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2008年04月18日
1巻目の「ランペイジ(1)/吉永裕ノ介」

ランペイジ(1)/吉永裕ノ介
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
三国志における劉備と関羽・張飛のドラマにファンタジー要素とアレンジを加えて描く作品。アオリには「劉備が美女!?」とあるがそれだけではない。
三国志を踏襲しながらも独自色が色濃く、史実がどうのという以前にただのファンタジーアクションドラマとして実に面白い内容に。
時代は黄巾の乱。劉備の率いる義勇軍の中に、主人公である張飛の姿はまだ無い。
男として性別を偽りながら戦場に赴く劉備との出会いを果たしながら、戦も知らず力も弱く、チンピラ同然の若者である張飛は、義勇軍に一兵卒として加わる。そして黄巾軍とのいさかいによりその命失おうとしたとき、ある事件が起こり、その日から一騎当千の猛者として張飛が活躍することになるが…。といった具合。
三国志をモチーフとした作品で、「性別の転換」「ファンタジー設定」「既存イメージに無い人物像」、といったアレンジは過去の作品で見受けられるわけですが、この作品の場合、これら全ての要素を絶妙なバランスで盛り込み、かつ、ほとんどオリジナルのストーリーなのにちゃんと三国志やってるという、構成の巧さが光りますな。
また、弱っちぃそこらの兄ちゃんにすぎなかった主人公(張飛)が偶発的に「力」を手に入れ、そのために大きな争いの渦中に身を投じることになる、というヒロイックアクションの王道としての側面もよくできてます。
正直なところ、「はいはいまた三国志ですか」と思ってたんだわ。でも読んでみると面白いですわ。
「三国志?よく知らないからいいや」なんて敬遠されるのが実にもったいないアクションファンタジーですぜ。
もちろん三国志を知っていればより一層楽しめますが。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 2008年04月18日 23:41
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