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2008年08月31日
映画D.M.C.は、やっぱ原作忘れて見るべきかもな
仲間内での酒飲みついでに、深夜レイトショーで映画デトロイト・メタル・シティ見てきました。
いやー、おもろかったっすよ。
劇場内は終始笑い声があり、いい雰囲気で見られました。
ただまー、よくできてたんだけど、確かに面白かったんだけど。
原作ファンからすると物足りないところは確かにありますな。
「あそこを抜かすか!」とか「あれはフォローしとかんといかんだろ!」という点はちらほらありますが。
でもまー、実際に面白かったからこれでいいや、と。
松山ケンイチ演じる根岸は実にキモかったし。ライブシーンはかっちょよかったし。
あと、隠れた名キャスティングだなーと思ったのは、常に「おお、あれはクラウザーさんの○○!」とリアクションをとる、原作でもおなじみロンゲのDMCファンの彼を、大倉孝二がやってたこと。
名前も無い脇役キャラの一人にすぎないのですが、彼を初めとするファンの姿が、DMCというバンドの存在感を作り上げているわけで。
大倉孝二の演技がこれ以上ないくらい、DMC信者のあるべき姿を再現してくれていました。
何も考えずに見て、声出して笑って楽しい映画。
原作の過激さを薄めてあるんで、けっこう女の人でも楽しめるよ。
投稿者 bird_chief : 20:35
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2008年08月29日
変な趣味に芽生えつつある件
「迷走鹿児島お散歩日記」と題して、週末ごとにあっちこっちうろうろしてんのをネタにし始めたもんで。
あてもなくうろつくよりは、なんか目的があったほうがいいわけで。
毎月タウン誌を複数買ってはいるものの、こう、雑誌のまんまじゃ、必要な情報が探しにくい。
というわけで、気になるお店情報を、地区別にスクラップブックを作ってまとめようと、道具を一式揃える。
これで市内のこまかな地域ごとに、めぼしいお店がすぐに探し出せる。
一年くらいかければ立派な資料になるだろう。
…しかし…。
いつからおいらはこんなアウトドア派に…。
やっぱ趣味が無いままだといろいろと変わるなぁ。
投稿者 bird_chief : 21:57
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1巻目の「暁の闇/夏乃あゆみ・かわい有美子」

暁の闇/夏乃あゆみ・かわい有美子
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
表紙の印象そのままに、平安で陰陽師でイケメン勢ぞろいですかどうですか、と思いつつ読んだものの、不思議と話に引き込まれてしまったなぁ。
BLっぽいビジュアル指向なドラマであっても、こうして男が読めるものも探せばあるんだよなー。
主人公は、幼少の頃は天才とうたわれたが歳を重ねるにつれ力を失っていった、ある若い陰陽師。
そんな彼がお役目として、ある事件をきっかけに「もの狂いの太子」と呼ばれ遠方に隔離されてしまった太子のもとを訪れる。太子の中に龍を見て、その時から力を取り戻していく主人公。この出会いにただならぬ縁を感じた彼は、太子のために役立とうと奮闘するものの、やがて都に不吉な予兆が現れる。てな展開。
で、かつては聡明なんだけれどすっかりやさぐれちゃった皇子さまと、若くてやる気と才能はあるんだけれどなんか空回りとすれ違いを起こす主人公と、さらには皇子さまの側近としていつかまた彼を都に戻したいと思う男がいたりと。
都落ちした麗しい太子を中心に、彼に引き寄せられる男達のドラマですな。
友情や信頼の中で思い思われる人物同士の関係性と、「事件」の背後にある事実や設定が明らかになっていく中で、サスペンス含みのドラマになるんですが、BLっぽくなるならないの寸前でストーリーを展開しておりまして、このバランス感覚のため男でも読めるんですな。
まぁ見た目は絵がキレイないい男たちのやんごとなきドラマ、という捕らえ方でいいんですが、さすがに作画の質は高く、和風テイストの中で夢と幻想の間を描くような画面は美しいっすな。
女性向けなんですが男でも読めるよ。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 21:09
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2008年08月28日
夏の映画まだ見に行ってねぇ
映画「ダークナイト」が面白いらしいと言っておきながら
気がつけばもう夏も終わりで
映画館の上映スケジュール確認してみたら、この週末でダークナイトの上映は一日2回に減ってしまうではないか!
ううむ。どうすべぇ。
投稿者 bird_chief : 22:27
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1巻目の「世界制服/榎本ナリコ」

世界制服(1)/榎本ナリコ
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
(ひょうたん書店通販ページ)
「制服の少女」を登場させるという点を縛りに、毎回いろいろと趣向を変えて展開されるSFギャグコメディ連作集。連作集だけど巻号数ついてます。
これがなかなかに、星新一やら藤子Fやらを髣髴とさせるいっぱしのSFでありまして。ニヤニヤしながら読めた作品。
あーいう感じのSFショート物とか好きならこれは買っておいたほうがいいぞ。
モチーフについてのテーマとして、「制服の少女」という決まりがある以外は、実に好き勝手に自由にやっているSFギャグ集。
地球の命運を賭けた一組の男女だとか、あるいは四畳半に住まう秘密の知生体だとか、技術革新により価値観の変わった未来世界だとか。いかにもSFショートのお題目が並んでおりまして。こういうの好きだとテーマだけでもわくわくしてきますな。
基本的に、あるifの中に放り込まれた男女がスラップスティックなノリでSFやってる感じでありまして。
が、もともとこの著者、情感とセンチメンタリズムな漫画の多い人ではあったんだが。ギャグもいけるというこの事実。著者自体もけっこうノリノリで突拍子も無い話を明るく描いてるのがいいですな。暗い未来やら世界の終わりなんてのもテーマとして出てきますが、基本的に終始ドタバタしていますんで、楽しく読める内容。
が、青年誌掲載作を描くにあたっての力の入れ方が分からなかったのか、2ちゃんねるを始めとしたネットスラングや、ニコニコ動画に初音ミクといったモチーフをいかにも「よく知らないけどオタクに流行ってるみたいだし使ってみました」と面白半分に節操も無く撒き散らしておりまして。このへんはいただけない。
しかし中盤からはそのへんの無駄な気負いや力が抜けたのか、リラックスして自由に好き勝手にやってます。
設定とシチュエーションの活かし方と、そこから繋がるオチもなかなかに巧く、ショートオムニバス作品としてはけっこういい出来ですぜ
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 22:23
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1巻目の「生徒会役員共/氏家ト全」

生徒会役員共(1)/氏家ト全
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
女子校から共学へとなったばかりの学園を舞台に、女の子ばかりの生徒会にいきなり加えられてしまった男子生徒を中心に繰り広げられるコメディ4コマ。ただしシモネタ過多。しかも少々やりすぎ気味。だがそれがいい。
お堅く見えて、口を開けばシモネタの生徒会長をはじめ、天然系やロリやらスケベ女教師やらとありまして。
そんな中で学園コメディ4コマやりつつも、起承転、までふつうなのにオチだけエロで落とす、という作り。
このエロネタも直球勝負ではなく、こう、親父ギャグスレスレのレベルで核心をちょっとかするエロと言いますか。具体的じゃないんだけど言葉に出さないんだけどエロい、という感じ。
ただまぁ話が進むとどんどん直接的になっていきますが。
だいたいこのへんの、間接的なエロネタギャグコメディ、てのは著者の特徴みたいなもんで。前の作品からずっとそうではありましたが、ここに来てずいぶん間の感覚やセンスみたいなもんが洗練されてきた感じですな。
なので微エロやってる以前にコメディ4コマとしてちゃんと面白い作りになってます。
キャラの作りもなかなか良いですしな。
マジメに見えてとんでもないことを口走る生徒会長にニヤニヤですな。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 21:29
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2008年08月27日
1巻目の「戦国妖狐/水上悟志」

戦国妖狐(1)/水上悟志
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
人と妖怪とが争いながらもともに暮らす戦国時代。
強大な力を持ちながらも人を憎む少年と、世直しと称して人間を救う妖狐の娘のコンビによる妖怪伝奇アクション作。
バトル物に見せておきながら、個人のアイデンティティと内面的成長をテーマに据えるという、著者独特の作風が活きている作品。
妖怪の暮らす日本が舞台。ここでいう妖怪の中には温厚な者もいたり、人に狩られてしまうのもいたり。
一方時代は戦国の世まっさかり。世間は荒れ落ち武者が野盗化していたり。
そんな中で、旅を続ける仙人の少年と妖狐の娘。少年は人よりも妖怪に触れて育ったため人間が苦手だが、妖狐は世直しの旅を通して彼に人間らしさを取り戻してほしいと思っている。んでバトルとなると少年は妖狐の血を体内に取り込むことで、妖怪に近い姿となり力を振るう、てな具合。
そしてこの二人と同行することになる、よわっちいが武芸で身を立てようと旅をする少年やら、ある事情で妖怪と人間の中間の存在になってしまった娘が加わり、やがて彼らの狙う「敵」の姿も見えてくるという展開。
主要キャラに明確な立場の違いを与えることで、彼らが相互に関わりあい、成長を遂げていくという内容でして。軽めのアクション漫画のようでいて、個人のトラウマや深い心理に根ざすものからの脱却と成長、という内面性の高いストーリーを用意してあるのはこの著者特有のものでして。
力を持つが人間嫌いの主人公、力は無いが人の弱さを知る少年、人と妖怪の間で自らの罪に苦しむ少女と、それぞれに「人間」と「力」に対する関わり方が異なる三人が、この先どのように変化を遂げていくのか。そこがストーリーの軸となりますな。
でもまー別にこう、内面性があるつっても陰々鬱々とした漫画ではなく、コメディ要素交じりのアクションバトル漫画として楽しめながらも、個人の内面が主題にある感じ。
あとマッグガーデンからの作品であるせいなのかなんなのか、ちょっと造語が多いか。
ともあれ著者のファンにとっては期待を裏切らない出来となってます。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 22:54
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1巻目の「ワンマン・アーミーゲイツ/小林源文」

