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2008年02月26日

1巻目の「アキハバラ無法街/杉村麦太」


アキハバラ無法街/杉村麦太
全1巻
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
近未来の日本、スラム化し無法地帯となった中でも古きよきオタク文化を守ろうとする旧アキバ。対して、選ばれた者のみによる萌えの支配をもくろむ新アキバ。かくして、混沌の街アキバを舞台に、銃とメカのバトルが繰り広げられる、という図式。
…と書いててなんだか価値観が変になってくるような、アキバとメイドをSFバイオレンスの中にぶち込んでぐつぐつと煮込んでみましたという、濃厚な作品。

 
戦闘サイボーグであるところのショタ主人公がメイド服着てガンアクション。敵はサイボーグだったりメカだったりで、アキハバラは無法地帯で世紀末救世主伝説かマッドマックスかというノリ。
B級サイバーパンクアクションにアキバとオタクで。真の萌えとオタの正義を求めてショタメイドがガンアクション、という、なんだかもういろいろ詰め込みすぎだなぁと良い意味での悪趣味漫画になってます。

にしてもこの漫画でいろいろと目を引くのはアキバだ萌えだとわかりやすいネタやってるとこよりも、銃火器のギミックだったりお馬鹿な世界観と設定そのものだったりと、ショタメイドがどうこう、というのはちいとばかし影が薄いのは気にかかる。
というか、他が濃すぎるんだよなぁ。
渋谷のコギャルがバイオテロでミュータントヤマンバ化して、渋谷ごと隔離されてるとかぶっとんでて面白いし、敵となるキャラクターもどこかフリーキーであったり、ちょろっと描かれるメカがいい造形してたりと、主役とストーリーよりもその周辺のほうがのびのびと作者の好みが強烈に出ていて楽しいんだけどなぁ。

特に、主人公の「妹」として登場する、顔は不気味だし体もでかいし行動もヤバイが、純情で意志の強い女の子である支援キャラ、すだまが非常にいいキャラしてまして。
このくらい良いキャラが出せるんだから、もっといい盛り上がりがあっても良さそうなのになぁとは思うところ。
(ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

投稿者 bird_chief : 2008年02月26日 21:36

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