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2008年05月30日
売り場と格闘
ここんところ支店へ出向することが多くなったのだが、
本日も本店の仕事を片付けて支店へ出向。
支店での仕事も色々あるんだが、棚の陳列を見ちゃったもんだから
「なっちゃいねぇな!!」
と棚いじって売り場の修正。
…あれをこっちにやってこれを向こうにやって、スペース作ってこれ並べて、POP作って…
と、気付いたらあっちゅーまに時間が過ぎる。
棚いじりって、答えのないパズル解いてるようなもんなんだよなぁ。
……ああ、もっとやることあったのに。
投稿者 bird_chief : 23:58
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1巻目の「花やしきの住人たち/桂明日香」

花やしきの住人たち(1)/桂明日香
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
(ひょうたん書店通販ページ)
ロクデナシな父親を持つ貧乏高校生が、お嬢様学園の女子寮に住まうことになり、その女子寮の住人達とトラブルを繰り広げながらもほのかにラブコメ、という内容。
変に定型的な様式に落ち着かないラブコメでありまして、独自の調子とキャラクター性の高さが売り。なかなかに読ませてくれる。
主人公は貧乏な暮らしのせいで家事の得意な高校生。しかし男が家事なんかするもんじゃない、男なら周囲に女をはべらせて目指せハーレム、というむちゃくちゃな祖父の主張により、女子寮で寝起きすることになる。しかしお嬢様学園の生徒達つっても、女らしさのかけらもなく…。という設定。
が、よくある男一人に女の子いっぱい、というラブコメなのねーと思ってるといい具合に予想を裏切られる。
キャラの関係としては、主人公とその相棒的な位置づけにある天然お馬鹿ムスメのカップルを中心になってまして。このお馬鹿ムスメに惚れてる(つまり主人公のライバル)女性キャラ「あやめさん」が出てきてからがぜん面白くなってきますな、この漫画。
どうやら作者自体がベタなラブコメを描けないことがいい方向に作用したようで、序盤にカップリングされるメインヒロインよりも、恋敵として複雑な性格設定を施したサブキャラのほうが、俄然魅力的なキャラになってるんですよ。
過去になにかトラウマを抱え、男性恐怖症でありながらも主人公の好意に引き寄せられるものの、恋のライバルでもあるため苦悶しつつ。んでそれがかわいかったりするわけで。
ヤンデレでツンデレなキャラなんですが、流行のパターンを踏襲しただけではなく深みがあるんですわ。
パターンを外した「変なラブコメ」であるんですが、それが正解だと気付かされる内容。…まぁ、メインヒロインが空気になってんのは気になりますが。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 23:54
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2008年05月29日
東方の浸透は、これまでに無いムーブメントの形なのかも
・東方キャラは確実に若い一般層に浸透している
・東方Projectはなぜここまで人々を惹きつけるのか(バレエイメージ研究所日誌)
東方Projectオンリーイベント、例大祭での新作も続々と入荷しておりまして
棚がえらいこっちゃなことになってます。
売り場面積が増えない以上、比率として東方関連の同人あれこれは増えるいっぽうですな。
しかしまー例大祭でこんなに色々新作が出ちゃったもんだから「夏コミ大丈夫?」なんて声もあったりしますが。
さて上記テキストにて「東方ってもう同人の一分野と言えないくらいに若い世代に浸透してるんじゃね?」と言及されてますが
ショップの前線で販売してる者の実感としては、浸透どころではなく、ここ1年くらいずっとブレイクが続いている状態、と言っても過言ではないかもしれません。
日々レジ打ちしてデータを見ていると分かりますが、止まらないんですよ。売れ方が。
上海アリス幻樂団純正の本家ゲームはもう何本あっても足りないな、と感じています。
一迅社や角川から出ている書籍類も、売れるペースが全く落ちないのがもう、恐ろしいくらいです。
地方の小さな店の1コーナーで「売れ方が止まらない」と感じるくらいなので、通販も含めた全国規模で考えると、爆発的な勢いなのかもしれないっすな。
本家のソフトの売れ方がそれだけ止まらないということは、新参の、新規のファンが凄い勢いで増えている、ということでありまして。
それも、ここ1年くらいで購入層の年齢がぐっと急激に下がってきているのも特徴的。
高校生くらいは当たり前。中学生くらいの子が買いに来ることも多くなりました。
こういった売れ方に、年齢が上である世代の中には、たとえオタクであっても「なんで?」と首をかしげる人もいるんですよね。
確かにあれはいいゲームなのは認めるけど、でもなんで?
と。
横で見ていて感じることなのですが、若い世代の東方Projectファンに感じるんですが、本家公式も二次創作も全て「東方」であり、東方というジャンル全体がひとつの作品となっているようです。これは非常に特徴的でして、「なんで?」と上の世代が思うのはこの独特な状況が今までにない現象だからなのでしょうな。
オフィシャルだ、とか非公式だ、とかそういうのは関係ないんですね。全部ひっくるめて「東方」なんですよ。
そういった楽しみ方、接し方をしているように思います。
本家本元の作品を中心に、ファンが作品を作りファン同士で相互に消費、活性化が図られ、やがてちょっとした市場を形成するまでに成長する。
そしてそこにはネットコミュニティとアップロード・閲覧サイトの存在も欠かせないものとなっており。
オタクカルチャーの流れにあって、'00年代を象徴するムーブメントとしても、後々になって別の意味合いを持つようになるかもしれません。
それにしてもほんと凄い勢いなんですよ…。
投稿者 bird_chief : 22:19
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1巻目の「鬼燈の島−ホオズキノシマ−/三部けい」

鬼燈の島−ホオズキノシマ−(1)/三部けい
オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
複雑な事情からとある島に集められた子供達が遭遇する、島に隠された秘密と大人たちの「嘘」から始まるサスペンス劇。
ミステリ作として読みながらも、読者視点としてもいったい何を信じればいいのかわからなくなるような、困惑と幻惑がなかなかに見事。
家庭に問題を抱え、親と離別しある島の学校へやってきた少年とその妹。
新たな環境と新たな友達に出会いながらも、少年は他の児童から謎めいた秘密を聞かされ、そして小さな島を舞台にした不可解なサスペンスが始まる、という具合。
密閉された空間で巻き起こるミステリ劇でありまして、読者が混乱に襲われつつも着々と進行する事態がなんともじわじわと怖くて良いっすな。
「大人を信じるな」と言う他の子供。入ってはいけない場所。血の付いたナイフ。そして謎の第三者。
やがて多少のトラブルが起き、子供達は団結して大人達の「嘘」から逃げようとするが……。という感じ。
断片的で矛盾を孕んだ情報が次々に提示され、しかも主役の側である児童達全員が異様な事情を抱え、一筋縄ではいかないわけで。
特に主人公達が、まだ年端もいかない無力な子供達であるというのが、どう転んでしまうか分からないヒリヒリとした緊迫感になってます。
ミステリ長編作でありますんで、その1巻目だけ読んでも全体の評価なんてしようもないんで、まぁ読むなら最後まで付き合わないといけないですな。
それだけの出来の良さはあると思いますぜ。
にしても、自らあとがきにて吐露してますが、著者の三部けいってこういう作品も描く人だったんだなぁ。相変わらずおねえちゃんがエロいのはうれしいが。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 22:15
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2008年05月28日
漫画読みに襲いかかる梅雨の悲劇
どーやら鹿児島は梅雨入りしたのか
午後から雨が降り出し、仕事を終えて帰る頃には土砂降りに。
色んなものをあきらめてしまいたくなるような凄い降りに、途中で傘買って自転車を押して帰る。
服もカバンもびしょびしょになって帰宅。
濡れたカバンを部屋に放り投げて服を着替え、濡れた服を吊して乾かし一段落。
と……、しばらく経って気がついた
さっき放った濡れカバンの下に、「孤独のグルメ 新装版」が
ああああああああああ!
と気付いた時にはもう……
雨の季節は憂鬱ですなぁ。
雨の日に漫画買って帰ると、家に帰った時には湿気を吸ってページがゴワゴワになってるのよね。
投稿者 bird_chief : 21:56
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1巻目の「BLASSTEITER-genetic-/廣瀬周・GONZO×ニトロプラス」

