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2008年10月25日

1巻目の「C0DE:BREAKER/上条明峰」


C0DE:BREAKER(01)/上条明峰
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)
   
その忌まわしき青い炎で、悪人どもを燃やし尽くせ!

法の目を逃れて悪事を働くどうしようもない連中を、悪意を持って抹殺する一人の少年と、彼と知りあってしまった少女との、サスペンスアクションドラマ。
今風の学園ヒーロー物としての要素を盛り込みつつ、サスペンス展開とひとくせある主人公とで、設定の外堀から良さげに組み立ててきたな、という作品。

 
主人公は眉目秀麗にして武道の有段者である女子高生。そんな彼女が、青い炎を用いて町のチンピラを燃やしてしまう青年を目撃する。
その青年が、なんの偶然か女子高生のクラスに転校してくる。見た目も普通の生活も、一般の学生となんら代わりないものの、実は彼は、「悪には悪を」という主義を持つ組織に所属し、自らの手から発する青い炎で悪人を殺してゆく人間だった。という設定。

正義感は強くとも、さすがに殺人は肯定できないヒロインはこの青年と対立。青年のほうはというと、クールな好青年の顔の裏に、より大きな力をもって悪を伏せるという歪んだ正義感を持っておりまして。
で、仕事に差し障りがあれば一般人を手に掛けることも厭わない彼が、ヒロインのある秘密を知り、彼女と接近することになる。という具合。

女性キャラが作品の主観となり、普通の正義感を持つ彼女に対し、男のほうは強くてかっこいいんだけど根が悪人、というキャラの配置になってまして。この構造は本来、少女漫画なんかにけっこう多く見られまして、ヒロインがその純情さから青年を正しい道に導いてやる、なんてのがパターンなんですがこの作品ではどうなるか。

この後の展開として、主人公以外の能力者の登場や組織の全容が明らかになり、やがてより大きな悪の存在が見えてきて能力バトル展開もやりつつも、てな具合かなーと簡単に予想はつくものの、娯楽アクションとして見れば比較的安定した作りのため、先行きに心配せず安心して読めそうですな。

等身大の学園ヒーローでありつつも、ダークな影を身にまとうアンチヒーロー物として。暗くて鬼畜な主人公が好みなら。
それと作品の内容とは関係ないんですが。
…これ、タイトルは「CODE」じゃなくて「C0DE」(ゼロ)で”コードブレーカー”って読ませてるんだよなぁ。なんてややこしい。
作品をテキストで探したり調べたりすることが多い最近にあって、こういうのは色々と不利だと思うんだけどなぁ。書店として、いろいろとめんどくさい不都合が起こりそう。
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

投稿者 bird_chief : 2008年10月25日 23:52

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