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2008年08月14日
1巻目の「ぬらりひょんの孫/椎橋寛」

ぬらりひょんの孫(1)/椎橋寛
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
妖怪の頭であるぬらりひょんの血を引く人間の子供が、妖怪とともに生まれ育ちながらも普通の小学生として暮らす一方、自分や周囲に危険な妖怪による危機が迫った時、妖怪の血を目覚めさせ、悪い妖怪を退治する、というアクション作。
整った作画とキャラクターの主張の強さと、メリハリの効いた構成で読ませる作品。よくできているので今後に期待だ。
主人公は大きな屋敷で妖怪とともに暮らす小学生。実は彼は妖怪の長であるぬらりひょんの孫であり、行く行くは妖怪たちの親分となり妖怪たちをまとめあげる人間でありまして。
しかしそんな彼も、普通の人間達の持つ妖怪に対するイメージと、妖怪と暮らし妖怪と仲良くやってきた自分自身との間で板ばさみになったり。なかなか複雑な立場のご様子。
しかし、クラスメイトや周囲の人々に対して妖怪の危害が及ぶと、その態度と姿を一変させ、妖怪の長たる姿に変身してバトル。しかし、1/4だけ妖怪なので、あまり長時間の変身はできないのと、人間に戻ると変身中の記憶を無くしている、というハンデも。
週刊連載でのアクションバトルものとしては、キレイに整いながらもシャープで力強い作画にまず目が惹かれますが、それよりも主人公の強さと個性で読ませる作品。
妖怪達の住む屋敷=古風なヤクザの一家、という描き方もあいまって、昔の侠客ものみたいなかっこよさのある変身後の主人公なんですが、妖怪側の立場であるはずなのに人を守り妖怪を倒すという行動の根拠が素敵。
「たかが人間に危害を加えていい気になってるような妖怪は、いらん」と渋くかっこよく決めてくれるんですな。
週刊少年誌の妖怪バトルものとしてはしっかり話も絵も平均点以上にまとめあげられた作品。
あとは今後のストーリー展開と、キャラクターの活かし方次第か。
……いや、よくできてるし面白いと思うんだけど、人気が出て連載が続くかどうかはまた別の問題だからね…。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 2008年08月14日 23:45
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