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2008年10月30日

1巻目の「カブのイサキ/芦奈野ひとし」


カブのイサキ(01)/芦奈野ひとし
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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「ヨコハマ買い出し」完結から長いこと待ち焦がれましたよ!

大きく変容してしまった未来の地球の、日本のとある場所において。
大きな環境の変化にありながらも、静かに粛々と日々の生活を送る人々と、一人の若者の姿を追う静かなSFドラマ。
「ヨコハマ買い出し紀行」に準ずる世界観を持ちながら、あの独特の作品世界をそのままに引き継ぐ作品。
ゆったりとほのぼのと、しかしどこか物悲しい。

 
主人公となるのは、ようやく一人で飛行機に乗れるようになった一人の青年。
この世界では、町と町との間が遠く離れてしまっているため、どこへ行くにも飛行機が必要となっており、主人公は「カブ」と呼ばれる小さな軽飛行機に乗り、変容した世界の中で、さまざまな町へ出向いてさまざまな人と出会う、という内容。

遠い未来の世界で、現代とは大きく変わってしまった環境の中で、ごく普通の暮らしを淡々と描いた漫画でありまして。SFとは言ってもはっきりとした奇抜な設定などはなく、何かのストーリーがあるわけでもなく、登場人物達がどこかに行ったり行かなかったり、出会ったり出会わなかったり、食べたり飲んだり、という様子が中心に描かれる作品。
…このへん、類型があまり無い漫画だけに説明が難しいんだよな。前作の「ヨコハマ買い出し」を読んでる人ならすんなり入り込めるんだけど。

中心となるのは、飛行機のある人々の暮らしと日常。その日常の光景の中に、変わってしまった世界の姿を垣間見せることで、容れ物としてのSF設定を読ませる作りでして。
はっきりとした説明はほとんど無いけれど、読み進めながら「あ、ここはこういう設定か」と世界観を少しずつ頭の中で作っていく作業が楽しい。しかし世界観の説明がほったらかし、という意味でもあるわけで、こういう読み方に慣れてないと少々混乱するかも。

裏表紙の説明では、「地面が10倍になってしまった未来の世界」となっておりまして。
東京タワーは自然に取り込まれ全長が3000メートルを越し、谷には旅人を惑わす不思議な蜃気楼があり、空には地上に降りることなく大地の観測を続ける人々がおり。
あきらかに現代より退行してしまった文明と、姿を変えてしまった自然に世界の終わりを予感しつつも、それでも気ままに日々を送る主人公達が、切なくも力強い。
(楽天内ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

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2008年10月29日

1巻目の「ロボット残党兵/横尾公敏」


ロボット残党兵(1)/横尾公敏
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
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鉄の肉体を持つ兵士達の、激しくも哀しき闘いを見よ!

第2次世界大戦中に開発された、機械化人間達の戦いを描くドラマ。
ロボット物としては素朴な設定でありつつも、実に熱く激しく、インパクトのある作画でドトウのごとく読ませてくれる逸品。
華は無いんだけれども代わりに殺戮と狂気に満ちていて、これは好きだな。
タイトルはもちろん、「ロボット三等兵」のオマージュ。

 
昭和18年、日本軍が秘密裏に開発していたロボット兵器が戦場に姿を現す。
自ら志願した者や、戦場で傷を負った者が、機械の体に脳を移し、既存のあらゆる兵器を圧倒する驚異的な戦闘力を持つ「機械化人間」である。
華々しい活躍を見せる機械化人間部隊であったが、軍部は彼らを兵器としてしか見なさず、「兵器」に自意識や感情は不要とする反対勢力も存在していた。
一方、日本での機械化人間登場から、諸外国でも続々と機械化人間が戦場に姿を現し、戦争は国家の科学力を掛けての機械化人間同士の争いとなってゆく。てな内容でして。

ストーリーは、軍部の中にあって反対派との軋轢の中にある、機械化人間の開発者の一人と、病魔に冒され妻と子と別れ、機械化人間となる道を選んだ元研究者の視点で進んでゆきまして。
1巻目では、凄まじい戦闘力を見せる機械化人間の姿、機械の体となった人の悲哀、機械化人間に反感を持つ過激派の存在、そして他国の開発した機械化人間、という順に語られまして。
機械の兵士となった一人の人間のドラマであると同時に、ロボット人間同士による無慈悲な戦場の姿が描かれております。

まず読んで最初にインパクトがあるのは、濃い目の描写で描かれる戦場の姿ですな、なんつっても。
ドラム缶に鉄パイプをくっつけただけのような、かの鉄人28号よりもシンプルな見た目のロボットが、粗暴にして単純明快な武器である、自らの腕力のみで戦場を蹂躙する様子が実に迫力満点でして。この冒頭のシーンだけで鷲づかみですよ。
また、世界各国が開発する機械化人間も、人道や正義といったものをまるで無視したような殺人マシーンだらけでありまして。そしてその開発者達もどこかネジがぶっ飛んだような連中ばかりで。

