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2008年04月17日

1巻目の「愛しの焔〜ゆめまぼろしのごとく〜/もとむらえり」


愛しの焔〜ゆめまぼろしのごとく〜(1)/もとむらえり
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
人物設定にひとつだけアレンジを加え、織田信長と明智光秀とのドラマを描く戦国ロマン。
パターンとしてはよくあるアレなんだけれども、構成と見せ方が巧いもんで、読んで「おおっと、そうくるか」と驚く作品。ニクイことするなー。

 
舞台はは戦国時代。織田信長がまだ「尾張のうつけ」と呼ばれていた頃。主人公である明智光秀は、美濃の斎藤道三の下にいた。道三の娘である帰蝶とは密かに慕い合う間柄であったが、その帰蝶が政略結婚として織田信長のもとへと嫁ぐことになってしまう。
うつけとしての悪名が知られていた織田信長という人物を見極めるため、元より美形であった明智光秀は女装して輿入れの行列に加わり、尾張へと向かう途中、織田信長との出会いを果たし、愛憎入り混じってのドラマが幕を開ける。という流れ。

…と、これだけだとBLなんだかなんなんだかわかんない時代劇ロマンスでありまして。
さらに読み進めていくと、「なるほどそういうことか!」と分かる仕組み。
このブレイクスルーに至るまで、ネタフリとしてじっくり話を引っ張り続けてあるため、そこまで珍しくない仕掛けもけっこうなインパクトを持って読めるんですな。

この「仕掛け」以外は変に設定をいじることもなく、群雄割拠の時代におけるドラマと三角関係のロマンスとして読める作りになってます。
戦国時代モノとしては、桶狭間以前の織田信長を描くという意味でちょっと珍しいですな。
(ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

投稿者 bird_chief : 2008年04月17日 22:28

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