BLASSREITER―genetic―(1)/廣瀬周・GONZO×ニトロプラス
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
アニメ原作版の主人公と関わりを持つキャラが主役、というの番外編的な位置づけである作品。エロとグロのバイオレンスな変身ヒーローアクション。
掲載誌の特性なのか「いい趣味してんなぁ」とニヤニヤせざるをえないエロさがウリ。
舞台はドイツの辺鄙な村。そこで頻発している謎の事件。神学校から新米神父として村にやってきた少年が、2人の美少女と出会う。
そして彼らは死者が怪物と化して人を襲う現場に遭遇し、そして少女もまた異形の姿へと変身し、怪物どもを狩るのだった、という設定。
美少女2人に次々とエロシチュエーションとバトルが襲い掛かる、てな具合でして。ストーリー事態は中心となる2人にのみ集約させ、あまり風呂敷を広げる感じではないと思われますな。
バトルものとしてはソツなく展開させつつも、やっぱ女の子がエロイなーという感想。
百合レズエロだわショタホモBLだわ。行き過ぎた母性の象徴として赤裸々にセクシャルな言動をとる、てのがポイントか。
ラストにもこれまた悪趣味な(いい意味で)ロリ幼女が出てくるしなぁ。
しかしエロコメ要素を除けばシナリオ本体はシリアスなハードバイオレンス伝奇ですんで。娯楽アクションとしてはなかなかのもの。
投稿者 bird_chief : 21:51
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2008年05月27日
1巻目の「猫神やおよろず/FLIPFLOPs」

猫神やおよろず(1)/FLIPFLOPs
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
日本に住まう八百万の神様たちが、ふつーに人間の世界で暮らしているなかで。
とあるご町内の古道具屋に住み着いている猫神さまと、そこに集まる様々な神様との騒動を描いたコメディ作。もちろん、やってくる神様はみんなかわいい女の子。
同人っぽいけどキャラの活かし方はなかなか面白く読める。かわいいしな。
舞台となるのはとある古道具屋。そこに居候として住み着いてる猫神さまと、お店の主人であり猫神さまの氏子でもある女の子が主人公。
日がな一日ゴロゴロとゲームばかりしている神様ですが、そこにやってくる他の神様との間でトラブルが起きてドタバタコメディ、という具合。
主人公を始め、登場するキャラクターには神様として本来の使命や役割があるわけですが、漫画として描かれるのは、そのへんの設定よりも神様同士の間柄であり、仲が良いの悪いのといった関係性自体を個性としてコメディ展開している感じ。このへんが同人誌っぽい。
そしてドタバタ騒動がシリアスな事態に発展したとき、ぐうたらな猫神さまもかっこよくキメて場を収める、という感じ。
ごちゃごちゃわらわらとしたキャラクターがなんともかわいく、容姿と性格設定と、そのコスチュームもなかなかに凝っているため絵を見るコメディ漫画としても充分に成立してますな。全体的に予定調和的な空気を特徴とするので、ちょっとドラマとしてもコメディとしてもユル目ですが、そこが魅力でもあるわけで。
貧乏神のしゃもちゃんがかわええ。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 21:03
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2008年05月26日
1巻目の「おもいでエマノン/鶴田謙二・梶尾真治」

おもいでエマノン/鶴田謙二・梶尾真治
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
(ひょうたん書店通販ページ)
失恋の傷を癒すための旅行の帰り、九州までの船の上で出会った一人の不思議な女性。
突拍子も無いことを言い出す彼女との、たった数時間の間に起こった奇妙な体験を描くSF作。
かつての原作小説の挿絵を手がけた鶴田謙二本人による漫画版、というなんとも豪華な一冊。
時代は1967年。主人公は大学生の男性。手痛い失恋から逃げるように旅行に出た後、その帰路として九州へ向かうフェリーの船内で、ヒッピーのようなフーテンのような格好をした、エキセントリックな雰囲気を持つ女性に出会う。
ささいなきっかけから言葉を交わすうち、主人公のSF好きを知った彼女は、自身にまつわる途方もない事実を話し始める。
偶然であった男女の間に発生した会話劇を通して、壮大なSF的な背景を見せるという短編作であります。
女性の語る言葉を通して、地球と生命の辿る道とその行く末の果てに思いを巡らせることになりながら、確かにそこにいるのにどこにもいないような、そんな彼女「エマノン」の謎めいた魅力が非常に強く印象に残る一冊。
緻密な作画がなお一層、その存在感を際立たせてくれますな。
あとこれ、気付きにくいところなんですが、フェリーの終着点は鹿児島でして。しかも漫画の中では雪が降っているんですな。
冬といえど鹿児島でそうそう目にすることの無い雪の中で描かれる、旅の終わりと別れ。この光景に特別な意味があるというのは、鹿児島県人じゃないと実感しにくいかもしれません(実感できたこっちはちょっと得した気分ですが)。
巻末には、「エマノンのおもいで」をカラーページもそのままに再録。さらには本のカバーを外してみると、そこにもカラーで描かれたエマノンの姿が。
ファンにはもちろん、そうでない方にも贅沢な一冊ですよこれは。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 23:24
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2008年05月25日
鹿児島でも東方緋想天の販売開始だぜ
東方オンリーイベント例大祭新作
黄昏フロンティア「東方緋想天」入荷いたしました。

どーんと積んでます。背景には関連書籍4種もそろい踏み。
ただし東方緋想天、商品到着が販売開始時刻のXX分前で
入荷作業がもうえらいこっちゃのしっちゃかめっちゃかだったけどな!
……こんな南の果てで商売してるとこういうことがあるからもぅ…。
投稿者 bird_chief : 21:57
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2008年05月24日
ご対面 in ピザ屋
妹:「会ってほしい人がいるんだけど」
というわけで、妹の彼氏とご対面
結果
メシがうまかった
投稿者 bird_chief : 23:13
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1巻目の「椎名高志短編集 (有)椎名大百貨店/椎名高志」

椎名高志短編集 (有)椎名大百貨店/椎名高志
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
(ひょうたん書店通販ページ)
「絶対可憐チルドレン」がただいまアニメ放送中の、椎名高志による短編集。
このお方は実は短編作も多く発表しておりまして。しかもどれも非常に巧いうえに面白いんですな。まさに待望の一冊。
収録されているのは1〜3話からなる短・中篇4作。いずれも、超常的な能力を持つヒロインの登場するアクション活劇となっております。
…にしても、巧いマンガを描くよなぁ、と感心しきりであります。
SF、オカルト的設定を軸としつつ、全体のストーリー構成と、設定をギミックとして用いた展開と大団円的なオチ。これらが非常にバランスよく整っておりまして、まさに娯楽アクションコメディの教科書というべき出来映えですな。
ヒロインの女の子もどれもかわいいもんなぁ。キャラとして立っているうえにお約束的なサービースカットもばっちりだし。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 23:04
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2008年05月23日
1巻目の「メビウスギア(1)/六道神士・井上敏樹」

