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2008年09月02日

1巻目の「ヤクザガール〜ブレイド仕掛けの花嫁〜/大熊由護・元長柾木」


ヤクザガール〜ブレイド仕掛けの花嫁〜(01)/大熊由護・元長柾木
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
美少女アクション漫画も今やキャラクターや設定の誤差で特徴を出すしかなくなってるなぁ、と思いつつ。そんな中で、筆致の強さ、画面のパワフルさ、構図の魅力で全てをもっていくような物は強いですねぇ。
やっぱ最後に残るのは「絵」であるのかと。

 
家系の断絶を防ぐため、嫁さん探しのためエリートが集まる高校へとやってきた主人公。しかしその学園では、生徒が派閥を組み特殊な力を身につけ、授業として血と殺戮のバトルロワイヤルが繰り広げられていた、という内容。

授業開始の号令とともに全力で殺しあう生徒達に動揺するも、主人公にはある秘密が隠されているため、とある一派に守られることになる。そして主人公の護衛を担う少女がヒロインとなるわけですな。
極道だのヤクザだのと物騒な言葉が出てはきますが、ファンタジーの設定用語にそういうものを選んだ、というだけなので特に任侠漫画というわけではないようです。

作画的には今時の美少女絵でありながら、極道ヤンキー漫画もかくやという血しぶき飛びまくるバトル展開が特徴。
いちおー設定として伝奇っぽい能力を個々のキャラが持っているものの、ギミックとしての使い方ではなく見せ場をキメるための必殺技ってところ。そのため能力で云々というアクション展開ではないため、バトルは随分と大味な印象(リンかけみたいと言えばいいか)。
であるにもかかわらず、構図のかっこよさ、画面の力強さがあるため、迫力がちゃんと伝わってくるんですな。作画に自信が無いとこの作り方はできませんな。
同時に露出度が高く残酷描写も多いため、スタイリッシュなのにエログロバイオレンスアクション、という漫画になってます。

秋田書店チャンピオンREDらしい凄みのある内容でして、能力によって空中に固定されたB-29や、私闘を収めるためにやってきた理事長が巨大な爺で、一喝で生徒もろとも周囲を吹き飛ばすとか。
このへんのはったり具合が全体を牽引する原動力になってますな。
(ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

投稿者 bird_chief : 2008年09月02日 22:31

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