ワンマン・アーミーゲイツ/小林源文
全1巻
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
(ひょうたん書店通販ページ)
数十年に渡り地球環境を破壊してまで戦争を行っている未来。
英雄的な活躍をしながら記憶喪失に陥り、新兵同然となってしまった主人公の目線で描かれる、未来の戦場のストーリー。
ちょっとレトロなSF設定ながらも、緻密でリアルな描写によりそこらの作品にない力強さで読ませる戦争劇画。
主人公はかつて西側陣営において「パンツァー・ゲイツ」と呼ばれ称えられた一人の英雄。しかしとある作戦の参加をきっかけに彼は記憶を無くし、以前のそれとは見る影も無い一兵卒に過ぎない身分となっていた。
しかし、彼が新兵として配属された部隊において、危機的状況に陥るたびにかつての「パンツァー・ゲイツ」としての動きを取り戻し、部隊を救っていく。
はたして彼が記憶を無くす前に見た物はなんだったのか。そしてこの戦争の行く末は…。てな感じ。
東西冷戦の果てに核戦争でズタズタになった地球。瓦礫と廃墟の中でハイラインよろしくパワードスーツに身を包み、自動化された兵器と戦う兵士たち。雰囲気的にはターミネーターだとかの終末的な未来世界におけるSF戦争ものでして。
今や陳腐化して誰も使わなくなった珍しい設定だなぁと思ったら、この漫画って初出が80年代半ばなのね。
しかし古い漫画ではあるものの、「読ませる絵」という点においてはいまだ色あせない魅力を持つ本作。
この作者がSFアクションやるとこうなるのか〜、と感心しつつ、ファンにとってはたまらん内容となっております。
あとなんというか…、この作品を描いた当時作者がデビューし立てだということもあり、ちょこちょこと過去のSFからの引用が散見されるのも特徴。
宇宙の戦士だったりターミネーターだったりエイリアンだったり。SF映画のギミックや世界が一番面白かった頃のいいとこ取りをしたような側面があるため、おっさんにとっては古きよきハリウッドSFを見ているような、そんな気分になれるはず。
今どきこういう世界観ってどこもやらないからねぇ。
でもやっぱ、廃墟となった東京で、パワードスーツに身を包み逆関節の2足歩行戦闘マシンを相手に戦うシーン読んでると、「ああこういうの、俺は好きだ」と再認識させてくれるような。そんな1冊。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 22:13
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2008年08月26日
Firefoxよこんにちわ
負荷のかかるサイトで重い
一部のサイトで動作が異常になる
などなど
機能としてはいたれりつくせりで申し分ないんだけれど、
あれこれと重いなぁと思っていたSleipnir
ようやく見切りを付けてFirefox3へ移行しました。
いやー、軽くて素晴らしいなぁ
などと思っておりましたら
自分のこのサイトが、Firefoxではちゃんと表示されないとこがちょこちょこありまして
慌てて修正。今まですまんかった。
投稿者 bird_chief : 21:31
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1巻目の「天顕祭/白井弓子」

天顕祭/白井弓子
全1巻
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
(ひょうたん書店通販ページ)
大きな戦争があった後の日本。ヤマタノオロチとスサノオの神話が伝承として今も残る中で、「クシナダ姫」としての運命から抗おうとする1人の少女と、彼女とささいなきっかけで出会った鳶職の男との物語。
要素がいろいろとごっちゃまぜなのだが、これがみごとにひとつにまとまり昇華した良作。幻想性のあるSFロマンとか好きなら是非に。
舞台は日本。大きな戦争により国中が毒に汚染され、永い時を経て復興を成し遂げた未来。
そこでは現代と変わらぬ人の営みがあり、毒を避け汚染からの復興を祈る人々の思いは、やがてスサノオとヤマタノオロチの伝承と混在し、「天顕祭」という祭りが毎年行われることになる。そして50年に一度の「天顕祭」の日、秘められた儀式が執り行われようとしていた。
主人公は鳶職の男性。とあるきっかけから、いかにもわけありな少女を自分の下で働かせることになる。
実はこの少女は、50年に一度の「天顕祭」の日、ヤマタノオロチへの人身御供として捧げられる「クシナダ」であった。
逃げ出した彼女を追い、やがて神社からの追っ手がかかり…。
という導入部。
あらすじの説明だけでこんだけかかるほど、設定がやたら入り組んでおりまして。
SFであり古事記であり、伝奇ものであり、そして一組の男女のロマンスである、という漫画。
しかしこれらの設定要素がうまく折り重なり合い、絶妙なバランスでドラマを形作っているのは見事ですな。
元々は同人誌で発表された作品なんですが、好き勝手に設定を詰め込んだだけのように見えて、ひとつひとつの設定がストーリーにしっかり反映されておりまして。
しかしややこしいように見えつつも、ストーリーの本筋は男女の邂逅という一点のみに据えてあり、シンプルに読める物語でして。しかしそこに神話の伝承と、大昔の悲劇と、そして現在の物語とをうまく重ね合わせ、フラクタルなテーマがひとつにまとまり、そこにクライマックスを集約させるという仕組みも実に鮮やか。
柔らかでありながらシャープな筆致も手伝い、壮大で幻想的で、夢と現実を行き交う恐怖と、太古からの伝承と未来の日本があり、そして不思議なロマンスを堪能できる作品。
入り組んだ設定と重層的なストーリー展開は、やはり同人誌だからこそ描けた、というのはあるんだろうなぁ。
商業誌でこういうのはまずお目にかかれないような、独特の質感を持った作品になってます。
まぁ同人であるがゆえに、構成的に少々読みづらいところもあり、気軽に手に取るにはちょいとハードルが高い漫画ではありますが。
でも、良い漫画。
奥深く、恐ろしく、けれども最後に人の愛がある、という作品。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 21:26
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1巻目の「雨無村役場産業課兼観光係/岩本ナオ」

