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2008年07月31日

怪しさ満点の菓子パン

080731-kasipan.jpg

コーラ風味菓子パン…
ラムネ風味菓子パン…

コンビニで見付けて思わず手にとって買っちゃったよ。
生地自体がかなり甘い蒸しパンなので、味はふくれ菓子食ってるよう感じで。
そこに香りが付けてあり、「へー、なるほどこんなもんか、確かにコーラだ」ていう感じ。
まぁこれで1個100円なので、気が向けばまた買ってもいいかなぁ。

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1巻目の「なずなのねいろ/ナヲコ仁」


なずなのねいろ(1)/ナヲコ
オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●●○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
三味線の音色に魅せられたギター少年が、偶然出会った子供のような少女から三味線を教えてもらいながら、少年と少女とともに三味線を通じ、互いの置かれた境遇から成長を遂げてゆく、というドラマ。
音楽漫画でありながら、単なる部活ものに終わらない人間ドラマを描く快作。
最近いろいろこの手の漫画も増えてきたけど、ドラマ部分がここまでしっかりしている作品はそう多くないのだ。

 
ギターのプレイヤーとしてバンド活動に励んでいた少年。しかしギターの面白さを感じなくなっていたその時、1人の少女に出会う。小学生か中学生かという彼女の奏でる三味線の虜になった少年は、彼女に教えを乞うものの、当の少女はあまり乗り気ではなく。
やがてお互いに同じ学校の生徒だと知った彼らは、三味線部設立を目指して奔走するものの、少年のほうは元いたバンドとの確執があり、少女のほうも三味線に対して複雑な思いにあるようで。そこでドラマが展開する、という内容。

音楽漫画にカテゴライズされる作品でありながら、ストーリーの本質は様々な境遇に置かれた登場人物達が、音楽と三味線を通じて結びつき、影響し合い成長してゆく、という点にありまして。
やる気いっぱいで行動力もあり、先生となる少女をぐいぐい引っ張り回しながら三味線に打ち込む少年に、当の少女はというと、資質を持ちながらも自らの置かれた境遇のため三味線と正面から向き合えず。
しかしやがて少女は自分に正直でまっすぐな少年に影響を受け、閉塞的な自分の立場から抜け出すためその一歩を踏み出す、という具合。

楽器と音楽を通じて、はっきりと内面的成長という主題を打ち出している音楽漫画って、以外にありそうで無く。
三味線というモチーフが目を引く作品ですが、その奇抜さだけではなく、複雑に入り組んだ人間関係による人物ドラマとして読み応えのある音楽漫画になってます。

こーいうとこがちゃんとしている音楽漫画って案外少ないもんで。
絵柄的にキャッチーなのは、かわいいロリっ子と一緒に音楽やるぜ!という印象ですが、意外にこの作品は対象層が広いと思う。音楽漫画というよりは青春群像劇の秀作。
(ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

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2008年07月30日

1巻目の「ホムラ!(1)/奥田ひとし・今野仁」


ホムラ!(1)/奥田ひとし・今野仁
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
地球との行き来が絶たれた惑星を舞台に、地球への「門」をかけて戦う女性達の姿を描く、SF格闘バトルアドベンチャー作。
ちょっと懐かしめなSF冒険モノに、王道的な格闘バトル漫画のテイストを加えた作品。
敵も味方も女ばっかでバトル、というのはお約束。

 
遠い未来、ワームホールを通じて地球と別の惑星とが結ばれており、人類はその惑星に移住しておりまして。
しかしある日突然、その「門」が閉ざされてしまう。
もともとその惑星は強烈な電磁波に覆われ、電子機器や無線通信が一切無効化されており、地球とのつながりが断絶してしまったその星に向けて、門を管理していた公社は二人の技術者を派遣する。
3年がかりで到着した二人が見たものは、門を開く巨大な鍵を目立つように背負い、公社の放った刺客徒手空拳で倒す一人の少女だった。
というストーリー。

地球からやってきた技術者の主観で見る、公社と少女とのバトル漫画でありまして。
全体的にほとんどアクションシーンのみで構成された内容です。
アクションの中身は爽快さとかっこよさが優先されつつも、アクション展開の構成とギミックに凝っており、なかなかに読み応えはある作り。
絵柄も整ってるんで安心して堪能できますなぁ。

ただこれだと最初からアクション漫画だけでいいのに、なんでまたSF設定が?という話になってくるわけで。
地球からやってきた技術者二人も、単なる狂言回しには終わらないんでしょうな。
今のところ1巻目ではアクション展開の気持ちよさが目に付きますんで、けっこう作りこまれた設定をこの先どうやってストーリーに反映させていくのかがポイントかと。
(ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

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2008年07月29日

ビックカメラが来るぞー(2年後だけど)

ビックカメラ、JR鹿児島中央駅に出店

2010年春の開店予定で、10月から駅の改装工事が始まるようで。
これで人の流れがまた変わるかなー。
うちにも少なからず影響が出ることになると思うんで、注視していきたいところ。
増えた敷地に入るのも、ビックカメラだけとも限らないし。

ちゅか駅の中も含めたアクセスはどーする気なんだろうなぁ。
今、ただでさえ駅周辺は混雑しており、ひどい渋滞が発生するし事故も頻発してるんですが。
道路なんとかしないと、これ以上混雑する要素だけ増やしても人は来ないぜ。
どーする気なんだろ。

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1巻目の「ラスト〜僕らは未来のために〜/玉越博幸喜」


ラスト〜僕らは未来のために〜(1)/玉越博幸
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
青春時代にやらかしてしまった失敗を返上すべく、未来の記憶を持ったまま過去に飛ばされた主人公が恋愛と友情の境目で悪戦苦闘、というラブコメ作。
SF的ギミックをアピールしつつも、ちゃんと女の子がかわいいラブコメとしての大前提が安心な作品。
無口無表情な女の子がヒロインってのもポイントだ。

高校時代に、恋と友情を一度に壊すような過ちを犯した主人公。それ以来何をやってもうまくいかず、大学を卒業し社会人となっても、どこにも就職できないばかりか借金も作り、見るに耐えない生活を送っており。
そんな彼がある日トラックに轢かれそうになり、死んだと思ったその瞬間、気付くと高校時代のあの日に記憶と心が戻っていた。
という内容。

主人公のやらかした失敗というのは、彼を含め男2人と女2人とで仲の良い友達同士として付き合いを続けていたところ、この中の1人の告白をきっかけに人間関係が崩れてしまったというものでして。
主人公は「いつまでもみんなで仲良くしていたい」という想いを持ち立ち回ることになるんですな。
で、その結果として、グループ内の無口無表情な女の子と付き合うフリを始めるわけでして。

仲良しグループだと思っていたのが実は互いに思いを交錯させる三角関係ができあがってました、という恋愛ドラマ自体は王道なんですが、ここに「過去の記憶を持つ未来の主人公」と「無表情ヒロイン」という要素を加えることで味付けに工夫を持たせている感じ。

また風合いとしては三角関係ドラマというよりは、過去を知っているばかりに右往左往する主人公とかわいい女の子、というハプニングラブコメに近く、大雑把に言うと、アニメ版時かけ+長門ってな感じ。
しかしいちばんの見所はヒロインの魅力をプッシュする点にありまして。もちろんこの場合の魅力ってのは無表情ヒロイン。
最初は「フリ」だけだったはずが、徐々に主人公に好意を寄せるようになり、クールな表情に微妙な変化が生まれてくるとこが、思わずニヤニヤですな。
(ひょうたん書店通販ページ)

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2008年07月28日

夏で週末で鯖が重い

ようやく更新できた…

なんでかしらんが週末からこっち、サーバーがひどく重く
Blogの記事は書けるんだが、サイト上への反映のために再構築かけると500エラー吐くという現象にずっと悩まされておりました。
ようやく安定してきたのか…

ずっと「記事の保存はできるが更新ができない」という状態だったため、今日でここ2〜3日の更新分がまとめてアップされた形になってます。

ああ、いろいろ言いたいことあったんだけどなぁこの週末

投稿者 bird_chief : 22:44 | コメント (0) | トラックバック
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1巻目の「神のみぞ知るセカイ/若木民喜」


神のみぞ知るセカイ(1)/若木民喜
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
ギャルゲーに明け暮れギャルゲーに全てを捧げてきた少年が、なんの因果か現実の女性を口説き落としていくはめになる、という内容。
ゲームでのヒロイン攻略を現実世界で実践してみせる、という異色ラブコメ。
仕掛けと仕組みの妙が目に付くところですが、こういう設定だけあって王道的ラブコメ展開は読ませるものが有り。

 
設定としては、地獄から逃げ出した魂が女の子の心の中に入っちゃったので、その魂を追い出すために女の子を恋に落とさなければならない。キスをすることで、魂は女の子の心から抜け出してくれる。
そのために、恋愛の達人を求めて地獄から悪魔っ娘がやってくるわけですが、彼女が選んでしまったのは、現実の女の子とは手をつないだこともないが、恋愛ゲームにおいては「神」と呼ばれるほどに女性キャラを攻略してきた男だった、という具合。

