« 愚痴をこぼすわけではないが | メイン | 漫画を読む時の体調 »
2008年04月30日
1巻目の「ADAMAS/皆川亮二」

ADAMAS(1)/皆川亮二
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
(ひょうたん書店通販ページ)
宝石の意志を受け取り宝石に秘められた力を操る女性が、宝石に関わるトラブルをアクションで解決、という痛快娯楽劇。
やっぱこの著者はモチーフがなんであれ的確に一定水準の出来にしちゃうんで凄いわなぁ。今回も楽しませてもらいます。
ヒロインはとある日本人女性。かつては財閥令嬢として、宝石に囲まれ宝石と通じ合う能力を育んできたが、現在は没落してアパート暮らし。しかしズバ抜けた宝石鑑定眼とその不思議な能力をもって、宝石に関わる事件の解決を依頼される。
やがて様々な事件の背後とに、ヒロインの家族が没落するきっかけとなった組織の影が見え隠れする、という展開。
皆川センセにしては珍しく女性主人公ではあるものの、このお嬢さんの見せ場はダイヤモンドを鋲打ちのごとく散らしたカイザーナックルで敵をボッコボコにするといった具合でして。そこにお馴染みの爽快アクションもあり。美しい女性が強くてかっこよくて、旧作に比べ華やかさがぐっと増した印象。
事件ごとに異なる宝石が登場し、宝石の名前と由来に基づいたエピソードを展開させるとともに、宝石の種類ごとにヒロインの使用する能力にも変化を持たせ、ファンタジー要素のあるギミックとして用いており。
けどそのギミックに頼りきりにならず、ヒロインの個性を充分にアピールしつつスピード感溢れるアクション劇を展開させておりまして。
このへんが実に巧いんだよなぁ。アクション作として安心して読める出来栄え。
面白さは保障済みなので、あとはじっくり長編ストーリーを堪能していきたいところ。
投稿者 bird_chief : 2008年04月30日 22:31
Trackback Pings
このエントリーのトラックバックURL:
http://b-chief.org/mt/cgi/mt-tb.cgi/1627