メビウスギア(1)/六道神士・井上敏樹
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
人の心に付け入り共生関係を築き、人を襲う「マシーネ」という怪物。マシーネの起こす事件と、マシーネを使役しマシーネを狩る謎のヒロインの活躍を描くバイオレンスアクション作。
読みきり形式の娯楽アクション作としてソツの無い出来栄え。シナリオが平成仮面ライダーシリーズで知られる、あの井上敏樹というだけあり、アクションパートだけでなく人間の欲と業のドラマも見物
絵柄はけっこう美少女系なんですが、マシーネによる殺戮がなかなかにグロい。人体をスライスしたり四角に切り取ったりするんですが、断面ばっちし描いちゃってます。
同時に、だいぶエロい。ドラマ中に出てくる人物にたいてい濡れ場が用意されているうえに、「ここだけエロマンガ!」的な力の入れようなもんで。
グロいしエロいし、主人公にコメディ要素を持たせている以外はかなりシリアスなサスペンスアクションなわけで、現在も続いている旧作「エクセルサーガ」とはだいぶ違った印象です。
でもその分、これで新たなファンも期待できるっすな。
作画は申し分ないレベルですしね。
設定としては、人間同士がクリーチャーを操りバトルする作品ですが、脚本としては人間同士の愛憎劇と、「犯人は誰か?」というサスペンス展開に重点が置かれておりまして。そこに怪奇性とモンスターと超常バトルを組み合わせるという構図は井上敏樹ならではといったところでしょう。
目新しい何かというよりは、高いレベルで安定した質の良い娯楽アクション作といったところ。
エロさグロさに目が行くんですがなかなか読ませてくれますな。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 19:43
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2008年05月22日
コミック版マクロスFのPOP、のウラ側

もってっけ〜〜〜〜!
漫画描きが自らネタにするとは。
しかしこういった販促POPのウラ側とか、お客さんの立場ではなかなか気付きにくいところに、ニヤリとさせられるネタが仕込まれてることはなかなか多いのだ。
気になったら色々と調べてみよう。
……まぁ変なとこまで棚を探索されるのも店員としてはアレかもしれませんが。
投稿者 bird_chief : 22:35
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1巻目の「スタンドバイミー/大羽隆廣」

スタンドバイミー(1)/大羽隆廣
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
某国と戦争状態に突入してしまった架空の日本。ごく普通の高校生である主人公達が軍人となり、互いのことを想うがゆえに離れ離れとなった男女のドラマを描く内容。
けっこうちゃんとしたドラマとして作りこんでこうという意気は見えるなぁ。
日米安保条約が破棄され、某国からの長距離ミサイルが発射され、本土への侵攻が始まっている、という設定。
しかしいまいち「戦時下」という状況に現実味を覚えずごく普通の学生生活を送っている主人公達。
そして学校へ政府からの志願兵募集の通達が下り、大切な人との別れがやってくる、という導入部。
互いに好意を抱きつつも、友達づきあいから進展しない2人に別れが訪れ、そこで初めて自分達の気持ちに気付く、といった具合でして。等身大の男の子女の子のラブストーリーと、いきなりの離別と、軍隊生活というモチーフからなるジュブナイル群像劇といったところ。
いちおう戦争ものではあるものの、「彼女が軍人になったら」という状況を描くために用意された設定であるっぽい感じ。
互いに気持ちを通じ合わせながらも、相手は軍人として柵の向こうにあり、そしてやがては前線に赴くことになる、という境遇が、切なさを引き立たせるわけですな。
ここからどういう物語に発展させるかはまだ見えてきませんが、どうも「残された男の子達」のドラマにしていくつもりなのかどうなのか。
絵柄もソツなく、ヒロインがいいキャラしてるんで、それだけでもけっこう読ませてくれますが、2〜3巻あたりまで様子見していい出来ですな。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 22:21
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2008年05月21日
「Hellgate:London」日本語版の発売日がついに決定
キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゚Д゚)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)━━━!!!
待ってました待ってましたよ。ようやく決まりましたか。
北米版の発売から半年、ほとんど何のアナウンスも無い状況でしたが、いきなり
「あと1ヶ月で発売だよ!」
ときたもんだ。(公式サイトは変化無いけど…)
ともあれ、今年の夏は熱くなりそうだぜ!
投稿者 bird_chief : 23:52
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外部因子的に中年化
飲み会で集まったら半数が妻帯者で
嫁さん彼女さんの話になったり
妹から「彼氏に会って挨拶してほしいんだけど」
と言われたり
こうしてオッサンになってくんだなぁとしみじみ
疎外感がもの凄いですけどね。
投稿者 bird_chief : 23:47
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1巻目の「ゾディアックゲーム/真じろう」

ゾディアックゲーム(1)/真じろう
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
事件に巻き込まれて一度死んだはずの主人公が、ファンタジーな少女の手引きにより町ひとつを舞台にしたバトルに参加することになってしまう、という内容。
能力バトルっぽさが特徴のサスペンスファンタジー作ってところか。
主人公はごく普通の学生だったはずが、ある連続通り魔事件の現場に巻き込まれてしまう。死んだと思ったはずが気付けば普通の日常生活を送っていたものの、そこに謎の少女が現れ、彼はあるゲームに加わることになる、という設定。
同じ事件に巻き込まれた人間同士が不思議な力を身につけ、「儀式」と称したそのゲームにより夜毎バトルを繰り広げ、生き残らなければならないのだ。
いわゆる現代ファンタジーバトルとして定石たる設定を持つ内容になっており、雰囲気はシリアスでやや暗いが、見た目が派手なので重たくもなく。
また、ゲームにおけるルールを細かく設け、展開に活かすというスタイルを取っており、このへんは最近の流行を踏襲した感じか。
キャラクターが役割としての個性は強いもののいまひとつ印象に残るところが無く、また設定のひとつである「ルール」の存在も、一応の設定というだけで内容にそれほど反映しておらず、プロットとしてははごく普通のファンタジーバトル漫画。
しかし作画として、ピリピリとした緊張感の伝わるサスペンス展開と熱いバトルはソツ無く描けており、ストーリーと登場人物がうまく光ってくれば面白くなりそうである。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 23:44
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2008年05月20日
1巻目の「ザリガニ課長/そにしけんじ」

ザリガニ課長(1)/そにしけんじ
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
物言うザリガニが社内にいたら?しかも上司だったら?というギャグ4コマ。
「猫ラーメン」そにしけんじの新作です。
今回もノリの良さは健在。
とある新入社員の配属された先は、まごうことなきザリガニが課長を務める部署だった、という設定。
猫ラーメンの時はいちおうの擬人化がなされていましたが、今回は完全にザリガニ。体長20cm前後の喋るザリガニ。
で、そんなザリガニの仕事っぷりやら上司と部下との関係やらでギャグネタ、という具合。
基本的には「ザリガニだからこうなる」というシチュエーションでネタの展開がなされ、電話の応対したりパソコンに向かう課長や、ザリガニの生態として社内で水槽に潜ってたりする課長に対して、新入社員が突っ込みを入れる、という具合。
猫ラーメンに比べ描ける状況の幅や出せるキャラが豊かであり、「よくこんなアホなこと次から次へと思いつくよなぁ」と感心するくらい、ギャグに多くのバリエーションがありまして。
これは出オチ一発ネタだろう、と思ってたけどなかなか飽きずに読めるギャグコメディになってます。
ちゃんと個性を持ったレギュラーキャラを最初から多数配置出来ているため、その性格や役割を掘り下げることでネタの種類を増やしていたり。そしてレギュラーキャラとの関わりの中で課長のキャラもなかなかに立ってきまして。
面白さとしては猫ラーメンよりもこっちのほうが洗練されてる感じです。
でもまぁ主役の見た目がちっこいザリガニなのがあれですが。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 23:30
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2008年05月19日
平成版仮面ライダー……の、昭和版
うわははははは、これすげぇ!
もうこれでいいじゃん!
ニコニコ動画ネタですんませんが
「仮面ライダー THE NEXT」の劇中シーンに、昭和仮面ライダーの音声を上書き編集したMADです。
おいら「〜THE NEXT」は見ていないはずなのに、「この作品はもともとこうだったのだ!」とすんなり納得させられるほど編集が巧みです。
ちなみに前作である「〜THE FIRST」で同じネタやってるのはこちら。
これででいいよなぁ。充分かっこいいよなぁ。いっそのこと全編こうやって音声だけ差し替え編集してくれよ、と言いたくなる。
スーツとマスクだけは造形技術の進歩で出来がかっこよくなってるだけに、なんかすげぇもったいない気分になるんですよねぇ。
投稿者 bird_chief : 21:22
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1巻目の「孤独のグルメ新装版/久住昌之・谷口ジロー」