雨無村役場産業課兼観光係(1)/岩本ナオ
オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●●○
(ひょうたん書店通販ページ)
東京の大学を卒業し、生まれ育った故郷の村役場に勤めることになった主人公が、若者も少ない過疎の村にて恋に村おこしに奮闘する群像恋愛ドラマ。
今もっとも注目すべき少女漫画家の1人、岩本ナオの「町でうわさの天狗の子」に続く長編連載作。ちゅか「〜天狗の子」やってる最中にまた別の連載作が読めるとはおもわんかった。嬉しい。しかも面白いし。
主人公は大学を卒業したばかりの大学生。都会での恋に破れ、生まれ育った村に戻り、役場勤めをすることになる。
10代の頃に遊んでいた仲間達はほとんど村に戻らず、同じ世代の若者は主人公をはじめ給食センターに勤めるメグと、コンビニでバイト中のスミオの3人だけ。
主人公は村の観光係として村おこしに奮闘する一方、メグとスミオと主人公との3人の間には互いに片思いの感情が芽生え、ともに暮らしながらも妙な三角関係が築かれていく。てな内容。
田舎暮らしとラブコメの人情純情恋愛ドラマになりそうな材料ですが、これが実に岩本ナオの個性が出ていて面白い。
過疎の村と村おこしというテーマでは、遊ぶところもやることもないため、倉庫で毎晩宴会を開く父親たちの姿や、「16歳で出来ちゃった婚で中退して家庭に入ったほうが家族には喜ばれる」という現実や、特産品と展示会のイベントを開いても年を追うごとに人が集まらなくなる様子など、妙に生々しい寒村の様子を描いておりまして。同時に、役場勤めの主人公も日々の実務の様子まで丁寧に描かれているのが特徴。
そして、寂れて年寄りばかりになろうとも、都会から帰ってきた主人公の目線で「ここはいいところだ」「みんなにもっと来てほしい」という主人公の強い思いがストーリーの軸となっている感じ。
一方、恋愛ドラマとしての側面では、仲良しグループの中でそれぞれに一方通行の恋心を抱きつつも、今の関係が壊れることを恐れてなかなか片思いが発展しないなかで、ある大きな事件が起こり、転機を迎えるという展開。
村おこしドラマと恋愛ドラマとの両面を同時に進行する内容でして、主人公の村と仲間に対する感情が実に鮮烈で、群像劇として面白い作品。
しかしやっぱ、岩本ナオ独特のタッチと感性で描かれるキャラクター陣が味わいがあってよいよなぁ。
ストーリーの中でヒロイン役となるメグだって、全然ヒロインっぽくないというか。ちっこくてまるっこくて給食センター勤務だし。他にも、18歳以下にはまるで見えない風貌のメグの弟とか、スーパーの誘致に失敗して村の親父達に混ざって倉庫で酒盛り始める村長とか。
でもいろんな変な奴がいても、そこにある種のユートピアがあるかのような、「村」という空間の描き方が素晴らしいですな。
あとセリフもいちいち良く、はっとさせられるような言葉が無造作に転がっており、思わぬところでぐっと心に響くんですな。
少女漫画としてのモチーフを用意しながらも、著者の個性で誰にでも楽しめる作品となっている良作。読んどけ読んどけ。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 20:57
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2008年08月24日
鳥酋長の迷走鹿児島お散歩日記−#02−城南〜住吉町〜桜島桟橋
さて、それでは本日もあちこちうろつく散歩日記である。
前回にちょこちょこレスポンスもあったので、気をよくして2回目。
今日はちょっと色々入り用だったので買い物ついでに港の海沿いをうろついてみることに。
(今回の地図を開く) ※文末にも埋め込み地図があります
#01
まずは城南町のPCデポからスタート。
前回、画像がちっこいとの意見をもらったので、そこそこの解像度で何枚も画像を撮れるよう、SDカードを買い換えに(今まで本体にオマケで付いてた16MBのだった)。
つっても、所詮はケータイの写メ画像。大容量のなんか要らないので、特価コーナーにて128MBのMiniSDカード購入。
99円。やしー。
#02
さてそれではお散歩開始。
県道216号、錦江通りを北上。まずは昼食だな。今日もおなかがすいているのだ。
目の前にガストがあるが、こういう時に一人でファミレス寄ってもしょうがない。
#03
ここに古着屋WE GOがあるから買い物でもすっかなー、と思ってたのに
いつの間にやら釣具屋に。
Googleマップ上だといまだにここ、ユニクロのままですが、ユニクロ→WE GO→釣具屋と変わってます。
…それにしてもWE GO、あっという間に移転しちゃったなぁ。
#04
釣具屋を素通りして、旧中央市場前交差点。パース通りと大門口の合流点ですな。
この交差点の角に、ちょっと前に目を付けていたカフェがあるのだ。
#05
旧中央市場前交差点角の、バイク屋の横にあるドッグカフェ。
犬のマークが目印で、まさかと思ってましたが犬喫茶でした。
店内はペット同伴OKで、店内にも看板犬がおりまして。
日曜の午後ということもあり店内はペット連れが多く、おいらが入った時はお客さん同士がそれぞれ連れ寄った犬を取り囲み、ちょっとした撮影会になっておりました。
やはり犬好きが集まるお店なんですな。
ランチは800円。今日のメニューは冷やしうどんorタコライス。
なんちゅう2択だ、と思いましたが、
ペット同伴可の犬喫茶だ、という特徴を抜きにしても、さっぱりとした雰囲気の良いお店でした(画像はボケてるけど)。
ただ、お客さんが連れてきた犬同士が店内で吠え合ったりするんで、犬もいるぞというのを承知のうえ、寛容な心で席に着く必要がありますな。
さてお腹は満たされたのでさらに北上。
#07
漫画喫茶。昼メシはここでも良かったかなー、と一瞬思うものの、せっかくなのにこういうとこ寄ってもしょうがないよね。
この花屋の角のスジを入って、裏側にまわると…
#09
小さなウェスタンショップが。
カウボーイでインディアンなアメリカン輸入雑貨屋だが、本格的なだけにどれもこれも少々いいお値段。
#10
港湾合庁前交差点。ここを左へ向かうといづろ、天文館へ。
右を見ると
ドルフィンポートが見える。まだ行ったことないし帰りに寄るかな。
夏休みだし篤姫館もあるしで人が多そうだが。
#11
ちょっと進んでエネオスの反対側、十島村役場の横に、なんか良い感じのカフェバー発見。
帰りに寄るかなーと思ったら、どうやら今日は夜から貸し切りになるようで。お昼のみの営業だったようで。残念。いつかスキをついて行こう。
#12
泉町交差点。朝日通りとの合流点で、左方向に向かうと市役所前に出る。
朝日通りはちょこちょことお店が多いんだが今回はスルー。紹介してもらった飲み屋もあるのでいつか行こう。
ところで、画像のコカコーラ看板の真下には、だいぶ昔に雑貨屋があったんだが。
ああいう雑貨屋、鹿児島じゃあんま見なくなったよなー。
ここを直進で県道204号に合流。
#13
さらに進んで名山桟橋交差点をちょい過ぎたとこ。
輸入家具、雑貨とアンティークの店で喫茶もやってるようだ。
#14
桜島桟橋交差点。ここを左に向かうとアーバンポート。
ちなみにアーバンポートはかつてドンキホーテが入る計画があったんだけど、付近の住民から反対の声があがって無しになったのよね。だから鹿児島はいまだにドンキが無い。
さてこれ以上進むと鹿児島駅前まで出てしまう。さすがにあの辺りまで行ってもしょうがないので、このへんで戻ることにしよう。
桜島桟橋側に向かい、海沿いの道を南下。
#15
桜島桟橋。桜島フェリー乗り場。
きれいになってからもう何年だっけ?
この建物の中でもたまに何かやってたりすることを、帰宅してから思い出す。ちょっと寄ってみれば良かった。
この向こうに水族館もあるんだが、魚類を見るだけのために男が一人で立ち寄ってもしょうがない。
#16
#13のギャラリーの裏手。さっきのは駐車場側でこっちも入り口のようだ。
#17
すこんと桜島が丸見えになったので一枚。…これどこから撮ったんだっけな。地図のあたりで合ってると思うが。
#18
NHK鹿児島。
…いいかげんテレビ捨てるなりして受信料払うのやめないとなぁ。ほとんどテレビ付けてないのに払い続けるのはアホらしい。
#19
さてドルフィンポート。
初めて来てみたんだが、いったいここは何があるのかと思ったら、大量のメシ屋に雑貨屋が少々。あと郷土料理と鹿児島物産が、てな感じ。
家族連れと県外客向けってところか。しかしメシと買い物以外にあとなんか欲しい気がする。
今は大河ドラマの影響で篤姫館にも客が多いようだが、来年になれば閑散としそうな気が。
入ってる雑貨屋も、お店単位ではいいお店なんだけれども。やっぱ人寄せに核となる何かが欲しいよなー。
ちなみに雑貨屋は家族連れ、子供のいる女性向け、てな感じの面々。
写真のお店はWhat系列のようで、シンプルでおしゃれな雑貨、ガーデニング用品、ベビーグッズ等々が。あと何故か西洋蘭も並んでたり。
2階からの眺め。
海沿いで景観も良いため、のんびりくつろぐにはいいんだが。遊びに行くとこではないんだよな。
てきとーにお店を見て回った後、ドルフィンポートを左に見つつ南下
#20
ケーキ屋さん発見。おいらは酒飲みだが甘い物には目がないのだ。スイーツ万歳。
人気のお店のようで、駐車場入り口には警備員が立ち、車の整理をしておりまして。
店内は、まぁ当たり前のようにカップルが。結婚式用のケーキや焼き菓子も扱っているため、30手前のムサい男が一人でぶらりと寄るには色々と痛い。
でも買ったけどね。
帰宅後にwktkしつつ開封した一枚。
フルーツが色々乗ってデコレーションに凝ったものが多く、見た目にもう昂揚せざるをえないですな。
テーブル片付いてないせいで色々と見えてますが気にするな。
#21
アジア料理のレストラン。
ここには一度だけ寄ったことがあるが、綺麗な店内にバラエティ豊かなメニューで楽しい店であった。
ただ、ここで「ああ俺、トムヤムクンとか駄目な人だったんだ…」と初めて気付いたんだよな。いや、料理はうまいのよ。
このあたりは昔から港町だったようで、古い石造りの倉庫を改装して店舗としているお店が目に付く。
#22
ここなんかもそう(逆光が…)。
ぱっと見、なんのお店かわからんなぁ。どーやら「スシダイニング」の店であるらしい。やっぱ何の店かわからん。
#23
最近出来たらしい、家具と雑貨と喫茶のお店。もちょっといい角度から写真撮りたかったんだが、道路側にもテント張って露店やってたんで。
ここも古い倉庫を利用したお店でして、木製雑貨にお高いおされな木製家具と、あとお茶飲めるとこ。
店内は自然派(?)な家族連れとカップルと新婚さんでわんさか。
俺には場違いにもほどがあるので早々に退散。
いや、いいお店なんだよ。空いてるときにでものんびりお茶しに行きたいね。
#24
おっと、ここまで南下してしまったか。
ここを右に向かうと、スタート地点に近い錦江通りへ戻ります。
このまま進んでも港湾関係の会社が入った商業地になるので、今回はこのへんで終わりかな。
スタートしたとこに戻って終了。
さて今回のルートは、市内中心部にほど近いわりに郊外型の立地であり、また港沿いの幹線道路ということもあり、個人規模のオーナーがやってるような、よさげなお店がいろいろと見つかりましたな。
もともと人の流れ自体はあるところなので、この付近にでんと大きく、郊外型の大型店ができれば一気に栄えそうな土地なんですが。
やっぱ「繁華街にちょっと近い港町」となると、地価の都合で大型店もおいそれとは来れないんですかねー。
それでは最後に、今回のルートとポイントを記した地図を以下に(アイコンに画像が埋め込まれています)。
前回よりもだいぶ見やすくなってるはず…。
さて次はどこをうろつこうかな…。
投稿者 bird_chief : 20:01
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2008年08月22日
1巻目の「アシスタント!!/かがみふみを」
1巻目の「アシスタント!!/かがみふみを」

