを混ぜ込み、硬軟取り混ぜたドラマ展開があるてな感じでして。
お色気娯楽作として安定してサクサク読めるバランス感を持つ作品。
主人公が単なる狂言回しではなく、「別れさせ屋」を使って彼女を失い、その後悔から男と女の関係について本気で悩み、成長する姿をエッセンスとして加えることで、エロコメにぴりっと一味、緊張感を加えてあるんですな。
アダルトな香りの男性向けコメディドラマとして読める内容。
とーぜん、女性キャラもかわいいとこ揃い。
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 22:32
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2008年11月29日
1巻目の「ぐりまる/海童博行/富沢義彦」

ぐりまる(1)/海童博行/富沢義彦
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)
一匹の使い魔と出会ったのは…ダメっ娘オカルト少女だった!?
女の子の元に魔界からとある使い魔が転がり込んでくる、というオカルトファンタジーアクション作。
この手のアクション物として不足の無い読みやすさキープしつつ、作画や設定になかなか独自色のある内容。
主人公は、オカルトにかぶれた一人のおとなしい少女。日頃から悪魔だなんだという言動が目立ち、身の回りの物に珍妙な名前を付けるという癖もあるせいで友達もできず、いつも一人ぼっち。
そんな彼女の元に、マスコットのような外見の悪魔が、魔界を追われてやってくる。
この悪魔、なにやら重要な物を持ち出したようで、魔界の手勢から狙われており、少女とともにいろいろと戦ったりとか。
感触としてはサンデーGXというよりも、スクエニガンガン系のファンタジーアクションであり、分かりやすいアクション展開と凝った世界観の描写が特徴。
細かなギミック類にも気を配ってあり、主人公の変な命名癖がそのまま能力として役に立ったり、敵として登場する悪魔達も神話や伝承に基づきその知識から対抗策を見つけたりしておりまして。割とこのへん、アクションものとしてちゃんと読めるようにできてます。
あとは主人公である女の子が、なんちうか、イタいダメ娘なのも特色。
内気で友達もいないし、シャレにならないくらいオカルトに入れ込んでるし。
そんな彼女が唯一の仲間として、やってきた悪魔と仲良くなるという内容でもあります。
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 21:19
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2008年11月27日
1巻目の「純情カレンな俺達だ!/西山優里子」

純情カレンな俺達だ!(1)/西山優里子
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●○○○
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)
王道的ながらしっかり読める、熱いバレー漫画の登場!
才能に恵まれながら、いろいろと問題を抱え孤立してしまったセッターとアタッカーとが出会いを果たし、中堅バレー部を再建するとともに全国大会を目指す、というスポーツもの。
どこをどう読んでもちゃんと楽しめるよう定型的に作りこまれているうえ、主役に男性キャラを二人組みで添えることで、女性ファン層の開拓も狙っている作品。
主役となるのは、頭が良くテクニックもあるが、少々独善的でチームメイトに対する要求も高いため、チーム追い出された秀才セッター。もう一人は、驚異的な身体能力を持ちながら、いざこざを起こし故郷を離れ東京にやってきたアタッカー。
そんな二人が、とある高校の強豪バレー部の入部テストで出会い、最初はソリが合わずに反発し合うものの、互いの才能によりコンビを結成する、てな流れ。
才能ある主人公と、ライバルや仲間の登場。そして入部したバレー部は問題があり。というような、少年向けスポーツ漫画の定石を行く1巻目。
ここからどういうとこで面白さを出して行くのかは2巻目以降読んでからですな。
特徴的なのは、最初から主役を二人組みで配置し、心理的に互いに理解を深めることでケンカしてたのが良いコンビになる、という結びつきを重視し、「動き」のあるかっこいい男性キャラを描いているという点。
また、ヒロインにあたる女性キャラがほとんど登場しないこともあり、けっこう女性が読むことを意識した作りかもしれない。
娯楽スポーツ漫画として、最低限の文法に基づいた内容であり絵の質も安定してるので、誰がどう読んでもちゃんと楽しめるはず。あとは人気が出るかどうかという点だけ。
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 22:47
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2008年11月26日
1巻目の「堀さんと宮村くん/HERO」

堀さんと宮村くん(1)/HERO
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)
不器用で、ちょっと甘酸っぱい。そんなおかしな恋のお話。
ちょっとヘンテコな二人の、微妙で不思議な恋愛関係を描く4コマ長編コメディ。
Web掲載だったという前提を知ってないと粗い絵にちょっと驚くかも。
女の子のほうは、学校では派手目でややギャルっぽいけれど、家庭では弟の面倒を見て親の変わりに家事全般をこなすという娘さん。
男の子のほうは、学校では根暗でオタク系な目立たない男だけど、実はかなりのイケメンで、ノリでタトゥーやらピアス入れちゃうちょい天然の男子。
そんな二人がちょっとしたきっかけから、学校が終わってからの時間を一緒に過ごすようになり、互いに気付かないままに小さな恋愛感情が生まれていく。という具合。
ヒロインの弟の面倒を見るためという理由から、男子のほうが彼女の家にお世話になり、半同棲でもないし彼氏彼女の仲でもないし、という微妙で曖昧な関係から起こるシチュエーションコメディ4コマであり、じわじわと恋愛要素が絡んでくる感じ。
ドラマとしてはあっさり軽め。起伏も無く盛り上がりは無いが、キャラ同士の会話と関係性を丁寧に積み上げていく感じ。
あと互いにそれぞれ思惑と事情のありそうなキャラなのに、あえて内面に立ち入らず表面上は軽めのコメディリリーフを繰り返し、シリアスな側面は避けている印象。
ただそれなりにキャラは立っているし状況も変化していくので、読んでる側が勝手に登場人物について深読みしようとすればいくらでもできる、という憎い作り。
これを、恋愛ドラマとして浅薄ととるか読みやすいととるかは読者側の判断か。
まぁどっちにせよ、気楽に読める4コマという前提ならいいか。
1巻目前半は、ちょっとおかしなシチュエーションに置かれた二人のへんてこな恋愛コメディという側面が面白かったが、次第に登場人物も増えて学校が舞台になってくると、ただの学園恋愛コメディになってくるわけで。これが良いか悪いかは2巻目から後でどう転がるかだなぁ。
あとやっぱ、慣れないと読みづらさがどーしても残る単行本。
元がWeb掲載でしかも解像度がたいして無かったようで、紙媒体に印刷されると全体的ににじんだような印象で、手描きの文字もぼやけたようで…。
ここはもうちょいどうにかならなかったのかなぁと。
まぁ読んでれば気にならなくなりますが。
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 21:33
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2008年11月25日
1巻目の「なきむしステップ/カザマアヤミ」

