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2008年04月01日

1巻目の「萌道/カラスヤサトシ」


萌道/カラスヤサトシ
全1巻
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
カラスヤサトシが、主に秋葉原を中心とする萌えスポットを訪れてはレポートを一本、という体験ルポショート漫画。
…萌えスポットがどうのというよりも、著者の変な個性を楽しむ漫画だよなぁ。

 
萌えスポットというのは、メイド喫茶をはじめとする、いわゆるところのアキバ系サービス業。おおまかにはメイド喫茶なんだけれども、コンセプトシチュエーションが微妙に違うところを見に行く、という具合。
あと女性連れての執事喫茶巡りとかも。

この漫画の特徴は、通常のルポ漫画と違いそのスポットやサービスの特徴などは割とどうでもよく、店内のさりげない光景や店員のちょっとした様子に笑いのツボを見出すところにあり、「あ、これっておもしろいんじゃないのか?」とすくいあげて披露してくれるわけですよ。
これがどーでもいいんだけれども、言われてみれば確かに可笑しいんですな。

また、著者自身がこういったサブカルチャーに対して相当に疎く、ルポの中で登場する漫画アニメのネタがキン肉マンや仮面ライダーで完全にストップしているのも特徴。
というか取材に行くんだから下調べくらいしろよ、と言いたくなるくらいにオタ知識を持ち合わせてないんですな。
なんというか、「近頃はこういうのが流行っているらしい」という興味だけのおじいちゃんによる観察日記みたいになってるのだわ。
そのため、妹系やらなんやらと提示されても理解と把握の仕方がなんかズレており、結果として変なところに笑いを見出してしまうわけで。

しかしそれが漫画としてひとつの面白さになっているのは凄いなぁ。
資質や素養は完全にオタクなんだが、知識と観点は一般人のおっさん、という変なアプローチで描かれる「アキバ系探索マンガ」ですな。
だいたい、こういう類のルポ漫画で、オチのコマで「萌え〜〜〜!」とか叫んでる絵ぇ入れてるだけでもなんかズレてるわけですが、そのズレがイタくもあり、可笑しいのだ。
(ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

投稿者 bird_chief : 2008年04月01日 21:48

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