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2008年10月14日

1巻目の「おひとり様物語/谷川史子」


おひとり様物語(1)/谷川史子
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
   
ひとりでも楽しい。けど、ふたりならもっと楽しいのかも…。

様々な状況から「おひとり様」となっている女性達の、恋と暮らしとホンネを描いたオムニバス連作。
「やっぱ恋愛しなきゃ人間が貧しくなるかなぁ」などとうつむいちゃう男がここにいますよ。

 
連作としてのテーマは、「おひとり様」。
恋人はいるけど距離の離れたおひとり様。さっきまで付き合ってたけど分かれちゃったおひとり様。恋人はいるけどなんとなくすれ違いのおひとり様。お見合いしてなんだかいい人で出会ったようなおひとり様。
ずいぶんと幅の広い「おひとり様」でありつつも、一人の女性のその内面と独白を丹念に散らし、大学生からOLさんまでさまざまな大人の女性達が、「おひとり様」として迎える転機について思い悩むという感じ。

恋愛がテーマになっていながらも、中にはひとりでいることを望み、恋や出会いよりも仕事や夢を選ぶ人物も多く、単純に好きの嫌いの出会いの別れの、となっていないのも特徴か。
まず恋ありきではなく、一人の女性がいて、そこに暮らしと生活があり、恋愛が絡んだり絡まなかったりするという具合。このへんの、具体的な輪郭を持って描かれる人物像はほんとーにこの人巧いよなぁ。

さっくりほっこり軽めに読めて、時にニヤニヤと楽しいながらも、なんだか「いいなぁ」と思える短編集。
気軽にふらっと手にとって欲しい。
(ひょうたん書店通販ページ)

投稿者 bird_chief : 2008年10月14日 23:30

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コメント

解説読んで買いたくなりました。
いつも参考にしております。

投稿者 ほじり : 2008年10月16日 10:23

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