なきむしステップ(01)/カザマアヤミ
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
全1巻
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)
ええい、ウサギだ!ウサギを見せんか!
かなり気弱で泣き虫な女の子の、ちょっと危なげな恋と学園生活を、ペットのウサギと一緒に見守る少女漫画風コメディドラマ。
おいらも大好き猫まんが「ちょこっとヒメ」の著者による新作。今回はうさぎさんです。ウサ耳少女です。
「ちょこっとヒメ」と全く同じ設定を持つ作品でして、すなわち動物やらが読者にだけは擬人化して見えるという描き方。主人公にとってはペットなんだけれども、漫画のキャラとしては擬人化ウサ耳キャラである、という具合。
実際のペットの挙動や、飼い主目線での親バカ的妄想シチュエーションを擬人化キャラが演じるわけで。これはかわいくないわけがないよな。
さてストーリーとしては、もんの凄く内気で気弱で、何をするにもマイナス思考で自身が無くてすぐに泣いちゃうという、なんとも頼りない中学生の女の子が、ささやかな恋愛に精一杯向かい合う、という内容。
その主人公がウサギを飼っておりまして、このウサギが良きペットとして主人公を支えている(つもり)、という具合。
確かこれ元々は読み切り掲載だったはずで、1話目でいきなり彼氏とカップル成立しちゃうんですが、2話目以降では子供カップルのすれ違いと仲直り、とかクラスでなんとなく打ち解けられないけど頑張る主人公、とかいう展開でして。
まんまもう、これはりぼんとかなかよしとかあのあたりの少女漫画ですな。
擬人化ウサミミ漫画というよりは、ペット漫画の要素もある少女漫画、として読む作品。
ヒロインのいじいじダメっ娘ぶりが非常に目に付くわけですが、微笑ましく可愛らしい恋愛模様と、色々とネガティブでダメダメなんだけれど、それでも一生懸命なヒロインを応援したくなる漫画。
…これでいじめとかやりだしたら良い意味で痛い漫画になるんだけどな、と黒い期待を抱いちゃうんですが。まぁ無理か。でもあまりに主人公がいじいじおどおどすぎて。
しかしそんなことよりもウサギを見せないか。もっとウサギを。
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 23:28
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2008年11月24日
白泉社の悪ノリ・ガラスの仮面第43巻発売決定
ガラスの仮面の新刊が1月に出るっていうんで
白泉社からFAXで案内がまわってきたわけなのですが
何をやってるんだw
セルフパロディと言うかなんというか…
作者が知ったらなんか言われるんじゃないのか、この使い方は。
投稿者 bird_chief : 23:43
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2008年11月23日
1巻目の「ねこのさかうえ/小池倫太郎・濱元隆輔」

ねこのさかうえ/小池倫太郎・濱元隆輔
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
全1巻
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)
かわいくて明るいのに、どこか哀しい。
どこかマッドな金髪猫耳ロリメガネ博士と、近所に住む女の子との日常を、童話や絵本のような構成で描くコメディ。フルカラー単行本。
ポップな絵柄が非常に印象的で、キャラもかわいいんですが、背景にマッドでシリアスな何かがちらほら見え隠れすることで、ぴりっと一味効かせてあります。
金髪猫耳ロリメガネ博士と、その助手でちょっと謎なメイドさんを中心に、近所の女の子や猫とか猫とかと一緒に、ほのぼのと遊んだりSFなトラブルを起こしたりという日々を描いたほんわかコメディ。
作りとして、絵と文章とが絵本のように分かれており、テキストの語調も基本的に一人称で独白のようで、まんま子供向けの絵物語なのですな。
しかし描かれるストーリーはほのぼの日常でありつつも、ちらっとホラーでマッドだったり、重くてシリアス設定が見え隠れするんですな。
また作画はPOPで終始明るいうえに、萌えエロ成分も充分でありまして。
全般にさらっと読めるのに、細かいところを気にしていくとなかなかに深みの出てくる一冊であります。
基本的にはライトな萌えエロな読み物として、絵を目当てに買っても損は無いかな、てなところ。
描き下ろしとして収録されている、本編の前日談にあたる第0話が泣けて切ない…。この0話での内容が設定としてひとつあるだけで、本編に一味加わるわけですな。
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 23:36
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2008年11月20日
須藤真澄×ヒロポン同人誌「GOGOお姫様」予約受付開始

