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2008年04月06日
1巻目の「冒険野郎伝説アヴァンチュリエ/クリストフ・クリタ」

冒険野郎伝説アヴァンチュリエ/クリストフ・クリタ
全1巻
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
(ひょうたん書店通販ページ)
様々な形での旅と冒険を描いたSF短編連作集。日本とフランスとを股にかけて活動する漫画家でありアニメ製作者でもあるという、特異な経歴を持つ著者による1冊。
けれども描かれるのは、あらゆる「男の子」のココロに響くSFロマンだなぁ…。こういうの好きよ。
痛快冒険活劇から毒っ気のあるショート・ショートまで。「旅と冒険」をテーマとするオムニバスでして。
描かれる物語はSFとして古典気味で、子供のころに図書館で読んだような、手垢のついたモチーフが多いものの、そこを真正面からSFロマンとして正々堂々と描いているのは嬉しいですな。
また、それぞれの話にしっかりと仕掛けとオチを用意し、ストーリーの最後でニヤリと感心、あるいはあっと驚く作りになっているのもグッドですな。
設定や主題は古典的でありながら、話にしっかりと工夫を付け、SFアドベンチャーロマンであると。こういう作品は最近じゃなぜかなかなか読めないもんねぇ。
日仏ハーフであり、日本で生まれ育つも漫画家デビューはフランスであり、日本では時代劇やSFを描き、フランスでアニメの製作に関わり、という著者。
日本と欧州と行ったりきたりの活動は作画に影響を与えているようで、人物やメカ造形、作画のタッチが見事に和洋折衷でして。読んでいるとほんと日本の漫画を読んでるのか翻訳SFを読んでるのか分からなくなってくるくらい。
ちょっと漫画読みとして玄人受けしそうな作品ですが、物語としてはSFロマン成分に満ちており、絵柄のクセを気にしなければ、ちょっと年齢高めの男性に読んでもらえると思う。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 2008年04月06日 23:02
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