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2008年04月05日

豪華執筆陣による「ゲッターロボアンソロジー」が面白かったのだ

いやー
レビューし忘れてて記事にもせんかった、幻冬舎刊行の「ゲッターロボアンソロジー」がなかなかに面白くて。ゲッター好きならたまらん1冊でして。
getter-ans.jpg
これは意外な収穫であったとニマニマ。
作家陣は、永井豪、津島直人、清水栄一+下口智裕、大井昌和、富士原昌幸、今石洋之、環望
とけっこうなメンツでして。

…しかしぶっちゃけ言うと、期待してなかったんだ!
だから読むの後回しにして、レビューものっけなかったんだ!
読んで素直に後悔しましたよ「もっと早く読めばよかった!」て。

 
共通のコンセプトは、石川賢の描いた壮大な「ゲッターサーガ」の世界を背景に、それぞれの作家が描くというものなのですが。
読んでて興奮したのは、ほぼ全ての作家が、ゲッターエンペラーを絡めた漫画を描いてること。
しかも登場するエンペラーのほとんどが、強烈なインパクトを読む物に与えたあの姿そのままなんですな。ゲッター好き漫画家が集ったアンソロジーですが、いかにあの姿が鮮烈に記憶に残されているのかうかがい知ることができます。
(津島直人の作品のみ、現在オリジナル作として自身が連載中の「ゲッターロボ飛焔」の番外編というつ作り)

収録作はどれも石川イズムを踏まえた上での独自色が出ていて面白いんですが、中でもお気に入りは大井昌和の作品。
ほのぼの萌え系とかホームコメディ4コマで知られる大井昌和ですが、ガッチガチに熱く固いSFアクションやってるんですよ。
しかも、ゲッター線とゲッターエンペラーを独自の解釈で描き、ゲッターというのはつまり○○と○○の戦いであり、400万光年彼方の××××が△△△で───と、とにかく凄い!
オリジナルデザインのゲッターも登場させつつ、石川賢の宇宙的スケール感を反映させたストーリーに魂が震えますぜ。
(後日追記。宇宙的スケールといい、この話ってばなんだか虚無ってるなぁとも思いましたが、大井昌和せんせの確信犯であるようです

あと、「ほぼ全ての作家が、ゲッターエンペラーを〜」と書きましたが、これについては参加作家の一人、環望がBlogにて記していますが、みんながみんなエンペラーを描いたのは、まったくの偶然であるみたいです。
これにはびっくりした。だって読んでみたら、「エンペラーを出すこと」は事前に打ち合わせで決まっていたんだろうなって絶対に思う構成になってるんだもん
すげー。恐るべしエンペラー。

…と、ここまで言っておきながら
残念なお知らせがありまして…
「ほぼ全ての作家」が、エンペラーを絡めた壮大な”石川賢の”ゲッターサーガを熱気むんむんで描いているのに
豪ちゃんが…
相変わらず空気読めてないよ豪ちゃん…
だって豪ちゃん、一人だけ「なんちゃって〜、チャンチャン♪」ていうギャグ描いてるんだもん…。

まぁ残念なとこはそのくらいで
ゲッター好き、特に石川賢の描いた真〜アーク〜エンペラーが好きだというなら、これは買っておきましょうな。

投稿者 bird_chief : 2008年04月05日 23:49

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