アシスタント!!(1)/かがみふみを
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
絵を描く経験がほとんどない女の子が、ふとしたきっかけから漫画家のアシスタントになり、アシスタントとして成長するとともに漫画家先生の良きパートナーとなっていく、という内容。
著者得意の、純真な天真爛漫少女が元気いっぱいでして。なんかほだされるわぁ。
主人公は大学生の女の子。姉が漫画編集の仕事をしている関係で、とある男性漫画家のアシスタントをやることに。
しかし当の彼女は漫画は好きだが描いたことはまったく無く、また漫画家先生はというと、悪い人ではないんだけれども他人が苦手で対人関係に難のある人だった、という感じ。
そんな中で、もちまえの頑張りやさん気質でもって主人公がただの雑用から少しずつアシスタント業をこなしていくと同時に、彼女の明るさと熱心さに影響され、漫画家先生も少しずつ変化していく、という感じ。
主人公の女の子の、まるで子供のようにまっすぐで一生懸命で快活で、という個性をもって全体を牽引する内容。
これだけだと大味な印象ながらも、登場人物が影響しあって成長するとともに、時には悩んだり落ち込んだりする展開を用意することで、単なるシチュエーションコメディにとどまらない良さのある作品になってます。
とは言っても基本的にはコメディ4コマなので。けど、ちょっとしたクセとアクセントが効いてるな、ていう感じ。
がんばる女の子が一生懸命やることでちゃんと報われる、ていう清くて正しいとこは好きだなぁ。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 21:23
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2008年08月21日
映画「デトロイト・メタル・シティ」がけっこう好評な件
超映画批評−『デトロイト・メタル・シティ』80点(100点満点中)
諸々の仕入れ担当として、予想を上回るプロモーションが展開されているD.M.C.
映画に合わせてリボルテックだのアニメDVDだの音楽CDのリリースラッシュだのと、「おいおいちょっとやりすぎと違うか」と不安だったんですよ。正直なところ。
店頭にて、映画とアニメのプロモーション映像を流しても、これがキャッチーでお客さんの反応も上々ではあっても、
いやしかしまだわからんぞこれは、と思ってましたが。
辛口で知られる「超映画批評」にて予想外の高得点が出ました。
この映画を企画した人たちは読者層に向けた実写化にこだわらなかった。むしろ、読者数の10倍の未読者へアピールできる映画を作るという気構えで挑んだという。私がもっとも評価したいのはそこだ。
これだけ思い切り笑わせながらも、最後までお涙頂戴に流れなかった点も潔い。原作に触れたこともない、単に気晴らしのためシネコンにやってきた通りすがりの人々に、私は強くすすめたい。なんかウソだろこりゃ、と思えるくらいの褒めっぷりである。
気になったのであちこちで試写会レビューのテキストを探してみましたが、
・ほぼ完璧に近いキャスティングと、それぞれの分野の精鋭が集結したスタッフによるプロフェッショナルな仕事ぶり…
映画・デトロイト・メタル・シティは、決して原作ファンを裏切ることはないだろう。
・めちゃくちゃ面白いですよ、この映画。今年の邦画実写部門ナンバーワンですね。いやーここまで批評性の高い作品だとは思ってもいませんでした。わりと軽い気持ちで見に行ったので衝撃度120%でした。
ざっと探してみただけでも、かなり良い評判が立ってます。
こりゃほんとに当たりなのかもなー。
見に行くかなー。
投稿者 bird_chief : 23:37
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1巻目の「うさぎのーと/師走冬子」

うさぎのーと(1)/師走冬子
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
小動物系の、子供のように陽気で元気な女先生と、ちょっと変な先生達や生徒との学園コメディ4コマ。
わりとそつなくまとめあがった4コマだなーという印象ながらも、キャラの個性の付け方が楽しく読める作品。
垂れ耳のような髪飾り、好奇心旺盛でどこにでも現れ、いつでも明るく朗らかで、生徒のために一生懸命飛び回る姿から「うさぎ先生」と呼ばれ慕われている、生徒思いの新任の女性教師。彼女が受け持つことになるクラスを中心に、個性豊かな教師陣も一緒にシチュエーションコメディ。という4コマ。
4コマとして、ネタやシチュエーション自体はごくごくスタンダードなものでして、読み慣れた安定感が先に立つ感じ。
ただ、先生側のキャラクター性がいい具合にいじってあり、粗野で粗暴だが世話焼きの男性家庭科教師とか。仕事のできない校長に替わり仕事をこなす、ちょっとツンデレ気味の女教頭とか。紙袋を頭にかぶり、年齢性別一切不明だが生徒からの人気は高い養護教諭とか。
このへんの登場人物の個性と、そしてキャラクターごとのカップリングとでも言おうか、想い想われという関係性を織り込むことで、軽くラブコメ要素もアクセントとして仕込んでおりまして。
典型的なよくあるコメディ4コマながらも、キャラの作りがしっかりしておりまっとうに読める漫画に。
特にやっぱ、男の家庭科教師がいいなぁ。威勢はいいし言葉は乱暴だが、基本的に面倒見が良く家事全般こなせてお母さんのようで、ていう。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 23:29
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2008年08月20日
1巻目の「ぱらどっぐ!/根本新・COM」

ぱらどっぐ!(1)/根本新・COM
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
鏡を見ると犬に変身するという家系に生まれた少年。彼が暮らす商店街を舞台に、恋にトラブルにとドタバタやってるコメディ。
舞台とキャラを揃えておいて、後は割と自由にやってるシチュエーションコメディですが、犬かわええ。猫派だったが転向しようか。でもこの犬の本体は高校生男子なんだよなぁ。
とある商店街の一角に屋敷をかまえる由緒正しい極道一家。まっとうな任侠一家として商店街の人々からは慕われている。が、しかし今はド貧乏で配下のものもほとんどいない。
ところがこの一族には、鏡などに映し出された自分の姿を見ることで、犬に変身する、という秘密がありまして。
そんな中、新興の大勢力ヤクザが庭先すぐのところにやってきたり、そこのお嬢様が天然巨乳で犬大好きだったり。警官の娘で幼馴染のヒロインがいたり。
商店街を舞台にした、人情コメディとラブコメにちょっとしたファンタジー要素がある、という具合でして。しかしただのスラップスティックではなく、トラブルとしての事件をストーリーに据えて1話ごとに展開を読ませる作りになっているのは好感が持てるところ。
犬になる、という意外にもう少しキャラクターの個性と魅力が欲しいかなー、というところですが、作画も整ったクオリティですので、絵が気に入れば読んでみてもいいかも。
それにしても主人公がかわええ。もちろん犬の姿が。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 23:47
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2008年08月19日
1巻目の「絶対平和大作戦/小椋アカネ」

絶対平和大作戦(1)/小椋アカネ
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
争いを続けていた二つの国の王子と王女が戦争を終わらせるために結婚するものの、実は二人の仲はあまり良くなく、仕方無しに表面上は仲の良い夫婦を演じていた二人が、次第に互いの魅力に気付きつつ惹かれあう、というラブコメ作。
素直になれない二人の純愛コメディ、という典型ではありますが、そこに国家間の目論見やアクション要素を加えた作品。
隣国同士で戦争状態にあった二つの国。しかし互いの国の王子と王女が愛し合っていると分かり、二人の説得により和平が結ばれ戦争は終了。やがて二人は結婚し、平和の象徴としてそれぞれの国民から祝福を受け、国境の町で暮らすことになる。
しかし、実はこの二人の仲は最悪であり、和平のための演技として夫婦生活を送っておりまして。
けれども政治的に微妙な立場にあるこの二人。なにかと命を狙われたり事件の渦中に置かれるわけで、二人で困難を解決しつつ、やがていい雰囲気になっていくという具合。が、お姫さまも恥ずかしがりやでなかなか素直になれず、二人の距離はくっついたり離れたりで読んでるこっちがやきもきさせられるわけですな。
カップリングがまずありき、で互いの関係が良くないところから結びついていく、というパターンに設定で特色を加えたスタイルでして。
王子のことが嫌いなはずなんだけれども、お姫様の心中に次第に芽生えていく恋心と変化していく二人の様子をこれでもかと強調してありまして。ニヤニヤしつつ読めるラブコメとなっております。
立場的には王女であっても、中身は普通の女の子、てのが良いのだ。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 20:37
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2008年08月16日
ご先祖さまのことをいろいろと調べてみた
盆休み。
夏コミ新作が一斉に入荷しているだろうお店のことはとりあえず忘れて、墓参りに。
そのついでで、うちの父親が今いろいろと調べている、我が家の家系とそのルーツについて色々と教えてもらった。
これがこちらの予想以上に具体的に残っていたので非常に興味深く、また自分のご先祖さまのことでもあるんで面白くて。
さかのぼるとなんと鎌倉時代にまで行き着きました。
まぁちょっと長めの私的なメモになるんで興味のある方は読んでってください。
見せてもらった、うちの家に残る一番古い写真がこれ。
反射で見えにくいけれども、左端の人物が、僕のじーちゃんのじーちゃんのじーちゃんくらいの人にあたる甚四郎さん(他はその兄弟)。
生まれは安政五年(1858年)。
写真の雰囲気では皆けっこうお歳を召されているようなんで、とすると50〜60歳くらいかと考えられ、この写真の撮影時は1910年前後と推測。
明治の終わりごろであるようなのだが、あの当時、あの田舎に写真屋を呼んで家族写真を撮るようなお家だったのですな。
甚四郎さんの生年は、仏壇に残る位牌から判明したようでして。
同じく、位牌が残っていたのは甚四郎さんの二代前まで。…名前忘れちゃったな、メモっておけばよかった。
今の我が家の家系につながるルーツが分かり、さらにうちの父親は実家の近所の年寄り達からの話を聞き込み、誰がどこでどういう風につながっているのか調べているみたいです。
さて次に、もっとはるか昔のご先祖様について。
今までは、うちのご先祖様は江戸末期に今の地方(姶良郡住吉)に移り住み、田畑を開いた、と思っていたのですが、どうやらそうではなかったようで。さらにはるか以前からご先祖様は住吉にいたようでして。
証拠となったのは、実家に残っていた姶良町誌。古代から近代までの郷土史をつづった本の中に、我が家の名前が出てきます。
時代はなんと鎌倉。その登場の仕方も非常に面白く、さらには島津家初代の下向に関わるエピソードの中での登場でして。
以下にまとめてみました。要約してますがちと長め。
島津家初代となる島津忠久が幕府より薩摩国守護に任命され、鹿児島を目指す(建久七年・1196年)。
その途中、摂州住吉神社(大阪・住吉大社)に参拝。
その後無事鹿児島入りを果たしたところ、一人の老翁が現れ、忠久に礼をする。老翁に名を尋ねると「姶羅郡住吉大明神である」と答え、姿を消してしまう。忠久はこのお礼として、鹿児島県姶良郡の住吉神社へ部下を寄越し代参させることに。
この忠久の部下が兵を連れて住吉神社へ向かう途中、二人の女性が現れる。この女性は二匹の白い狐へと姿を変え、一行を住吉神社へと案内し、無事に到着し参拝することができた。
このことを知った忠久は、住吉神社を島津家で保護することに決める。同時に、住吉神社近くのある家に、参拝の途中で現れた二匹の狐をそれぞれ「上穴神」「下穴神」として祠を作り奉ることにした。
とありまして。この、『「上穴神」「下穴神」の祠が奉られている家』にうちの名前があるのですな。
しかもなんとこの祠、今でもあります。ばーちゃんちのすぐ裏に。
というか、小さい頃から見て知っていた謎の祠にそんなエピソードが!とちょっと感激しましたわ。
たまたま撮影していた一枚。この画面奥に、その祠があります。だいぶ小さく、影になっててほとんど見えませんが。
また、うちの父親は、小さい頃は苗字で呼ばれることがなかったようで、名前でなく「アナガンさん」(穴神さん)と呼ばれていたそうです。そのルーツが鎌倉時代の祠なのですな。
この記述は住吉神社に記録として残っているそうでして。少なくとも鎌倉時代までさかのぼれるとは驚きでした。
※忠久のとこについてはWiki等の資料と時期にズレがありますが、町誌に載っていた神社の記録のほうを記述しました。
そもそもうちの祖先は、実家の上にある池の、水門の管理をしていたためにこの名前になってるんですが。鎌倉の当時に苗字があったり、島津家の命により祠が置かれたり、また町誌にある別の記録からすると、どうも神官に近い立場でもあったようですな。
あと大分前に、日記にて「うちの先祖は鹿児島県北西部から来たらしい」と書きましたが、いったいいつ頃来たのか。そのへんは謎として残っております。
といった具合で、今の自分につながるルーツが色々と分かって非常に面白かったっす。
数百年以上に渡る血のつながりの中に自分が存在し、しかもそのことが資料に残っている、てのはなかなかに感慨深いものがありますよ。
投稿者 bird_chief : 22:57
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2008年08月14日
1巻目の「ぬらりひょんの孫/椎橋寛」