というわけで、恋愛ゲームで得た知識とテクを武器に、目標となる女の子達を恋に落としていくわけですな。
手段としては、女の子をタイプによりパターン化し、「ゲームならこうなる」という展開を実践していき、最終的にキスまでもっていく、という感じ。ひとつのエピソードでひとりの女の子が対象となり、晴れてキスまでもっていくと、女の子は主人公のことを忘れてしまう、という作り。

エロゲ的なラブコメが溢れきった末に登場したようなメタ的作品ですが、妙なノリが有りけっこう楽しい作品でして。
話と設定は凝ってますが、要はラブコメ的パターンをいかにバリエーション多く描くか、というストーリーでもあり。
しかし主人公の性格をとびきり変人に仕立てることで、ただのラブコメ漫画ではない別の何かに思えてくるんですな。

とにかく主人公が、意味も無く尊大でゲームに全てを捧げたことを誇りに思っており、偉そうなんだけど神経質で、クールなんだけれど「恋愛ゲーム優先」なその思考そのものが間違っている、という強烈なキャラでして。「現実なんてクソゲーだ!」と言い放つ始末だし。
設定とキャラとがうまく効果的に組み合わさり、ラブコメなんだけれどメタなギャグでもある、という独特な漫画。ラブコメもたいがい出尽くしてこんなのが生まれたか、と感心しちゃうところ。

でもまーとりあえずはよく出来た美少女ラブコメとして楽しむのが吉。
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2008年07月27日

1巻目の「楽園番外地/桑田乃梨子」


楽園番外地(1)/桑田乃梨子
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
とある高校。パワフルで寡黙でぶっきらぼうな女子が、ほがらかで可憐で小動物のようなちんまい男子に恋をしたとこから始まるほのぼのラブコメ。
レーベルとして女性向けなんですが、ヒロインのキャラクター性がなかなかに高いんで、男が読んでも楽しい内容。

 
表情は顔に出にくいし口数は少なく、腕力もあり背も高く、性格はいいんだけどなんとなく怖がられてしまう一年生女子がおりまして。
そんな彼女が、学校の屋上にて森の小リスのごときかわいらしい男子生徒を発見する。
屋上にある温室の管理をまかされているという彼は先輩で、しかし背は低いし動きはちょこまかとしてるし、無邪気で表情も豊かで愛くるしい。
そんなまったくタイプの異なる先輩にほのかに恋心を抱いてしまった主人公とその他の生徒による、屋上の温室を舞台にしたラブコメでして。

ストーリーよりもキャラクターを重視した内容で、いちおう恋愛ものではあるものの、シチュエーションコメディのような展開で話としても1話読み切り形式。
先輩との触れ合いの中で、ちょっとした言葉に一喜一憂し、好きな人のことを少しずつ知っていき、その距離が縮まったり縮まらなかったりする、という具合。
全般におちゃらけた軽いトーンですが、そんな中でも主人公は真面目に恋愛しようとしており、でもやっぱりコメディ、てな感じか。

やっぱヒロインの魅力がなによりの漫画でして。
色々と女の子らしくないんだけれども、本人は特にそのことをコンプレックスに思っておらずサバサバしてるのがいいですな。男らしいというか、さりげないかっこよさのある女の子なのだ。
でもやっぱりたまに、先輩のようにかわいい女性になりたい、と思ったりしながらも、当の先輩からは「そのままでいいよ」なんて言われたりして照れたり安心したり、てなタイプ。
いいキャラしてるよなー。

こまごまとしたキャラが動き回る和気あいあいとしたコメディなんですが、すれ違う気持ちや秘めた思いを丁寧に描き、恋愛ものとしてもちゃんと読める内容。
この作者って長期連載作が多いんで、今まで読んだことがなければこの機会に桑田乃梨子入門作として読んでみるのもいいかも。
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1巻目の「ほわグラ(1)/阿部川キネコ」


ほわグラ(1)/阿部川キネコ
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
漫画家を目指すという志は同じながらも、性格も境遇も漫画家としての才能もまるで正反対な二人が出会い、共著という形でデビューを目指す漫画家立身ドラマ。
コメディ仕立てながらも決めるところをシリアスにおさえ、メリハリの利いたドラマとなってます。

 
1人は卓越したストーリーを得意としながらも、絵の才能の無い少年。もう1人は、ズバ抜けた作画レベルを持ちながら、話がまったく書けない少年。
共通の新人賞で互いの存在を知っていた二人が偶然に出会い、コンビを組むことになる、という展開。

二人の性格や互いの置かれた境遇を対照的に設定し、その身の上を中心にドラマを組み立てることで、なにもかもが正反対なコンビの友情と成功のドラマにしていこう、てな感じです。
これとよく似た構図を持つ作品に「G戦場ヘヴンズドア」がありまして。
「G戦場ヘヴンズドア」が創作者の苦しみと、コンビとしての確執や葛藤といった内面性を重視していたのに対し、こちらはコメディ中心にしつつも、いいコンビかと思わせておいて互いの境遇がそれを邪魔する、てな具合で二人の人間関係を中心に描いていく模様。

孤独で人付き合いが悪く、親からは厳しい教育を受けてきた脚本担当と、大家族に生まれながら天真爛漫で陽気な天然バカな作画担当。
このデコボココンビによるコメディとして読み進めつつ、夢に向かいプロデビューを目指し、お互いにいい関係を築きつつあるその時に、それぞれの置かれた環境が枷となり容赦なく二人を引き裂こうとするわけで。
このへんでシリアスに話を盛り上げております。

「G戦場ヘヴンズドア」を読んでいた方はもちろん、夢を追い情熱を燃やす熱血文化系志向の方に。
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2008年07月24日

業界の世間話

PCソフトの関連で、来客有り。
色々とお話。

こういう言い方もあれだが、ちゃんとした商談だったのでネタになるような話は特に無いものの。

おいらにとっちゃ異業種となる、一般ホビー業界の話が色々と聞けたのは収穫であった。
やっぱホビーはいいよなー。
親子二代で模型趣味とか、世代を超えて趣味が継承できるのがいいよなぁ。

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1巻目の「弱虫ペダル/渡辺航」


弱虫ペダル(1)/渡辺航
オススメ度:★★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
根っからのコテコテアキバ大好きオタクな少年が、実は自転車に関しては驚異的な力を秘めていた、というところから始まるスポーツ漫画。
ギャグ展開から始まる意外な展開から、しっかりと王道的なスポーツ漫画の導入部として読み応えのある内容。
かなりよく出来てます。面白い。

 
主人公はアニメにゲームにマンガにフィギュアになんでもござれの、根っからのオタク少年。この春から千葉の高校に入学し、アニメマンガ関係の部活で仲間を見つけようという一年生。
スポーツなんかまるで縁の無い主人公なのだが、なんと彼はオタク趣味が高じた結果、千葉から秋葉原までの往復90kmを、ママチャリで普通に行って帰ってこれるようになっていたのだった。
しかし、そのことの凄さに主人公自身も気付いてなかった。
という設定。

いわゆるアキバ系なオタクをスポーツマンガの主人公に据えるという意外性と、さえない主人公がママチャリひとつで本職の選手と渡り合う爽快さ、かっこよさがこれでもかとありまして。
ぐいぐい引き込まれるように読める1巻目。
元々オタ系のコメディ描きであった著者なだけあり、主人公はもう、登場するマンガを間違えたんじゃないかというくらいのギャグキャラでして。行動原理は全てアニメやマンガ絡みだし、スポーツ選手にはコンプレックス持ってるし、なんかイタイし…。
でもそんな彼が強い!強さでねじふせる!っていう気持ちよさがあるのだな。

また1巻目として構成が非常によくできており、スポーツ漫画と前振りしておきながら主人公はオタクという掴み。そこから徐々に明かされていく主人公の秘められた能力とその凄さを紹介。
そして勝負シーンになってからは自転車競技の基礎と自転車の仕組みについて分かりやすい説明が入りまして。
非常に盛り上がる展開となってます。

しかし勝負シーンとなっても主人公にとってはその動機が「アニメ研究会の部員集め」というズレっぷりがいいっすな。
全体の作りは「自分の才能を知った主人公がスポーツ選手として開花していく」漫画であり、これだけならある種王道的でもあるんですが。
主人公自体の驚きの有る意外性と、溜めと発散が効果的な盛り上がる演出、構成が良く出来ている漫画です。
スポーツ漫画あんま読まないんだがこれは面白かった。

あとは今後の展開として、主人公の個性をどこまで残すかなんだよなぁ。
オタクやりながらスポーツ選手続けていくんだろうか?
でも自転車競技ばっかりになっちゃうとただの熱血スポーツ漫画になるしなぁ。
変なところでズレている主人公の持つコメディ要素は大事にしてもらいたい。
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2008年07月23日

1巻目の「L16―レディー・シックスティーン―/東屋めめ」


L16―レディー・シックスティーン―(1)/東屋めめ
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
歳も離れているし性格も正反対だけれども仲良しな姉妹。とある事情から二人で手を取り合い暮らしているその日々をほのぼのトーンで描くコメディ4コマ。
姉の職業が編集者ということもあり、社会人向け職業コメディの側面も有り。

