「ひょうたん書店」で検索してきた方へ
  ひょうたん書店公式 Webひょうたん書店 コミック通信販売・ひょうたん書店

« 新ヤッターマンOP曲を巡り、山本正之に起こった悲しい事態 | メイン | 1巻目の「ヤンキーフィギュア」/ミッチェル田中 »

2008年01月16日

1巻目の「ぷいぷい!/夏緑・なもり」


「ぷいぷい!」/夏緑・なもり
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●○○
 
(ひょうたん書店通販ページ)
とある学園に通う男子高校生が主人公。父親の影響か、彼の趣味は考古学。
そんな彼が、寮の中に散乱する収集品を片付けていたところ、古びたランプをたまたまこすってしまう。すると、学園でも有名なお嬢様がメイド服を来て出てきてしまう。お嬢様の正体は、実はランプの魔神の末裔であり、ランプの所有者に仕えなければいけないのだった。という設定。

 
設定の力でシチュエーションとキャラ構造をうまく作った上で展開される、ドタバタ風味のファンタジーラブコメ。原作ノベルのイラストレーターが作画しているだけあり、画面から伝わるキャラの個性でしっかり読める作品です。

ヒロインとなるお嬢様は、学園の中では猫をかぶって清楚で可憐に振舞っているが、ランプの魔神として主人公の前に姿を現すとその態度は一変。途端に高飛車でわがままになってしまうのだ。お嬢様キャラが普通の高校生にお仕えすることになる、という逆転のシチュエーションのため、ランプの魔神という設定が用意されているのですな。構造からくる面白さを優先させ、設定本位になっていない作り方は好感が持てます。

しかしちょっと設定は特殊ではあるものの、スタイルとしては学園ラブコメと枠内に収まっていますし、絵柄も萌え系でありそこまで特徴的ではないです。けれどもキャラクター性を高く感じさせてくれるのは、やはりもともとのイラスト担当者が漫画を描いているからなのでしょうな。

どこでどのような表情を見せ、どこに魅力を打ち出しアピールのポイントとするのか。主人公がいる時の姿勢や態度や構図など。そのあたりをしっかりとわきまえた画面にしてありますんで、登場キャラがわりとパターンに即したタイプであっても、きちんと一人一人の個性を読者に示すことができていると思います。
原作ファンは安心して読めますねこういうのなら。
(ひょうたん書店通販ページ)

(1巻目レビューの概要と、採点基準はこちら)

投稿者 bird_chief : 2008年01月16日 22:29

Trackback Pings

このエントリーのトラックバックURL:
http://b-chief.org/mt/cgi/mt-tb.cgi/1405

コメント

コメントしてください




保存しますか?


 
なかのひと