ぬらりひょんの孫(1)/椎橋寛
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
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妖怪の頭であるぬらりひょんの血を引く人間の子供が、妖怪とともに生まれ育ちながらも普通の小学生として暮らす一方、自分や周囲に危険な妖怪による危機が迫った時、妖怪の血を目覚めさせ、悪い妖怪を退治する、というアクション作。
整った作画とキャラクターの主張の強さと、メリハリの効いた構成で読ませる作品。よくできているので今後に期待だ。
主人公は大きな屋敷で妖怪とともに暮らす小学生。実は彼は妖怪の長であるぬらりひょんの孫であり、行く行くは妖怪たちの親分となり妖怪たちをまとめあげる人間でありまして。
しかしそんな彼も、普通の人間達の持つ妖怪に対するイメージと、妖怪と暮らし妖怪と仲良くやってきた自分自身との間で板ばさみになったり。なかなか複雑な立場のご様子。
しかし、クラスメイトや周囲の人々に対して妖怪の危害が及ぶと、その態度と姿を一変させ、妖怪の長たる姿に変身してバトル。しかし、1/4だけ妖怪なので、あまり長時間の変身はできないのと、人間に戻ると変身中の記憶を無くしている、というハンデも。
週刊連載でのアクションバトルものとしては、キレイに整いながらもシャープで力強い作画にまず目が惹かれますが、それよりも主人公の強さと個性で読ませる作品。
妖怪達の住む屋敷=古風なヤクザの一家、という描き方もあいまって、昔の侠客ものみたいなかっこよさのある変身後の主人公なんですが、妖怪側の立場であるはずなのに人を守り妖怪を倒すという行動の根拠が素敵。
「たかが人間に危害を加えていい気になってるような妖怪は、いらん」と渋くかっこよく決めてくれるんですな。
週刊少年誌の妖怪バトルものとしてはしっかり話も絵も平均点以上にまとめあげられた作品。
あとは今後のストーリー展開と、キャラクターの活かし方次第か。
……いや、よくできてるし面白いと思うんだけど、人気が出て連載が続くかどうかはまた別の問題だからね…。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 23:45
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2008年08月13日
「ダークナイト」が面白いらしいので見に行こうかと思うのだが
バットマン映画の最新作なんだが、これまでのヒーロー活劇とは少し違ったアプローチと聞いて気になってた「ダークナイト」
なんかこれがめっぽう面白いらしい。
『ダークナイト』は、米国ではいまや興行新記録の投売り大セール状態である。その勢いたるや、永遠に破れないと言われた「タイタニック」の不沈神話にも迫る勢いだ。世界の映画史上、間違いなく記録に残る作品となったこの特大話題作は、中身のほうも文句なしの大傑作である。こんなこと書かれたら、気にならないほうがおかしいじゃないか。
近いうちに見に行くかなー
投稿者 bird_chief : 23:53
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1巻目の「ヴィルトゥス/義凡・信濃川日出雄」

ヴィルトゥス(1)/義凡・信濃川日出雄
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
古代ローマ帝国にて、暴君が支配する時代。汚れた皇帝を打ち倒し、ローマを救うべく、禁断の術により未来の日本からある一人の男が呼び出される。
かくして、柔道の世界王者であり父親殺しの殺人犯でもある彼が、古代ローマのコロッセウムにて屈強な戦士たちと戦うことになる。
異色の格闘アクション作ながらも、力に勝る古代の戦士に近代柔道がどう立ち向かっていくか、という点が面白い。
舞台となるのは古代ローマ。後の世に暗君として知られるコンモドゥスの時代。
彼は皇帝であるにも関わらず、コロッセウムに赴き自ら剣闘士として試合を行っており。
しかしローマ社会は荒れており一部の裕福な市民が怠惰的な享楽を貪る始末でありまして。そんなローマの行く末を案じ、皇帝の側室は術を用いて遙か別世界よりローマ人の理想の魂を持つ人物を呼び寄せることを決意する。
かくして服役中であった主人公は、過去の術者の言うところ「理をもって人を制し、傷つけない格闘術」の遣い手として、、周囲の囚人もろとも古代ローマのコロッセウムに飛ばされてしまう。
競技場のただ中で何が起こったか訳の分からない囚人達に、元ゲルマンの兵士であり捕虜奴隷に身を落とした戦士達が襲い掛かる。その時、主人公が類まれな体躯と現代柔道の技をもって立ち向かう。てな流れ。
つまるとこ、古代ローマの無茶強い戦士たちに、同じくらい無茶強い柔道選手が挑んだらどうなる、という設定な格闘アクションなわけですが。
それだけだとあれだということで、主人公にも相応の個性を与えてありまして。
この主人公、柔道の100キロ超級の世界チャンピオンであるにも関わらず、父親殺しのために殺人犯として刑についており。しかし見たところ、寡黙であるが非常に心優しく頼もしくもあり。が、心の中に獣が潜んでいるのか、どこか危うさと暴力性も秘めている、てな具合。
古代ローマの殺し合いに近い格闘シーンはけっこうにグロいもんですが、そこで日本の柔道選手が鮮やかに敵を投げ飛ばしていく様子は気持ちがいいもんですな。
ローマ皇帝と主人公がどう関わっていくのか。また、主人公1人だけでなく、囚人がまるごと大勢古代ローマに飛ばされてしまったことから、囚人の中でどのようにドラマを作っていくのかも期待。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 22:56
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2008年08月12日
1巻目の「ラジオでGO!/なぐも。」
1巻目の「ラジオでGO!/なぐも。」