なんか最近、うちの上司がごそごそと動いてるなーと思ったら
こういうことだったらしい。
こらびっくり。
詳しいことは下記通販ページにて。
投稿者 bird_chief : 21:37
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2008年11月17日
ウェイトトレーニングへの道は開かれた
買っちゃった!買っちゃった!
届いたよ!
実はここ3〜4ヶ月ほど、体づくりとして日々の筋トレと食生活の改善を行っておりまして
いろいろやってるうちに本格的なトレーニングへの興味が沸いてきまして
ついにこのような、「プレートの増減で重さ調節もばっちり」なダンベルを買うに至った次第。
プロテインも飲んでます。
なんか目覚めてしまったというか何というか
前から「趣味が無くなって困った」と言ってましたが
ほどほどにお金がかかっても、文字通り自分の身のためになる趣味ができたなぁと
今日も腕立て腹筋。
投稿者 bird_chief : 21:02
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2008年11月14日
1巻目の「える・えるシスター/邪武丸」

える・えるシスター(1)/邪武丸
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)
ゆりんゆりんでころんころんな、甘々ラブラブ百合コメ登場!
大好きな姉に憧れてお嬢様学園に入学した、見た目はおとなしいけど背が高くて腕力充分なヒロインと、姉妹をめぐる同級生だったり先生だったりと女性ばかりの学園コメディ。
ほのぼのこちゃこちゃ学園コメディながらも、絵柄のかわいさが非常にキャッチーな作品。なにがどうってわけじゃないけど読んじゃう百合コメ。
主人公はこの春高校へと進学した女の子。背が高くて力持ちだけど、気が弱くて甘えん坊。
そんな彼女が、大好きだったお姉ちゃんと同じ学園へ入学を果たすものの、清楚で可憐な麗しの姉だと思ってたおねえちゃんは、妹ラブラブのデレデレシスコンであった、てな具合。
そんでまあ妹のほうも姉のほうもシスコンでラブラブなところ、いわくありげな女性教師だとか生徒会役員とか、いろいろ登場して学園コメディという具合。
話自体はこう、他愛の無い話を多目のキャラと会話で乗り切る同人誌っぽい展開ながらも、アニメ絵調でぷにむにしたキャラが大変にかわいく、ひとつひとつのしぐさや表情や、デレったり甘えたり赤面したりしてる様子だけでおなかいっぱい、という漫画。
エロ描写無いのに百合エロなんだよなー。キャラの見せ方が巧いし。…と考えてたら思い出した。この人あれか、姉×弟モノとかでラブコメエロエロ描いてた人か。
キャラの立ったエロを描く人であったが、無くてもいけるなぁ。
ドラマとしてはなんてなことも無いものの、百合コメディとして賑やかでラブラブで甘い雰囲気。軽めで絵がかわいい百合としてもアリかと。
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 23:32
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2008年11月13日
世界一の金貸しに金を貸す日本
なるほどこれはわかりやすい。
IMFとしう機関のことから、日本としてのドル運用のことまで
さらっと分かるな。
投稿者 bird_chief : 21:10
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2008年11月12日
1巻目の「トリコ/島袋光年」

トリコ(1)/島袋光年
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)
ワクワクと興奮がここにある!子供に帰れる豪快無比なアドベンチャーアクション作!
食とグルメを求め、食材を狩る破天荒なハンターを主人公とする王道的アドベンチャーアクション作。
まっすぐでストレートでわかりやすいのに、まるで子供に戻ったような気分で読める作品。
奇をてらわずシンプルでもこんなに面白い漫画ができるんだなぁ、と感心。
現代によく似たとある世界。その世界では一大グルメブームが起こっており、希少な食材とその料理を求め、美食屋達が活躍していた、という設定。
んでその食材が、とんでもない化け物だったり、危険なところであったりするため、この世界の「美食屋」というのは冒険家でもありまして。そんな冒険家の中でもトップクラスな力を持つのが、主人公のトリコ。
トリコとともに、べらぼうにデンジャラスな狩りの冒険で出るとともに、アクションシーンでは彼の無茶苦茶な強さを堪能するという具合でして。
テーマは食でもやってることは少年向けアドベンチャーアクションそのものであります。
登場人物も少なめで、難しいことはやっておらず、冒険と強大な敵とバトルと強い主人公、という王道なのに、これが実に楽しい。
まず、主人公の強さを説明する演出が実にうまく、派手でケレン味たっぷりで、大きいものはより大きくとシンプルな誇張が分かりやすく、その上でところどころに現実味のある解説を織り交ぜることで、でたらめなのになんか納得しちゃうんですな。
架空の生物、架空の設定に現実味のある解説を持たせることで、そのシーン自体に具体的な説得力を持たせるこの手法は、冨樫義博なんかがよくやってます。
で、テーマは食なので、見事獲得した食材を料理していただくわけですが、この食事シーンがもうなんかすげぇおいしいそうなんですな。
登場する動植物を始めとする世界観は、「バナナのように生っているキュウリ」とか「でかくて腕の多いゴリラ」「すげぇでかくて足がいっぱいのワニ」といった程度に実にわかりやすいものの、全て架空のものでして。
見たことも無いような食材と、いったい何料理かもわからないようなメニューなのに、主人公の食べっぷりが見事なため、読んでて「一口ちょっと食べてみてぇな」と思わせてしまうのですな。
漫画としては実にシンプルなうえに、キャラはゴツいし女ッ気はこれっぽちもないし、どこからどう見ても清く正しく熱く萌える男の子向け少年漫画ではあるんですが、漫画読みでも素直にのめりこめる楽しさ、面白さがある作品。
変にくだらないギャグも控え目になってるしね。
これだけストレートであり、変なことしてないのに面白い漫画になるってのはもう、センスと才能としか言いようがありませんな。
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投稿者 bird_chief : 22:06
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2008年11月11日
カメラテストついでに「東方氷雪歌集」
ついカッとなって買ったケータイ
カメラもいいの付いてるし、デジカメついでに買ったつもりで使うかと腹をくくったわけですが
あんま活用してなかったなと思い出したように撮影
500万画素とかオーバースペックだろ、とは思いつつも
そこそこちゃんと撮れるなぁ
これで気楽にいろいろアップできる
投稿者 bird_chief : 23:08
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2008年11月08日
1巻目の「貧乏神が!/助野嘉昭」