 
姉は地域密着フリーペーパーの編集者で、おっとりおしとやか。妹は女子高生で、元気いっぱい直情娘。
そんなまったく異なるタイプの二人だけれど仲は良く、互いの得意分野を活かして家事も分担し、和気あいあいと暮らしている様子を漫画にした感じ。

序盤は家庭内でのちょっとした出来事をネタに絡めて話を作りながら、姉の勤める編集部や妹の通う学校での様子を徐々に織り交ぜ、様々な登場人物を絡めつつ二人の暮らしを追う感じに。
4コマとしてのネタはわりとありふれているんですが、二人の暮らしから外に向かい人間関係と社会が開かれていく作りはなかなか良くできており、気付けばけっこうな数の登場人物となっているはずなのに、それぞれの関わり合いがすんなり読めるようになってます。

また、姉と妹とそれぞれの暮らしが互いに影響を与え合い、時間の経過とともに生活に変化が出てくるのもポイント。
妹は姉の編集部に顔を出すうち、やがてバイトとして一緒に働くようになったり、妹の担任教師が姉と知り合うようになったり。
まぁこのへんはひょっとすると方針転換として行ってるのかもしれないですが、コメディ4コマとして登場人物の暮らしが様々な出会いにより変化するってのはあまり見ないもんでして。
また環境の変化があるからこそキャラが立ってくるってのもあるわけで。

ざっと読むと割りと普通の4コマかなーと感じるんですが、徐々にじわじわと人物が活き活きと動きだす感じ。
こういうじんわり面白くなる4コマってのは埋もれがちなので、紹介しときます。
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2008年07月22日

1巻目の「ツキとおたから(1)/渡真仁」


ツキとおたから(1)/渡真仁
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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時代は戦前の東京。古今東西さまざまな骨董品から使い魔を呼び出し、使役するこのできる「旗師」と呼ばれる人々がおり。
その旗師の一人である主人公が、名品珍品の最高峰を求め東京にやってきたところ、様々な騒動に巻き込まれる、というドラマ。
クリーチャー召喚バトル漫画にかわいい女の子と和風テイストを足したような作り。
だが設定の活かし方がちょっとひねってありまして。「おっ」と思わせる出来に。

 
「旗師」というのはいわゆる骨董品の「目利き」であるのですが、一部の骨董品の中には、物の怪を呼び出すことができる「おたから」と称される物がありまして。「旗師」とはその「おたから」物の怪を呼び出すことができる連中なのですな。
呼び出された物の怪の強さは、そのおたからの価値そのものであり、名品珍品であるほどに物の怪は強くなる、という寸法。なので旗師はより価値ある「おたから」を求め、自ら探索に赴いたり時には所有権を巡り争ったりするわけでして。

で、そんなおたからを求めて上京してきた女の子が主人公。
しかし、彼女も旗師であるはずが、用いる「おたから」は類を見ない物であった、という導入。
ルールをシステマチックに定め、ゲットだぜ的なバトル漫画でありつつも、主人公をそのルールの枠外に置くことでドラマを動かす作り。
この「外し方」がなかなかに巧い。なるほどその設定なら、時代設定にも必然性があるし、個性としてのクセも出せるなぁと感心しました。
つまるところ「他人にはまるで価値を見出せないおたから」で強力な物の怪を呼び出すわけですが。一体何を用いるのかは実際に読んでみてくださいな。

女の子のかわいい漫画ですが、けっこうアクションシーンもしっかりしておりまして。
しかし設定がありきたりかなーというところで、前述の主人公を用いて意外性を与えてある作品。
絵が気に入れば読んでみても損は無いかと。
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2008年07月21日

1巻目の「PUNISHER/佐渡川準」


PUNISHER(1)/佐渡川準
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
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とあるファンタジー世界。何者かに父親を殺された少年が、形見となった武器を手に仇を求めて旅を始め、その矢先に少女と出会う。一緒に旅をすることになる彼らには、やがて世界を動かす運命が待っている、という感じ。
王道的な、コメディ調子の少年向け熱血ファンタジーアクションでありますが、キャラの個性とアクションシーンの強さが光っておりまして。ぐいっと引き込まれるように没頭しちゃう漫画。

 
主人公は1人の少年。父親に先立たれ、父親の遺した巨大な剣を手に、出稼ぎに出ている母の元へ向っており。
そんな彼が、無鉄砲でやたら陽気で「死神になりたい」という突拍子も無い夢を持つ少女と出会う。2人ともまだまだ子供であるものの、大人顔負けの強さを誇っておりまして。
で、彼らはいつのまにか、旅先のある領主の元で罪を働いたとされ、捕縛され投獄される。
なんとか脱走した2人の前に領主である青年が立ちふさがり、領主を主人公達は剣を交えることになる。
という流れ。

至極王道的な少年向けアドベンチャーアクションやるんだなぁ、と思って読んでると、この領主とのバトルで一気に心を奪われるんですわ。
とにかくアクションシーンが抜群に巧い。
絵がいいとかそんな程度の話ではなく、アクションシーン自体に起承転結を持たせつつ、アクションの一挙手一投足で人物の個性をしっかりと打ち出し、さらに一連の流れに意外性とオチも与えてありまして。文句の付けようが無いバトル漫画が展開されています。
元々、永らくアクションバトルでギャグを描く、という特異なスタイルを持っていた著者だけありまして、殴ったり蹴ったりがただの動きのある見せ場ではなく、キャラを活かし展開自体にストーリーを組み込む要素として漫画の中で作用してるんですな。
形式的には、最近流行の能力バトルというよりは熱血格闘に近いんですが、テンポが良くあちこちに読み手を楽しませようという工夫が見られるため、すかっと読めるのに面白いんですよ。

で、物語としてはなんだかんだあって主人公2人に世界を巻き込む何がしかの運命があるようだ、というところで1巻目は終わり。
スケールとテーマをでっかくもってきてあるため、けっこうな長編漫画を意識しているようです。
しかしほんと王道的な冒険漫画だよなぁ。
王道的なのにちゃんと面白い少年向けアクションってなかなか貴重なだけに、プッシュしておきたいところ。
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2008年07月20日

社内避暑

7月末となり、新作ラッシュを間近に控えるうえに、業界は盆進行にさしかかり、さらに同人ではコミケ前の新作告知が相次ぎまして
やんなっちゃうくらいに仕事が溜まりまして
否応なく居残りお仕事したりするわけですが

家に帰っちゃうよりも、店の中のほうが冷房が利いてて快適、てのが救い。
これならむしろずっと店で仕事してたいなぁというくらい。
…悔し紛れですが。

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1巻目の「亀の鳴く声/西炯子」


亀の鳴く声/西炯子
全1巻
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
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ある偶然から出会った少女と青年との旅と恋を描く中篇連載作。
縁で結ばれ縁により変化してゆく人々の、滑稽だけれども温かくロマンティックであり、かつ人生の重みを感じさせるドラマ作りが見事。
よくできた恋愛映画を見終わったような、そんな爽やかな読後感が心地よい。

 
話の中心となるのは、とある地方都市に住む一人の男性公務員。そんな彼が夜のファミレスにて、可憐だけれども超強気で行動的な美少女に自分の描いた少女漫画を見せる。
その内容に感動した少女は、彼の人生を変えるべく、強引に東京の出版社へと持ち込みに向う。かくして、奇妙な2人のカップルによる、奇妙な夏の日のドラマが始まる、てな感じ。
そしてこの2人の出会いと時を同じくして、少女の家族や編集者などそれぞれにそれぞれのドラマが生まれ、人生にささやかな変化が訪れる、という構成。

中心となるのはあくまで公務員と少女の2人で、彼らとまったく関係ないところで他の家族のストーリーも展開されるという感じであり、いちおうメインの2人だけ追っていれば話の筋は追えるようになっています。
しかし彼らの周囲にある人々のドラマも、断片的であるとはいえそれぞれに今まで歩んできた人生を振り返り、大切な何かの転機を迎えるわけで。
立ち位置もプロット軸も異なるキャラが多いため、場面転換が頻繁に起こり、かつモノローグや説明を最小限にとどめ、行間と絵から心情を汲み取っていく漫画なため、繰り返し読むごとに味わいの増す作品です。
逆に言うとざっと1回読んだだけだと誰がどうなったのか把握しづらいんですが、話の核となる公務員と少女の2人が非常に強烈で鮮やかな存在感を放っているため、まずはこの2人のみに着目して読むだけで充分に面白い作りになってます。

著者特有の、親しみやすさと強い個性とを兼ね備えた登場人物達がなんとも魅力的でして。
超弱気で奥手な男と、強気でイケイケGOGOな美少女との凸凹カップルの対比と、反目と歩み寄りと、といったところで少女漫画らしい恋愛ストーリーとしての面白さも有り。
大人が楽しく読めてちょっと感動できる、そんな漫画になってます。1巻で読みきり完結となるのもさっぱりしていて後味が良いし。
男性にもおすすめよ。
(ひょうたん書店通販ページ)

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2008年07月19日

怪しげな初音ミクのグッズを入手

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ぶらぶらと外出していた先で、ふらっと寄ったゲーセンのプライズ機にてゲット。400円使った。