ラジオでGO!(1)/なぐも。
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
とある若手声優が出演するラジオ番組。そのパーソナリティと制作チームを中心に描かれるシチュエーションコメディ。
ラジオ番組というテーマが目を引きますが、コメディ4コマとしては作りがしっかりしており工夫も見られる作品。とりあえず絵はいいよな、と思って手にとってもハズさない程度の出来。
主な舞台となるのは生放送ラジオ番組の収録スタジオ。そのパーソナリティであるアナウンサーと若手声優の二人の女性を中心に、プロデューサーからディレクター、音響から営業までスタッフが集まりコメディ、という具合。
設定的に非常に閉じた空間での展開になるかと思いきや、舞台と状況に変化を作り、飽きさせない工夫がなされているのがポイント。
生放送中のスタジオ内はもちろん、ロケ先や打ち上げの居酒屋、番組内のイベント企画の現場。んでプライベートの時間があったり、季節ネタがあったり。
この手のコメディで、場面作り自体にちゃんと幅を持たせてシチュエーションを多様に用意する作品は、実はあまり無い。
ラジオ番組の放送そのものを漫画として描いたりと、ネタとしては基本的に会話劇でありますが、このへんは仲良しグループの楽しいお喋り、という感じでして。強い個性を放つキャラクターに欠けるところがある代わり、そういった空間の雰囲気を読ませる作りになってます。うまく整った会話劇なんだよな。
そもそも画面でキャラの魅力を立たせる漫画なので、絵だけを目的に読んでも大丈夫な作品。
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投稿者 bird_chief : 21:12
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2008年08月11日
岩本ナオの最新作が出たぞー
「町でうわさの天狗の子」にて一躍注目を浴びている岩本ナオ
新作新刊となる「雨無村役場産業課兼観光係」の第1巻が発売になりまして。
早速読みましたが、いやーおもしろかったー。
注目すべき良い作家さんが、2つの作品を一緒に連載してくれるってのは幸せなことですな。
内容については後日またレビューをあげますが、東京の大学を出た男性が、Uターンし生まれ育った村の役場に就職。
同じ世代の若者は村の中では3人しかおらず、その3人での静かな恋愛ドラマがあると同時に、寂れきった村になんとか人を集めたいという熱心な思いを持つ主人公が奮闘する話。
設定からすると静かな純愛人情ものになりそうなところ、岩本ナオ独特の個性が発揮されており、1巻目終盤では「えええマジで!?」という展開も待っておりまして。
実に面白かった。
早く読め。
投稿者 bird_chief : 23:02
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1巻目の「据次タカシの憂鬱/あどべんちゃら」

据次タカシの憂鬱(1)/あどべんちゃら
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
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根っからのひきこもりニートが何の因果か女性だらけのファミレスでバイトすることになり、当人はそんな環境が怖くて嫌でしょうがないんだが、足抜けできないままに様々な騒動を巻き起こす、というコメディ4コマ。
この手の萌え系コメディ4コマでおざなりにされがちだった「男性の主人公」をトラブルメーカーとして大いに活躍させた作品。やっぱ男キャラが立ってくるとこーいうのは楽しいのだ。
ニートでひきこもりでオタク真っ盛りな主人公。そんな彼がカーチャンに追い出されて渋々にファミレスのバイトに。ところがそこは女性ばかりの職場で、対人恐怖症で女性に免疫の無い主人公からすればすぐにも逃げ出したいのに、やることなすこと裏目に出て、失敗したつもりが人望を集めたり、家に帰ればカーチャンが怖かったりで、嫌々ながらに働くことになる、という内容。
傍目にはうらやましい境遇にありながら、受難体質の上にクセのある女性キャラに囲まれて、本人にとってはおおいに悲劇、というところでコメディ展開しておりまして。
ニートとして静かに暮らしていたいのに!世間がそれを許さない!Why!?という感じ。
女性キャラはけっこう豊富であるものの、わりと定型的に収まったキャラが多い。が、主人公の痛さとバカさと空回りっぷりをうまく他のキャラと絡ませることによって、コメディとして成り立っておりまして。
コメディ4コマにおいてキャラクターってのは大切ですが、よりによっていちばん個性を放っているのがダメオタニートの主人公、てのが特徴なんですな。
表紙でいかにもな美少女コメディと思って読むと、いい意味で期待を裏切られる漫画。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 22:52
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2008年08月10日
ニコニコ動画、「Call of Cthulhu : Dark Corner of the Earth」リプレイ動画、遂に完結
XboxとPCでリリースされたものの、日本では未発売のゲームソフトで、
クトゥルー神話を題材にした「Call of Cthulhu : Dark Corner of the Earth」
FPSのような一人称形式のアドベンチャーゲームなんですが。
そのリプレイ動画をずっと連載形式でニコニコ動画にアップされている方がいまして。
先日ついにエンディングを迎えました。
クトゥルー神話を少しでも知っているという方は是非見ていただきたい。狂気と悪夢のダークホラーとしての雰囲気が非常によく出ており、過去のクトゥルー作品のオマージュも多数散りばめられております。
ニコニコ動画公開マイリスト「Call of Cthulhu : Dark Corner of the Earth」
このリプレイ、なんと14ヶ月に渡る長期配信。総プレイ時間は10時間を超えるという動画でして。
しかもこの動画の凄いところは、日本未発売のゲームのため、テキスト類が全て英語なのを、UP主がひとつひとつ翻訳しているところでして。
ゲーム中では他人の日記を読んだり書物を読んだり、NPCの会話に耳を澄ませることで謎を解き明かしていくわけですが、クトゥルー神話のADVという特性上、大量の特殊な固有名詞やややこしい言い回しがそこかしこにありまして。
それを、読み物として楽しめるレベルにまで翻訳してくれた素晴らしい動画になっております。
動画内でのコメントでは、「もうこの翻訳で日本語化してくれよ」なんて声もあったりしますが、このゲームを出したところは今ではもう無いようで…。
ますます貴重な動画になってます。
しかしなにより、リプレイ動画として面白いので。是非見ていただきたい。
投稿者 bird_chief : 23:09
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1巻目の「御伽楼館/天乃咲哉」