設定とデザインは科学冒険アクションロマンといってもいいようなレトロさがあるのに、描かれるのは実に鮮烈で力強いドラマであり、切れ味鋭い狂気に満ちている漫画。
こんだけ強い個性を読ませてくれる、新人デビュー作はそうそう無いっすな。
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投稿者 bird_chief : 21:15 | コメント (1) | トラックバック
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2008年10月28日

福岡行ってた

ソフ倫の会合で福岡行ってた。
年に一度の福岡行き
仕事でも遊びでもこういう機会でしか県外に出てません
どんだけひきこもりなんだよ

会合のほうは、
「いろいろやってます」
「いろいろ言われてます」
てな具合で

慌ただしく日帰り
福岡での滞在時間よりも移動時間のほうが長いという切なさ
あとあれだ、旅の土産に酒なんか買うもんじゃねぇな
重くってもう

投稿者 bird_chief : 23:26 | コメント (0) | トラックバック
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1巻目の「ねこむすめ道草日記/いけ」


ねこむすめ道草日記(1)/いけ
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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ほのぼのかわいいネコミミ妖怪娘の日常。……ポロリもあるよ!

人の姿に化けることができる、一匹の化け猫と、彼女の周りの妖怪達や人間達との触れ合いを描くほのぼのコメディ。
人情話がメインながらも、高い作画レベルに時折見せるサービスシチュエーションがいい風味に溶け合った作品。

 
舞台は現代の日本。人間達から姿を隠しつつも、人知れず人間社会の中で暮らす妖怪達。
主人公も、おばあさんの飼い猫として日々を暮らしつつも、人の姿に化けては人間達の暮らしに関わりを持っておりまして。
ほのぼのとして剣呑な人情コメディをやりつつも、変わりゆく人間の暮らしと、取り残されていく物の怪や信仰を失った神様なんかが出てきて、なんだかちょっとしんみり。でも妖怪達は気楽に生きてます、てなトーン。

シチュエーションコメディとしては割と静かな部類に入るものの、絵の質がかなり高く、飛んだり跳ねたり泣いたり笑ったりしているネコミミ娘を眺めているだけで充分に満足できる作品。スパッツにスポーツブラというのがたいへんに良いではないですが。さりげに露出度も高めだし。
しかし単純に萌え絵でエロかわいいとかそういうことではない絵の巧さが全体を引き締めておりまして。
コメディリリーフとしてではなくドラマの中で、キャラのデフォルメに合わせて風景のサイズも変えるっていう漫画、最近じゃ珍しいかも。

キャラのかわいさがまずありつつも、描かれる景色が絵として楽しい漫画。
ちょろっと読めば、「萌え系…?でもなんか違う」とはっきり分かるはず。
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2008年10月25日

1巻目の「C0DE:BREAKER/上条明峰」


C0DE:BREAKER(01)/上条明峰
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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その忌まわしき青い炎で、悪人どもを燃やし尽くせ!

法の目を逃れて悪事を働くどうしようもない連中を、悪意を持って抹殺する一人の少年と、彼と知りあってしまった少女との、サスペンスアクションドラマ。
今風の学園ヒーロー物としての要素を盛り込みつつ、サスペンス展開とひとくせある主人公とで、設定の外堀から良さげに組み立ててきたな、という作品。

 
主人公は眉目秀麗にして武道の有段者である女子高生。そんな彼女が、青い炎を用いて町のチンピラを燃やしてしまう青年を目撃する。
その青年が、なんの偶然か女子高生のクラスに転校してくる。見た目も普通の生活も、一般の学生となんら代わりないものの、実は彼は、「悪には悪を」という主義を持つ組織に所属し、自らの手から発する青い炎で悪人を殺してゆく人間だった。という設定。

正義感は強くとも、さすがに殺人は肯定できないヒロインはこの青年と対立。青年のほうはというと、クールな好青年の顔の裏に、より大きな力をもって悪を伏せるという歪んだ正義感を持っておりまして。
で、仕事に差し障りがあれば一般人を手に掛けることも厭わない彼が、ヒロインのある秘密を知り、彼女と接近することになる。という具合。

女性キャラが作品の主観となり、普通の正義感を持つ彼女に対し、男のほうは強くてかっこいいんだけど根が悪人、というキャラの配置になってまして。この構造は本来、少女漫画なんかにけっこう多く見られまして、ヒロインがその純情さから青年を正しい道に導いてやる、なんてのがパターンなんですがこの作品ではどうなるか。

この後の展開として、主人公以外の能力者の登場や組織の全容が明らかになり、やがてより大きな悪の存在が見えてきて能力バトル展開もやりつつも、てな具合かなーと簡単に予想はつくものの、娯楽アクションとして見れば比較的安定した作りのため、先行きに心配せず安心して読めそうですな。

等身大の学園ヒーローでありつつも、ダークな影を身にまとうアンチヒーロー物として。暗くて鬼畜な主人公が好みなら。
それと作品の内容とは関係ないんですが。
…これ、タイトルは「CODE」じゃなくて「C0DE」(ゼロ)で”コードブレーカー”って読ませてるんだよなぁ。なんてややこしい。
作品をテキストで探したり調べたりすることが多い最近にあって、こういうのは色々と不利だと思うんだけどなぁ。書店として、いろいろとめんどくさい不都合が起こりそう。
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2008年10月24日

