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2008年10月06日
1巻目の「まかないこむすめ/小谷あたる」

まかないこむすめ(1)/小谷あたる
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
ちんまいイヌミミ少女、がんばる!
家政婦としてやってきた犬耳の女の子と、彼女が暮らす家とその周辺の人々とのアットホームコメディ。
電撃レーベルの女性向け作品ながらも、じっくりしっとり読ませるほんわかコメディとなっております。
どこか懐かしい昭和の日本を思わせる舞台。そこでは猫耳や犬耳を持つヒトも、人間と一緒に生活しておりまして。
で、見た目は子供だが、家政婦として働く犬の女の子が主人公。彼女が勤めることになるのは、若手女流作家の先生の家。んで先生は美形でちょっとミステリアスな黒猫の男性と同居しており。
さらには料理屋を営む先生の叔母がいたり、その叔母の息子さんがいたり。
主人公の目線から、彼女たちのにぎやかであったかい日々を描くホームコメディ作、てな感じ。
スタイルとしては、コメディドラマの中でキャラクター同士の人間関係を読ませる作りであり、女流作家先生は黒猫に想いを抱きつつ、黒猫はそれを知りつつクールな素振りであり、叔母の息子はちょっと行き過ぎたマザコンであり、イイ男である黒猫が気に食わなかったり。
ただ、そういう関係を発展させる方向ではドラマを作らず、あくまでコメディストーリーのエッセンスとして、「あ、この二人って実は…」と想起させるようになってます。
このへんのキャラクターの立たせ方は巧い。
全般に人情コメディであり、キャラクター同士の関わりをじっくり読ませる漫画なので、分かりやすい面白さとしての起伏は無いんですが、読み進めるごとに登場人物の個性がじんわりと浮かび上がってくるような、そんな良さがありますな。
クールなイケメン黒猫の描き方からして女性向けではあるんですが、キャラが良いので犬耳猫耳という最低限のファンタジー設定に抵抗が無ければ誰でも読めるはず。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 2008年10月06日 22:07
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