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2008年08月08日

1巻目の「武装神姫2036/BLADE」


武装神姫2036(1)/BLADE
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
近未来の日本において生まれた、人間のパートナーとして生活を供にし、競技として戦闘も行う、動いて喋る身長15cmの「神姫」による、バトルとコメディのメカ娘漫画。
ただもうひたすらに、最初から最後までメカ娘で溢れかえる内容でして、よくこんな無茶な漫画描いたなぁ、と感心。

 
元々は、「武装神姫」として玩具展開されている、アクションフィギュアの一連のシリーズを新たな世界観を設け漫画化した作品でして。
ストーリーとして何かがあるわけではなく、話ごとに登場する神姫達とコメディリリーフを多分に交えつつアクションバトルしている読み切り形式の作品。

……なのではありますが、作中に登場する「神姫」のそれぞれのデザインは様々な絵師が担当しておりまして。
この漫画を描いているBLADE本人を始め、okama、島田フミカネ、カサハラテツロー、篠房六郎、清水栄一+下口智裕、などなど、なんともまぁ個性的な面々である。
このように、本来のデザイナーがてんでバラバラで、フォルムとしての性質がまるで異なるメカ娘を同じ紙面に登場させ、あげくにアクションさせるというのは、作画にかかる負担は生半可なものではないようで。
巻末のあとがきページで「この神姫をデザインしたのは誰だー!」との叫びもあったり。
ちなみに、作中の「神姫」の持ち主となる人間のキャラには、神姫の元デザインを担当したデザイナーに由来する名前が付いておりまして。こういう遊び心は嬉しい。

それにしてもまぁ、こんなややこしいキャラをしっかり描ききった著者の力量はたいしたもので。
2頭身によるコメディ体型から、アクションシーンの6頭身まで、シーンに合わせて多様にキャラクター造形を崩し、デフォルメを加えつつ、元デザインの特徴をしっかりと掴んで読者に提示しておりまして。
さらには他人のデザインを自分の線として、著者自身の作画スタイルと個性を反映させ、自分のものとしているのも見事。

話としては、ひたすらにバトルとお笑いとが繰り返されるだけなんですが、神姫達の姿を隅から隅までつぶさに見ていくのが面白い作品。
メカ造形や作画に興味のある人は読んで損の無い作品。それだけマニアックってことですが。
(ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

投稿者 bird_chief : 2008年08月08日 23:46

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