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2008年01月31日
1巻目の「くらしのいずみ/谷川史子」

「くらしのいずみ」/谷川史子
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●●○
(ひょうたん書店通販ページ)
センチメンタル読み切り作家の女王こと谷川史子の、少年画報社における男性向けレーベルにて出された1冊。
少女漫画作家でありながら男性向けレーベルの本として発行されてるのがなんとも「わかってるなぁ」と感心。
いやもーファンなんで。そしておいらの周囲でもなんだか男性ファンが多い。
読み切り形式にて6篇を収録した本作。
歳の差夫婦がいたり、別居夫婦がいたり離別があったりと少し変わった男女のカタチを取り扱っているものの、そのどれもが、ごく普通の人物を中心に据えた作品でして。ただ今回はどれも大人のカップルを取り上げ、「夫婦」というテーマでやってるようです。
日常的に起こる夫婦の中でのさりげないドラマを、変に盛り上げず静かに、しかし切なくきれいに謳い上げるスタイルでして、話として悲哀があったり重さがあったとしても、爽やかに実にいい気分で読める内容となっております。
ストーリーを読むというよりは、話の中で揺れ動き交錯する、男女の繊細な感情を的確にとらえ、その微妙な変化を味わう感じ。
あいまいであやふやで、けれどもしっかりと一人一人の中に起こる心の動きを実にあざやかに切り取って見せてくれるんですな。
乙女ちっくな恋愛ものであっても、男性が楽しめる作品。
世の男性にはもれなく乙女回路が備わってましてね、その回路にピリピリと気持ちよい刺激が走る本なんですよ。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 2008年01月31日 20:51
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