孤独のグルメ新装版/久住昌之・谷口ジロー
全1巻
オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●●○
(ひょうたん書店通販ページ)
孤独のグルメである。新装版である。出直しと言えど新刊であるには違いないし「1巻目」でもあるのでレビューをあげたって問題ないのだ!
ロングセラーであり最近になってまた再びじわじわと色んな意味で注目されている作品でして。面白いんだが明らかに普通の漫画と違う作りであり、人を選ぶようでいて誰が読んでもじっくり楽しめる一品。
漫画としては「食べ歩きグルメ」本の体裁をとっているものの、創作物である一人のキャラクターが主人公であったり、登場する店や食事も下町の食堂であったり普通の定食であったり、というのが特徴のひとつ。
輸入雑貨を扱う個人業者であるゴローさんが、腹をすかせては目ぼしいところでなんか食う、という作り。
コンセプトとしては「ハードボイルドな食べ歩き」であり、食事の様子は小ざかしい薀蓄もなく、ひたすら主人公の内面の感想によってつづられる。
またおかずの取り合わせや食事のスタイルに持つ独特のこだわりやささやかな美意識は、多かれ少なかれどんな人でも持っているものであり、読んでて不思議と共感できてくるのだ。食事に限らずとも、「ひとりで好きなものに打ち込む」ような、なんらかの趣味に置き換えてみると分かりやすいと思う。
そこには自分で決めた自分だけのルールがあり、ルールを達成する喜びがある。そんな「独りの喜び」が面白いんですな。
作画においても非常に贅沢な内容であり、取材写真を基にした精密で情報量の多い画面と、主人公のモノローグを丁寧に補足する繊細な表情の変化が見事っすな。慌てて読まずにじっくり丹念に読みたい漫画。
文庫版買おうかなぁと思ってましたが、やっぱこの作品には最低でもこの版型が必要でしょう。
新装版ということで、巻末には「SPA!」にて10年ぶりの新作として掲載された作品と、対談が収録だし。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 20:56
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2008年05月18日
1巻目の「戦海のテティス/かたやままこと・中里融司」

戦海のテティス/かたやままこと・中里融司
全1巻
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
第二次大戦中の日本海軍。軍機違反のはみだしものばかりを集めた巡洋艦と、巡洋艦の精霊として艦を導く巫女との太平洋での激闘を描いた読みきり連作。
ガッチガチのコアな架空戦記ものに美少女要素を少しだけ加えるとこうなる、という内容。でもかっこいいのはオッサン連中ばっかなんだよな。
公式には存在しないことになっている、日本海軍のある艦艇。その船の乗組員は違反を犯した連中ばかりで、艦長はアメリカ人とのハーフ。そしてその巡洋艦には、幽霊のように艦に取り付く少女の姿の精霊がおり、その霊感を用いて米艦艇を撃破していく、という感じ。
巫女さん幽霊はいわばレーダーのような役割を持っており、千里眼をもってして敵の位置や飛来する砲弾を探り当てるわけですな。しかし母体である巡洋艦がやられると、巫女さんも傷つく、という設定。
作品としてはかなりシリアスで真面目な架空戦記であり、この巫女さん幽霊に過剰な能力を持たせなかったために、美少女+軍艦という昨今流行の路線に見えつつも、よくある例とは違った特色になっていまして。
巫女さんはあくまでレーダーとしての補佐役。実際に活躍するのは暑っ苦しい男達なんですな。自己犠牲によるヒロイズムとリリシズム満載でけっこうコッテコテな戦記漫画というのが本質かも。でもその分、作画の質はなかなかのものでして、大迫力の艦隊戦がたまらんのだ。
そもそもたった一隻の巡洋艦を中心にした漫画が、しかも一般紙で掲載されるってのが異例でして。一応の要素として「美少女もあるよ」とやってるから可能なんでしょうな。
こうして美少女要素をダシにして、もっとマニアックなモチーフが普通の漫画誌とかに載ると面白いのにな。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 23:59
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2008年05月16日
「金剛番長」トビラ絵に秘められた、鈴木央先生からのメッセージ
昨日、「金剛番長」の複製原画が届きましたよーと報告しましたが。
その複製原画が、現時点で未公開の28話の扉絵だったと気付き、慌てて削除した次第でありますが。
あらためて再掲載。※クリック注意。現時点でネタバレとなっているのでポップアップ埋め込みにしました。
で
「サイン色紙と並べてみると、なんらかの意図を感じてしまう」と思ってましたが、担当に確認をとってみたところ、やはりこれは鈴木央先生からのメッセージであったようです。
担当によると、小学館の営業さんが言うことには、
あのような無茶な展開をしていたうちの店に対して、鈴木先生が「ただの一店舗に対して固有名詞は出せないが、せめてものお礼として」サイン色紙を贈ってくれたり、今回の扉絵を描かれたり、というこことになったようです。
なるほど、このひょうたんを大きく掲げた構図。知らない人が見ればただの扉絵ですが、うちの関係者及びうちのことを知ってる人ならば、ピンと来て当然ですね。こないだのサイン色紙と並べると一目瞭然。
ちなみに今回の複製原画は、フリーペーパーとして近日発売となる第2巻の特典とすることになりましたので、なにとぞよろしく。
地方の小さなお店の展開に対して、作者様自らがこのような形で作品の中で直接に返答してくれたというのは、素晴らしいことだと思います。というか、前例があるんでしょうか?
地方でちまちまとやっていても、作品に対して本気でぶつかれば、こうして作者様にまで伝わるものなんだなぁと。ほんと事態の大きさに感動するばかりです。嬉しい。
鈴木先生、小学館の担当者様、本当にありがとうございました。
投稿者 bird_chief : 22:50
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1巻目の「にゃんこい!/藤原里介」

にゃんこい!(1)/藤原里介
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
猫が苦手なのにもかかわらず猫の呪いを受けてしまった主人公が、人助けならぬ猫助けのドタバタ騒動を起こしつつも、美少女ヒロインとどーのこーの、というコメディ作。
「愛でる少女」っつーのは新ジャンルかもしれん。
主人公はごくふつーの男子高校生。猫好きの一家に生まれながらも、猫アレルギーに悩まされており。
そんな主人公がとあるきっかけで猫の呪いにかかってしまう。呪いの第1段階として猫の言葉が分かるようになった彼だが、呪いが進行するとやがて猫そのものに変身してしまうらしい。呪いを解くためには、猫たちのトラブルや困ってることを解決していかねばならないのだが、猫たちの周囲には気になる女の子達もいろいろいて…。
という設定。
つまるところは猫の主人公とのドタバタを巡りラブコメ要素を展開、という具合でして。
このヒロイン達は「猫好き」という共通項を持っており、必然的に「猫助け」の最中にヒロインたちが色々とかかわりを持ってくるという感じですな。
このヒロインがなかなかに魅力が高くてですね。
猫好き、猫を愛するしぐやさ様子でもって、女性キャラの個性を描いているわけですな。
美少女なんだけれど天然系少女の、猫に対する過剰な溺愛とか。ギャル系な強気少女が猫に対してだけは子供のような表情になるギャップとか。
好きなものに接するときに見せる、無防備な姿や意外性のある姿に女性キャラの色気を見出しているわけですな。
入り口となる設定が広めに作られ、コメディとしてはなんでもありな展開になっていきそうですが、女の子かわいいんでなかなか読めるなー。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 22:19
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2008年05月15日
「金剛番長」の複製原画が届いたのだ……が…あれ?
いろいろと無茶をやらかしたり
サイン色紙をもらったりしている「金剛番長」でありますが
小学館より今度は複製原稿が届きました!

