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2008年02月25日
1巻目の「ゆるユルにゃー!!/小石川ふに」

ゆるユルにゃー!!(1)/小石川ふに
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
ネコミミいっぱいの世界に暮らす、1人の子猫の無邪気な放浪と、たくさんの出会いを静かなほんわかテンションで描いたコメディ4コマ作。
一見するとネコミミいっぱいでわーお、というマンガでありながら、優しく楽しいんだけれどもどこかに切なさもあり、なかなか読ませてくれる作品。
8姉妹のなかの一匹として生まれた子猫、ヨーク。しかし冒頭から見知らぬ町に旅立つことになってしまう。
そこで新しい出会いがあり新しい生活がありながらも、子猫であるがゆえの無邪気さから、周囲に良くしてもらい、楽しく暮らすことになりつつも……しばらくするとまたどこかへ迷子になってしまい、そこでまた新たな仲間と暮らしが待ってる、という感じ。
主人公、ヨークは言葉数も少なく意志を持ってどこかへ行くというわけではなく、ハプニング的な旅とその先で登場する登場人物たちのまったりしたコメディを楽しむ内容。
で、ありながら、親がいて家族がいる中で突然に事故が起きてひとりぼっちの放浪が始まったり、最初に出会うノラの猫達が、いわば浮浪児みたいなもんだったり。山で出会う、でかくて大きな神様が、最後の友人を亡くして一人ぼっちだったり。そしてヨークの服装が、レジ袋をかぶってるだけだったり。
なんというか、あっちこっちに無造作に不幸が転がってましてね。全般的に明るく和やかな内容で、泣かせの要素は無いはずなのに、そういうとこで寡黙にキャラの背景を深め、読み手の情感と想像力を揺さぶってくるのはニクイ作り方ですな。
また、ヨークがどこかへ行ったり戻ってきたりしているうちにたくさん増えていく仲間達が、やがてヨークを介してお互いに会うことになり、そこでまたキャラ同士の関係性が作られていくわけでして。
ゆる〜い調子のコメディ4コマなのに、キャラクターを中心とする世界の広がりが心地よいのだ。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 2008年02月25日 22:40
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