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2008年01月30日
1巻目の「神曲奏界ポリフォニカ カーディナルクリムゾン/榊一郎・緋呂河とも」

「神曲奏界ポリフォニカカーディナルクリムゾン」(1)/榊一郎・緋呂河とも
オススメ度:★★★☆☆
俺これ好き度:●●●○○
(ひょうたん書店通販ページ)
人類の隣人として、精霊が存在する世界。音楽を糧とする精霊達と契約を行い、自らの音楽をもって精霊を使役する「神曲楽士」という職業があった。という設定。
小説版ポリフォニカの前日譚にあたる内容であり、ゲーム版のコミカライズという位置づけの作品。
幼い頃にその才能を見初められ、強力な精霊と出会っていた主人公。
しかし成長した彼は何をやってもうまくいかず、見習い神曲楽士として伸び悩みを見せていた。そんな折、かつて出会っていた精霊との再開を果たす。という導入部。
小説版よりも時間として前にあたる部分をコミカライズしているわけで、ある意味ストーリーの始まりの始まり、にあたり、世界観等の設定もイチから説明してくれるため、原作を知らずとも読みやすいつくりになっています。
やっぱ、せっかく漫画版で読むんだから、原作小説に無い部分をこうして別媒体で披露してくれると、ファンにとっても読むべきものになると思うんですよ。
主人公が再会を果たした精霊は見た目こそ女性であるものの、長年にわたり放置されていたため能力が退行している、という設定。つまるところちんまい少女なわけでして。しかし性格はそのままなのでプライドは高く尊大で偉そうで。
……要するに「タカビーなロリっ娘」なんですな。ストーリー設定で説得力を持たせながらも、おいしい個性を持つキャラクターに仕立ててあるのはなかなかに巧いっすな。
で、そんな精霊との学園生活が主体に描かれながらも、そこらに溢れる美少女コメディのようになってないのは偉いですな。きちんと「未熟な主人公の成長」をメインテーマに据え、読者に対して明示してあるため、多少のサービスシーンやコメディリリーフがあっても、軸がぶれることなくストーリーを追うことができるわけです。
やっぱこう、ラブコメに見えようとなんだろうと「ちゃんと話を追って読める」てことは大事だと思いますよ。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 2008年01月30日 22:26
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