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2008年02月15日
1巻目の「MSV戦記ジョニー・ライデン/長谷川裕一」

MSV戦記ジョニー・ライデン/長谷川裕一
全1巻
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
(ひょうたん書店通販ページ)
ガンダムの世界設定のなかで、「設定上存在するけどストーリーとして描かれたことのないキャラクター」を主人公に据えた、外伝的スピンオフ作品。とはいえ、設定だけしか存在しないキャラなので、ほぼ完全に著者オリジナルストーリーと言って差し支えないでしょう。
憎いまでにツボを心得た熱いシーン、熱い展開に心震える妄想漫画と言える出来。「こうだったかもしれない」という、設定ありきから始まる空想を楽しさを余すことなく形にしています。
そもそもジョニー・ライデンというキャラクターはガンダム本編に登場しないけど知名度の高い設定上の存在というわけで、ゲームをはじめとする様々な派生作品にその名前を見ることができる。また、バンダイ公式のキャラ設定というのも決められてはいるものの、今作の場合は「それらは全て軍のプロパガンダとしての捏造であり、実際の人となりは随分と違う」としてあるところが面白い。
そこでユーモラスな性格設定をしたうえで展開される、肉付けとしてのドラマ部分がなかなかに燃えるのだ。
戦争も佳境に近づいた中で、秘匿されていた高性能ザクを駆ってフルアーマーガンダムと渡り合うとか。終戦後に放浪していた彼が、戦災により荒れ果てた町で名を変えて土木作業MSに乗っていたところ、夜盗と化した軍人が町を襲い、かつての活躍さながらにそれを撃退するとか。
そういった、「なるほど!それはかっこいい!」という妄想展開に心が震えるわけですな。
絵柄として最近の流行とは少々異なるために、絵を見てちょいと抵抗を抱かれるかもしれないですが、自分のタッチで描かれるMSとそのアクションシーンは質が高いので、ガンダム好きならとりあえず手にとってみるのはどうでしょう。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 2008年02月15日 23:35
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