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2008年08月29日
1巻目の「暁の闇/夏乃あゆみ・かわい有美子」

暁の闇/夏乃あゆみ・かわい有美子
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
表紙の印象そのままに、平安で陰陽師でイケメン勢ぞろいですかどうですか、と思いつつ読んだものの、不思議と話に引き込まれてしまったなぁ。
BLっぽいビジュアル指向なドラマであっても、こうして男が読めるものも探せばあるんだよなー。
主人公は、幼少の頃は天才とうたわれたが歳を重ねるにつれ力を失っていった、ある若い陰陽師。
そんな彼がお役目として、ある事件をきっかけに「もの狂いの太子」と呼ばれ遠方に隔離されてしまった太子のもとを訪れる。太子の中に龍を見て、その時から力を取り戻していく主人公。この出会いにただならぬ縁を感じた彼は、太子のために役立とうと奮闘するものの、やがて都に不吉な予兆が現れる。てな展開。
で、かつては聡明なんだけれどすっかりやさぐれちゃった皇子さまと、若くてやる気と才能はあるんだけれどなんか空回りとすれ違いを起こす主人公と、さらには皇子さまの側近としていつかまた彼を都に戻したいと思う男がいたりと。
都落ちした麗しい太子を中心に、彼に引き寄せられる男達のドラマですな。
友情や信頼の中で思い思われる人物同士の関係性と、「事件」の背後にある事実や設定が明らかになっていく中で、サスペンス含みのドラマになるんですが、BLっぽくなるならないの寸前でストーリーを展開しておりまして、このバランス感覚のため男でも読めるんですな。
まぁ見た目は絵がキレイないい男たちのやんごとなきドラマ、という捕らえ方でいいんですが、さすがに作画の質は高く、和風テイストの中で夢と幻想の間を描くような画面は美しいっすな。
女性向けなんですが男でも読めるよ。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 2008年08月29日 21:09
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