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2008年03月28日
1巻目の「SINfinity/佐々木拓丸」

SINfinity(1)/佐々木拓丸
全1巻
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
悲劇的な運命に見舞われた人々が、その原因に対して殺意を抱いた時、異形の「鎌」を持つ青年があらわれ、殺意を「行使」してくれるという内容。
伝奇ホラーアクションとヒューマンドラマの融合、てな感じ。
設定が少々ややこしく、他者により悲惨な目に遭った人物が復讐のために殺意を抱くが、、殺人犯にはなれない、殺すことができないという葛藤も同時にあり、そういう人物に成り代わり、普通の人間には見えない「鎌」を用いて、憎むべき相手の命を絶つ、という漫画。
この制裁の方法がなかなかに面白く、理不尽な悲劇に対する残酷なカタルシスとなっております(どんな制裁なのかはさらに説明を要するので割愛)。
同時に、鎌を振るう人間とその傍らにいる少女との、なにやら永い時を越えての因縁や関係もありまして。いろいろとまーファンタジー設定もあるよ、という感じ。
神による魂の救済とか、罪と業からの解放とかそんなイメージ。
しかしこのような込み入った設定よりも、グロテスクな巨大鎌のその姿を一発、絵として提示するだけで、有無を言わさず納得させてしまう迫力はたいしたもんだなぁ。
1話読みきり形式の、残酷さと後味の悪さを特徴とするドラマとしての側面が強く、1巻目の段階では設定が入り組んでるなーというだけですが、ラストで気になる人物も登場させたりして。
それなりに楽しめそうではありますな。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 2008年03月28日 23:45
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