ゼータクにも扉絵の複製原稿です。鈴木央先生、小学館様ありがとうございます。
しかも28ってことは、今まさに店頭に並んでいるサンデーの誌面にあるやつじゃないですか。
スゲー
※追記※
すんません、周囲からツッコミがありました。来週発売の号の扉絵であったようです。無用のトラブルを避けるために一時的に削除します。…本誌をマメにチェックしてないのでこういうことに…。
…けど今回、これと一緒に、編集原稿の複製も入ってたんだよなぁ…。アオリとか写植とか入ってるやつ。だからてっきり雑誌出てるやつなのかと…。
しかしこの扉絵…
ちょうど1週間前にいただいたサイン色紙と並べてみると…

何かこう、メッセージを感じずにはいられないんですけど…。
思い過ごし?ただの偶然?
投稿者 bird_chief : 22:07
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1巻目の「A君(17)の戦争/松本規之・豪屋大介」

A君(17)の戦争(1)/松本規之・豪屋大介
オススメ度:★★★★☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
地味で平凡な男子高校生がある日突然中世ファンタジー世界に召喚され、魔王として大軍団を率いることになる、というお話。
いかにもベタな設定と、いかにも狙ったようなファンタジー系美少女に溢れてますが、この作品の本質はそこではないんだろうな。架空世界における軍事・歴史ものなんよ。
主人公は歴史好きな普通の高校生。しかしその存在感の無さと没個性っぷりは普通以下のレベルでありまして。
そんな彼が突然現れた美少女の手により異世界へと赴いたところ、大軍団のぶつかりあう戦争まっただなかの国へ、「魔王」として迎えられることになる。という内容。
設定からしてなかなかによくできてまして。異世界の、魔族と人間とが共存する国では、代々日本から魔王を召喚しては、文化・文明を発展させてきたわけで。中世ファンタジーなのに日本的で。
他にも戦争に至る地政学的要素やら敵国の内情やら、一見すると気付きにくいですがかなり作りこまれてます。
また、主人公がかなりの歴史好きである点や、鋭い洞察力、分析力を持ち、撤退する仲間に的確な助言を与えたりもしており。
なるほどお約束的な異世界ファンタジーと見せかけつつも、戦略・戦術級の架空戦記ものとしてアプローチしていくのだなというのが容易に伺い知れまして。
これは期待しないわけにはいかないでしょう。
また作画の面でも、お約束的に魅力的な女性キャラを登場させるのはもちろんのこと、「中世風の異世界だけど、日本」という独特な世界観をうまく表現するとともに、大軍団同士のぶつかりあう戦場の様子もなかなかの迫力をもって描けておりまして。
全体的な完成度もけっこう高くなってます。
ともあれ、主人公もこの世界に来たばかりでいちおうの導入部として設定説明が1巻目では中心のため、軍事もの、架空戦記ものとして面白くなってくるのは2巻目からでしょう。
でも待つ価値はあると思うべ。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 21:53
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2008年05月14日
1巻目の「乙姫各駅散歩/矢直ちなみ」

乙姫各駅散歩(1)/矢直ちなみ
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
はるばる竜宮から浦島太郎の様子を見に来た乙姫さまが、浦島の子孫である一家に居候する、というコメディ4コマ。
乙姫さんが元気いっぱいでかーいいのよ。
「浦島太郎が玉手箱を竜宮においてきてしまった」という仮定の現代日本。
おとぎばなしのキャラの子孫ではあるものの、ごく普通の高校生として暮らしている主人公のもとに、浦島太郎の様子を見に来た乙姫さまがやってくる、という内容。
竜宮と地上世界では時間の流れが違うため、乙姫さまは主人公のことを浦島太郎本人だと勘違いするものの、誤解に気付くとともに現代日本でホームステイすることになるわけで。
ネタとしては、季節ネタを交えつつ、地上のいろんなものに驚きながらも好奇心のおもむくままになんでも堪能してしまう乙姫さまと、彼女に振り回される浦島一家のコメディといった具合で。
時候のネタの扱い方はこの手のコメディ4コマとしてはごくごくベタで、どノーマルではあるんですが。
そのひとつひとつに表情豊かなリアクションを見せる乙姫さまがひたすらにかわいくて。乙姫さまの笑顔だけで読めちゃう感じ。
しかし乙姫さま、なにかワケ有りのご様子で、ときおり寂しげな表情で「まだ帰るわけにはいかない…」とつぶやいたりしており。
長編的なバックボーンもいちおう用意してはあるみたいです。が、あまりそっちでネタ展開させるつもりは無いようで。大オチのために引っ張ってる程度ですな。
ひたすらに元気でおてんばなくらいに何にでも興味を示す乙姫さまの天真爛漫さに和やかな気分となる4コマではありますが、やっぱちょーっとネタが陳腐かなぁというのはもったいないところ。
ワケ有り乙姫様の憂いのある表情も魅力的なので、このへんでメリハリ付けたり、登場人物の関係性もあと少し掘り下げてくれることを期待したい。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 19:50
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2008年05月13日
1巻目の「リリアとトレイズ そして二人は旅行に行った/晴瀬ひろき・時雨沢恵一」

リリアとトレイズ(1)そして二人は旅行に行った/晴瀬ひろき・時雨沢恵一
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
勝気な女の子と、腐れ縁のような仲の男の子。学校が休みになったところで二人で旅行に出かけたところ、何か大きな陰謀に巻き込まれ…。というアドベンチャーロマン。
…とだけ表現するとなんだか陳腐ですが、キャラと舞台とに奥行きがあるためなかなか飽きないなー。
舞台となるのは、大陸を二つに分けて長きに渡り戦争を続けてきた国家。
前回レビューの「アリソン」とまったく同じ世界、同じ土地での物語であり、時代がちょっとだけ違う、という内容。
主人公は、非常に強気な少女と、彼女に邪険にされながらも幼い頃から付き合いのある少年と。
という具合。
そんな二人が学校が長期休暇に入るので旅行に出かけたところ、トラブルに巻き込まれてしまい、なんだか国家間のややこしい事件の渦中に放り込まれてしまう、という具合。
そして主人公ペアの2人もまた、その出生に国家の秘密も見え隠れする謎がある、てな感じ。
読んでれば気付くんですが、「アリソン」の登場人物が一部に出てくるわけで、読むならふたつ同時か「アリソン」を先にしたほうがよさそう。
時間軸として本作のほうが後であるため、「アリソン」のほうがどんな結末を迎えるのか、なんとなく気付いちゃうわけで。なんかもったいない。
あと漫画版の作画も「アリソン」と同じというのも特徴のひとつ。
時代の違う同じ舞台を扱っているから当り前といえばそうなんですが、クロスオーバー的な展開を見せながらも漫画家を変えず同時進行で連載ってのは珍しいね。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 23:43
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2008年05月12日
触手で純愛ってのも……アリだな!
たまにはエロマンガの話でも。
「触手モノ」っつージャンルがありますが、おいらはこの触手モノ、いたいけな女性がうじゅるうじゅうるのぐっちょんぐっちょんでえらいことになっている、というのは画面として絵ヅラ的にはおおいにアリなのですが、ストーリーや展開によるシチュエーションとして常々不満に思ってたとこがありまして。
不満点1:
触手はたいてい、「意思のない生物が本能的にアレコレする」というものが多く、男性役の主観が不明瞭なため感情移入しにくい。
不満点2:
触手=モンスターであり、ヒロインが襲われるのは凌辱展開であり、雰囲気もダークだ。エロいのはいいがレイプものとか苦手。
……「それがいいんじゃないか!」という声が聞こえてきそうですが、まぁこういうのは個人の趣味嗜好なので「そういう人もいる」と思ってください。
で、
上記の不満点を解消してくれるような「ラブラブ和姦触手エロ」は無いものかと思ってましたが
こないだふらっと読んだ作品が、まさにそれだったのですよ!