はちゅねミクなキーホルダーで、内部に太陽光発電で作動する液晶スクリーンが貼ってあり、ちかちかと点滅してるように見える、というブツです。
台紙もいちおうあるんですが、どこ見てもコピーライトがありませんし、どこが製作したのかも不明でして。
いかにもどっかの業者が作っちゃいましたというようなグッズですな。

このブツそのものがどうのというよりも、興味深いのは初音ミクというキャラクターが、すでにこのような勝手御免の海賊版グッズが作られるほどに認知度があるんだ、という点ですな。
これをゲットした台では、他にもオタ向けなチョイスの勝手御免グッズがいろいろありましたが、一緒に並んでるのはコードギアスやハルヒ、DMCなどでありまして。
それらと同じ括りで捉えられている存在なんだなぁと。
色々と感じ入ることがあったわけであります。

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1巻目の「GOSICK―ゴシック―/天乃咲哉・桜庭一樹・武田日向」


GOSICK―ゴシック―(1)/天乃咲哉・桜庭一樹・武田日向
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
ヨーロッパのとある国にある、名門の学園。そこに留学生としてやってきた日本人の男の子が、図書館の中で不思議な少女と出会い、彼女とともに学園内で起こる様々な事件を解決してゆく、という内容。
事件がどうのこうのというよりも、この女の子がもうえらいことかわいくて。クールで知的なロリ幼女って素敵ね。

 
舞台となるのは西ヨーロッパにある小さな国。そこにヨーロッパ中の貴族や名家の子息が通う、全寮制の学園がありまして。主人公は同盟国からの留学生として日本からやってきた、という設定。
なかなか他の生徒と馴染めずにいたある日、主人公は事件に巻き込まれ、殺人の容疑をかけられてしまう。
そんな時、図書室の最上階で可憐な少女と出会う。という展開。

んでこの女の子、ちっこくてかわいいんだが頭が良くて、主人公の容疑を晴らしたのを始め、学園で起こる事件に主人公とともに臨む、という流れになりまして。
この子がめっちゃかわいいのだなぁ。
パイプをくゆらし何冊もの書物を広げ、静かに読書にふける姿は人形のようでして。
性格は冷静にして尊大であるが、品がありおしとやかであり。
で、知恵を拝借する条件として、主人公に東洋の珍しいお菓子をねだるわけですが、こーいうときにたまに見せる笑顔が破壊力満点ですな。

ドラマ自体はミステリとしてまっとうなんですが、事件の背景と人物に対する推理が中心であり、絵として少々動きに欠けるところがあるので、「女の子がかわいい」というワンポイントで華があるのは効果的ですな。

読むならもう、ゴスロリ幼女目当てと割り切るくらいで。
(ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

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2008年07月18日

とある日の、酒と漫画と休日

休日前の夜は、ストックしておいた漫画を買い込んで、酒をちびちびやりながらひたすらに独りで読んでは飲むという習慣がすっかり付いちゃいまして
ただいま絶賛アルコール接種中

日頃、好き嫌い関係なく漫画の1巻目を読むのが生活の一部になってるもんで。
こういう週末だけは、自分の好きなものだけをじっくり読むのがなによりの幸せ。

この週末、酒の友として読んだのは
「忍者パパ」(4)/山本康人/双葉社・アクションコミックス
「アイシールド21」(30)/稲垣理一郎・村田雄介/集英社・ジャンプコミックス
「岳」(7)/石塚真一/小学館・ビッグコミックス
「バラエティも〜にん」(2)/竹本泉/芳文社・まんがタイムきららコミックス
「栞と紙魚子の百物語」/諸星大二郎/朝日新聞出版・ソノラマコミックス
「マップス・ネクストシート」(4)/長谷川裕一/ソフトバンク・フレックスコミックス

…うひゃひゃ、相変わらず脈絡が無いね。

それにしても諸星大二郎の「栞と紙魚子」は素晴らしい。
こんなもん、この人にしか描けないよなー。唯一無二の個性ってのはこういうの言うんだなぁ。

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1巻目の「屍鬼(1)/藤崎竜・小野不由美」


屍鬼(1)/藤崎竜・小野不由美
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
人口1300人の小さな集落にて。小さな事件を皮切りに次々と死者が増え続けていく、というホラー作。
1巻目だけじゃああらすじとして書けることも限定的ですが「何かとんでもない事が起こりそうな予感」と物語の舞台に秘められた謎とが充分に期待を持たせてくれる作品。
藤崎竜の作画ってのもどうかと思ってましたが、わりとすんなり読めたのは意外。

 
舞台となるのは山に囲まれた小さな村。そこにある日、どこからか立派な洋館が移築されてくる。
しかし洋館の住人が越してこないまま月日は経ち、そして村の地蔵が次々と破壊されるという事件が起きる。
そして、謎の死体が次々と発見されてゆく。という流れ。

世間との交流を絶ったような田舎町で起こるドラマであり、この村が昔から卒塔婆を作り収入を得ていたり土葬の習慣が残っていたりといわくありげな因習も設定して用意しつつ、都会に憧れる者、都会にしがらみを残してきた者など登場人物に対する仕込みも万全でして。
ミステリアスなホラーとしてスキが無いので安心して読めますな。
ただまぁ、1巻目からやたら名前のある登場人物が多いのが気になるところ。

…ってか、1巻目読んだだけでは「おいおい何がどうなるんだよ」と翻弄されて終わりなので。
何が起ころうとしているのか知るためには3〜4巻目あたりまで読まないとなぁ。

で、作画は元々ファンタジーアクションを主に描いていたお方が手がけておりまして。
日本の田舎で起きる陰惨なドラマを描くにはキレイ目なキャラ造形ではありますが、人物の感情や想いといった心理描写が実に巧く、ドラマに対するキャラの立ち位置や存在感がいちいち際立っておりまして。なかなか読ませてくれますよ。

まぁきれいめの作画でサスペンスホラーつったら、ひぐらしのコミカライズの例もあるし。
読み手にとってはあまり違和感にならないもんだな、というのは発見でした。
(ひょうたん書店通販ページ)

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2008年07月17日

1巻目の「放課後ウインド・オーケストラ/宇佐悠一郎」


放課後ウインド・オーケストラ(1)/宇佐悠一郎
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
高校に入学したばかりの主人公が、ヒロインとともに楽器の勉強を始め廃部同然の吹奏楽部を立て直すという内容。
女性キャラがかわいくてお約束的展開があるせいで、部活ラブコメやるのかなーと思ってましたが、意外にちゃんとした競技漫画やってまして。知らず知らずのうちに読み込んでしまった。

 
主人公は特に何か目標があるわけでもなく高校に入学した1年生男子。そんな彼と同じクラスに、吹奏楽を志す美少女がおりまして。その美少女と親しくなると同時に、楽器経験ゼロの主人公がなし崩し的に部長になり、廃部同然の吹奏楽部を立て直していく、というストーリー。

序盤はヒロインを始め女性キャラの魅力を前面に打ち出し、ヒロインのために主人公が吹奏楽部をもういちど作り直すという流れでして。
このままだと、こう、ラブコメやるのかなぁとなっちゃうんですが、中盤からスポーツ漫画的な文法を用いて、わりと正道な競技漫画やってます。

まったく楽器に触れたことのない主人公が、初歩からトランペットの練習を始めるわけで、技術的な面にもきちんとフォローを入れつつも、「試合」や「勝負」というイベントを通して少しずつ上達していくわけですな。
少年漫画の競技モノにある流れをしっかり作ってきているな、という印象。

あと集団競技なので必然的に登場キャラが多くなるんですが、登場人物の多さをうまく活かすことができれば面白くなっていきそう。
ヒロインもせっかくかわいいものの、ちょっと使い方が見出せずにいるようで。
競技漫画としての面白さはあるので、徐々にキャラの魅力を打ち出していってほしいですな。
(ひょうたん書店通販ページ)

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2008年07月15日

夏本番

暑い・・・

こないだ「お徳用麦茶54パック入り」なんてのを買ったが
「よく考えたら一人暮らしで54パックも使い切るわけねーじゃん、俺の馬鹿」
と思ったが
この調子だと使い切るな・・・

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1巻目の「サラリーマン田中K一がゆく!/田中圭一」


サラリーマン田中K一がゆく!/田中圭一
全1巻
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
田中圭一による業界ギャグ漫画、同時発売となる2冊のうちのもうひとつがこれ。
著者自身がかつて玩具メーカーに勤務していた経験から描かれる、おもちゃ営業の世界をシモネタとくだらなさで包んでみました、という具合。
けどこれが業界の内情を描いた漫画としても面白いんだよな。こーゆう路線の田中圭一も有りだなぁ。

 
時は1986年、バブル期の只中にひとりの若者が大手玩具メーカーの営業職に就くことになる。
ところがそこはひとくせもふたくせもある人物ばかりで…。というギャグコメディ。
こういう書き方すると、こう、ちょっとお堅い業界紹介作品のようですが。
やってることは普段の著者とかわらず、節操のないエロギャグシモネタの数々。