貧乏神が!(1)/助野嘉昭
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
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幸運vs不幸、巨乳vs貧乳!
絶大な幸運に恵まれた女性と、彼女から幸運を吸い取りバランスと安定を取り戻そうとする女貧乏神との、バトルとギャグと涙のコメディ。
相容れないんだけど腐れ縁となってしまうコンビによるスラップスティックコメディなんですが、主要キャラがどっちも女性ってのがポイントか。
主人公は、生まれた時から絶大な幸運に恵まれ、見た目もかわいいしスポーツ万能で頭も良く、家庭は金持ちで乳もでかい、という何不自由なく暮らしてきた女の子。
しかし彼女の幸運は、周囲の幸運を吸い取り人間界のバランスを崩すほどの存在でありまして。
彼女の幸運を吸い取り世界の均衡を保つべく、一人の女貧乏神がやってきて、ドタバタ騒動となる感じ。
かわくて整ったタッチによる女性キャラ同士による、軽めのお色気とドタバタ具合が心地よい作品。キレイ目の絵柄でギャグコメディ、てのがいいのだ。
話はというとまぁなんでもありのギャグコメディでありつつ、幸運と不運を巡る騒動の中で、シリアス気味の人情話にもっていき、泣き展開にもっていってオチを付ける感じ。
作りとしては「銀魂」なんかが近い。
正直なとこ、ストーリーもわりと予定調和気味だし、ギャグコメディとしてもお約束の範囲内で、展開とプロットはありきたりなとこですが。
美少女同士がテンポよく殴る蹴るのスラップスティックやってるうえに、全体的なノリがいい雰囲気になっておりまして。漫画世界として居心地がいいんですな。女の子もかわいいし。
1巻目ラストでは、幸運少女のほうにも特殊な力さずかりまして。貧乏神に対して互角というかそれ以上の力を持った彼女の暴れっぷりが楽しいですな。
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投稿者 bird_chief : 23:32
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2008年11月07日
こないだ行ったメシ屋で
いつもいつもレビューだけの更新だと寂しいので
近況というか小咄というかネタ話というか
先日一人でふらっと出かけた際、昼メシ食うのにウドン屋に入りまして。
店内はけっこう小ぎれいで広くて、うどんだけじゃなくて酒やつまみもあって夜もやってるお店で。
雰囲気としては和食居酒屋なんだけど、昼食にうまいうどん食わせます、て感じ。
清潔感はあるんだけど無駄に洒落た感じがしなくて、けっこう大衆的な雰囲気。
酒の飲めるメシ屋で朝からやってるなんて、こいつはいいやと
しかも店に入った時刻はお昼時からは少々遅いため、店内に客も少なく静かで
ゆっくり居座って、少々奮発して飲み食いしまして
ひとしきり食ったところで精算
と、ここでちょっとトイレに行きたくなりまして。大のほう。
お金を払いつつ、トイレの場所を店員から聞くと…
「あそこの奥のところね。どっちでもいいよ」
「……どっちでも?」
「男用でも女用でも。男用の、暗いから」
どっちでもと言われても、さすがに堂々と女性用のに入るのは気が引ける
店内は静かとは言っても、喪服着たおばーちゃんの客も二人いて世間話に花を咲かせてるし
しかもちょうどトイレの前だよ
ますます入りにくい
暗いって言ってもまぁ、雰囲気作りで弱い電器使ってるとか、昼間だから明かり消してて窓からの光だけ、とかそんなことなんだろう、
と、思いつつ、ちょっとやな感じにのっぴきならなくなってきたおなかを抱えつつ男性用トイレ入ったら
窓の無い個室にブラックライトでした
四方は星とか月とか宇宙な感じの壁紙で
やべぇ
見えねぇ
壁紙と星とか月とかめっちゃキレイ
でも暗い
しかし腹もやべぇ
というわけで四苦八苦しつつ用を足しまして
…なんで素朴な雰囲気のウドン屋が、トイレだけあんなだったんだ…
元がなんか別の店で、今の店に改装したときトイレだけそのままにした、という可能性もあるが
けっこう凝った店作りなのでまずそんなことはありえないし
というか暗いと店員が自覚してるならどうにかしろよと
そんな休日。
もちろん独り。
投稿者 bird_chief : 23:43
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1巻目の「Boichi短編集HOTEL/Boichi」

