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2008年05月09日
1巻目の「坂道のアポロン/小玉ユキ」
坂道のアポロン(1)/小玉ユキ
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
(ひょうたん書店通販ページ)
1960年代の九州の、坂道の多い海辺の街を舞台に、まったく正反対なタイプの男子高校生の、それぞれの恋と音楽を描く作品。
いやっっっほう。小玉ユキ待望の長編作品だぜ。この人は今後メキメキと伸びていく予定なので。要チェックっすよ。
主人公はとある男子高校生。親の仕事の都合で横浜から九州へと転校してきたが、ストレスに弱くナイーブであり、そのため性格は少々卑屈。ピアノを弾くが現在は居候の身なので鍵盤に触れるのもままならない。
そんな彼が転校初日に、学校一の不良と名高いバンカラ野郎と出会ったことから、海と坂道のある町を舞台にしたドラマが始まる、という具合。
中心となる男性二人の結びつきが導入として強調され、また二人があんまりにもステレオタイプなキャラなもんで、ふと「BLかこれ?」などと思わずにはいられないところですが、そうではない様子。
…なんせまぁ、主役の眼鏡ナイーブ秀才クンはいいとして、相棒のバンカラ野郎が…。
ツバの割れた学生帽に縞々のシャツ着て学ランの前をはだけ、何かの草をくわえてご登校、という。大昔の「番長」そのものなのですな。しかし彼がなかなかに気持ちのよいキャラなんですよ。読めば分かる。
で、性格の違う二人が出会ってどうのこうのとやるんだなーと思ってると、音楽マンガとしての要素も描かれまして。
しかもジャズですよ。
恋愛要素も有りの少女漫画的青春群像ドラマであり、他にも伏線やら設定やら色々と見え隠れしているわけで。長編展開を意識しているのか、それらがどのように絡み合うかはまだ見えてきませんが、期待せずにはいられない内容となってます。
キャラクターがそれぞれに個性的であり、作品の舞台となる坂道と海の風景も印象的。
女性向けのドラマとして、質の高さは保障しますよ。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 2008年05月09日 22:57
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