鹿児島に新たなローカルヒーローが誕生した…のだが…

鹿児島市水道局戦隊 ジャグチマン

鹿児島市水道局によるヒーローキャラで
水道だからジャグチマン
……それは分かる

それは分かるんだが
よりによって、そのモチーフである蛇口が
一番付けちゃいけないところに付いてます
…ピンクには付いてない、てのがもうイイワケできん

以下ニコニコ動画リンク

 
市の水道局ってことは、仮にも役所の考えたキャラだろうに
このデザイン、今日この日を迎えるまで、誰も止めなかったという事実が恐ろしいっすな

しかしショーでの出し物がNHK教育にジブリアニメとはお粗末すぎるねぇ
このへんはさすがにお役所レベルってことか

このショーが開催されているイベントは、鹿児島市交通局によるイベントでして
おいらが何年か前に行った時はオモチャキッドのショーやってましたが
オモチャキッドのステージはレベル高かったのになぁ…

まぁ一発ネタに近い出オチ同然のキャラですが
冷静になってどう考えてみても、このデザインに行き着く過程がまったく理解できません…

投稿者 bird_chief : 23:54 | コメント (1) | トラックバック
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1巻目の「オニデレ/クリスタルな洋介」


オニデレ(1)/クリスタルな洋介
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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暴力バカでも純情可憐な乙女の姿に、ニヨニヨ、ニヨニヨ、ニヨニヨ。

手芸が得意なおとなしめの男子と、学園をたばねる不良のトップである女子とが、なんでかカップルとして恋人同士、てなラブコメギャグ。
やったもん勝ちシチュエーションの出オチ一発ネタっぽいなーと思いつつも、キャラの良さを徹底してアピールしてくるもんで、不覚にも読んでてなんか笑みがこぼれるのよね。

 
彼女のグループでは、硬派な不良を貫くために恋愛はご法度。そのため、二人が付き合ってることは周囲には秘密。で、主人公はいろいろとひどい目にあいながらも、ラブコメやっちゃうわけでして。
そんな中でドタバタやる展開ながらも、ラブコメというよりはギャグ作品にラブコメ要素があるといった感じ。絵柄も割とギャグコメディ調。

つまるところは、シチュエーションと設定が先に立ったコメディやってるんですが、周囲にヒロインよりもさらに強烈な人外キャラを用意することで、ネタの勢いを保ってますな。
しかしなによりも
その外見に似合わず規格外の不良として粗野で粗暴なヒロインが、主人公といちゃつく時だけえらいことかわいくなるんですな。
しかも極度の照れ屋で、何かのはずみで主人公が甘い言葉を口にすると、たちまち赤面して卒倒してしまうという。
ギャップ萌えだの「新ジャンル」ものだと分かっちゃいるのに、やっぱヒロインのかわいさにニヨニヨするわけですよ。
美少女系というよりは少年誌掲載のギャグコメディ作として手に取りやすいラブコメ作。
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2008年10月22日

1巻目の「ばりごく麺/能條純一」


ばりごく麺(1)/能條純一
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
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これが能條流、ハードボイルド・ラーメンストーリー!

一人の冴えない青年の視点で描かれる、とある天才料理人と小さなラーメン屋の物語。
なるほどこの人が料理漫画を描くとこうなるのかー、と感心しつつ、引力と勢いのある主人公にぐいぐい引き込まれるような作品。どことなく昭和の泥臭さがあるのだ。

 
主人公はうだつの上がらない眼鏡のサラリーマン。雨宿りついでに偶然立ち寄った小さなラーメン屋にて、まずいラーメンを「痛快だ!」と言いつつたいらげる、暑苦しくも不思議な熱気を放つ男と出会う。
彼こそが、スープへの飽くなき探究心を持ち、湯切りを極めたラーメンの生きた伝説であった。てな導入。
奇妙な縁で出会った彼等は、中年夫婦が二人でやってる小さなラーメン屋を盛り返すべく、眼鏡のサラリーマンは仕事をやめラーメンの道に進み、伝説の男は極上のスープを作り出す。

風のように現れ風のように去っていく、昭和の無頼ヒーローのような一人の天才を中心にしつつ、天才の姿を追いつつラーメンの修行に励む一人の若者との対比でドラマを作っておりまして。能條作品にあった天才+その他大勢、という漫画になっていないため、成長と成功のストーリーとしても読めるようになってます。
しかしなんつっても、伝説の男のキャラが良いっすな。熱い男でありつつも、言動はやや突飛なところがあり、しかし義理に厚く爽やかで気持ちのいい男なのだ。能條作品のヒーローとしては随分と明るい光を放つキャラですが、その分非常にストレートにこの人物の人間性が伝わってきまして。こう、意外にもノリノリで読めるんですな。

んであとは料理漫画として、この著者の画力で描かれる「もの食う人々」の表情が実に良い。
本当に旨いものを食ったときの、歓喜と衝撃とが入り混じったような一瞬のその顔が絶妙に描かれ、読んでるこっちに強烈な印象を与えてくれるのだ。

