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2008年06月10日

1巻目の「美少女いんぱら!/北村游児」


美少女いんぱら!(1)/北村游児
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
見た目はかわいいのに性格に大問題があるような女子校生達と、彼女達の担任になってしまった主人公の巻き起こすコメディ4コマ。ラブコメ風味であってことごとくパターンを崩し、まともなキャラが一人もいないというカオスな内容に。
「かわいいのに、かわいいのに、この性格さえ無ければ……!」と複雑な思いに悶絶することうけあい。

 
見た目は正統派ヒロインで性格もいじらしいのに、平気で相手を血だるまにするような暴力女。そんな彼女に好意を抱かれてしまった担任教師。そして他にも、計算高い子悪魔女やら、ひたすら男運の無い娘、牝奴隷志願の超M女と、とんでもない女子がわんさか出てくるという内容。

序盤こそ、突飛なキャラ設定を狙っただけの萌え系4コマ、という感じなんですが、担任教師が本格的に周囲の女子に翻弄されひどいことになる中盤あたりから、がぜん面白くなってきますな。ピンポイントで言うと、教師に向って平然と主従関係を望む被虐嗜好のMっ娘が出てきたあたりから。
彼女が人前で言うにはキッツイ「奴隷として」のセリフを口走り、そのせいで先生の評判が地に落ちていくわけですが、周りの女の子達のせいで先生がどんどんひどいことになってしまい、かわいそうなんだけれども笑えちゃうんですな。

しかしこのM奴隷女はインパクト強すぎるよなぁ…。
メインヒロインは前述のかわいい顔してバイオレンス女なんですが、完全に彼女を食っちゃっうほどの存在感がありますな。
このバイオレンス女、実はキャラとして出オチ気味なのでうっかりすると影が薄くなりがちなんですが、「先生が好き」という一点において他のキャラとの関わり方やリアクションを描くことに徹しており、周囲からの位置付けを描くことでキャラを立たせています。
このように人物同士の関係性でコメディを描ける作品は、そう多くなく出来の良さを示しておりまして。今後も安心して読めますな。
1巻目だけ見ても、後半になるほど面白くなってますんで、2巻目も楽しみ。
(ひょうたん書店通販ページ)

投稿者 bird_chief : 2008年06月10日 23:37

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