テンタクル・ラバーズ 無望菜志 (コアマガジン)
この単行本に中編連載作として収録されている表題作がまさにそれでして。「これか!待ってたぞ!」といろんな意味で興奮しきりでしたわ。
どんな内容なのかと言いますと、
主人公はごく普通の学生。しかし同じクラスに遠い国からやってきている美しいお姫様がおりまして。
ある日の放課後、主人公は校内の一角でなにやら怪しげな儀式を行っているお姫様を発見。実はお姫様は魔法の国の人間であり、その儀式は使い魔を呼び出す召喚魔法でありまして。
その召喚魔法が主人公に誤爆。そのまま死ぬはずだったところ、お姫様のとっさの機転で主人公の魂だけ別の体に移し替えることに成功する。
しかしその体というのは、触手うじゅうじゅの淫獣であった、という具合。
かくして、中身は男子学生だが触手淫獣の主人公と、彼をこんな姿にしてしまったお姫様とのラブエロが始まるわけですよ。
これがもーね、エロいうえにおもろかった。
普通の男子学生の主人公視点で描かれるけど、マンガとしては触手エロ全開で。しかも基本的に和姦でストーリーも明るいノリのラブコメ純愛で、という。
まさにおいらの待ち望んでいたものですな。
んでまたヒロインとなるお姫様がいいんだわ…。
最初は主人公をこんな体にしてしまった責任から、その身を触手のされるがままにしているものの、数を重ねるうちにだんだんとラブラブになってくんですな。献身的だし。
ストーリーもなかなかに盛り上がりがありまして。
話のラストでは、主人公を元の人間に戻すため、彼の意思に反して淫獣としての本能を刺激するお姫様。主人公の意識とは関係無しに手加減無しで暴れ回る触手にその身を捧げ、容赦無く襲われることになる。
その無惨な様子に泣きながらも必死に抵抗するが、自分の体が抑えきれずにお姫様をメチャクチャにしてしまう主人公。
そして二人は……。
というなかなか読ませる展開なんですよ。
いやー、いいもんめっけた。
世間的にどんくらいいるか分かりませんが、「明るいラブラブ触手エロマンガが見たい!」というおいらと同じ嗜好を持つ方がいましたら、是非ご一読を。
投稿者 bird_chief : 23:22
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1巻目の「アリソン/晴瀬ひろき・時雨沢恵一」

アリソン(1)/晴瀬ひろき・時雨沢恵一
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
とある架空の世界の物語。大陸を東と西に分かち戦争を繰り返してきた国家。
その争いの中にあってしばしの休戦状態の中で、新米軍人の少女と一人の男の子とがふとしたきっかけから大冒険、という内容。
やっぱこの原作者、物語の構成はピカイチだなぁ。
舞台となる大陸は太古の昔から戦争が繰り返されており。登場する飛行機のスペックから推察するに、時代と文明の設定はちょうど戦間期くらいか。単葉機と複葉機が入り混じり、まだ密閉型風防は浸透していない感じ。
ヒロインは飛行機乗りとして軍隊に入ったばかりの女の子。気が強くて行動的。
ペアとなる男の子はまだ学生で、射撃の才能があるものの、ヒロインの尻に敷かれた存在。
そんな二人がとある老人と出会い、その口から「戦争を終わらせることのできる宝」の存在を知り、宝探しに乗り出すとともに大きな事件に巻き込まれていく、というストーリー。
アニメ調にしっかりと立ったキャラクターに、仕掛けとしてよく出来た設定。
ストーリーはジュブナイル冒険ロマンを存分に堪能させつつも、戦争や軍隊といった暗い要素をシリアスに挟み込み、寓話的な「お話」に重みや深みを与えてくれます。
このへんの作り方は実に巧いよなぁ。
作画は原作キャラデザをそつなく踏襲した具合でして、キャラクター物としてはまずまずのところ。
……ただまー個人的な嗜好で気に入らないのが、飛行機の描写。
戦間期を思わせる設定にしておきながら、作中での飛行機の描写が淡白きわまりなく、ほとんど輪郭線だけでしか表現されておらず。
せーーーっかくヒロインがヒコーキ乗りなんだから、作画の面だけでもメカ要素は欲しかったなー。
しかしま、ファンタジー要素の無い架空世界の冒険ロマンとしては良く出来てますんで。ご安心を。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 23:19
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2008年05月11日
1巻目の「PSYREN−サイレン−/岩代俊明」

PSYREN−サイレン−(1)/岩代俊明
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
現代の日本において相次ぐ連続失踪事件と、その事件の影に見え隠れする都市伝説。
ふとしたきっかけから事件に関わることになってしまった主人公が異世界に飛ばされる、という導入部。
アドベンチャーサイバイバル作として、長編的にじっくり作っていこうという姿勢の作品。
人助けとして依頼を受けては喧嘩を繰り返していた主人公が、ある日赤いテレホンカードを手に入れる。そのテレホンカードは、連続失踪事件とその背後にある都市伝説「秘密結社サイレン」につながるキーとなるものであったが、同じカードを持っていた幼なじみの少女が失踪。彼女を探して秘密結社サイレンについて調べるうち、やがて主人公は荒廃した見知らぬ土地に飛ばされ、そこでサバイバルアクションを繰り広げることになる。
という設定。
本題に至るまでの前置きの部分が随分ともったいぶっているものの、展開はスピーディーに二転三転し、なかなか引き込まれるように読ませる作りになっています。
ただ作品全体として何を目指しているのかが見えづらく、先行きが不透明なのはちょいと気になるか。アクション主体ならこれも有りではあるけれども。
設定、ストーリー、キャラクター、バトル、といったこれらの要素がうまく噛み合っておらず、手探りでやってるなぁという印象。ヒロインもとってつけたような電波系ヤンデレだし。
少年漫画の基本系はきちんとこなせる作品なだけに、面白くなるかどうかはこの先どんなマンガとして落ち着いていくのかによるでしょうなぁ。
未知数で読めないっす。化けると大きいんだけどねー。
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投稿者 bird_chief : 21:20
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2008年05月10日
1巻目の「LuckStealer(1)/かずはじめ」

LuckStealer(1)/かずはじめ
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
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他人の「運」を吸い取る能力を持つ主人公が、殺し屋として活躍する、というドラマ。
ややダークな現代アウトローヒーローものとして、間口の広い作り。物語としてどうなっていくかは今後の展開次第か。
「運」の尽きた者はなんらかの偶然により死を遂げるという設定から、主人公により運を吸い取られた者はまったく予期しない形で死亡してしまう。
実は主人公は、自ら「運」を作り出すことのできない人間であり、他人の運を吸い取り続けていないと、運が尽きて「偶然に」死んでしまうわけで。
また主人公の娘も同様に運が作り出せないため、主人公は殺し屋として他人から運を吸い取る一方で、娘に運を与え続けなければいけない。
なんらかの不幸を背負った主人公がやむを得ず後ろ暗い職業についている、という土台の上でもって、ノワールなアクションを展開させるという作りであり、ドラマ部分は主人公の周囲の人間関係で構成していくようですな。
なので設定とドラマとの結びつきがちょいとばかり弱いですが、アクション作としてはなかなかの出来ではないかと。
著者の旧作、「マインドアサシン」に似た構図を持つ作品ですが、あれより全体のバランスとキャラクター性が高くなってるのは経験を重ねた分だけあるってことなのか。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 22:22
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2008年05月09日
金剛番長のサイン色紙が届いたのだ!
いつぞやに無茶をやらかした金剛番長ですが
作者の鈴木央センセより、サイン色紙をいただきました!
ひゃっほう

