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2008年02月06日

1巻目の「賭博覇王伝零/福本伸行」


賭博覇王伝零01/福本伸行
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
ヤクザをも手玉に取るほどに機転と知恵に優れた少年が、世界中の富豪が自らの資産を持ち寄る一大ギャンブルへの出場権を賭けて、狡猾で残忍なゲームに挑んでいくという内容。
カイジやそれらに比べ、ゲームの大仰さ、スケールの大きさが一段と増し、かつ少年誌掲載ということで分かりやすくなった印象。
ルールを読み解き複雑な駆け引きの応酬もシンプルになっており、随分と読みやすい。なるほど最初の福本漫画として適切かもしれない。

 
舞台は現代の日本。そこでヤクザの金を盗み詐欺被害者への救済にあてる「義賊」がいた。その正体はまだ若い少年達だった。彼らはいきなりヤクザ達に捕まっており、それを救ったのがリーダーである「零」。その才気を認められ、彼らは建設途中のテーマパークに集められる。そこでは彼らのような人々が何人も集まっており、大掛かりなゲームに参加することになる。
そしてそこで全てに勝利を収めたものは、世界中の資産が集まるギャンブルの場へと赴くことになっており、つまりこれは、「王」にふさわしい者を選ぶ場であった。という設定。

いろいろと前置きがややこしいですが、つまるところ、一人の賢い少年が、生きるか死ぬかのゲームに挑むという内容。バトルとか能力とかそんなんは無し。頼りになるのはトリックを見抜く目と、機転を利かせるその頭のみ。
心理戦さえもギミックとして組み込まれた濃密で熱い知能バトルの数々に、ほんと息を呑みますな。

掲載誌が少年誌ということもあり、ゲームやそのシステムは奥深さよりも派手さやケレン味を重視した傾向がありますが、おかげで仕組みが読みやすくなっているというのは良い効果だと思いますよ。
カイジとかアカギとか知らない人でも読みやすいのだ。
まぁ福本作品なので絵柄はクセが非常に強いですが、そんなんで食わず嫌いを起こすのはもったいないでしょう。
(ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

投稿者 bird_chief : 2008年02月06日 21:14

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