「ひょうたん書店」で検索してきた方へ
  ひょうたん書店公式 Webひょうたん書店 コミック通信販売・ひょうたん書店

« 1巻目の「とある科学の超電磁砲/鎌池和馬・冬川基」 | メイン | 訃報 »

2008年02月13日

1巻目の「ゆずりは!/佐藤両々」


ゆずりは!/佐藤両々
全1巻
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
保育士の母とその娘による日常を描いたホームコメディ4コマ。
ファミリー向けなんだけど相変わらず巧い4コマコメディだなぁ。オチもいいぞ。

 
テーマが先に立り、シチュエーション主導で登場人物あまり増やせない類の4コマであるにもかかわらず、佐藤両々らしさがよく出ておりまして。
設定や背景に左右されないキャラの個性をうまく出せていますな。

作者の母親とゆーのが実際に保育士であったため、このような作品が描けたのでしょうが、自分の子が二の次になってしまったり、知育のため家の中に教材類がどんどん増えてしまったり、お遊戯のためのコスチュームや衣装類がやたら増えてしまったり。そんなお母さんの様子がほぼ実話ってのは面白いっすな。
それでもやっぱ、ちゃんと「保育士だからこうなった」のではなく、この母親(マンガのほうの)の性格がそうさせた、というキャラクター性をきちんと立たせているのはエライ。

全編にわたり、母と娘の2人だけで家庭内を舞台に繰り広げられるコメディだけに、ちょっとこじんまりとしてるとこがあるのはもったいないか。もちっと広めの世界でたくさんのキャラがいると楽しいんだけどね。
それでも、全1巻分の読み切り作品であり、また異なる掲載紙での発表であったことを踏まえ、後半とラストに至る構成にささやかな仕掛けを施してあるのは憎い。
おかげで、最後まで読むとちょっとホロリとくるのだ。
(ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

投稿者 bird_chief : 2008年02月13日 21:03

Trackback Pings

このエントリーのトラックバックURL:
http://b-chief.org/mt/cgi/mt-tb.cgi/1485

コメント

コメントしてください




保存しますか?


 
なかのひと