漫画としては渋めの系統に入る作品であるものの、じっくり読めばちゃんと面白い。なんとなくでも読んでもらえるといいなぁ。
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2008年10月21日

20代最後の一年が始まります

気付いたら誕生日

祝うようなあれでもないけどまぁ、なんかうまいものでも食うかな、と思いつつも。
仕事終わって家に帰るうちにだんだんめんどくさくなってきたのでいつも通りの一日に。
平日だがちょっと酒飲むかな、と焼酎をあおるくらいか。

ちょうど昨日、古い知り合いと久々にだらだらと電話で話したところで。
タイミングがタイミングなだけに、いろいろとじわじわしんみりくるものがあったり

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1巻目の「ゼロセン/加瀬あつし」


ゼロセン(1)/加瀬あつし
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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大和魂炸裂軍人漫画+ヤンキー漫画の融合!?

現代に蘇った旧海軍の将校が、ヤンキーだらけの高校に赴任してきて学生を鉄拳制裁、というトンデモスーパー教師漫画。
馬鹿馬鹿しいんだけど一線を越えたようなかっこよさがありつつ、しかしやっぱギャグとして楽しめる作品。

 
とある北国の島に、氷付けとなって冷凍保存されていた旧帝国海軍の軍人が主人公。蘇生された彼は、堕落と腐敗に満ちた現代日本を大和魂をもって叩き直すべく立ち上がる。といった筋書き。
んでそんな彼の向う先は、世紀末的な様相を見せているヤンキー高校。そこに教師として赴任してくる。てな具合。

設定からして無茶してるものの、絵としては至極まっとうなヤンキー漫画の路線で行っているため、なんか割と普通にかっこよく読めちゃう作品。
戦中日本からのタイムスリップものとして、常識のズレたところで無軌道一直線な暴れっぷりを披露するわけで、これがなかなか読んでて爽快。
ただやっぱ色々とぶっ飛んだ漫画ではあるんで、ある種のギャグだと割り切る必要はあるかと。
あと主人公はスケベという設定だが、下ネタギャグ要素はまるで不要っすな。

それと、こういう作品があるよ、とこの漫画を紹介してみた人がことごとく「ケンペーくんかよ」という反応を見せたのはここだけのナイショだ。
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2008年10月16日

1巻目の「未満れんあい/高嶋ひろみ」


未満れんあい(1)/高嶋ひろみ
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
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かっこわるくて、みっともない、オッサンの初めての恋。でもだからこそ、応援したい!

彼女なんていたことのない、もてない冴えない、恋を知らない30歳のオタク男性。
そんな彼が、心のそこから好きになってしまった中学生の女の子を相手に、真剣に、本気の恋に悪戦苦闘するという話。
なんかもぉ、痛々しいのに切なくて、読んでて「がんばれ!この野郎!」とエールを送りたくなる作品。
万人に進められるもんじゃないが、少女漫画的恋愛でありつつも、ダメな主人公に共感できる人に読んでほしい。これはプッシュしたい。

 
主人公はエロゲの製作会社に勤める30歳のプログラマー。オタク趣味で美少女グッズに囲まれた暮らし。身だしなみにも無頓着で、やぼったいコートに無精ひげ、毛のほつれたニットキャップからは伸び放題の天然パーマが溢れており。
彼女がいないどころか女性とろくに口もきかない。そんななんとも親近感溢れる、いい歳した独身男性オタクが主人公。

そんな彼が、ある日偶然出会った天使のような女子中学生に、見事に一目ぼれしてしまう。
なんとかして彼女と仲良くなりたい!お喋りしたい!と思うものの、ほとんど恋愛経験の無い彼のこと。何をどうしていいのかさっぱり分からず。
メールの返事を考えるのに一晩明かし、なんとか会うきっかけはないかと、どうすればいいのかとまるで子供のように必死になり、盛大に空回りしつつも、この輝ける恋に向って突っ走る、てな内容。

構図だけ見れば、初めての恋愛にうれしはずかし、ドキドキワクワクラブコメディー、あの子と仲良くなりたいわ、というストーリーなのであるが。やはりなんつっても、そんな主人公が30歳のコ汚いオタクである、という点。
無精ひげと伸び放題の髪を振り回し、まるでもう純情な少年のようにキラキラした目で恋愛に挑むのである。はっきり言ってキモい。けどキモくても、おそらく今までまるでモテたことのないであろうこの彼の、真剣で本気の思いだけは伝わってくるわけで。
「あちゃー」てな具合に見ていて痛々しくとも、かっこわるくとも、だからこそ応援してあげたくなる恋愛ドラマなのですな。

ヒロイン側の女の子は、どっちかてっと天然系の少女でして。主人公の外見や風体にあんまり拒否反応を示さず、オタク丸出しの30歳男性に対しても気さくに話しかけてくれる非常にいい子でありまして。いくらなんでもこんな天使のようなヒロインは出来すぎだろう、とは思うものの。
ここまでのヒロインじゃないと、あんな主人公と恋愛ストーリーなんざ進行しませんわな、そりゃ。そこだけは目をつぶってもらいたい。