んが、玩具メーカーの営業職という自らの体験談と現場の様子を描くという側面を強く押し出しているため、実際の営業手法やプロモーションの方法もいたって具体的で真面目に描いておりまして。業界漫画として企業の内部を垣間見る「そうなっていたのか」という発見と驚きの面白さがあるのだな。
業界の仕組みをまっとうに紹介しつつも、そこでの人物と実際の行動とをギャグ路線にもっていく、という具合。
しかし、収録されているインタビューを読むに、どうもちょこちょこと実際にあったネタも入っているようで。ギャグと実話の境界線があやふやなのも持ち味となってますな。

社会人向けのショートページコメディとして楽しめる出来。あれだよな、やっぱ路線がこち亀だよな。
あと単行本の装丁にこっており、帯や表紙を一枚ずつ剥いでいくとその下から…、という仕掛けも。
これがまたすげぇくだらないんだ。
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2008年07月14日

1巻目の「プリンセス破天荒/田中圭一」


プリンセス破天荒/田中圭一
全1巻
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
ゲーム業界や玩具業界でのサラリーマン経験を持ち、今なお会社員と漫画家という二足のわらじを履き続ける著者による、ゲーム業界ギャグ作品。
まーた田中圭一だよ。待ってたぜ、と読んでみるとこれがなかなかに今までに無かったテイストで面白い。
ちゃんとした業界ギャグ漫画として成立してるのよね。

 
舞台となるのは、とある零細ゲーム製作会社。やったらエロネタをふりまく女のもとに、今日もさまざまな企画を出してはボツになるのだった、というような内容。
シモネタ+ゲーム業界ネタを織り交ぜつつ、実に馬鹿馬鹿しい「あったらいいこんなゲーム」というアイディアを考えるものの、なんだかんだでうまくいかない、という展開。

また、さすがにゲーム業界に身を置いてただけあって、ギャグネタとして考え出されるトンデモゲームの数々が「お、ちょっとアリかもしれない」と思わせてくれるのがポイント。
いや、ゲーム的にどうよという馬鹿馬鹿しさ、くだらなさはギャグとして残してあるんですが、アイディアとしての着想点や斬新さには感心しちゃうのよね。ただ、そのアイディアを実現するための手段と方向性が間違っているような。

ゲームの企画を考えて一攫千金を狙う、という内容において、ギャグではあるんだけれどもその手段の実現はいたって論理的かつ現実的(技術的な問題を除けば)であり、「専門業界でアイディア一発で大儲けを画策」というテーマにおいては、こち亀にも似た面白さがあるんだよなー。ギャグ漫画のはずなのに、なるほどそうかと納得させられるのだ。

あとまぁ、著者本来の持ち味であるド直球の下劣なシモネタも、かなりマイルドに抑えられておりまして。
(……いや、マイルドなんだって、これでも)
田中圭一を知らない方でもずいぶんと読みやすいんではないかと。
ゲーム業界漫画としてもけっこう面白いし。
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2008年07月13日

1巻目の「鬼龍院冴子探偵事務所/三上龍哉」


鬼龍院冴子探偵事務所(1)/三上龍哉
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
セクハラ気味な美人女探偵と、無理やり彼女の部下となってしまう男子高校生とで送る、なんでもありの不条理ギャグ作品。
ネタのためなら宇宙人だの魔法使いだのなんでもありの世界の中で、悪ノリにもほどがあるというほどのクドいギャグが拝めます。いや俺けっこう好きなんだけど。

 
主人公は普通の男子高校生だったものの、いろんな意味でヤバい美人女探偵の目に留まったばかりに、ナンセンスギャグの世界に引き込まれる、という感じ。彼がツッコミ役。
この美人女探偵ってのが…。顔は言うことないしエロい肢体なのに、言動がことごとくセクハラ親父そのもので、安っぽいポルノのような言動が特徴。

また作画は写真のトレースを用い、劇画調でありつつもシャープな写実性がありまして。…けどやってることが全開でしょーもないギャグ!というのが持ち味になってます。
ギャグの路線は不条理ナンセンスな実写コント仕立て。宇宙人だのなんだの出しつつもあんまり無茶はやらず、設定よりもその場のノリ優先。そのため気付いたらなんだかどんどん変な方向に突っ走ってます。
ちょっとベタ気味で押しがきついため人によってはクドさを感じるかなぁ。

極道一直線が終わってから久しぶりだねぇと読んでみたものの、前作がゴツいヤクザの組長だったのに対し、今回はお色気美女が中心でして。
ついに媚びたか、と一瞬思いましたが、やってることは相変わらずでひと安心。
大変にくだらなくて馬鹿馬鹿しくてよろしい。
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2008年07月12日

1巻目の「紅kure−nai(1)/山本ヤマト・片山憲太郎」


紅kure−nai(1)/山本ヤマト・片山憲太郎
オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
高校生をやりながら、揉め事解決屋として探偵のような仕事をしている少年。彼の周囲には、裏稼業に従事する女性ばかりが集まりながらも、1人の少女とともに様々なトラブルを解決していく、という内容。
設定がなんだかありがちだなぁ思いきや、作画と全体の構成で見事に重さと読み応えのあるアクション劇に仕立てられた一品。

 
主人公は幼い頃に家族を失った少年で、日本の裏社会に息づいてた武道を学んでおりまして(師匠が学校の先輩で美女)。彼の相棒となる幼なじみの少女はスゴ腕情報屋の二代目として主人公に仕事の口利きをしており。
また主人公とともに暮らす少女は大財閥の娘として跡取りのためだけに道具して生きてきた、という設定があったり。
ファンタジー気味なノワールアクションとしてのキャラ設定を先に固め、そのうえでアクションストーリーを展開させ、キャラクタードラマに仕上げるという作り。

…ではあるんですが、構造としては「スーパーな少年の周りにスーパーな美少女がいっぱいで、毎回いろいろとアクション」といったくくり方になるわけで。下手するといかにもなよくあるラブコメアクション劇になりそうなところなんですが。
シリアスな展開にも耐えうるキレのある作画と、大味な設定に説得力や重さを与え緊迫感のあるドラマ作りに徹している構成の両者が素晴らしく、しっかりと読める漫画になってます。
味付け次第でどうとでもなるストーリーをここまで作りこんだのは偉いですな。

日常の暗部である裏社会に生きる者としてのアウトロードラマの面白さと、美少女アクション劇がうまくいいとこ取りになっている作品。
いまのところ明確な長編要素も無いので、読みきり気分で気軽に読めるのも特徴。
(ひょうたん書店通販ページ)

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2008年07月11日

1巻目の「ふら・ふろ/カネコマサル」


ふら・ふろ(1)/カネコマサル
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
アパートの一室にて貧乏同居生活を送る二人の女性の、ゆるゆるだらだらとしたどうでもいい日常をほんわかコミカルに描くコメディ。
日常コメディかと思いきや、1ページ漫画の連続というあまり類を見ない体裁を持つ作品。
最初は違和感があるものの、しだいにじわじわと、このゆるい世界のトリコに。

 
内容としては、ボケ役とツッコミ役に分かれた2人が、毎日の金欠気味な暮らしの中で、ささいな出来事でどうのこうのやっているという、生活感のあるコメディ。
特徴的なのは、連載1回分あたり、ひとつのお題に対して1ページで終わる話が複数続く、という形式をとっていること。
ちょっとわかりにくいが、コメディとして読んでいると、話が続きそうなところで次のページではもう次の話になっているという感じである(4コマ漫画を読んでいる感覚に近い)。

なので読み始めの当初はその非連続性が変な違和感となり、「あれ?これでいいのか?」と戸惑いがありますな。
しかも、この「ひとつのネタで1ページ」とやっていながら、1ページでオチがつかない場合があり、感覚として「ここから話が広がるんだろうな」と思っているとブチっと流れが切れてしまうようでして。

ところが、読んでいるうちにこれが不思議と心地よいリズムとなってくるのだなぁ。
だいたい考えてみれば、普通の日々の暮らしの中でのちょっとした発見やおかしな出来事というのは、きれいにオチがつくものでもないわけで。どこか投げっぱなしだったり、後に何か話がふくらんだりするわけでもなく。
このへんの「何かが起こるわけでもなく」淡々と毎日を送る様子が、妙に親近感が出てくるわけだ。

そしてネタ自体に連続性を持たせないけれども、季節の移り変わりと生活の変化はきちんと絵として反映させ、例えばある話で壁飾りを部屋に付けたら、後の場面でもちゃんと壁飾りは部屋にあるし、間取りや家具の配置も一貫しておりまして。小道具の描き方も細かく正確だし。
そこに暮らし、生活しているという実感をきちんと持たせているわけですな。
そのうえで、とりとめもなく起こるちょっとした出来事を断片的に描くことで、普通の生活が実感を持って伝わってくるわけですな。

読んだ感触は独特だし、コメディではあるがなんかオチのない日常小話みたいだし。
けれども丁寧に誠実に作られてると思いますよ。
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2008年07月10日

今度もまたやります。鹿児島で「俗・さよなら絶望先生」

今度は「俗・さよなら絶望先生」・・・鹿児島のひょうたん書店枠DeepParanoiaブログ出張所

紹介ありがとうございます。
フォローが早いなあ。
…上司に「やるよー」と聞かされてからまだ数日と経ってないんですが。

というわけで、KTSで放送中の「図書館戦争」の後番は「俗・さよなら絶望先生」に決まりました。
8月7日からです。
何を放送しようかという希望はいろいろ話し合ったのですが、
なんで絶望先生に決まったのかと言いますとうわなにをするやめr

