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2008年03月17日

1巻目の「眼鏡なカノジョ/TOBI」


眼鏡なカノジョ/TOBI
全1巻
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
眼鏡をかけたヒロインとのラブコメシチュエーションを徹底して描いたオムニバス作品。
まさにメガネスキーのための一品じゃないか。何をさておいても手に取りますよええそりゃもう。

 
登場人物と舞台を不特定とし、ある日常の中での男女の出会いを描くオムニバス連作の体裁をとっており、そのうえでヒロインが全員眼鏡、という特徴を持つ本作。
そして眼鏡ヒロインだからこその、眼鏡があるかさこその会話や状況設定も話の中に組み込んであり、よくもまぁこれだけ限定的でしかも読み切り連作であるにもかかわらずこれだけ考えたよな、と感心するところ。

ラブコメ部分は美少女ゲームのイベントシーンを切り取ったようなものが多く、展開もキャラも予定調和気味でシチュエーション優先。そのためキャラクターの掘り下げがいまひとつ足りず、恋愛ストーリーものとして捉えると幾分淡白な印象にはなるか。

また真性のメガネスキーの立場から言わせてもらうなら、シチュエーションの構築と、眼鏡をモチーフとするプロットやネームの工夫に重点が置かれているのは認めるものの、作画の点において、眼鏡をかけた女性の放つ、フェチズムを刺激する強い魅力に若干欠けている、というのが惜しいところ。まだまだ記号的な描き方から抜け切れてないかなぁ。
絵の上手下手ではなくてね。
しかしこの1冊だけでも、メガネスキーというマニアックな嗜好に対して大いにアピールするだけのものはあるだめ、このへんは精進していただきたい。

全体的にはゲームとかアニメ的な男性向けラブコメですが、やっぱ限定的なモチーフひとつでこんだけ描けるのはえらいなぁ。
(ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

投稿者 bird_chief : 2008年03月17日 23:25

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