社会人男性と、こないだまで小学生だったような女の子との恋愛、となると倫理的にもいろいろと障害が発生するわけで。そのへんどこまで突っ込んで描くのかは今後のみどころ。
あんまり深くつっこみすぎると生々しくなって違うドラマになっちゃうんで、そこそこに安心して読める話になるといいなぁ。

かつての「電車男」のような、ありえないんだけれど、でも本当にそうなったら素敵だな、という恋愛ストーリー。
キモくてもかっこわるくても、恋愛したっていいじゃないか!という作品。
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2008年10月15日

遠方より来客有り。俺、慌てる。

上司がしばらく店をあけるので、その間留守を任されることに。
まぁ1〜2日のことだしな、と思ってたら
なんかこんな時に限ってやたら出版社さんご来店が立て続けで。
しかもなんけけっこう偉い人も来るもんだから、いろいろと軽く冷や汗。
立場は店長だがコミックラノベ類は担当してないので、こういうとき焦るぜ。

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2008年10月14日

1巻目の「おひとり様物語/谷川史子」


おひとり様物語(1)/谷川史子
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
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ひとりでも楽しい。けど、ふたりならもっと楽しいのかも…。

様々な状況から「おひとり様」となっている女性達の、恋と暮らしとホンネを描いたオムニバス連作。
「やっぱ恋愛しなきゃ人間が貧しくなるかなぁ」などとうつむいちゃう男がここにいますよ。

 
連作としてのテーマは、「おひとり様」。
恋人はいるけど距離の離れたおひとり様。さっきまで付き合ってたけど分かれちゃったおひとり様。恋人はいるけどなんとなくすれ違いのおひとり様。お見合いしてなんだかいい人で出会ったようなおひとり様。
ずいぶんと幅の広い「おひとり様」でありつつも、一人の女性のその内面と独白を丹念に散らし、大学生からOLさんまでさまざまな大人の女性達が、「おひとり様」として迎える転機について思い悩むという感じ。

恋愛がテーマになっていながらも、中にはひとりでいることを望み、恋や出会いよりも仕事や夢を選ぶ人物も多く、単純に好きの嫌いの出会いの別れの、となっていないのも特徴か。
まず恋ありきではなく、一人の女性がいて、そこに暮らしと生活があり、恋愛が絡んだり絡まなかったりするという具合。このへんの、具体的な輪郭を持って描かれる人物像はほんとーにこの人巧いよなぁ。

さっくりほっこり軽めに読めて、時にニヤニヤと楽しいながらも、なんだか「いいなぁ」と思える短編集。
気軽にふらっと手にとって欲しい。
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2008年10月13日

マンガで心に平静を

なんとなぁくイライラしている日が続いたので
こういうときは落ち着きのある好きな漫画をじっくり読むのだ

ということで

「fellows!」創刊第1号/エンターブレイン ※森薫の新連載が掲載。
「海街diary(2) 真昼の月」/吉田秋生
「坂道のアポロン」(2)/小玉ユキ
「おひとり様物語」(1)/谷川史子

黙々と読む。
好きな作家の新刊がこうも重なってくれると嬉しい。

それにしても…
森薫の新連載
そこはかとなく、こう、秘められたエロスを感じてしまうよなぁ。
いや秘めてないエロスなのか?

投稿者 bird_chief : 23:30 | コメント (0) | トラックバック
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1巻目の「COPPELION/井上智徳」


COPPELION(1)/井上智徳
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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廃墟と放射能と制服女子高生

人の住むことの無くなったゴーストタウン、東京を舞台とする、廃墟SF女子高生ドラマ…とでも言ったもんか。
廃墟フェチズムを刺激する、朽ちた都市を舞台とするSFドラマという、なんともアナクロなツボを刺激される内容ですな。
まったくノーマークだったんだけど、なんか面白そうだったんで紹介。

 
舞台は2036年の日本。東京都近郊で原発のメルトダウンが起こり、都内全域は放射能で満たされ人の住むことの無い廃墟の町と化していた。
事故から20年、静かだった廃墟の東京から頻発するSOS信号。そこに派遣されたのは、女子校の制服姿ながら、遺伝子改造によし放射能への完全耐性を身に付けた3人の女の子だった。
という設定。

「とりあえず東京を廃墟の町にしたかったんだ」的に執拗に描写される朽ちた都内の姿が印象的ながらも、話として華が無いというわけで女子高生3人が主人公。
女の子達との廃墟都市ツアーを堪能しつつ、打ち捨てられた都市に住む野生化した動物達や、防護服に身を包み日常を送る人々の存在。
やがて主人公達は救助活動として都内の探索を続けるうち、政府も把握していない謎の集団の姿があきらかになってくる、てな展開。

苛烈な環境下におかれた廃墟の街と、そこに居着く人々と、放射能への耐性を持つ主人公と、設定の組み合わせ的には「喪」の香りのするダーティーなSFテイストではありますが、序盤の話もあくまで人助けがメインであり、悲惨な街の景色とは対照的にヒロイン達は明るく、ライトに軽く読めるのが特徴。
しかし原発のメルトダウンから都内が廃墟となる過程や、「放射能」という存在についての補則や説明も丁寧であり、なかなか下地もしっかりとした作品であります。
破滅世界とか、崩壊した都市のSFとか、そんなんが好きなら読んでみるのもいいかと。
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2008年10月12日

働くヒッキー

仕事→スパロボ→寝る
というだけの生活を送っていたら、なんか変なストレスが溜まって殺伐とピリピリとしてきた…。
なんか気分を落ち着けないとなぁ。

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1巻目の「グラスホッパー/井田ヒロト・伊坂幸太郎」


グラスホッパー(01)/井田ヒロト・伊坂幸太郎
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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伊坂ノワールの幕が上がる!