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1巻目の「つぐもも/浜田よしかづ」


つぐもも(1)/浜田よしかづ
オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●●○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
ごく普通の少年のもとに、着物姿の美少女があらわれ、学園に起こる怪異に立ち向かう、という伝奇コメディ。
まーたよくあるタイプの漫画ですね、と思ってタカをくくってたらこれがなかなかよく出来ていて面白い。なめてかかってすいません。
絵やキャラに一癖あるのがいい個性になってます。

 
ごく普通の中学生男子である主人公は、母の形見である着物の帯を片時も離さず持ち歩いていまして。
ところがある日、主人公の身に降りかかった危機により、この着物の帯は美少女に変身し、少年を守るわけでして。
んで、そんな美少女との秘密の同居生活が始まり、同時に学園に起こる不可思議なトラブルを解決していくとともに、幼なじみのクラス委員やらが登場してお約束展開、という感じ。

お約束展開やってはいるんですが、作画の質も高くキャラの性格にも一工夫加えてあるため、読めば定型的なコメディの中に「あ、これはなんか違うぞ」と目を見張る作品。
特に絵に対するこだわりは強く、背景はかなり書き込まれ、ちょっとしたシチュエーションも画面の構図に凝っており。キャラの描きかたも美少女イラストタッチでありながら、影のつけ方やポージング、デフォルメに手間がかかってまして。全体的に軽く読めるのに、よくできてるなーと感心する作り。

ヒロイン陣の性格設定も、わりかしパターンを踏襲しつつも、誇張を加えた性格で存在感をアピールしつつ、アソビとして付与されるちょっとした軽いクセが適度にマッチし、いい魅力を出してます。
あと書き下ろし部分となる、話の間の「余談」の箇所が微妙にエロいのもナイスだ。

雰囲気としては「かんなぎ」なんかに近く、「フシギ美少女と学園ラブコメと、ちょっとした能力バトルに萌えエロもあるよ」て感じで、よくある部品ばっかだなぁ、と思ってよく見ると、「おっ、いいパーツ使ってんじゃん」と感心するという作品。
これはプッシュしていきたい。
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2008年07月09日

1巻目の「図書館戦争SPITFIRE!/ふる鳥弥生・有川」


図書館戦争SPITFIRE!(1)/ふる鳥弥生・有川浩
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
「図書館戦争」の電撃コミックスでの漫画版となる単行本。前に出た白泉社花とゆめ版とストーリーに大きな差異は無いですが、作画の質が男性向けになってます。
けど構造的にやっぱ少女漫画っぽいんだよな。だからこその面白さではありますが。

 
言論の自由が奪われ超法規的検閲がまかり通る近未来の日本。激化するばかりの弾圧に対抗するべく図書館は武装し、検閲に対して武力をもって対抗している。
そんな図書館に配属された新米女性隊員が主人公。本を愛し直情熱血思考であり、男勝りの身体能力を持つ彼女は、図書館内におけるエリート特殊部隊に女性として初めて配属されることになる、という流れ。

「武装する図書館」というコンセプトを設定して披露しつつ、軍事・ミリタリー物の側面を打ち出し、反目しあう上官と新米がやがて任務を通して強い絆で結ばれていく、という映画的な展開が想像できる具合。
かつ、そこに主人公を女性とすることで、若干のラブコメ要素もありますよーという感じ。
白泉社版の場合は媒体の特色として、美形男子隊員の中に女が一人という、いわゆる乙女ゲーム的な風合いを出してましたが、こちらは正統派のアクション劇になってます。

しかしなんつってもヒロインが良いっすな。感情的で喜怒哀楽をはっきり顔に出す彼女の、その多彩な表情の変化をうまく描き抜き、実に活き活きとして感情移入しやすいキャラとなっています。
作画としてこれだけやってくれればヒロインの魅力は申し分ないほど出ていると言えるでしょう。
ストーリーはまだ主人公の訓練が主であるため、ミリタリーアクションが本格展開するのはまだ先になりそうでして、そのへんの画面が拝めないのは惜しいですが。
まぁこの分だと期待するだけの価値はありそうですわ。
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2008年07月07日

目指せ萌えエロのスペシャリスト

PCの調子が悪くなって勝手に止まり出すと「暑いもんなぁ、夏だなぁ」と季節の移り変わりを感じるこのごろですが。

このたび、お店でちょっと異動がありまして。
おいらの担当分野がまた広がりました。

今回おいらが受け持つことになったのは、
成人コミック、商業アンソロジー、画集・設定資料集、成人向けライトノベル、サブカル書籍などでして。
ちなみにコミックを担当するのは初めてになります。

 
で、
これまでの担当分野でありました
エロゲ、同人全般、フィギュア・グッズ類、CD・DVD
も継続して受け持つわけで

分類をもう少しわかりやすくまとめると、今後のおいらの受け持ちは

エロゲ、関連書籍、関連グッズ、メディアミックス類
成人コミック、アニメ化DVD、画集
そしてフィギュア、同人全般、成人向けラノベ

……なんか、萌えと二次エロの権化になってるような……

あと、まぁ担当外ですが1巻目レビューもこつこつと続いておりまして
たぶんこのまま行くと、萌えエロに関しては知らないものが無いくらいになるんじゃなかろうかと
少なくとも鹿児島最強の二次エロ魔人になれるんではないかと

恐ろしい期待に胸を膨らませております。

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1巻目の「橙星/群青」


橙星(1)/群青
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
魔女の伝説が残る土地にて、自らの願いを叶えるために旅をする少女とロボットとその他色々の、幻想と冒険のファンタジー。
丁寧に整った設定と登場人物の個性が目を引き、ついつい読み込んでしまう内容。
女性向けの絵柄でありながら、普遍性のある寓話として性別年齢問わず読める作品。

 
舞台はある架空の世界。封じられた4人の魔女の伝承があり、その4人の魔女の墓を訪れた者には、どんな願いも叶うという言い伝えがありまして。
その魔女の墓を求める一行の物語。
一人は、王様のもとから逃げ出してきた内向的ないじいじおどおど少女。もう一人は、200年の眠りから醒めたおとぼけ三白眼ロボ。んであとチビ三匹とお兄さん。
彼らがそれぞれに事情を抱え、やがてお尋ね者として墓巡りと同時に逃避行を続けるわけですが、彼らに秘められた謎と設定とが伏線となり、うまくストーリー展開を牽引しておりまして。単に願いを叶える旅ではない、登場人物に込められた秘密を求める物語に。

そんな彼らの人物造形がいちいち良いんだよなー。セリフと言葉のひとつひとつに非常に気を使ってあり、それらがうまく設定をなぞる形でキャラクターを立体的に形作り、ちょっとしたしぐさや言動が活き活きとしてくるわけです。
主役一行を追跡する王様の手下連中も、なにやら様々な事情があるようで、そういった人間関係を読み解いていくことで、展開自体に興味を向けさせるようになってます。
キャラ同士の関係性や感情を先に描き、設定を伏せておくことで続きが気になっちゃうわけですな。

作画は女性向けファンタジーとしてよくあるタイプではあるものの、馴染みやすいタッチでありながらファンシーさと幻想性を重視した画面を多用することで、下手すればBLっぽくなるところをうまく男性でも読めるように描いておりまして。なかなか巧いことやってます。

そーいやふと思い浮かんじゃったんだが、この主人公のロボ、三白眼で眠たい目をしていて、実直なくせにどっかとぼけてて天然で、言葉遣いがやけに丁寧で。でもボケキャラ。
なんか既視感あるなーと思いましたが、こいつってばあれですよね、R・田中一郎ですよね。
(ひょうたん書店通販ページ)

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2008年07月06日

鳴子ハナハル、大ブレイク中 ……の続報と比較

ブレイク中と報じた鳴子ハナハル新刊ですが、週末を迎え勢いはまだまだ衰えませんな。

店頭に並んでから5日目となりまして、いったいどんだけ売れてるのかなーとデータを見てみれば…

「……ありえねぇ…なんだよこれ、バケモンじゃねーか…」

と凄まじい数字が。

 
前回、「よつばとクラス」と言いましたが、なかなか実感として伝わりにくいと思います。
店員やってりゃ何がどんだけ売れて凄いの凄くないのは把握できるんですが、お客さんの立場だと、どれがどれだけ売れてるか、というのはなかなか分からないものでして。


具体的な数字をそのまま報告するのはさすがにアレなので。
比較として、どれと同じくらい売れてるのかと言いますとですね…
(注:うちは専門店なので一般の書店とは売り上げ構成が異なる、という点をふまえてください)

今年の3〜4月に最新刊が出た
「真月譚月姫」第6巻、「鋼の錬金術師」第19巻、「魔法先生ネギま!」第22巻
といったクラスのコミックとほぼ同じくらいの数が売れてます。
しかも恐ろしいのは、この3つのコミックのそれぞれの売り上げ数は、当然「発売日から7月現在までの売り上げ」
のはずなのに
鳴子ハナハル「少女マテリアル」は、発売からわずか3〜4日で同じくらいの売り上げを記録している、という点。

