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2008年06月04日
1巻目の「イタダキッ!/上西淳二」

イタダキッ!(1)/上西淳二
オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
六本木のキャバクラにて伝説とまで言われたナンバーワンキャバクラ嬢である主人公。
しかし彼女はある日、その1位の座から転落してしまい、再起を賭けて看護士を目指す、という内容。
破天荒だがその行動は理に叶い、常に強気なヒロインの活躍がかっこよくて、ぐいぐい読ませてくれる作品。
設定としては、主人公を追い落としナンバーワンとなった女性は看護士の卵であり、癒しの精神を持っており。男性がそこに魅力を感じていたことに気付いた主人公は、あろうことか看護学校に入学し、本格的に看護士を目指すことになる。
しかしその看護学校がどうにもいわくありげであり、ライバルや学校の主達と対決していくことになる、という展開。
学校の寮に入ったら学校側と通じた生徒を懐柔したり、合格率100%を謳うために落ちこぼれを退学に追い込む寮母と対決したりといった感じ。
社会的にどーにもムカつく連中を、ヒロインがキャバクラ嬢としての経験を活かし、人間心理のスキをついたあの手この手で鮮烈にやり込めていく姿がかっこいいのだ。
とにかくこの彼女の存在感がズバ抜けておりまして。1位であるためにはあらゆる努力を惜しまず、行動力もあるし頭もいい。ただしあまりにも強気でプライドが高くて他人を見下し、自分を負かした人間に対して激昂するという欠点もあるんですが、キャラとして完璧ではなく弱点があらかじめ設定されているのがミソですな。そのため行動力と心理戦が試される人と人との対立に予断を許さないドラマが生まれるわけでして。
一般青年向けの、ちょっと社会派な味付けをほどこした痛快娯楽ドラマでありまして。
キャラクターがいちいち立っているために面白く読める作品。
後々にドラマ化されたりするかもなぁ。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 2008年06月04日 23:39
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