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2008年07月27日

1巻目の「ほわグラ(1)/阿部川キネコ」


ほわグラ(1)/阿部川キネコ
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
漫画家を目指すという志は同じながらも、性格も境遇も漫画家としての才能もまるで正反対な二人が出会い、共著という形でデビューを目指す漫画家立身ドラマ。
コメディ仕立てながらも決めるところをシリアスにおさえ、メリハリの利いたドラマとなってます。

 
1人は卓越したストーリーを得意としながらも、絵の才能の無い少年。もう1人は、ズバ抜けた作画レベルを持ちながら、話がまったく書けない少年。
共通の新人賞で互いの存在を知っていた二人が偶然に出会い、コンビを組むことになる、という展開。

二人の性格や互いの置かれた境遇を対照的に設定し、その身の上を中心にドラマを組み立てることで、なにもかもが正反対なコンビの友情と成功のドラマにしていこう、てな感じです。
これとよく似た構図を持つ作品に「G戦場ヘヴンズドア」がありまして。
「G戦場ヘヴンズドア」が創作者の苦しみと、コンビとしての確執や葛藤といった内面性を重視していたのに対し、こちらはコメディ中心にしつつも、いいコンビかと思わせておいて互いの境遇がそれを邪魔する、てな具合で二人の人間関係を中心に描いていく模様。

孤独で人付き合いが悪く、親からは厳しい教育を受けてきた脚本担当と、大家族に生まれながら天真爛漫で陽気な天然バカな作画担当。
このデコボココンビによるコメディとして読み進めつつ、夢に向かいプロデビューを目指し、お互いにいい関係を築きつつあるその時に、それぞれの置かれた環境が枷となり容赦なく二人を引き裂こうとするわけで。
このへんでシリアスに話を盛り上げております。

「G戦場ヘヴンズドア」を読んでいた方はもちろん、夢を追い情熱を燃やす熱血文化系志向の方に。
(ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

投稿者 bird_chief : 2008年07月27日 19:56

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