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2008年05月10日

1巻目の「LuckStealer(1)/かずはじめ」


LuckStealer(1)/かずはじめ
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
他人の「運」を吸い取る能力を持つ主人公が、殺し屋として活躍する、というドラマ。
ややダークな現代アウトローヒーローものとして、間口の広い作り。物語としてどうなっていくかは今後の展開次第か。

 
「運」の尽きた者はなんらかの偶然により死を遂げるという設定から、主人公により運を吸い取られた者はまったく予期しない形で死亡してしまう。
実は主人公は、自ら「運」を作り出すことのできない人間であり、他人の運を吸い取り続けていないと、運が尽きて「偶然に」死んでしまうわけで。
また主人公の娘も同様に運が作り出せないため、主人公は殺し屋として他人から運を吸い取る一方で、娘に運を与え続けなければいけない。

なんらかの不幸を背負った主人公がやむを得ず後ろ暗い職業についている、という土台の上でもって、ノワールなアクションを展開させるという作りであり、ドラマ部分は主人公の周囲の人間関係で構成していくようですな。
なので設定とドラマとの結びつきがちょいとばかり弱いですが、アクション作としてはなかなかの出来ではないかと。

著者の旧作、「マインドアサシン」に似た構図を持つ作品ですが、あれより全体のバランスとキャラクター性が高くなってるのは経験を重ねた分だけあるってことなのか。
(ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

投稿者 bird_chief : 2008年05月10日 22:22

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