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2008年06月26日

1巻目の「プアプアLIPS/後藤羽矢子」


プアプアLIPS(1)/後藤羽矢子
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
ド貧乏な女性が勤めることになった宝石店。そこのお嬢様店長は自らレズビアンであることを公言しておりまして。
なにもかもがまったく正反対の2人の、デコボコドタバタわきあいあい、そしてちょっぴりしんみりシリアスなほのぼのラブコメ4コマ。

 
主人公はいまどき珍しいくらいのド貧乏な女性。そんな彼女が高給につられて宝石店に勤めることになるが、女店長はレズビアンでして。
互いに惹かれあうことはありつつも、恋愛としてなかなか一歩が踏み出せない2人のほのぼのコメディ4コマ。
貧乏娘は子供のようなちんまいナリで、生活は苦しくてもいつも笑顔で何にもめげず、そしてちょっと天然系。
女店長はステレオタイプなお嬢様でありつつも、世話焼きで主人公のことが気にかかってばかりだが、なにがあったか「恋愛はもうしない」と誓っており。若干ツンデレ

で、ベースとなるネタは、度を越えた貧乏暮らしと金持ちお嬢様との対比で4コマやってるんですが、長編的に読めるよう、若干の恋愛要素が加わっているというスタイル。同性愛ではありますが、最近流行りの「百合系」ってぇのよりはもすこしアダルトな雰囲気か。

貧乏コメディとして、なんだか妙に生々しいリアリティを伴う日常描写が笑いを誘いつつも、じわじわと変化する2人の関係がラブコメ展開として楽しめるようになってます。
また、2人ともそれぞれに家庭の事情や恋愛経験からくる心の傷を抱えており、そういったシリアスな部分をアクセントとして、全体を良い具合に引き締めている感じ。
ほのぼのコメディにささやかな奥の深さが出ているわけですな。

もともとコメディ4コマの作家として定評のある作家だけに安心して読めますんで。キャラクターが気に入れば楽しめるでしょう。
(ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

投稿者 bird_chief : 2008年06月26日 23:25

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