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2008年04月07日
1巻目の「木造迷宮/アサミ・マート」

木造迷宮/アサミ・マート
全1巻
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
(ひょうたん書店通販ページ)
売れない小説家と、彼のお世話をしている女中さんとのほのぼのとした日常を描くコメディドラマ。
「メイドがどーした!日本には女中さんがいる!割烹着サイコー!」という割り切り方が実に良いですな。和む。うちにもヤイさんが欲しい。
家事全般がこなせて大和撫子で恥じらいがあって美人で黒髪でおしとやかで、けどちょっとお茶目なところがあってお酒に弱くて…。という、なんかもうまさに女神のような都合のいい女中さんではありまして。彼女とボンクラ小説家との平和な日常とそこに起こるささやかな事件を描く内容。
ご都合主義にもほどがあるぞ、というくらいに母性愛に満ちた女神のような女中ヒロインさんでありますが、このキャラが違和感なくこの漫画の世界観にフィットしているのは、30年くらい前の日本を思わせる昭和の情景とそこにある生活観の描き方が良いからなのですな。
おひつとちゃぶ台と割烹着というファンタジーアイテムのおかげで、「よくできた女中さんが我が家に」という嘘が許されるわけで。
で、性格容姿ともに不足の無い女中さんと一緒に暮らしながらも、肝心のダメ作家先生のほうはというと、奥手で小心者なため、彼女に憧れを抱きながらも一線を越えることができず、旦那と女中という立場に甘んじている、という感じ。
しかしまーこれも悲しい男の心理のひとつではあるわけでして。
自分には不釣合いな女性がそばにいてくれる。「旦那と女中」という関係を壊せば、それは成り立たない。だからぐっと秘めた憧れを抱いて悶々とするわけですよ。
派手な色気や露骨な萌えキャラなんて無いけれど、なんちうかこう、いい歳した漫画読みの心を若返らせてくれるような、そんな作品だなぁ。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 2008年04月07日 23:31
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