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2008年05月22日

1巻目の「スタンドバイミー/大羽隆廣」


スタンドバイミー(1)/大羽隆廣
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
某国と戦争状態に突入してしまった架空の日本。ごく普通の高校生である主人公達が軍人となり、互いのことを想うがゆえに離れ離れとなった男女のドラマを描く内容。
けっこうちゃんとしたドラマとして作りこんでこうという意気は見えるなぁ。

 
日米安保条約が破棄され、某国からの長距離ミサイルが発射され、本土への侵攻が始まっている、という設定。
しかしいまいち「戦時下」という状況に現実味を覚えずごく普通の学生生活を送っている主人公達。
そして学校へ政府からの志願兵募集の通達が下り、大切な人との別れがやってくる、という導入部。

互いに好意を抱きつつも、友達づきあいから進展しない2人に別れが訪れ、そこで初めて自分達の気持ちに気付く、といった具合でして。等身大の男の子女の子のラブストーリーと、いきなりの離別と、軍隊生活というモチーフからなるジュブナイル群像劇といったところ。
いちおう戦争ものではあるものの、「彼女が軍人になったら」という状況を描くために用意された設定であるっぽい感じ。
互いに気持ちを通じ合わせながらも、相手は軍人として柵の向こうにあり、そしてやがては前線に赴くことになる、という境遇が、切なさを引き立たせるわけですな。
ここからどういう物語に発展させるかはまだ見えてきませんが、どうも「残された男の子達」のドラマにしていくつもりなのかどうなのか。

絵柄もソツなく、ヒロインがいいキャラしてるんで、それだけでもけっこう読ませてくれますが、2〜3巻あたりまで様子見していい出来ですな。
(ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

投稿者 bird_chief : 2008年05月22日 22:21

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