Boichi短編集HOTEL/Boichi
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
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ひょうたん店長、大興奮!これは素晴らしいSF短編集だ!
モーニング誌にて掲載された作品をまとめたSF短編集。
話の種類には幅があるし、どの物語もあっと驚く展開があるし、作画レベルも高いしで、非常によく出来た1冊。
コアなSF好きならこれは絶対買え、とまで言い切っていいレベル。
滅亡の危機に瀕した人類と、「HOTEL」の支配人となり全てを見つめる人工知能の物語となる表題作を始め、ある男女の愛と別れを見事な仕掛けで読ませる「PRESENT」。
マグロにとりつかれた妄信的な一人の研究者が巻き起こす壮大なギャグSF「全てはマグロのためだった」。
ある女性が子供を宿したことが思わぬ事態へと移りゆく「Stephanos」。
強大な帝国に闘いを挑んだ一人の女性の姿をフルカラーで描くショート作「Diadem」。
この5編に2ページショートをいくつか加えての1冊でありまして。
最初から最後まで、全ての話に異なる面白さとストーリーがあり、飽きない上に何度も読める出来の良さがありますな。
オビの文句を借りれば、「科学も愛もグルメもギャグもお色気も」というほどに多彩。
SFとしては、古き良きSF小説を思わせる設定や展開が多く、「あ、どっかで読んだかなこれ」と一種の懐かしさを持って読めるんですが、構成の巧さと意外性により、陳腐にならずに新鮮な気持ちで読めるんですな。
また、SFとして古典的ではあっても、読んでるこっちの想像力を上回るビジュアルイメージが非常にパワフルであり、緻密さとスケールの大きさを表現できるだけの画力に引き込まれ、ストーリーをより引き立てるようになっています。
ただ絵のタッチや造形センスは少々古臭く、90年代の大友克洋、士郎正宗、寺田克也あたりの世界観をごっちゃに混ぜて割ったような感じでして。
重厚さや壮大さをいかんなく描ける力はあるんですが、この濃さとイメージセンスは今の読者にとってはどうかなー、と危惧するところではあります。
ま、だからっつって絵柄だけで食わず嫌いするにはあまりにもったいないわけで。「絵がちょっと…」とか言う奴がいたら泣く。
古き良き懐かしいSFを、直球で、全力で、真正面から描いた作品群。
パワフルで情熱的なのに、愛とワンダーに満ちておりまして。読んでてつくづく「ああ、いいなぁ」と思わせてくれます。読みながらニヤニヤしっぱなしでした。
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投稿者 bird_chief : 23:23
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2008年11月06日
1巻目の「トライアルライド/小林知恵子・魚住青時」

トライアルライド(1)/小林知恵子・魚住青時
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
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本格派にして競馬漫画の新境地!?謎すぎるキャラクターが気になってしょうがない!
競馬漫画なのにアフタヌーンで連載、という少々変わった土壌で生まれた作品。
現在の競馬界の実情をふまえつつも、非常に丁寧であり、なおかつ「変な」主人公達がこの先どうなっちゃうんだろうと心配になってくる漫画。
舞台は今の事情を反映させた中央競馬の世界。
人気騎手ばかりに騎乗機会がまわり、かつてのような徒弟関係を持ちじっくり新人を育成させてくれることが無くなっており。
主人公はそんな中で、さらによりにもよって悪評の付きまとう調教師の下についてしまった新人騎手。デビューから勝ち星無し。
師匠であるその調教師は、かつて天才と呼ばれた騎手だったのだが、まだ若いうちに現役を引退。その後は調教師となるものの、これがまったくやる気が無いし新人は完全に放置してるしで、周囲からの評判はすこぶる悪い。
どうやら天才騎手としてのセンスにより、独自の競馬理論を持ってはいるようなんだが、主人公への扱いはもうひどいものでして。
んでまた主人公のほうも、業界の常識をまったく知らず、他の騎手には興味が無いし何考えてるかわからない無表情。
しかし与えられた役目だけは馬鹿げているくらいに打ち込むという性格でもあり、師匠からの無茶な指示を淡々とこなしていく、という感じ。
この奇妙な師匠と弟子に対し、周囲は白い目で見るし親しい仲の人々も呆れ返るくらいでして。
非常に不可解で、二人とも何を考えてるんだかさっぱりわからない登場人物となってます。
さっぱりわからないんだけれど、なんでだかありえない勝ち方をするかと思いきや、師匠も弟子も変なことを口走るし…。
なんとも謎めいたキャラが、しかも二人もいるわけでして。いったい彼らは何者なんだろう?何がこいつらをそうさせるのか、何で勝てちゃうのか、何で強いのか、てなところにストーリーへの興味が集約していくようになってます。
「不気味なくらいに謎めいた二人の主人公」というテーマとその仕込みがうまいんで、競馬漫画とかいうの忘れて楽しめるんですな。
ジャンルがジャンルだけにちょっと敷居が高いけど、そのへん忘れて手にとっていただきたい。ちゃんと素人でも読めるように作ってあるしね。
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2008年11月05日
1巻目の「新逆八犬伝アウトカラーズ/石田敦子」

