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2008年07月29日

1巻目の「ラスト〜僕らは未来のために〜/玉越博幸喜」


ラスト〜僕らは未来のために〜(1)/玉越博幸
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
青春時代にやらかしてしまった失敗を返上すべく、未来の記憶を持ったまま過去に飛ばされた主人公が恋愛と友情の境目で悪戦苦闘、というラブコメ作。
SF的ギミックをアピールしつつも、ちゃんと女の子がかわいいラブコメとしての大前提が安心な作品。
無口無表情な女の子がヒロインってのもポイントだ。

高校時代に、恋と友情を一度に壊すような過ちを犯した主人公。それ以来何をやってもうまくいかず、大学を卒業し社会人となっても、どこにも就職できないばかりか借金も作り、見るに耐えない生活を送っており。
そんな彼がある日トラックに轢かれそうになり、死んだと思ったその瞬間、気付くと高校時代のあの日に記憶と心が戻っていた。
という内容。

主人公のやらかした失敗というのは、彼を含め男2人と女2人とで仲の良い友達同士として付き合いを続けていたところ、この中の1人の告白をきっかけに人間関係が崩れてしまったというものでして。
主人公は「いつまでもみんなで仲良くしていたい」という想いを持ち立ち回ることになるんですな。
で、その結果として、グループ内の無口無表情な女の子と付き合うフリを始めるわけでして。

仲良しグループだと思っていたのが実は互いに思いを交錯させる三角関係ができあがってました、という恋愛ドラマ自体は王道なんですが、ここに「過去の記憶を持つ未来の主人公」と「無表情ヒロイン」という要素を加えることで味付けに工夫を持たせている感じ。

また風合いとしては三角関係ドラマというよりは、過去を知っているばかりに右往左往する主人公とかわいい女の子、というハプニングラブコメに近く、大雑把に言うと、アニメ版時かけ+長門ってな感じ。
しかしいちばんの見所はヒロインの魅力をプッシュする点にありまして。もちろんこの場合の魅力ってのは無表情ヒロイン。
最初は「フリ」だけだったはずが、徐々に主人公に好意を寄せるようになり、クールな表情に微妙な変化が生まれてくるとこが、思わずニヤニヤですな。
(ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

投稿者 bird_chief : 2008年07月29日 23:10

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