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2008年06月17日

1巻目の「こうかふこうか/佐藤両々」


こうかふこうか(1)/佐藤両々
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
何をやってもとにかく不運に見舞われる薄幸OLさんと同僚との日常を描いたコメディ4コマ。
状況とネタが限定的で縛りがあるなかでも、きちっとキャラの個性で読ませる4コマになってるのはさすが。いじいじぐすぐすベソかき不幸っ娘、てのもいいなぁ。

 
主人公はとにかく何をやってもアクシデントが起きるOLさん。
電車に乗っては必ず痴漢に遭い、自動改札にひっかかり、外出したら雨が降り、使おうとする機械はもれなく不調になり、生まれてこの方遠足も修学旅行も行ったことない、という薄幸っぷり。
そんな彼女が社会人としての日常を送りつつも大小問わず事件事故にみまわれるさまをコメディとしておりまして。

しかしこの主人公自体は、生まれつきの不幸に慣れきっており、やや天然系キャラだということもあり、何をやってもついてないけれどそれでも人生楽しくやってます、という具合なのだな。
んで彼女の同僚達も、ド不幸からなんとか救ってやりたいと、何かと献身的で世話を焼いてくれまして。
あまりの不幸っぷりにともすればかわいそうで痛々しくなるところ、トラブル続きでも終始和やかな雰囲気なのが良いっすな。

またヒロインをはじめ、キャラとしてちょっとしたしぐさから表情までしっかり個性が与えられているため、トラブルそのものをネタにするのではなく、事件や事故に対する登場人物達のリアクションを読ませる漫画となっておりまして。
このへんは巧さですな。なにかというとひどい目に遭う主人公。でもかわいいので「どーにかしてやりたい!」と思わせてくれるんですな。
(ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

投稿者 bird_chief : 2008年06月17日 20:56

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