現代社会の裏に生きる殺し屋達の出会いと闘いを描く、シニカルなサスペンス劇。
地に足が付いていながらも、

 
詐欺から殺しまで、非合法で非人道的な商売を行う会社に勤めている主人公。元は善良な中学校教師だったのだが、殺された妻の復讐のため、表向きは商社である今の会社に潜り込んでいた。
そして彼の目の前で事故に見せかけた殺人が起こる。そこに「押し屋」と呼ばれる殺し屋の姿を見つけ、彼を追うとともに、時を同じくして「自殺させ屋」「ナイフ使い」といった殺し屋が登場する。

いたって日常的かつ現実的に舞台を描きつつも、そこに生々しく存在するアンダーグラウンドの住人達。そしてそこに異能の力をエッセンスと加え、独特のアクションドラマとなっている作品。
超能力バトルというよりは、ダークでハードボイルドなサスペンス劇に「能力」が設定として加わっている感じ。絵柄が今風なのでハードボイルドさは薄められているけれども。

「押し屋」「自殺させ屋」といった名称とその仕事ぶりが、能力としては地味ながらも現実的な凄みと怖さがあり、特徴的な存在として目を引くとともに、それぞれの人物が抱えるドラマと心の闇とがストーリーを引っ張る作りになっております。
マンガとしては、そのへんの特徴やうまみを強く押し出しつつも、スマートで読みやすく、かつ浮ついた能力バトルマンガとならないようにしてありまして。かなり丁寧に描いてますな。

割と地味目なサスペンスドラマかなーと思いつつも、しっかりじっくり楽しめるノワールですな。
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2008年10月10日

1巻目の「まじぴこる/稀捺かのと」


まじぴこる(01)/稀捺かのと
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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魔法少女は、男前!!

秘密の魔法学園を舞台に、元気満点だが破天荒な迷惑娘が魔法だなんだとドタバタやるという内容。
スクエニ系のよくある設定ながらも、爽快さのあるスラップスティック展開と押しの強いキャラクター性でごりごり読ませる感じ。なかなかおもろい。

 
社会的に魔法が認知されている世界。しかし魔法を学ぶ子供達は、いらぬトラブルを招かぬよう、魔法使いであることを隠して専門の学園に通っており。
そんな魔法使いの生徒であるひとりの少女が主人公。

ところがこのヒロイン、猪突猛進ハイテンションで、アオリにあるように「恋も魔法も力ずく」。かわいいのに何かと騒動を巻き起こす彼女と、そのクラスメイトとでドタバタコメディ。
ところがそこに、魔法使い殲滅を企む謎の地下帝国の一団が登場。
時に魔法使いの生徒達とバトルを繰り広げるも、やっぱお間抜けにスラップスティック、てな具合。

魔法シーンとアクション、バトルシーンをなかなか迫力を持って描きつつも、やってることはお調子者なヒロインが騒動を撒き散らしているだけ、というコメディでして、どこか突き抜けたノリのいい主人公の勢いにまかせて、テンポよく読める漫画。
絵柄や設定やらはわりかしありがちなのに、ヒロインの魅力で不思議とちゃんと読めるんですな。
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2008年10月08日

1巻目の「ざんねんなこ、のんちゃん。/吉沢緑時」


ざんねんなこ、のんちゃん。/吉沢緑時
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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日常はこんなにも…トラウマに満ちていた…!

物事の細かいことを気にしたり、あるいは何かにつけてツキがなかったりするあまり、日常の些細なことからトラウマを宿してしまうかわいそうな子の姿を描く、神経症ギャグコメディ…。
いやもう、馬鹿馬鹿しいのにグロかったりキモかったりで、読むほうも体力いるぜ。

 
主人公はごく普通の学生なんだけれども、ちょっと他人より細かいところを気にしすぎる性格でして。
普通の学生の生活の中で、何故かいつもトラウマを植えつけられてしまうというコメディ。

例えば、学校でテストを受けていて、自分の名前の漢字をちょっと忘れてしまった時。名前を書けないイライラともやもやが不安を煽り、似た文字を何度も書くうちにそれがゲシュタルト崩壊を起こし、強迫観念となって主人公の意識を押しつぶしてしまったり。
あるいは、掃除機で吸い込んでしまった×××の死骸をモロに見てしまったり、食卓の身近なところの不潔さ、汚物に気付いてしまい、それがまた恐怖を呼び起こす観念となり、些細なことで恐怖が呼び起こされてしまったり。
なんちゅうかもう、強迫神経症を煩うその瞬間を、ホラー映画のノリでこれでもかと見せ付けてくるわけで。
見てはいけないもの、やってはいけないことに心理的に追い詰められ人間が壊れてしまう瞬間をギャグとして描いてるんですな。

ネタとなっているのは何かが汚れているとか何かのアレを見ちゃったとか、スケールの小さいトラウマではあるんですが、その分生々しさがあり、特に汚物ネタは読んでいてきっついとこがありまして…。
「もし自分がこんな目に遭ったら…」と思うとなんかぞわぞわしてくること受けあい。

一種のグロさを売りにする発狂コメディですが、血とか内臓とかのグロさじゃないだけに、耐性ないとキツイ…。
でもよくこんな異様な漫画を描いたもんだ、と感心したので紹介。
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2008年10月07日

ゆっくりしていってね!!!