御伽楼館(1)/天乃咲哉
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
(ひょうたん書店通販ページ)
とある町にある小さなドールショップ。そこでは、依頼主の「思い出の品」と引き換えに、その人に合ったドールを貸し出しており。不思議な力を持つ人形達と、さまざまなドラマを抱えた人々との泣ける寓話集。
メシ食いながらぱらぱらやってただけなのにやばかった。うっかりぐすぐす泣いちゃうかと。
作中にて主役となるのは、身長のせいで夢をあきらめた元バレリーナであったり、子供の頃に仲の良かった友達と辛い離別を経験した青年であったり、仲間の裏切りに遭い借金を背負い込み、自暴自棄となり営利誘拐を企てる男だったり。
そういった喪失と挫折から辛い思いをしている人々の前に、不思議な人形が現れ、彼らに救いをもたらす、といった展開。ファンタジックで泣けるおとぎばなし、てな感じ。
話ごとに、展開における仕掛けが巧く練り込まれており、構成がしっかりしていることもあいまって、ストーリー自体に先の読めない意外性があり、かつ辛い境遇におかれた登場人物達が人形との不思議な経験を通して人生を好転させるというカタルシスがありまして。
ミステリアスでドラマチックでありながら、全般に優しく、温かく。悲劇の後に必ずハッピーエンドがやってきてホロリとさせられる。
なかなかにニクイ作品となっております。
作画も繊細で幻想的であり、少女達の姿もかわいくて神秘的でして。
ストーリー、構成、作画とバランスが巧く整っており、最初からずっと安心して読める作品。
じっくり腰をすえてハマりこんで読んじゃうと、やっぱ泣いちゃうかもなぁ。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 21:38
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鳥酋長の迷走鹿児島お散歩日記−#01−郡元〜真砂〜騎射場
散歩日記やってみようかなぁと言ってみたら、なんか反響あったので開始。
おいらとしては、いつものお出かけとなんら変わらず。
ただそれを記録に残して公開するだけなので。
……面白いかどうかはわかんないよ??
使用ツールはGoogleマイマップとPicasaを使用。地図と画像とBlogの連動となると、このスタイルがベストかも。
おかげで自前のサーバー容量はほとんど使ってません。すげぇ。
写真の撮影はケータイの写メ画像。風景撮影するわけじゃないからこれで充分だと思う。…一時期、この日記のためにデジカメ買い換えようかと思ったのは内緒だ。
あと、初めての記事ということで色々な面が不慣れなもんで、大分みづらいです。
次は改善予定。Googleマイマップ上の、線とポイントの使い方をしくじった…。気付いた時には編集終わってるし…。
しょうがないので、以下の本文は、こちらの”Googleマイマップ「080809-鹿児島散歩日記#01」”を別画面で表示しつつ読んでください。めんどくさいけど…。
しかもなんかときどきすごく重いし…。
次は改善します。もうしわけない。
ともあれ
#001
2008年8月9日 14:00ちょい前
鹿児島市電郡元電停下車
今日は色々と日用品とか買いにダイエーに寄るのが目的でありますが。
せっかくなのでこの近辺をうろうろしていこう、という感じ。
朝方から激しい雨が降っていたものの、昼にはやんでいい具合に涼しい。
しかし空はどんより曇っておりまして、いつ雨が降り出してもおかしくない感じ。
傘もってくればよかったかなぁ。
#002
ここを右手に曲がると鹿児島大学方面。
お店探しの散策だったら、大学に近い方が学生向けにいろいろとあるんだろうが、
大学周辺は今までけっこういろいろ見て回ってるからなぁ…。
よし、ここはダイエーの脇を南下して真砂方面に向かってみよう。
あんまあっち方面は行ったことないんだよな。
まずはメシだ。昼から出かけてすぐに髪を切りに行ったんだが、そこの店の店長と話し込んでしまって。昼メシがまだなのだ。
ダイエーの中で食ってもいいんだが、やっぱそれじゃあつまらない。なんか良さそうなメシ屋は無いか。
#003
というわけで南下。真砂入り口交差点。
画像から右方向に行くと谷山方面だが…。
ここはあえて交差点直進
#004
さらに交差点。
む、なんか奥のほうに小さな商店街らしき筋が。
行ってみますか
#005
商店街…と呼ぶにはこぢんまりした通り。
ちょこちょこ小さなラーメン屋とかあるものの、なんかラーメンって気分じゃないのだ。
#006
ちょっと太めの道が左右に走る通りまで出た。…ここ左右ならなんか店はありそうだが…。ひとまず直進してみよう。なんもなければ戻ってくればいい。
交差点の角になんかちょっと良さそうなお惣菜の店はあるものの。弁当買ってそこらで広げて食うって気分でもないしな…。
#007
さらに直進…。う、完全に住宅街の真ん中に入ってしまった。
お好み焼きやとパン屋発見。んー、もっとなんか無いか?
#008
ありゃ、小学校に突き当たってしまった。しょうがない。#006の交差点まで戻るか。
#009
交差点まで戻って右へ。うーん、ここならなんか食い物屋ありそうなんだが、なかなか無いなぁ。
居酒屋とかはあるんだが。
しかしなんか良さそうなスイーツのお店を発見。なんか甘い物買って帰りたいが、この後色々買い物すること考えるとなぁ。
#010
む、ここまで来ると、この先は団地と役所しか無いんだよな。向こうに県庁がちらっと見えてる。
しょうがないのでここを左折しよう。
#011
水道局を右手に見つつ…。ぐるっと回る感じになるが、ここも左に向かおう。
本来の目的であるダイエーからあまり離れてもいかんしな…。
#012
う〜ん、小さな食堂とかはあるんだが、これっていうとこがないなぁ。いい加減おなかすいてきた…。
同業のお店を横目に見つつ、いよいよ腹が減ってきた。
#013
ああ…#004の交差点まで戻ってきちゃったじゃないか。どうしよう…おなかすいた…。
さっきの食堂に戻るかなぁ…。でもわざわざ戻るのも…。
と思っていると、写真の奥のほうにラーメン屋の看板発見。
ああもうそこでいい。
ラーメンでいい。俺にメシを食わせろ。
#014
というわけで「ラーメン十八番」突入。小ぎれいだがチェーン店のような店構え。
国道沿いにあるため広い駐車場を持ち、テーブルも多くファミレス感覚で入るラーメン屋って感じだ。
チャーシューメン+餃子5個で\1,100前後(レシートもらうの忘れた)。
ラーメンも餃子も、味はごく普通の鹿児島とんこつ。ややあっさり目か。
チャーシューが厚切りでトロフワだったのが嬉しい。
しかし1,100円出すならやっぱもちょっとおいしいもん食いたかったなぁ。
食べ終わって外に出ると雨が。やっぱ傘持って出ればよかったか…。
本降りではないがけっこう粒の大きい雨でして。こんな中でケータイ出して写真撮るのは少々リスキー。
#015
というわけでコンビニでもないかとうろついてみるのだが…。
うーむ、このまままっすぐ行くと産業道路入り口についちゃうなぁ。
もちょっと手前側をうろついてみるか…。
#016
あれ、こんなところにからあげ本舗の支店が。
ひょうたん書店西田店の近くにもあるからあげ本舗。
一時期はアホのようにここの砂ずりからあげを食べまくってたなぁ。
さてコンビニを見付け傘を買い、気付いてみれば#006の交差点に戻ってきていた。
目的も無しに特定の場所をふらついてると、同じ場所に何度も出てくるってのはよくあること。
しょうがないのでダイエー方面に戻るか。
#017
しばらく歩いてダイエーの裏側へ到着。
うーん、このままダイエー寄って買い物してくにはちと時間が早いなぁ。
今日は夜の6時からちょっと予定が入ってるんだが、まだ時間はある。
時計を見ると15時まわったくらいか。
どーせなのでと右方向へ。
#018
このまままっすぐ行くと市立図書館、市営プールがあるが…。
左手だと電車通りに出ちゃうし、右手だとなんか公共の施設ばっかだし。
やっぱまっすぐか。
#019
市立図書館が見えてきた。
うーん、ここも団地と図書館にはさまれて、なんも無いんだけどなぁ。まぁいいか。
#020
市立図書館前。
いろいろと企画展示やってるようだ。
やっぱ夏休みなんだねぇ。
#021
さらに直進して直進して…。ああ鴨池の交差点まで出ちゃったよ。
まぁせっかくなので歩道橋から一枚。
うーん、ここからさらに直進すると与次郎の入り口まで行ってしまう…。
#022
しかたない、電車通りに出てダイエーに戻ろう。
#023
騎射場交差点到着。ふらふらするのはいつものことだが、こんだけ大回りしてどこにも店に寄ってない…。歩いてるだけだわ。
#024
さてまっすぐ歩いてダイエーへ。
しかしただ戻るだけではしょーがないんで
ちょっと中古ショップ覗いてみたり。
…ああ、ソファー欲しいなぁ…。部屋に置くスペースなんか無いけど。
#025
だいぶ出発点に近づいてきた。
ダイエー横の公園で、ギター持った若い子がなにやら唄ってた。客はおばちゃん一人だったもよう。
#026
なんだかんだとありまして、本来の目的地に戻ってまいりました。
さて買い物するかぁ
そういえば鴨池のダイエーに来るのは随分と久しぶり。
ちょこちょこ変わってますなぁやっぱ。
入り口すぐのところにガチャガチャコーナーあったり
本屋が2Fに移っていたり。
さて色々と買い物を済まし、時計を見ると16:30あたり。
どこかで休憩して帰宅して、ちょうど夜の予定の18時になる感じだな。
どこか喫茶店でも探すか。
ダイエーの中だとたぶんタバコ吸えないだろうからなぁ。外の喫煙所ベンチで休憩ってのもアレだし。
#027
外に出て、電車通りを挟んで向かい側の裏通りへ。こゆとこにちょっとした喫茶店がありそうなもんだ。
#028
歩いて歩いて…。なかなか無いな…。
#029
あれ…?全然無いぞ?
ちょっと大学のほうへ向かえば店はありそうなんだが。
でもそれだと電車通りから離れてしまって帰りにまた歩かないといけないし…。
#030
ああもう、また騎射場まで戻ってきたじゃないか。
#031
しょーがない。大学のほうに向かってなんかお店探そう。
味噌ラーメンの店を見付けたが今はしょうがない。しかしいつか来よう。鹿児島で味噌は珍しい。
#032
お、向こう側に喫茶店発見。すぐに渡っていきたいがちょっとここ車の通りが激しいな…。
しょーがない、もちょっと歩いて横断歩道渡るか。
#033
と思って歩き出したら、歩いてる歩道側にちょっと良さそうな感じの喫茶店を発見!
ちょうどいいぞ。向こう側渡るよりこっちでいいや。向こうよりこっちのが雰囲気いいし。
階段あがって入り口のドアをあけようとしたら…………
禁煙の表示が…。
しょうがない、向こう側渡るか。
#034
よーやく到着…。やっと一服できる。
休憩完了。時刻は17時過ぎた感じだ。
ぼちぼち帰るか。
#035
騎射場交差点まで戻ってきた。
しかし今回は徒歩の割に行動範囲広かったなぁ。なんもお店無かったから…。
#036
17:40、騎射場電停到着。タイミング的にはちょうどよかったな。
さあ帰ろう。
今回のお散歩は、歩き回ったわりに良いスポットがほとんど見つからず。
なんか疲れただけだったなぁ。
せっかくの第1回目なんだからもっといろいろあるとこまわればよかった…。
あと、散歩日記とはいえ、このやり方は編集に手間がかかりすぎるなぁ。
もうちょっといい方法模索します。
ルート図に沿って時系列に画像が並んだほうが臨場感は出るんだけどなんか冗長だし…。
見付けたスポットだけ記していくと、今回のように紹介出来る場所が少ない時に困るし…。
もちっといろいろ考えてみます。
ちなみに今回、
体重計を購入。
実は今、筋トレを始め肉体改造を目指しておりまして。
その第一歩の決意として買ったのだ。
続くといいな。
投稿者 bird_chief : 00:48
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2008年08月08日
1巻目の「武装神姫2036/BLADE」

武装神姫2036(1)/BLADE
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
(ひょうたん書店通販ページ)
近未来の日本において生まれた、人間のパートナーとして生活を供にし、競技として戦闘も行う、動いて喋る身長15cmの「神姫」による、バトルとコメディのメカ娘漫画。
ただもうひたすらに、最初から最後までメカ娘で溢れかえる内容でして、よくこんな無茶な漫画描いたなぁ、と感心。
元々は、「武装神姫」として玩具展開されている、アクションフィギュアの一連のシリーズを新たな世界観を設け漫画化した作品でして。
ストーリーとして何かがあるわけではなく、話ごとに登場する神姫達とコメディリリーフを多分に交えつつアクションバトルしている読み切り形式の作品。
……なのではありますが、作中に登場する「神姫」のそれぞれのデザインは様々な絵師が担当しておりまして。
この漫画を描いているBLADE本人を始め、okama、島田フミカネ、カサハラテツロー、篠房六郎、清水栄一+下口智裕、などなど、なんともまぁ個性的な面々である。
このように、本来のデザイナーがてんでバラバラで、フォルムとしての性質がまるで異なるメカ娘を同じ紙面に登場させ、あげくにアクションさせるというのは、作画にかかる負担は生半可なものではないようで。
巻末のあとがきページで「この神姫をデザインしたのは誰だー!」との叫びもあったり。
ちなみに、作中の「神姫」の持ち主となる人間のキャラには、神姫の元デザインを担当したデザイナーに由来する名前が付いておりまして。こういう遊び心は嬉しい。
それにしてもまぁ、こんなややこしいキャラをしっかり描ききった著者の力量はたいしたもので。
2頭身によるコメディ体型から、アクションシーンの6頭身まで、シーンに合わせて多様にキャラクター造形を崩し、デフォルメを加えつつ、元デザインの特徴をしっかりと掴んで読者に提示しておりまして。
さらには他人のデザインを自分の線として、著者自身の作画スタイルと個性を反映させ、自分のものとしているのも見事。
話としては、ひたすらにバトルとお笑いとが繰り返されるだけなんですが、神姫達の姿を隅から隅までつぶさに見ていくのが面白い作品。
メカ造形や作画に興味のある人は読んで損の無い作品。それだけマニアックってことですが。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 23:46
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2008年08月07日
1巻目の「純真ミラクル100%/秋★枝」

