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2008年09月09日

1巻目の「ストレイキーズ/柚木タロウ」


ストレイキーズ(1)/柚木タロウ
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●○○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
アクションドラマにキレとメリハリを付けるのは内面心理の描写によるところが大きいわけですが、これはそういったキャラの内面自身を舞台装置とすることで、世界観の描写と感情のこもったドラマと、心理描写のあるアクションシーンとを同時に描くことに成功した作品。
仕掛けが巧く機能してるんだよなー。

 
(ひょうたん書店通販ページ)
アクションドラマにキレとメリハリを付けるのは内面心理の描写によるところが大きいわけですが、これはそういったキャラの内面自身を舞台装置とすることで、世界観の描写と感情のこもったドラマと、心理描写のあるアクションシーンとを同時に描くことに成功した作品。
仕掛けが巧く機能してるんだよなー。
 
欲望にとりつかれた人間が化け物になり、「欲望空間」と呼ばれるこの世とは別の次元を作り出し、そこに他の人々を飲み込んでしまう、という設定がありまして。
主人公は、常人には見えない「欲望空間」を見ることができ、そこに住まう1人の悪辣なツラした少年とパートナーになり、欲望にとりつかれた人々を救い出す、という話。

化け物となってしまった人々は皆心になんらかの闇を抱えており、その闇があるがゆえに「欲望空間」を作り出してしまうんですが、それぞれにやむにやまれぬ事情やトラウマがあり、完全な悪人ではないのですな。そんな人々の心の中に入り、パートナーの少年と一緒にアクションしつつ、欲に囚われた人々を救っていくわけです。

ドラマ作りとして、まず欲望にとりつかれた人がいて、その欲望が作り出した空間がアクションの舞台となり、その舞台に欲望の根源が形となって発生し、そこでバトルが発生する、という具合。
造語が多いものの設定自体は割とよくまとまっており、登場人物の心のドラマを巧くアクションバトル漫画として描く仕組みを作ってありますな。
その上でキャラの構図をシンプルにし、世界観以外の能力設定を大きく省略することで、「少年向け作品」になるように描いています。

アクション漫画としての舞台や設定は丁寧に作りこまれ、アクションシーンをそつなくこなす作画も良い感じであるものの、全体のトーンやキャラクターの個性は割と大味。
まぁはっきりと明確に「少年向け」を目指すとこうなるか。
(ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

投稿者 bird_chief : 2008年09月09日 23:26

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