いろいろ入荷
こんだけ揃うとなんかニヤニヤ

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2008年10月06日

1巻目の「まかないこむすめ/小谷あたる」


まかないこむすめ(1)/小谷あたる
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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ちんまいイヌミミ少女、がんばる!

家政婦としてやってきた犬耳の女の子と、彼女が暮らす家とその周辺の人々とのアットホームコメディ。
電撃レーベルの女性向け作品ながらも、じっくりしっとり読ませるほんわかコメディとなっております。

 
どこか懐かしい昭和の日本を思わせる舞台。そこでは猫耳や犬耳を持つヒトも、人間と一緒に生活しておりまして。
で、見た目は子供だが、家政婦として働く犬の女の子が主人公。彼女が勤めることになるのは、若手女流作家の先生の家。んで先生は美形でちょっとミステリアスな黒猫の男性と同居しており。
さらには料理屋を営む先生の叔母がいたり、その叔母の息子さんがいたり。
主人公の目線から、彼女たちのにぎやかであったかい日々を描くホームコメディ作、てな感じ。

スタイルとしては、コメディドラマの中でキャラクター同士の人間関係を読ませる作りであり、女流作家先生は黒猫に想いを抱きつつ、黒猫はそれを知りつつクールな素振りであり、叔母の息子はちょっと行き過ぎたマザコンであり、イイ男である黒猫が気に食わなかったり。

ただ、そういう関係を発展させる方向ではドラマを作らず、あくまでコメディストーリーのエッセンスとして、「あ、この二人って実は…」と想起させるようになってます。
このへんのキャラクターの立たせ方は巧い。

全般に人情コメディであり、キャラクター同士の関わりをじっくり読ませる漫画なので、分かりやすい面白さとしての起伏は無いんですが、読み進めるごとに登場人物の個性がじんわりと浮かび上がってくるような、そんな良さがありますな。
クールなイケメン黒猫の描き方からして女性向けではあるんですが、キャラが良いので犬耳猫耳という最低限のファンタジー設定に抵抗が無ければ誰でも読めるはず。
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2008年10月05日

鳥酋長の迷走鹿児島お散歩日記−#03.5−加治屋町

特にどこかに出かけたというわけでもなく、ふらっと外に出たらいい店あったので縮小版ということで。

ちょっと遅い午後に目が覚めた休日。
どこかに出かけるにしても今からじゃちょっと時間が足りないし。
かと言って家の中にいてもしょうがないし、と。
ぶらっとちょっと出かけてみますかと外出。

家の近所から甲突川沿いをさまよってると…。


なんだこりゃ。
こんなとこにメシと喫茶と酒の店が?

 

かなり不思議なたたずまい。外からではいったい何の店があるのかさっぱりわからんな。
おもしろそうなのでちょっと入ってみよう。


なんかメニューも本格的に揃ってるうえ、昼から夜までやってるのか。(画像のボードのメニューが、ブランチの時間は外に出ています)



店内の中はわりと広く、雰囲気もかなり落ち着いている。が、野郎が一人でのこのこ入るにはちょっと気後れするか。


店内の一方はガラス張りで、さっき外からでは木やら生い茂っていた庭を内側から眺める景色に。
すぐそこにけっこう交通量のある道路が走ってるんだけど、んなこと忘れちゃうな。

んでメシとデザートとコーヒー。
昼間だと食事のメニューが少々制限されるものの、軽めのブランチならやってるようで。
アルコール類も昼からOK。夜はレストランバーになり、食事のメニューもかなり増えます。
画像のケーキは別メニュー。ニューヨークチーズケーキ450円。かなりうまかった(あらかた食ったところで写真撮ってないのに気付いた)。


大きな地図で見る

場所は中央高校前から日銀に向かって高麗橋を渡る手前。
石垣に囲まれ、木に覆われた庭に広めの店、という不思議なところでしたが、話を聞くと元々はギャラリーだったんだそうな。なるほど。
「こんなところに、こんな店が!?」という驚きのあるメシ屋でした。

ご近所でも探せばいい店あるんだなぁ。

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2008年10月03日

1巻目の「理系の人々/よしたに」


理系の人々/よしたに
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
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うはw あるあるwww ありすぎて困るwwwwww

世間的に言うところの「理系人間」の言動を、理系の代表として現職SEでもある作者が1ページマンガ形式で描いていく日常あるあるネタな漫画。「オタリーマン」の人ね。
なんちゅーかもう、「うわ!俺だ!」と思わずにいられないのがなんとも。