いったいどこまで伸びるんだ…!
恐ろしい…
たぶんこのままだと、2008年の年間ベストにも顔を出すくらいの売れ行きになるでしょうな

まぁあくまでも、うちの店の場合ですが。

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1巻目の「FRIPFLAP/とよ田みのる」


FRIPFLAP/とよ田みのる
全1巻
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
ピンボールがとりもつ男女のラブコメを描いた作品。中篇1本に短編ひとつの読みきり作。
ピンボールで漫画が成り立つのか?という不安をよぎらせながら読んでみると、これがなるほどよく出来ておりまして。
描くべきポイントを絞りつつ巧い構成でありながら、ピンボールに対する熱意がビンビンと伝わってきますな。

 
主人公は高校卒業を機に憧れの同級生に告白した男の子。しかし彼女はその告白に対して「このピンボール台のハイスコアを更新したら、つきあってあげる」という条件を出し、その日から主人公のピンボールに対する格闘の日々が始まる、という内容。
ラブコメとはいってもテーマからして異色気味で。サブカル風なスポーツ漫画って感じか。

ヒロインは何も嫌がらせというか遠まわしに断るために「ハイスコア更新」という難題を突きつけたわけではなく、彼女自身もピンボールの魅力にとりつかれ、熱狂するゲーマーなんですな。
で、それまでほとんど触れたこともなかったピンボールに、彼女を介して接することで、いつしか主人公もその虜となり、やがて……。という展開。

そもそもピンボールは、台に仕込まれたギミックを攻略し、スコアを重ねていくというゲームでありまして。通常のゲームのようにステージクリアという概念が無く、ひたすらに限界まで点数を稼ぐ遊びなわけで。
しかも誰かのと交流があったりキャラクターがいたりということもなく、向き合うのは自分自身のみでしかも終わりがないと来ている。
ドラマとしてこのモチーフはどうよ?と思うものの、ところがどーして。孤独に一人きりだからこそ生まれる没入感とそこから生まれる盛り上がりがうまく描けておりまして。読んでてこっちも思わず手に汗握るんですな。
ピンボール攻略のうえでのこまごました仕掛けやテクニカルな側面を大幅に省略し、台に向き合い孤独に、しかし熱く戦うその姿のみをクローズアップし、心理描写を中心にシーン構成してるのがうまくいった感じですな。

ラブコメとしては、ピンボールとラブコメとがうまくもうちょっと噛み合ってくれればなーとは思うものの、話数の限られた中ではピンボール側に比重があるのも仕方ないか。
しかし、普段は物静かだが台に向き合うと荒っぽい性格に豹変するというヒロインがなかなかに不可思議で、その容姿もあいまって変な魅力がありまして。
彼女の存在感がラブコメ部分を支えていますな。

何かの足しになるわけでもなく、美麗なエンディングが待ってるわけでもなく、ただひたすらに自分の限界のみを追及するというピンボールの世界。
なんだかひどく面白そうな気がしてきまして。
近所に台を置いてるとこないかなぁなどと気になっちゃう一冊ですな。
(ひょうたん書店通販ページ)

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2008年07月05日

ミスと訂正

先日の更新分である
1巻目の「百舌谷さん逆上する/篠房六郎」
ですが、オススメ度と俺これ好き度の星がまちがっていたので訂正。

……
なんでこういうお気に入り作品をアップするときにこういうミスするかね、俺。

投稿者 bird_chief : 23:19 | コメント (0) | トラックバック
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1巻目の「ねじまき星とアオイソラ/刻夜セイゴ」


ねじまき星とアオイソラ/刻夜セイゴ
全1巻
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
宇宙センターがある小さな島を舞台に、ある一人の少年と不思議な少女と不思議な機械による、夏の日の冒険を描くジュブナイル作。
ドラマの作りは荒削りなものの、正統派ジュブナイルとして非常に熱く、まっすぐな内容。わかっちゃいるんだけどこういうのに弱いんだよなー。

 
半年前に隕石が墜落した小さな島。そこで暮らす機械好きの少年が主人公。
そんな彼がある日、謎の機械を持つ不思議な少女と出会う。そしてどうやら彼女は、なにやら謎の機関から追われている。
大人達の手から逃げ出し、少年と少女の冒険が始まる、という具合。

んもっ、SFジュブナイルのお約束、王道でありますが、やっぱいい歳になるとこういうの弱いよなー。
キャラクターとして、少年と少女とがそれぞれ機械文明の発達に明るい未来を信じる者と暗部を知るものであったり、あるいは前向き後ろ向きであったり。キャラとして対立させながらもともに行動するうちに感化しあい成長を見せる、という作りがしっかりしており、いい主人公達になってます。

対する大人の側はつまりまーSF的に言うと文明の暗部の象徴的な分かりやすいキャラしてまして。誇張が過ぎるものの尺の短いドラマにあって強い存在感があるのでアリでしょう。
ストーリーの展開として若干不可解で矛盾点もあったりしますが、まぁこういうドラマでそゆこと突っ込むのは野暮ってもんで。

ハラハラしつつも爽やかで気持ちよく、ここまできっちりまっすぐで純真な少年ドラマもそうそう見ないだけに、嬉しいですねぇ。


(ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

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2008年07月04日

ラブやんって、ひょっとしたら最良のパートナーなんじゃね?

無性に肉が食いたくなったので、酒と牛肉たんまり用意して飲んでは焼いて食いーの週末ですが。
飲み食いしなが買ったばかりのラブやん10巻読んでるわけでして。
……先月の新刊をいまさらようやく読んでるのは、他に読むモノが多くて買うのが後回しになるから。


いつも読みながら思うことですが、カズフサとラブやんっていいコンビですよね。
互いに彼氏彼女の関係にはならなくとも、はたから見ても息がぴったりだし。
三十路を前にしていまだ彼女無し独り身なおいらからしてみると「いいなー、ラブやんみたいのがそばにいたら、毎日楽しいだろうなー」と思わずにはいられないわけで。

 
そもそもラブやんの立ち位置ってのは、成人男性にとって一緒に馬鹿やる友達なんぞと一緒なわけですが
やっぱ異性っていうのは大きいわけですよ。
んで、異性でありながらも

・同棲している
・が、恋愛という事態には進展しない
・シモネタもある程度許容している
・バカ騒ぎにもノリがよくついてきてくれる
・趣味嗜好など妙なところで気が合う
・互いに、他人には見せないような嫌な部分をさらけ出している
・間違いを起こしそうになると正してくれる
・互いの目的が合致すると驚異的なチームワークを発揮する
・でも、たまーに互いを「男」と「女」という異性として意識しあう(けどやっぱり恋愛にはならない)

んー…
やっぱ、いい歳こいて独身男性やってる男性諸氏にとっての「理想のパートナー」の姿に近くねぇか?

それというのも、彼女もいないままこの歳になると、いまさら「彼女作ろう」とか「恋愛しよう」とか、めんどくさくて考えも及ばないわけですよ。
生々しい話ですが、別にセックスが無くとも困りはしないわけで。むしろ無いなりの楽しみもあるわけで。

けれども、ずっと独りってのもやっぱふと寂しくなったりするわけで。セックスも恋愛もいらないけれど、誰かそばにいてほしい、てのはあるわけで。
かといって、野郎と顔突き合わせてもなんか不毛だし。

そうなると、「セックスの無い良きパートナーとしての異性」であるラブやんの存在は、めんどくさくなさそうで、かつ楽しそうでもあり。
カズフサもとうとう30台になっちゃったけど、少なくともラブやんのいる生活に寂しいってことはないよなと、ある側面においてはすごくうらやましく感じるわけですよ。

…なんか酒の勢いのまま書き連ねて、読み返すと無性に切なくなってきますが。
でも同じ意見のヒトは多いと信じたい。

投稿者 bird_chief : 23:28 | コメント (4) | トラックバック
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1巻目の「百舌谷さん逆上する/篠房六郎」


百舌谷さん逆上する(1)/篠房六郎
オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●●○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
世に言う「ツンデレ」が病気だったら、という設定で始まる、バイオレンスなドタバタコメディ。
…であるにも関わらず、登場人物の個性の掘り下げが徹底しており、奇妙な設定とめぐり合わせによるドラマとして非常に面白い作品。
そもそも分類が難しいんだよなぁ。ラブコメでありながらどこかもうSFじみているような。

 
ヒロインとなるのは一人のお嬢様小学生。彼女は「ツンデレ」の病気にかかっており、他人の好意に対して感謝とは逆の感情表現をしてしまったり、照れと恥じらいにより傷害沙汰の暴力を(それはもう容赦なくボッコボコに)ふるったり。
そんな少女がある小学校に転入してきたところ、ツンデレとしての物珍しさから好奇の目で見られながらも、気になる男の子と仲良くなることでクラスにも馴染み始めた頃、事件が起きてしまう。という流れ。

他にも「不細工な外見とイラつく性格のおかげで、まったくもって興味の対象にならない」というひどい理由のためにツンデレの症状が出ず、あげく下僕としてこき使われる男の子がいたり。
誰とでも打ち解け仲良くできる気さくな性格のためヒロインに歩み寄り、そのため悲劇の渦中に身を投じることになる男の子がいたり。
このへんの主要なキャラがいちいち面白いのも見所のひとつ。