新逆八犬伝アウトカラーズ(1)/石田敦子
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
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石田敦子流変身ヒロインは、やっぱり読んでて心が痛かった!
里美八犬伝をベースに、「犬」を従える歌声を持つ主人公と、犬となり主人公に従う少女達による伝奇アクション作。
…ではあるんだけれども、ヒロインが虐待されてたり、事件が身近なところで陰惨だったりと救われない要素を持つ漫画。
お約束気味な設定と舞台でありつつも、主人公達の内面性に根ざしたドラマ作りが特徴なのよね。
主人公は歌うことが好きだったのに、今は歌うことをやめてしまった学生。
そんな彼の元に怪異が起こるとき、主人公の歌声に引き寄せられ、「犬」となるヒロイン達が集い、犬耳全裸に首輪、というエロい格好でいろいろとアクション、てな寸法。
主人公が歌うことによりヒロイン達の力が発揮される、というわけで毎回いろいろと歌ってるわけですが、その際歌われるものが実在の歌と歌詞である、てのもひとつの特徴。
シーンごとにその歌詞と意味を読み解いていくのもいいかと。
全体的にお色気ラブコメアクションではあるんですが、ドラマ作りを担う要素がいちいち重く、見た目以上に歯ごたえのあるドラマとなっております。
ヒロインが○○に××されちゃってるような娘だったり、主人公は主人公でいろいろとトラウマ持ちだし、最初の事件で身近な人が惨殺されるうえ、被害者の家族の悲しむ様子もちゃんと描くし。
いろいろと、「読んでて痛い」展開が続くんですな。
同時に、主人公と、その犬となる少女達との関係も、どうやら多分にセクシャルな関係となるようなんですが、これが単にお色気サービス要素のための設定ではなく、もっと生々しく「性」を感じさせるものでして。このへんの性の描き方もこの作者の特徴ですな。
主人公に、戦う美女がいっぱいで、なんかエロくてセックスを想起させるマンガ。……なんだけど、そこにはちゃんと悩みと傷を抱えた内面性に根ざした思春期のドラマとして成立させている作品。
エロでラブコメやるんでも、ちゃんと「重さ」が読み応えとなるのだ。
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2008年11月04日
1巻目の「みくよん/なぎみそ」

みくよん/なぎみそ
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
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これを読んで泣かない初音ミク好きなど、いない……!
元々は個人でのWebおよび同人誌連載されていた、初音ミクの二次創作漫画。クリプトンからの正式な許諾を受けての商業単行本として刊行された一冊。
…いやもう、メシ食いながらぱらぱらっと読んでただけなのに、涙をこらえるのが大変だった…。
体裁としては4コマではあるものの、1冊で完結する長編ストーリーとして描かれておりまして。最初はパロディ同人だなーと思って読んでいくと、いつの間にか心を打つ感動作になっているという具合。途中やばかった。ほんとにもう。
4コマとしては徹底的にセリフや説明が省かれ、文字情報がほとんど無いため絵本のようでもある漫画。
その分、初音ミク及びボーカロイドについての基礎的な知識は必要になってくるか。しかし物語のあらすじそのものは、ロボット物及びその類型の泣かせる話として、ひとつの形式にのっとった話ではあるため、「泣けるSF」を知っていれば読みやすいはず。
ボーカロイドをアンドロイドやロボットのように、人間が生み出した人の心を持つ存在、として設定。
そんなボーカロイドの一人であり、ちょっと内気でおとなしい初音ミクが、まだ未熟で幼い頃、出会いと別れ経て成長していく姿を温かに切なく語るものでありまして。
説明もセリフもほとんど無いだけに、読んでるこっちの頭の中で話の舞台や背景設定がいろいろふくらんでしまい、その結果、抵抗できんくらいに泣けてくる感じ。
なんかもう「うわああ、うわああああぁぁぁぁ」てなるのだ。
そして、文字情報がまったく無い中で挿入される「歌」のシーンがこれまた反則気味でありまして。
ストーリーが盛り上がっているところで、既存の初音ミク楽曲の歌と歌詞とが流れるんですが、言葉がまったく無いなかで「歌」のみが言葉となって強烈に読者に伝えられるんですな。そのためただの歌の歌詞が非常に情感を伴ったものとして、読んでるだけなのに感動を誘うわけですよ。
初音ミク?ミクちゃんかわいいよねー、なんてな程度に知っているお方でも、決して期待を裏切らない一冊。
ボーカロイドの盛り上がりを知っているなら、随所に隠された小ネタの数々にもクスリとさせられるはず。
初音ミク関連での「マンガ」がこうして商業単行本として出るのもおそらく初めてのことなので、そういう意味でも手にとってみるが吉かと。
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投稿者 bird_chief : 22:04
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2008年11月03日
1巻目の「からん/木村紺」

からん(1)/木村紺
オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●●○
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抜群のキャラクターセンスで描かれる女子校柔道青春ドラマ!読めば読むほど楽しめる秀作です!
「神戸在住」「巨娘」の木村紺最新作。この人こんなに漫画巧かったんだな〜、と感心した逸品。
柔道漫画であり、青春群像ドラマであり、部活コメディであり、ほんのり百合風味でもあり、読み返すたびにいろんな面白さに気付かされる作品。
主人公は、中学時代に県下で2位まで上り詰めた柔道の実力者。彼女の祖母が理事長を務めるお嬢様学園に新入生として入学。同じクラスにはなんだか気になる小さな子がいたり、桁違いに強い先輩のいる柔道部に入ったり、先輩やクラスメイトに目を付けられたりしつつも、女子高生としての日々を送ってゆく。てな具合。
ほんとはこんなあらすじに収まらないほどに丁寧なストーリー展開でして。
構成の巧さがあるもんで、幾重にもプロットが重なっていながらも全体がしっかりひとつのストーリーとしてまとまっています。
とにかく「巧い漫画」でありまして、構成はもちろんだしキャラクターもいい個性だし、絵も写実っぽいのからデフォルメまで使い分けるし、いいシーンにはいい構図があるしで。
しかしこんだけ「巧い漫画」なのに、娯楽作として読んでしっかり面白いのは凄いっすな。
キレイで、面白いのだ。
なんといってもキャラクターが実にいいからなぁ。
主人公を始めとする登場人物全員が、役割を明確に持ちつつも、シーンが進むごとに新たな表情を見せ深みが増すキャラばかりでして。
コメディとして笑えるように誇張の利いたオーバーな性格なのに、その性格のディテールは実に細やかで現実的でして。かなり個性的なんだけれど、でも不思議と本当にそこにいるかのような輪郭を持っているんですな。
主人公からしてかなり複雑な個性を持ってまして。人当たりも良く明るく面倒見も良く、後輩も慕われるようなお姉さんタイプでありつつも、その人気から妬みを招くこともしばしばあり。しかし、嫌味な連中に対しては、計算と演技による素直さを前面に出し、反論できないよう追い詰めるという狡猾なタイプでもありまして。けれども柔道選手としては強さへの飽くなきチャレンジ精神がありまして。
まだまだ多彩な顔を持つ主人公なんですがいくら語っても語りきれませんな。
現実味のあるコメディドラマとして高いクオリティの作品。
独特の線を持つ絵なのでそのへんちょっと抵抗あるかもしれませんが、質の高さは保証しますよ。
広くいろんな方に読んでほしい。
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投稿者 bird_chief : 21:10
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1巻目の「マンガ家さんとアシスタントさんと/ヒロユキ」

