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2008年04月11日
1巻目の「フダンシズム−腐男子主義−/もりしげ」

フダンシズム−腐男子主義−(1)/もりしげ
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
憧れの女性を追い、女装したうえ腐女子の世界に足を突っ込んでしまった高校生男子の静かな暴走を描くコメディ作。
冷静冷徹な主人公が坂道を転がるように事態をややこしくしていく様子が面白いっすわ。
なんかこー、ギクシャクとした笑いがあるんだよなぁ。
主人公は絵に描いたような秀才で優等生な男子高校生。女子からの人気は高いが四角四面でクソ真面目で鉄面皮。しかも俗っぽいことに疎く世間知らずなため、常識はずれな言動も。
そんな彼が、熱で倒れた姉に成り代わり女装して同人誌即売会で売り子をやっていたところ、学校ではまったく相手にしてもらえない憧れの女の子と接するようになる、という話。
んで、なんとか彼女とお近づきになろうとするものの、彼女が親しげに話してくれるのは女装した主人公を腐女子仲間として見ている時だけなわけで。彼女と親しくなるにつれ、女装と腐女子の世界にはまり込んでいく、というドタバタ展開。
腐女子漫画も最近じゃ食傷気味なくらい増えてきましたが、この作品の面白いところは、主人公の性格を「真面目なんだけどボケ役」にしたうえで、彼がどんどこ状況をややこしく取り返しのつかない方向へと突っ走っていくからですな。
クソ真面目なんだけれどオタク的な知識をまるで持ち合わせていないため、BL全開のグッズを学校で堂々と使ってたり、彼女をより深く知るためにとBL同人誌を公衆の面前で読みふけったり。
腐女子やBLの世界へ、ボケキャラがアプローチを試みるというスタンスはこれまでに無いですな(たいていは腐女子側がボケで読者目線の主人公がツッコミ)。
著者が著者なもんで萌え系なんかなーと思いきや、主人公の勘違いと空回りっぷりが楽しく、コメディとしてなかなか読める出来。
BLとはなんぞやという基礎知識があれば誰でも読めるべ。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 2008年04月11日 22:51
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