これ見た時テンション上がったわぁ
作者様出版社様、まことにありがとうございます!
投稿者 bird_chief : 23:23
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1巻目の「坂道のアポロン/小玉ユキ」
坂道のアポロン(1)/小玉ユキ
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
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1960年代の九州の、坂道の多い海辺の街を舞台に、まったく正反対なタイプの男子高校生の、それぞれの恋と音楽を描く作品。
いやっっっほう。小玉ユキ待望の長編作品だぜ。この人は今後メキメキと伸びていく予定なので。要チェックっすよ。
主人公はとある男子高校生。親の仕事の都合で横浜から九州へと転校してきたが、ストレスに弱くナイーブであり、そのため性格は少々卑屈。ピアノを弾くが現在は居候の身なので鍵盤に触れるのもままならない。
そんな彼が転校初日に、学校一の不良と名高いバンカラ野郎と出会ったことから、海と坂道のある町を舞台にしたドラマが始まる、という具合。
中心となる男性二人の結びつきが導入として強調され、また二人があんまりにもステレオタイプなキャラなもんで、ふと「BLかこれ?」などと思わずにはいられないところですが、そうではない様子。
…なんせまぁ、主役の眼鏡ナイーブ秀才クンはいいとして、相棒のバンカラ野郎が…。
ツバの割れた学生帽に縞々のシャツ着て学ランの前をはだけ、何かの草をくわえてご登校、という。大昔の「番長」そのものなのですな。しかし彼がなかなかに気持ちのよいキャラなんですよ。読めば分かる。
で、性格の違う二人が出会ってどうのこうのとやるんだなーと思ってると、音楽マンガとしての要素も描かれまして。
しかもジャズですよ。
恋愛要素も有りの少女漫画的青春群像ドラマであり、他にも伏線やら設定やら色々と見え隠れしているわけで。長編展開を意識しているのか、それらがどのように絡み合うかはまだ見えてきませんが、期待せずにはいられない内容となってます。
キャラクターがそれぞれに個性的であり、作品の舞台となる坂道と海の風景も印象的。
女性向けのドラマとして、質の高さは保障しますよ。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 22:57
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2008年05月08日
1巻目の「シュガーはお年頃/二宮ひかる」

シュガーはお年頃(1)/二宮ひかる
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
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人知れず「娼婦になりたい」という夢を持つ能天気な少女と、いつも図書室で一人きりだが後ろ暗い噂の絶えない少女。二人の出会いから始まる、ちょっとヘンテコなドラマを通して思春期の少女達の姿を描く作品。
百合とはちょっと違う、女友達の結びつきを描いた内容ですが、コメディタッチの青春群像ものに見えてかなり独特な作品。
主人公は一人の女子高生。どこにでもいるような女の子で、クラスでお喋りする友達もいるし、ケータイブログをやってたり。けど、彼女は「娼婦になりたい」という誰にも言えない夢を持っていた。
という導入から始まる内容。
やがて、彼女が女性としてのココロがまだまだ子供であることや、「娼婦」という言葉の持つ古風なイメージに憧れていることが描かれまして。
「友達」はいちおういるんだけれどもなんとなく付き合いづらそうだなぁ、というところに、図書室で一人読書にふける女性に出会う。という展開。
性的な知識や興味をすっ飛ばしたままに高校生になってしまった女の子と、何らかの事情で「大人」にならざるを得なかった女の子とが出会い、互いに影響しあい内面的に大人になっていく、というドラマでして。
コメディライクで浮ついていながらも、そこにある気持ちは丁寧で落ち着いて描かれる、女の子と「性」のお話なのですな。
言葉にしにくいような感覚的なところで、自問自答を繰り返し少しずつ成長していく姿が面白いっすな。
女性主観で恋とセックスについて描きながらも、肝心の男性が不在、という変則的なラブコメという感じだ。
特に主人公となる少女の個性の打ち出し方が抜群でして。
元々は男勝りな運動系の少女だったが高校になったのを機に「ふつーの女の子」になろうとするも、周囲とはなんとなく打ち解けないが持ち前の明るさで友達はいる。とか。
性への興味はあるが何をどうすればいいのか分からないので「娼婦になりたい」なんて言っちゃう子供っぽさとか。
このへんの女性の描き方は卓越しとりますよ。
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投稿者 bird_chief : 23:36
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2008年05月07日
GW明けて
ゴールデンウィークって月初なうえに流通関係がストップするわけで
いろいろと仕事が溜まったり止まったり急に沸いてきたり。
他にもいろいろと心配事が多くて、なんだかピリピリしてます。
なんかパッと気晴らししたいもんだ。
投稿者 bird_chief : 23:10
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1巻目の「くろがねカチューシャ/吉谷やしよ」

くろがねカチューシャ(1)/吉谷やしよ
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
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尋常じゃない連中ばかりのメイド喫茶でドタバタコメディ。
この著者はとにかく突っ走るノリの良さが持ち味だなぁ。ベタ気味だけど好きよ。
とある女の子が働くことになったメイド喫茶には、セクハラ三昧の怪しげなメイドロボと、軍人並みに銃火器の扱いに長けた店長(♀)がいた…!
という設定でもって、ストーリーとかそんなんおおむね関係なく、毎回ドタバタとギャグコメディやってる作品。ツッコミの勢いに任せて店ごと破壊したりとかそういう路線。
きっちりと分かりやすくボケとツッコミの応酬を展開させ、話の本筋そっちのけでコントやってるような内容でして。単純な分、ボケもツッコミも常に全力。メリハリの良さもあり、ノリノリなのが気持ち良いっすね。
設定もまぁ本流のギャグとして何でもアリなので展開自体に何が言うことはないんですけれども。
ここまではっちゃけるんだったら表紙も絵としてなんか遊んでくれてもいいよなーとも。
今日び、なんかかわいいメイドさんが微笑んでるってだけの表紙ならそこら中にあるんだからさー。
そういう意味では、逆に意外性があっていいんだけれども。
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投稿者 bird_chief : 23:06
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2008年05月06日
家族連れの漫画屋
GWも最終日。
おいらは支店のほうに出向いてました。
こちらは本店とは客層がやや異なり、休日だと家族連れの姿も目にするわけですが。
小学生くらいの男の子とそのお母さんと。グッズコーナーを前にして。
「あー!もやしもんだー!」
と、菌グッズを目にしてはしゃぐ子供。対して
「も〜、また余計なものを見付けて」
やれやれといった表情で苦笑するお母さん。
ほのぼのしていい光景。
にしても、もやしもんって意外に子供も読んでるってのは本当だったんだなぁ。
あんな小さい子でも知ってるとは。
…地元でのアニメ放送は深夜だったので、アニメから入ったわけでもないだろうし。
投稿者 bird_chief : 23:50
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1巻目の「うちの妻ってどうでしょう?/福満しげゆき」

うちの妻ってどうでしょう?(1)/福満しげゆき
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
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福満しげゆき自身と妻とその周囲との、雑多な日常をつづったエッセイ4コマ。………4コマ…?
他人にとってまったくもってどうでもいいような中身ながらも、著者の個性が強く出ているから不思議。これも一種の才能だよな。
描かれる内容は、まぁ漫画家の日常ですんでほとんどが自宅での出来事。たまに夫婦でスーパー行ったりもしてますが。
で、どんな日常なのかというと、「嫁がマンガに口出ししたのでむかついて怒鳴ったら喧嘩になった」とか、どうでもよさそうな日記。あと「女は25まで結婚してはいけない、という法律ができたらいいのに」などという妄想。それと若い頃の思い出とか。
ほんとーにごく普通の日常生活そのまんまでありながら、これがネタとして成立しているのは、やはり著者自身の個性によるところが大きい。
読めば分かるんですが、まぁハタから見てちっさいことでいちいち腹を立てたり、編集さんとの打ち合わせのちょっとしたことを気に病んだり。
ずばりとまぁ言ってしまえば、人間として小さくて卑屈で、その姿が滑稽であり。でもその小ささが読んでるほうのどこかに共感するのも事実で。「ネガティブな俺」にびんびん響くんですなぁ。
あと特徴としては、4コマなのに4コマじゃない、という点が。
いちおう4コマとしてコマは4つずつ、1ページに8つと並んでいるものの、4つずつ使ってないわけで。
それぞれ別個のネタを、10コマ、2コマ、3コマ、1コマ、とでもいう風に適当なコマ数で区切っちゃってるんですな。当然、4コマの途中から別の話になるから読み手は混乱する。混乱するので、ネタの締めには「○○の話 終わり」とわざわざ描いてあったり。
4コマという点に頓着が無いのか、4コマにまとまらないから適当に詰め込んだのかなんなのか。このあたりも著者の個性と照らし合わせていろいろ考えていくと面白いのが。
いろいろと突っ込みどころはあるものの、こういうことが許される作家ではあるんだよなぁ。
人を選ぶけど知っておいても損は無いお方です。
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投稿者 bird_chief : 23:47
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2008年05月05日
1巻目の「青春デンデケデケデケ/サダカネアイコ・芦原すなお」