マンガ家さんとアシスタントさんと(1)/ヒロユキ
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
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こんなにもダメなのにかわいい娘に囲まれた日常…。こいつ死ねばいいのに…。
現実の女性との恋愛経験も皆無なくせに、やたらと女性の下着だのおっぱいだのとフリーダムな欲望を撒き散らすヘタレ漫画家と、彼に振り回される女性アシスタントと女性編集者のエロスとおぱんつの日々を描いたギャグコメディ。
見ていて腹が立つほどにダメな漫画家なのに、なんでか色々とオイシイシチュエーションで…。ほんとこいつ死ねばいいのに。
登場人物は、ダメ漫画家とアシスタントと編集者の数人のみでして。しかも話はほとんど漫画家の仕事場だけで展開されるもんで。
なんちゅうか非常に狭いシチュエーションのコメディとなっております。
んで仕事の合間にヘタレ漫画家がぱんつだ下着だおっぱいだのとイタイ言動をのたまい、周囲に困惑を振りまきつつも何故だか最後はちょっとオイシイ状況になる、という具合。
だらだらっとしたトーンでゆるいコメディ調子であるものの、キャラが変な方向でとんがっていまして。
変態だが基本的にヘタれな漫画家に、常に素の表情でクールなんだけれど変態な先生に困惑しつつも動じないアシスタントに。つるぺたツインテールのツンデレとみせかけて本当に暴力を振るう編集者。あと年齢不詳のロリ編集長とか。
彼らがお約束とはちょっと違うところに収まっているキャラなので、狭いシチュエーションでも飽きずに読めるんですな。
作中では漫画家が外出して他の漫画家とどうのこうのというシーンもあるものの、こちらは少々空回りしてるか。主人公以外の男性キャラが変に美形なのは女性読者向けの意図なのか?
日常的かというとどこか異常で、シュールかというとほのぼのコメディのようでもあり。
まぁ女の子かわいいんでなんでもいいけど。見た目のかわいさじゃなくてキャラクター性としてのかわいさがあるのだ。
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投稿者 bird_chief : 21:07
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2008年11月02日
うっかりやっちまった買い物
携帯電話の機種変更でなんかいろいろ割引サービス付いて安いみたいだなー、と新聞のチラシで知ったので
ふらっとあちこち見て回るものの
安くで買えるめぼしい型落ち品が見つからず
うろうろしてるうちにだんだん疲れてきて
「ああもう、これでいいやもう」
となかばヤケになってしまって、新型を買ってしまう…
高くついた…
ずるずると後悔をひきずらないためにも、できるだけ活用しようとは思うものの
変にパケ代使うのは非常にアホらしいので
金を使わず活用するにはなにがあるかなぁと思案中。
投稿者 bird_chief : 21:22
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1巻目の「機動戦士ガンダムZZ外伝ジオンの幻陽/森田崇・中村浩二郎」

機動戦士ガンダムZZ外伝ジオンの幻陽 上/森田崇・中村浩二郎
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
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これは珍しい!「ZZ」の外伝コミックだ!
ガンダムZZ本編の裏側にあったサイドストーリーを描いた作品。上下巻同時刊行
とゆーかあれだよ、「ZZ」の外伝作が出るなんてなぁ。何が起こるかわからんもんだ。
「ZZ」絡みでなんか新作の展開があるんだろうか、なんで勘繰ってしまうわ。
主人公は、エウーゴの一員としてとあるコロニーの警備隊長を務めている男。
そこに、ネオジオンの軍艦が侵攻してくる。
争いを起こすことなく無血での占領を果たし、どこか食えない性格であるネオジオンの仕官の、その人柄に惹かれた主人公はアクシズの一員となる。てな流れ。
アクシズ側の視点で描かれる、ZZ裏話といった具合で、ネオジオンの内部で大きな夢を持ち、その夢の実現のために前線で、政治の世界で活躍する男と、彼を見届ける主人公。という物語であります。
しかしまぁやっぱ、ZZの裏話マンガ、という意味で読む価値を持つ作品ですわな。
ネオジオン抗争時、エウーゴとティターンズのMSや人員はどうしていたのかとか、ネオジオン内部での政争とか。
「Z」の外伝というと、こないだの劇場版のおかげで派生作が多数生まれましたが、かなりさかのぼってみても、ZZの外伝作というのは珍しいです。
そのへんの希少性が分かる人の読み物。
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投稿者 bird_chief : 21:18
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1巻目の「ICHI/篠原花那・子母澤寛」