しかしなんつってもヒロインたる百舌谷さんの、目を見張るような個性につきるでしょうな、この漫画。
頭が良くてプライドが高く、ツンデレとしての自分の置かれた状況を知り抜いているために世間とは距離を置く一方、他人に対して好意を抱く=相手を傷つけるという寂しさの中にあり。
そういう暗い側面がある一方で、生まれ持ったS気質があり恐ろしい嗜虐趣味も持っており。
かつ、かわいいものに目が無いうえに人並みの恋愛に対しての憧れも持っており。
実に複雑に作りこまれたキャラなんですよ。

「ツンデレ」というものを徹底的に突き詰めたキャラクターを登場させ、ドタバタやりつつも一枚岩のラブコメではなく、ラブコメの要素を織り込みながらそれらのパターンを裏切る形でドラマを展開させ、そして奇妙な人間関係の中で百舌谷さんがどのような変化を見せていくのか、連続性のある長編としても非常に楽しみな一作。
まぁこう言っちゃうとなんだか小難しいマニア向けの作品のように思えてきますが、そんなの抜きにして「行き過ぎたツンデレ」として凄まじくバイオレンスなコメディとして存分に楽しめますよ。

しかしまー、こんなの読んじゃうと、世に溢れる形式だけの「ラブコメ」ってやつがいかに予定調和な中に埋没してるのかよく分かるよなー。
過剰であっても性格と設定を作りこみ、キャラにきちんと悩みと苦しみと成長課題を与え、そのうえでドラマを展開しているわけで。
人物の個性とその深みの質が段違いですな。
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2008年07月03日

鳴子ハナハル、大ブレイク中

鹿児島でもついに鳴子ハナハル新刊「少女マテリアル」が入荷しまして

080703-hanaharu.jpg

当然のように大展開中なわけでありますが。

いやしかし、売れ行きがメチャクチャもう尋常じゃないですな。
なんかもう「ずっとハナハルのターン!」ていうくらいでして。
この単行本、1冊が税込みで1,365円なんですが、あまりにも売れまくったせいで、5円玉がレジから不足気味になるほどでして。

とにかくまー、勢いがもう神レベル。鹿児島での発売から2日経過しましたが、
PCソフトで例えるなら、「CLANNAD」や「リトルバスターズ!」などKEY作品の発売時に数字の勢いが匹敵しています。
一般コミックなら「よつばと!」クラスですよ。
凄いっすな。
売れるだろうなーとは思ってましたが、まさかここまでとは…!

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1巻目の「おとまりHONEY/みづきたけひと」


おとまりHONEY(1)/みづきたけひと
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
一人の少年のもとに、クラスメイトの女子数人がお泊りにやってくるという、ハーレム型同居ラブコメ。
スタイルとしては「それなんてエロゲ」的な典型例なんだけれども、メインヒロイン一人のみを特化させており、けっこう悪くない出来に。
ありがちだなーと分かっているはずなのに、じわじわとヒロインのかわいさが際立つのよ。

 
主人公はごく普通の男子学生。しかし面倒見が良く困ってる人を放っておけない性格のため、なぜだか自分の部屋に女の子数人が寝泊りすることに。
そんな女の子の一人である委員長娘が本命でして。主人公のことが好きなんだけれども委員長としての責任と恋心の間で揺れ動く乙女ゴコロ、とかそんな感じ。

ストーリー的には特筆することはなく、エロゲ的ラブコメそのもののパターンであり、女性陣もメインヒロイン、元気系、クール、天然といたってお約束的な配置に。
んでもって同居生活と学園生活の中で他愛の無いどたばたがありーの、エロゲで言うところのサブイベント的なシチュエーションが続くだけという感じ。

ところがこの漫画ではメインヒロインの主観が多用されるという特徴があり、サブヒロインは完全に脇役扱い。
主人公が大好きなヒロインのモノローグをこれでもかと並べることで、いつの間にかヒロインが大変にかわいく見えてくるんですな。
女性キャラに対して感情移入させるという意味では手法的に少女漫画寄りであり、なるほどこれなら設定やシチュエーションが陳腐でもヒロインのキャラクター性だけで読むことができるわけですな。

全般に甘さ全開のラブコメであり、気付けばだらしなく頬も緩んじゃう漫画。
ストーリーにこだわらなくともヒロイン一人をしっかり描けばラブコメは成立するのだという良いお手本ですな。
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2008年07月02日

1巻目の「のろい屋しまい/ひらりん」


のろい屋しまい/ひらりん
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
おまじないから呪殺までなんでもありの「のろい屋」を営む姉妹の魔女を中心に描かれる、ファンタジックメルヘンコメディ。
SF並みに作りこまれた設定と世界観と、それらをあますことなく再現した絵が実に綺麗な漫画。画面の隅々を読む面白さもあるなぁ。

 
とある深い森の中、姉妹の魔女がやってきて、そこでのろい屋を始めることになりまして。
彼女達の元に様々な事件が舞い込む、という作りの読みきり形式。
魔女さんたちは絶大な力を持っているためか色々と無邪気でして。軽いノリで人に呪いをかけるは、パーティーでもするように戦争を起こしちゃったり。
そのへんはブラックではありますが、描き方自体は絵本のようなメルヘンそのものでして。魔女の異質さとヒロインとしてのかわいさを併せ持ってるわけですな。

作中ではなく欄外扱いでお披露目される設定は実に入り組んでおり、システムとしての設定も作りこまれていることから、どちらかというとSF的な読み方になるのが特徴。
和気あいあいとしたメルヘンでありながら、舞台と画面と、セリフの端々にこれらの設定をふまえた描写があり、そこから作品世界を奥深く堪能できる、という具合。
なので設定とか気にしなくとも「絵のきれいなファンタジー」としてもちゃんと読めるんですな。

全体的に非常にコミカルな作りであり、童話のようなストーリー展開がありつつも、世界観と設定を魅力的に描く内容となっておりまして。この幻想世界をはっきりと独特のスタイルできちんと絵にして表現しきっているのは凄いですな。
ただ、本編と無関係に提示される設定のほうが魅力的であり、物語としては登場しないんだけれども「世界を終わらせる許可を持った最強の魔女」とか、その昔起こったという大戦争とか、そっちのほうをメインにお話描いても面白そうなんだけどなぁ、と消化不良に感じちゃったりも。
ほのぼのメルヘンに見えて漫画読みを充分に楽しませてくれる内容ではあるんだけどね。
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2008年07月01日

夜間工事がうるさくて眠れん

鹿児島市内には路面電車が通っておりまして。
ぼくはその路線沿いすぐのところに住んでいるのですが。
ちかごろ、毎晩夜通しその路面で工事が行われていてたまってもんじゃないです…。
電車が止まる夜から始まり、電車が走る前の夜明けまで続くんすよね…。

何の工事をしてるかっつぅと
「市電軌道敷緑化」と称されている、線路の軌道上に芝を生やすだけの工事でして。
一体なんの意味があるのかと。
線路の周囲を全部コンクリ砕いて土入れて芝を植える。
そんなもんのために市が予算使うわ夜通し工事は続くはもう…
こんな見た目だけのためにわざわざ工事してんじゃねぇよ…

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1巻目の「メイドいんジャパン/おりもとみまな」


メイドいんジャパン(1)/おりもとみまな
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
まごうことなき男の子であるにも関わらず、女装メイドとなってしまった主人公と、なんだかやたらとひどい目に遭う(エロい意味で)お嬢様による、全開暴投エロバカギャグコメディ。
作者はきっと頭のネジがぶっ飛んでるに違いない、というほどの強烈にくだらない下ネタギャグ満載。読んでて頭おかしくなりそうだわ、これ。楽しいけどさ。

 
理不尽な親により女装してメイド養成学校に通う男の子。そんな彼の実習先に住まうお嬢様気質の女の子と、いろいろとエロいトラブルが起こりエロい方面に発展していく、という内容。
やたらめったら露出度が高いうえに、女装ショタ少年をはじめ変態的フェチズム全開。
そのまぁひどく品が無いんだわ。1話目は生理用品使うし、ちぢれ毛がどうのとかちんちんを切るの切らないの、オムツ装着におもらしとまぁあきれるほど。

けど絵柄はすごいかわいいもんだからタチが悪い。
かなりハイレベルなぷに萌え系の作画なのに、より多彩な恥じらいを求め、よりあられもない格好を求め、構図やポージング、シチュエーションへの追求が尋常じゃなく。
普通にぬるいラブコメやっても絶対かわいいのに!なんでこんなにお下劣極まりないんだ!それが良いんだけど!と理不尽に苦悶すること請け合い。

中身はもうこのうえなくくだらないエロ馬鹿変態ギャグコメディなんですが、シチュエーションの多様さと、その場面ごとに見せるキャラの表情がいちいちグッとくるもんで。
「うわっ、馬鹿だ!なにこれ!」と思いつつも目が離せない漫画です。
……いやそれにしてもほんと頭の悪い漫画だな。
(ひょうたん書店通販ページ)

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