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2008年04月23日

1巻目の「ミカるんX/高遠るい」


ミカるんX(1)/高遠るい
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
宇宙から飛来する謎の宇宙怪獣によりたびたび襲われている未来の東京。
とあるお嬢様女子高を舞台に、百合で全裸で巨大怪獣特撮、な作品。
「…いや俺こういうの好きだけど…なんだこれは?」という戸惑いと困惑を生む作品。おもろいんだけどね。

 
主人公は二人の少女。一人は、幼い日に謎の存在と出会い、どんな願いも叶える腕輪を授かり。もう一人は、幼い頃に紛争に巻き込まれ瀕死となるも、謎の力により五体満足で生存を果たし。
そんな二人が、お嬢様学園にて出会いを果たし、互いに仲良くなるも、突如宇宙怪獣が飛来する。怪獣の被害により、事故同然の悲劇が二人を襲うが、そのとき二人に備わった力が相互に作用し、ヒロインが合体・巨大化を果たし怪獣に立ち向かうことになる。……ただし全裸で。

なんだかもう設定やらキャラやら様々な要素がごっちゃまぜでありまして。
百合ラブコメ、レトロな怪獣特撮パロディ、あとSFとセカイ系もちょっと入ってるかな。
これらを基本的にギャグコメディのノリでおおまかに囲い、百合で特撮パロディという枠組みを作りながらも、細部はシリアスに描いているのが特徴。
冒頭でのヒロインのショッキングな死亡をはじめ、「人が死ぬ」特撮パロであり、一般人や防衛隊の隊員はかなり容赦なく、しかもグロ目に死んでいくのだな。
…でも日常描写やコメディパートがちゃんとあり、重いんだか軽いんだか変な困惑を生む感じ。

けれどもそれが著者の特徴でもあるし、作品として一種の魅力はなってるのも興味深いところ。前作も仲良し女子校生が殺し合いの格闘バトルしてるしなぁ。ミスマッチな空気が共存している作品です。同人誌っぽいとも言うけど。

見た目としていいかげん流行りも下火な百合コメディかいな、と思わせつつも、けっこうマニアックなツボをくすぐる怪獣特撮モノであります。
……いったい誰を対象にしてんだ、とも思いますが、まぁおいらは好きです。
(ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

投稿者 bird_chief : 2008年04月23日 20:58

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