 
例えば、「酒臭い」を「アセトアルデヒト臭がする」と言ってみたり、単純作業がきらいだったり、商品の値段を原価でしか計れなかったり、計算に細かかったり、ウンチク大好きだったり、器械にはやたらとうるさかったり。んでそんな姿が周囲を軽くイラつかせたり。

人間を文系・理系というカテゴリで分けて互いに優劣決めたりする、となるとちょっと感心しないんですが、この漫画はそういうことはなく、理系っぽい人々の日常的な言動をとらえ、「あるあるw」「いるいるw」と思わせる内容になってるんですな。
理系側が自分自身をかえりみて、ちょっとだけ自虐気味にネタにしてるから安心して笑えるわけで。
しかも1ネタ1ページで単行本1冊分ですよ。連載2年分とは言え、よくぞこれだけネタがあったなぁと感心しますわ。

全ページフルカラーであり終始飽きないエッセイ漫画として読めるんですが、元がブログ掲載の作品であるだけに、単行本化に際してブログの元記事上にあった読者コメントや作者のテキスト等は省かれてしまっているのは寂しいなぁ。
ブログの漫画って、こういうとこまで含めて読むものだしねぇ。

まぁそういう点を差し引いても、エッセイ漫画として楽しめるわけですが。
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2008年10月02日

1巻目の「ダブルナイト/玉岡かがり」

1巻目の「P.S.すりーさん/IKa」


ダブルナイト(01)/玉岡かがり
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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畜生!俺も女装するからそこと代われ!

男性恐怖症なはずのお嬢様主人公と、どう見ても少女にしか見えない女装少年とのシチュエーションコメディ4コマ。
まぁ最近は女装少年も流行りだしねー、と思ってましたが、意外にキャラがしっかりしていて読める内容。

 
それまでずっと女子校通いであった、長い黒髪が素敵なお姉さまタイプの主人公。
彼女が引っ越してきた隣には、歳の近い姉妹が暮らしておりまして。
しかし実は、この妹のほうが、どこからどう見ても女の子にしか見えないけれどれっきとした男だった。という設定。

んで彼女達を中心とした学園生活コメディ4コマが始まるわけですが。
地味に見えてわりとしっかりとしたキャラクター作りがなされており、ネタとして特に強みがあるわけではないのに、キャラの個性と魅力で読ませてくれます。
シチュエーションや日常風景にネタのモチーフを求めず、登場人物の個性と関わり方のディテールを深めていく形。
女装少年もショックに遭ったりするとなんか男に戻ったりするし。いや男なんだけど。

漫画としての変化やアクセントもキャラクターの性格設定に対して行われるため、自然と登場人物の印象が強まっていくようにできてるんですな。
正直なとこぱっと見の印象はそこらの萌え系4コマと大差ないですが、質はけっこうしっかりている作品。
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2008年10月01日

1巻目の「P.S.すりーさん/IKa」


P.S.すりーさん/IKa
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
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見た目に反して、なんて毒っ気に満ちたマニアックなゲームネタ4コマだ!

わかりやすく言っちゃえば、ゲームハードを萌えキャラに擬人化した4コマなんでありますが、これがおもろかった。
ゲームハード及びゲーム業界事情に多少なりとも詳しければ、これは読んでおいていいですぜ。

 
主人公は「すりーさん」名前で、人気者であった母と姉を持つただいま売り出し中の期待のアイドル。ライバルに「うぃーさん」「でぃーえすさん」「はこまるさん」がいて、妹「ぴーさん」がいるという具合。
ゲームハード業界での争いをアイドル達の活躍にたとえ、業界の栄枯盛衰をキャラクターにあてはめて読む漫画なんですな。

元はブログ掲載の4コマであり、低解像度のドット絵みたいな線画を漫画にしてるんで、そうと知らないと読みにくいところがあるのでそのつもりで。
単行本化に際し、ネタに対する細かな解説テキストと、描き下ろしフルカラーページが追加。

話としては、期待を背負ってデビューしたものの、いまひとつ目が出ないPS3の不遇な状況を擬人化したわけで。なんちうかもう…読んでてすりーさんがかわいそうになってくるのがなぁ。泣ける。
あと、せがさんは熱くて元気だが基本的に馬鹿、ていうのがすげーツボでした。
他にも、ちょっとしたところに細かにコアなゲームネタが仕掛けられており、そういうところでニヤニヤできるのもポイント。誰がわかるんだっつーネタもかなりありますが、ブログ上での掲載と違い、細くの解説文が添えられているのはありがたいですな。

しかしなによりも、ゲーム業界をネタにした漫画として、ここまで奔放で面白いものはやっぱ商業誌じゃ描けないんだろうなぁとも思ったり。こういうのはネット媒体の強みですな。やっぱこういうのは軽めの毒があったほうが面白いのだ。
最近では、ゲーム系雑誌掲載の一般ゲーム4コマも増えてきましたが、そういうので「PS3を擬人化して、売れない不遇っぷりを描く」なんて漫画は絶対に描けないわけで。
別に描いてもいいじゃんか、とも思ったりするのですが。
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