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2008年08月06日
1巻目の「兄弟−BROTHERS−/成瀬芳貴」

兄弟−BROTHERS−(1)/成瀬芳貴
オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
人類を脅かす存在として「悪魔」が跋扈する世界。悪魔と戦うためエクソシストを目指す幼い兄弟と、二人の向うエクソシスト養成学校でのドラマを描くファンタジーアクション作。
こういうのあんまおいらの趣味の分野ではなかったんですが、思わず読み込んでしまった。質が高いぞ、これ。
平和な世界に突如モンスターが現れ、それらを退治することができるエクソシストには、血縁によって結ばれた兄弟にしかなることができない、という設定。
で、主人公を始め主要な登場人物は必ず二人ペアで行動をともにする兄弟ばかり、というわけで。
形式としては、BL的なカップリングでバトルするファンタジーです。
つっても別に男の兄弟じゃないとダメってわけではなく、作中では姉と弟のコンビなんかも一応出てくるんですが、やっぱメインは男カップルです。
で、兄弟がテーマということで、作中のキャラは歴史上の著名な兄弟を元にしており、今のところグリム兄弟とライト兄弟が出てきております。
こういったペアの、相互作用により二人一組でキャラの個性を立てる仕組みなんですが、この意図がうまく作用しておりまして。1巻目から登場人物多いんですが、どのキャラも非常に個性的。
単独で見るとパターンの枠にはまったキャラでも、異なる性格のカップリングで多用なシチュエーションが生まれるってことですな。
一人一人のキャラ紹介は省きますが、いいキャラばかりですな。
アクションバトルものとしては、ギミックと構成よりもビジュアルやインパクト重視なんですが、見せ所をきちんとわきまえており、それぞれのエクソシストの放つワザは実にかっこいい。
特にライト兄弟の「ライトフライヤー」シリーズはちょっとシビれちゃいますな。かっこええ。
いい年した男達が仲良くやってて、見た目重視のアクションファンタジー。
しかしそれらの要素である、絵やキャラクターが非常に質の高い一品。
「こういうのちょっと趣味じゃないんだよなー」と分かってるのに読ませてしまう力強さのある作品です。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 2008年08月06日 22:20
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