青春デンデケデケデケ(1)/サダカネアイコ・芦原すなお
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
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1960年代の日本。とある地方に暮らす高校二年の男子供がロックに目覚め、仲間を集めバンドを結成する、という青春群像ロマン。
この原作となると、名作である映画版の印象がどーしても強く残ってるんですが、なかなかどーして映画に負けず劣らずの出来栄えで嬉しいね。
1965年の香川県の、どこにでもいるような丸刈り頭の高校生男子。うたた寝していたところにラジオから聞こえたベンチャーズに稲妻でも食らったような衝撃を受け、ロックを目指すことになる、という内容。
仲間が出来てバイトして苦労して楽器を買い、バンドの練習に励み、気になる女の子がいて…、という青春の姿をエネルギッシュに、カッコ悪く、しかしキラキラと美しく描いておりまして。
60年代。海外の音楽なんて情報もとぼしく、エレキギター持っただけで不良扱いされながらも、それでも手探りでがむしゃらに、かっこ悪くても工夫を凝らしてロックを目指す姿が描けるってのは、やっぱこの時代をモチーフにしているからですな。
質として、ドタバタ調のギャグコメディっぽく描いていながらも、突っ走る若者の無軌道な空回りっぷりが実に良く、掲載誌的には馬鹿でガキだけど元気な男の子達を女性読者が見守る作品、てなとこでして。
しかし男性読者としてもこう、ノスタルジックであり憧れでもあった清く正しく元気な10代の姿がそこにあるようで、心に響くわけですな。
アニメマンガじゃなくてせめて音楽だったらなぁ…。と今さら後悔しても遅すぎるわけですが。
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投稿者 bird_chief : 23:46
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2008年05月04日
1巻目の「将国のアルタイル/カトウコトノ」

将国のアルタイル(1)/カトウコトノ
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
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中世風の架空世界を舞台に、若くして将軍となった少年が国家の内に外にトラブルを抱えながらも大陸との騒乱に挑んでゆく、という内容。
対立する国家間の戦略、戦術モノを描こうという試み。今のところはまだ序盤。
中世トルコ風のとある国家。そこに過去最年少の若さで一軍を統べる立場に置かれた主人公。
隣接する大国と一応の和平は保たれているものの、内外に火種を抱えいつ戦争状態に陥ってもおかしくない情勢の中で、小規模な小競り合いが始まる、という導入部。
外交上のトラブルが起こりすわ開戦かとなったり、隣国の陰謀から内戦状態に陥ったり。そこに主人公があれこれと活躍、という具合。
少年向けに「皇国の守護者」をやろうとしているフシがあり、軍隊と指揮官、外交戦略と行軍・戦術という側面を色濃く打ち出しているものの、今のところは単なるファンタジーアクションもの。
なんせ主人公が将軍のくせに一人で勝手にあっちこっち行ってはあれこれやってるばかりでして。
もう少し話の規模が大きくなり、軍隊と兵士を描くようになってからが本番なのでしょうな。
軍事ものである前提に、ヒロイックなファンタジーとして分かりやすいキャラクターを配置した感じでして。うまくこれらの要素がハマれが面白くなってくるでしょうな。
バランス感覚が問われるところですが、期待するだけの価値はあるかと。
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投稿者 bird_chief : 22:45
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2008年05月03日
デカい画面でカリ城見るヨロコビ
ひっさしぶりに連休がもらえたので、親の家に帰る。
と、いつの間に買ったのか、居間に大画面42型ワイド液晶が。
大きくて綺麗な画面はいいなぁ。
テレビなんてもう見ないな、と思ってたけどここまで大きくてキレイだとテレビ見るのも楽しいかも。
で、ちょうどカリオストロの城を放送してたのでがっつりフルで見る。
堪能。
今度帰る時は何かDVDもってくかな。
ところで大画面でテレビ番組見るときは、ちょっとした画面のブレやピンボケがものすごく見ているほうにストレスになるので、ドキュメンタリーとかロケ収録放送は見てるとすごく疲れるのね。
投稿者 bird_chief : 20:45
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1巻目の「よんでますよ、アザゼルさん。/久保保久」

よんでますよ、アザゼルさん。(1)/久保保久
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
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とある探偵事務所に召喚され、コキ使われている2頭身の悪魔との、ドタバタコメディ。
キャラクター性、ドラマ性の非常に高いコメディとして、良く出来てますなー。
面白くて何度も読み返したわ。くっだらねぇけど。
舞台となるのは、小さくとも何か怪しげな雰囲気の探偵事務所。主人公はそこでバイトとして助手を勤める女子大生のめがねっ子。所長は若そうに見えるけど目つきも言動も恐ろしい青年。
で、実はこの探偵事務所には秘密があり、魔界より悪魔を召喚し、厄介な依頼を片付けていたのだった…!
……が、呼び出される悪魔はことごとく2頭身キャラのどうしようもないバカばかりで、という具合。
一度見たら強烈に印象に残る表紙を初め、悪魔達の個性が非常に面白く、それだけでグイグイ読ませる内容。
「淫奔」を司る悪魔・アザゼルさんなんか、犬顔で関西弁をまきちらすセクハラ親父そのものだったり。ベルゼブブは気品が高いけどスカトロ野郎だったり。
対する探偵事務所の人間達もいいキャラしてるしなー。
で、こういったキャラクター性の高さがありながら、ドタバタギャグコメディなのに各回のお話がよくできてるという特徴もありまして。
お笑いやってても全体の起承転結をしっかり作ってあるんだよなー。主人公であるさくまさんが、悪魔使いとして成長していく姿も長編的な展開として組み込んであるし。
「お笑い系は好きだけど、最近は萌え系ばっかで読むもん無い」という方にはまさにうってつけ。
ここ最近のギャグコメディの中ではピカイチの出来栄えだと思いますぜ。
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投稿者 bird_chief : 20:22
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2008年05月01日
1巻目の「ヴァムピール/樹なつみ」

ヴァムピール(1)/樹なつみ
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
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瞬間的に心停止を体験した主人公が、蘇生してからこの世のものではない何かを見てしまうようになり、死者の声を聞き死者の無念を晴らしてゆく、というオカルトホラーサスペンス。
1巻目からいきなり重くて救いが無いもんだからもう…。いや面白いんだけれども。
主人公は他人の飛び降り自殺の巻き添えになり、1分間だけ死亡する。そこから一命をとりとめたものの、体の色素が抜けて頭髪は金色に、目は赤くなってしまい、さらには幽霊の存在が見えるようになってしまう。
さらにはこの世のものとは違う一人の少女と出会い、彼女とともに死者の残したドラマを垣間見ていくことになる、という内容。
で、1巻目では世界観の説明と導入を行うとともに、主人公の変化のきっかけとなった、飛び降り自殺の少女を巡るストーリーが展開されるわけなんですが…。
これがのっけから重くて救いの無い話でして。
しかしショッキングな分だけ、作品全体を強烈に印象付ける効果は出ていますな。
この手の霊媒的な要素を持つシリアスな物語として、設定説明とエピソードの見せ方が非常に丁寧でして。
けっこうベタなのに、深みを持って読める出来となってます。
青年誌掲載ですが絵柄が少女漫画っぽい分、とっつきにくさはあるかなーというところですが、じっくり読めばじっくり面白い。
あとは「ヴァムピール」達の世界と主人公とがどのようにかかわっていくか、長編的なストーリーに期待ですな。
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投稿者 bird_chief : 20:51
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