純真ミラクル100%(1)/秋★枝
オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●●○
(ひょうたん書店通販ページ)
とある小さな芸能事務所にスカウトされ、プロデビューを果たした一人の女の子の、事務所内外での恋愛コメディ。
キャラクターの個性とバランスが絶妙に決まった秀作。感覚としてはいつぞやに紹介した「リカってば!」に近いものがありますな。男女問わず読めるラブコメとして。
職場コメディであると同時に、静かに進行する三角関係ラブロマンスであり。
主人公となるのは1人の少女。路上で歌っていたところを、とある芸能事務所にスカウトされるものの、女所長のストレスのはけ口に、嫌がらせのようなプロモーションをされてしまう。
が、それが功を奏し、話題と人気を一気に得てプロとして活躍するようになる彼女であったが、事務所内での人間関係に触れるにつれ、やがて恋愛について考えるようになり……。という展開。
きっかけは読み切り作として描かれたものであり、当初は天然系でいじめてオーラを放つ主人公を、やり手なんだけれどストレス過多な女所長がいじめて楽しむ、というコメディであったものの、やがて連載となりシチュエーションコメディとして話が進みつつ、人間関係があらかた出てきたところで、恋愛ドラマ要素を強く打ち出してくる感じ。
元々が読み切り作であると知ってないと、路線がふらふらと右往左往してるように見えるものの、登場人物の個性と関係性の描き方が巧いため、内容が話によってギャグだったりラブだったりしていても、キャラの存在に一貫性があるんできちんと読めるんですな。
特に恋愛ドラマにシフトしてからの面白さが際立っておりまして。初めての恋にとまどう主人公の切ない想いや、尊敬する人との間に恋愛感情を持ち込んでしまう苦悩を丁寧に描き、人間関係のドラマとして盛り上げつつ、彼女がどのようにこの恋と向き合うのか、その姿自身にもドラマを作る仕組みとなっております。
近しい間の人間関係の中に巻き起こるラブコメなのに、これがお約束的なパターンに陥っていないのがポイント。おかげで物語として面白く読めるんですが、こういうのは高いキャラクター性が無いと描けません。
男性向けのちょっと萌え寄りのシチュエーションコメディだなぁ、と思って読んでると静かにじわじわ面白くなってくる作品。
レーベルは男性向けですが、これ女性の方にも広く読んでもらいたいなぁ。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 23:19
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2008年08月06日
Google ストリートビューの続報
昨日のGoogleストリートビュー
あっちこっちの街角のオモシロ風景とかいっぱいあるんだろうなぁと思ってたが
さっそくまとめサイトが
Google マップ ストリートビューのまとめ
しかもここ見て気付いたんだが、このストリートビューの作動画面、そのままWebページ上に貼れたのね。
こんな具合に
大きな地図で見る
わざわざ画面取り込んでjpgにして画像として貼ってた俺涙目。
投稿者 bird_chief : 22:25
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1巻目の「兄弟−BROTHERS−/成瀬芳貴」

兄弟−BROTHERS−(1)/成瀬芳貴
オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
人類を脅かす存在として「悪魔」が跋扈する世界。悪魔と戦うためエクソシストを目指す幼い兄弟と、二人の向うエクソシスト養成学校でのドラマを描くファンタジーアクション作。
こういうのあんまおいらの趣味の分野ではなかったんですが、思わず読み込んでしまった。質が高いぞ、これ。
平和な世界に突如モンスターが現れ、それらを退治することができるエクソシストには、血縁によって結ばれた兄弟にしかなることができない、という設定。
で、主人公を始め主要な登場人物は必ず二人ペアで行動をともにする兄弟ばかり、というわけで。
形式としては、BL的なカップリングでバトルするファンタジーです。
つっても別に男の兄弟じゃないとダメってわけではなく、作中では姉と弟のコンビなんかも一応出てくるんですが、やっぱメインは男カップルです。
で、兄弟がテーマということで、作中のキャラは歴史上の著名な兄弟を元にしており、今のところグリム兄弟とライト兄弟が出てきております。
こういったペアの、相互作用により二人一組でキャラの個性を立てる仕組みなんですが、この意図がうまく作用しておりまして。1巻目から登場人物多いんですが、どのキャラも非常に個性的。
単独で見るとパターンの枠にはまったキャラでも、異なる性格のカップリングで多用なシチュエーションが生まれるってことですな。
一人一人のキャラ紹介は省きますが、いいキャラばかりですな。
アクションバトルものとしては、ギミックと構成よりもビジュアルやインパクト重視なんですが、見せ所をきちんとわきまえており、それぞれのエクソシストの放つワザは実にかっこいい。
特にライト兄弟の「ライトフライヤー」シリーズはちょっとシビれちゃいますな。かっこええ。
いい年した男達が仲良くやってて、見た目重視のアクションファンタジー。
しかしそれらの要素である、絵やキャラクターが非常に質の高い一品。
「こういうのちょっと趣味じゃないんだよなー」と分かってるのに読ませてしまう力強さのある作品です。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 22:20
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2008年08月05日
Googleマップのストリートビュー機能でご当地巡り(三月のライオン)
Googleマップのストリートビュー機能が日本版でも始まりましたが
いやこりゃおもろい。
![]()
どういう機能かと言いますと、
ご存じGoogleマップの、地図に走る道路の一本一本を車載カメラの目線で、まるで3DダンジョンRPGのように探索していくという機能でして。
実際に触るとこんな感じ。
・写真画像の矢印クリックか、キーボード矢印上下で前進後退
・写真画像内を左ドラッグで上下左右に視点変更。キーボード左右で視点の左右変更。
・写真画面内でホイールスクロールすると、ズームin、out
・地図の任意のポイントをダブルクリックするか、人形をドラッグしてもってくるとその場所から探索開始。
現在のところ、東京、大阪、仙台、函館、札幌などの都市部にストリートビュー機能が適用されています。
…九州がどこも無いのは何故だ。
しかしまー、これが、ちょろっと触ってみるだけで楽しい楽しい。
市街地の3DダンジョンRPGでしかも地図上のアイコン形状がこんななので、なんか気分は女神転生やってる気分。
さて、このストリートビュー機能、つまるところ「自宅のPCの前にいながらにして」、「その土地、その路地を擬似的に散策できる」という点にありまして。
これはもうあれですね。
自宅でご当地巡りができるってことですね。
んー、ぱっと手頃に都内とかすぐ分かるようなマンガはあったっけなぁと探してみまして。
ありましたこれ。
![]()
「三月のライオン」第1巻の発売時に、作中の舞台をご当地巡りできるようにと販促物として配布された「空想お散歩マップ」
これをこうして照らし合わせていって…

おお!ここなんかそれっぽいぞ!(googleマップ)※地図中B地点
![]()

おお〜、なんかちょっと感動。
しかしこのストリートビュー機能、「ストリート」とうたっているだけあって
見られる範囲は道路上のみとなっておりまして。
この三月のライオンので言うところの、公園の中や海沿いといった、道路から外れたポイントはチェックできませんでした。
しかし「自宅でご当地巡り」するなら、建物を目当てにすればなんら問題無いでしょうね。
それにしてもGoogleすげぇなぁ。
もうちょっとあっちこっち見て回ろう。
アキバ巡りから、いろんな会社の本社ビルとか、一昨年東京に行った時のルート再現とか。
楽しいぞこれ。
投稿者 bird_chief : 21:20
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1巻目の「モノクロームボックス/熊谷カズヒロ」

モノクロームボックス/熊谷カズヒロ
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
「悪意」を肥大化させ悪意により変質してしまう人間を狩る、謎多きヒーローのドラマ。
ダークな変身ヒーローもの、とでもとらえればいいんだろうが、作品の風合いが非常に個性的であり、ドライでストイックなアクション作。
主人公はフリーライターを名乗る1人の青年。陰惨な事件の元に現れ、犯人を追う彼は悪意を持つ人間と対面したとき、その姿を黒ずくめの戦士に変え、人間の脳から直接「悪意」を吸い取り、悪人を打ち倒す、という内容。
形式的にファンタジックなSFアクションか何か、というところなのですが、読んでみると実にスタイリッシュでハードボイルド。主人公はクールで理性的であり、犯罪者は気分を害するほどに猟奇的な殺人者ばかりであり。大人のアクション漫画、という感じ。
コントラストがはっきりとしたアメコミ調の作画も特徴的で、構図にもこだわりがあり、画面がいちいちかっちょよいんですな。
人の心の「悪意」により怪物と化してしまう人間を退治するヒーローではあるんですが、主人公達は善意や正義感から悪人退治をしているわけではなく、実に淡々と「仕事」としてこなしており、スマートなかっこよさがあるドラマでして。
同時に、モチーフとして猟奇犯罪やアングラ、SF要素を多分に盛り込み、エロスとバイオレンスで彩ることで、類を見ないアクション作となっております。
ちゃらちゃらと浮ついたヒーロー劇ではないんだけれど、痛快な勧善懲悪劇でもあり、でもどこか後味が悪かったりもしまして。
ハードなダークヒーロードラマってとこですな
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 20:34
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