ICHI(1)/篠原花那・子母澤寛
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
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今度の座頭市は……女だ!
今度公開される、「座頭市」新作映画のコミカライズかと思いきや、そうではないというオリジナル作。
「女座頭市」というコンセプトがたまたま重なっただけのようっすな。
本家の座頭市とはもう別物ですが、幕末を舞台とした歴史アクション作としてまっとうな出来栄え。
時代は幕末、盲目の女性とお供の男の二人連れが、見た目は旅芸人であるものの、時代の流れの中で起こる様々な事件に巻き込まれ、驚異的な剣の腕前を見せる、てな具合。
んで事件の中に、幕末の志士の姿があちこちにあり、主人公達は半ば巻き込まれる形で事件の中に身を置く、という構図。
「盲目の剣士が主人公の時代劇」という最低ラインの設定以外は、ほぼ新規のストーリー。まぁ今になって座頭市やろうとすりゃ、どうしたってそうなっちゃうよな。
漫画として独自の工夫としては、市を女性としたことがひとつと、狂言回しでありお調子者な相棒の存在を用意したことが挙げられる。
本来の座頭市は受け身な主人公であるため、場面が作りづらいことがあるため、物静かで自分からは動かない市に対し、態度が軽く行動的な相棒が動き回ることで、状況の説明と次のシーンへの導入を容易くしておりまして。このへんはうまくやったな、と感心するところ。
アクションシーンもそつなつ描きつつ、諦観者でありどこまでも冷静だが、剣を抜けばむちゃんこ強い、という原作の市の本質の部分は割りととらえていると思います。
ただまー勝新のファンとしては、あのデタラメな強さをもっと再現してもらいたいなぁ、と思ったり。
いろいろ調べてみましたが、やっぱ綾瀬はるか主演の映画版とは関係無いようです。良かった。
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投稿者 bird_chief : 21:01
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2008年11月01日
1巻目の「シノブグサ〜柑子忍形由緒〜/田中克樹・為我井徹」

シノブグサ〜柑子忍形由緒〜(1)/田中克樹・為我井徹
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
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正統派にして至高。新進気鋭のニンジャ・アクション登場!
代々続く忍者の家系に生まれた少年と、長い眠りから目覚めた「戦う人形」である忍びの少女を中心に巻き起こる、アクションバトル漫画。
アクションシーンが丁寧で迫力もあり、ハイスピードでテンポよく読める作品。ついでに女の子もキレイね、てな感じ。
主人公は、一見普通の少年。本気か趣味か忍者をやってる兄に呼び出され、とある山へとやってきたところ、仮面を付けた謎の忍者達に襲われる。
危機に陥った主人公が逃げ惑ううち、偶然にも彼は一人の少女の姿をした「忍形」の封印を解いてしまう。人と人形の間の存在であり戦うために生み出された彼女は、封印を解いた主人公を慕い、彼に仕えることになる。
かくして、この忍形の目覚めにより、400年の因縁と歴史の影にあった忍者同士の戦いが始まる。てな感じ。
1巻目では最低限の設定と複線の披露に話をとどめているため、時間の経過もほとんど無くストーリーがどうなっていくのかも見えてきませんが、全編を通して全力で展開されるアクションシーンが爽快。
飛んだり跳ねたりではあるものの、基本的には体術の延長線上にあるものとして、アクション中のキャラの動きがしっかりと把握でき、コマとコマの間から動きを読んでいく楽しさは充分に堪能できます。
キャラも悪い感じでは無いため、今後の話の組み立てと盛り上がりに注目していきたい作品。うまくハマればヒットもあるかも?おっぱいの大きいお姉さんも出てきてるし。
どちらにせよ娯楽アクション作として質が高く、期待しても損は無い出来。
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投稿者 bird_chief : 22:58
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1巻目の「となりのだんな様/野々原ちき」

となりのだんな様/野々原ちき
全1巻
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
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ショタっ子×女子高生の年の差カップルに読んでるこっちがにやけっぱなし!
お隣さん同士でありながら、親の決めた許婚である高校生の女の子と小学生の男の子との、ラブラブなんだけれど素直になれない日々を描いた日常コメディ。
「うお!こういうカップリングも有りだな!」と新鮮な発見が嬉しい。
ヒロインは中学時代に不良やってて腕力上等で性格もやんちゃな女子高生。
そんな彼女には、隣に住む許婚の男の子がいるのだが、こいつが年の割に頭が良くてクールでマセておりまして。
よく出来たお子様な許婚に対して、年上なのにずっと子供っぽいヒロインはなかなか素直になれないけれど、ショタっ子はクールにラブラブ熱烈アピールですっかり夫婦気取り、といった具合。
つまるところ、ツンデレおてんばヒロイン×クールにラブラブしてくるショタっ子、というカップリングによるシチュエーションにニヤニヤする作品でありまして。
んでこのマセガキが、年の割に大人な関係も充分に承知している小僧でありまして。なんというか、読んでて「マセたショタっ子が勝ち気なおねーさんを攻める…!アリだな!」と妄想が膨らまずにはおれないわけで。
しかし実際、ちらりほらりと微量にアダルトなネタも仕込んでありまして、確信犯的にやっておるなこいつ、とニヤリとするわけですよ。
絵の面でも性格設定でも、キャラがしっかり整ったゆるやかなシチュエーションコメディとして読む作品。ラブコメなんだけど、こう、絵柄に反して萌え系かというとそうでもないし女性向けってんでもないし、変わった位置づけだな。
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投稿者 bird_chief : 22:55
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