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2008年05月05日
1巻目の「青春デンデケデケデケ/サダカネアイコ・芦原すなお」

青春デンデケデケデケ(1)/サダカネアイコ・芦原すなお
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
1960年代の日本。とある地方に暮らす高校二年の男子供がロックに目覚め、仲間を集めバンドを結成する、という青春群像ロマン。
この原作となると、名作である映画版の印象がどーしても強く残ってるんですが、なかなかどーして映画に負けず劣らずの出来栄えで嬉しいね。
1965年の香川県の、どこにでもいるような丸刈り頭の高校生男子。うたた寝していたところにラジオから聞こえたベンチャーズに稲妻でも食らったような衝撃を受け、ロックを目指すことになる、という内容。
仲間が出来てバイトして苦労して楽器を買い、バンドの練習に励み、気になる女の子がいて…、という青春の姿をエネルギッシュに、カッコ悪く、しかしキラキラと美しく描いておりまして。
60年代。海外の音楽なんて情報もとぼしく、エレキギター持っただけで不良扱いされながらも、それでも手探りでがむしゃらに、かっこ悪くても工夫を凝らしてロックを目指す姿が描けるってのは、やっぱこの時代をモチーフにしているからですな。
質として、ドタバタ調のギャグコメディっぽく描いていながらも、突っ走る若者の無軌道な空回りっぷりが実に良く、掲載誌的には馬鹿でガキだけど元気な男の子達を女性読者が見守る作品、てなとこでして。
しかし男性読者としてもこう、ノスタルジックであり憧れでもあった清く正しく元気な10代の姿がそこにあるようで、心に響くわけですな。
アニメマンガじゃなくてせめて音楽だったらなぁ…。と今さら後悔しても遅すぎるわけですが。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 2008年05月05日 23:46
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