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2008年02月23日
1巻目の「霊能力者小田霧響子の嘘/甲斐谷忍」

霊能力者小田霧響子の嘘(1)/甲斐谷忍
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
天才霊能力者を名乗り、その人気からテレビにも出演しているヒロイン。
分かりやすく言うとあれだ、巨乳のおねーさんがトラブル解決!とかそういうような。
で、インチキ気味だが明晰な頭脳と洞察力に優れた彼女が、様々な事件を解決するとともに、そこに関わる人々を救うという流れ。
事件の種類はけっこう幅が広く、話ひとつにつきギミックを1個、効果的に用いることでストーリーを引き締め、かつ登場人物にドラマ性を与え「いい話」に落とし込んでありまして。本格の推理劇とはいかないまでの、要素の配置とバランスで話を立たせる作りが巧いっすな。
しかしこれだけなら地味目で手ごろに丸く収まったサスペンスドラマとなりそうなところ、ヒロインの存在を強烈にすることで、作品全体のトーンを主張できているのがポイント。
肌も露わな服に、嫌でも目が行く豊かな胸。性格はイケイケ強気なねーちゃんだが、困ってる人がほっとけない面倒見のよさがあり、けれども負けず嫌いで変に意地の悪いところもあったり。
プロット重視の作りになると、読者が「読むだけ」になってしまいそうなところを、キャラの魅力でそのへんの弱さを打ち消してるんですな。
いかにストーリーとしてよく出来ていようとも、キャラが大事ってことよね。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 2008年02月23日 23:26
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