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2008年04月14日

1巻目の「図書館戦争LOVE&WAR/弓きいろ・有川浩」


図書館戦争LOVE&WAR(1)/弓きいろ・有川浩
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
言論弾圧に対抗すべく、政府機関と図書館との軋轢が武力抗争にまで発展した近未来の日本。
本を守り自らを救ってくれた王子様と出会い、自らも本を守るべく「図書隊」に志願した一人の女性のドラマ。
独自の世界観の中で、ひたむきに頑張る強いオンナとラブロマンス。けっこー出来いいなぁ。

 
まずは目を引くのが特異な舞台設定でありまして。
政府による過剰な言論統制、焚書検閲が推し進められた近未来。弾圧に対抗し言論の自由を守るため、図書館は中央から独立した機関として武装し、政府機関との抗争は激化していた、という内容。
本好き、読書好きにミリタリズムの趣味が加わるとこういう妄想しちゃうかもしれないですが、ほんとに作品にしちゃってるのは凄いなぁ。「武装する図書館」というアイディアは技ありだわ。

ストーリーは、その図書館の守護者たる「図書隊」へと入隊を果たした女性が、上官のシゴキに耐え新人として成長していくものになってまして。
軍隊モノとしての側面を持ちつつ、掲載紙の特性上、王子様を求めてのラブコメ展開が前面に打ち出された構成に。
ヒロインは熱血バカで感情的だがひたむきで純粋で、対する上官の男性は科目にして冷徹だが、厳しさの中にも部下を思いやり主人公を「女性」として扱う姿が強調されておりまして。
なるほどこの二人の構図は少女漫画ラブコメにぴったりはまってますな。
「白泉社の花ゆめ?なんで?」と思いましたが読んで納得。

1巻目ではアクションシーンがそれほど多くないですが、それでも絵の質は高め。
問題なのは銃火器の取り回しをかっこよく描いていけるかどーかですが、花ゆめの読者が対象であればそのへんはおざなりにされてもしょうがないかなぁ…。
かっちょよく描いてくれると嬉しいですが。

原作をしっかり踏襲している作りですが、ヒロインの華やかな存在感が目を引く作り。少女漫画風ではあるけどけっこうまっとうなアクション作としても読めるよ。
図書館戦争は2種類が同時にコミカライズとして連載中でして。電撃大王でもやってます。
(ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

投稿者 bird_chief : 2008年04月14日 22:21

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