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2008年01月14日
1巻目の「ワルキューレの栄光」/富士宏

「ワルキューレの栄光」(1)/富士宏
オススメ度:★★☆☆☆
俺これ好き度:●●●●○
(ひょうたん書店通販ページ)
前作「ワルキューレの降誕」の後の世界での、ワルキューレの活躍を描いた作品。初代「ワルキューレの冒険」の世界を補完する形で描かれる、ある種のサイドストーリー的な作品となっております。
なのでワルキューレの冒険にまつわる設定やら知ってるとより楽しめる内容。そしてやったことのない俺、涙目。ワルキューレは「〜伝説」からなんだよなぁ…。
しかし知らないと楽しめないというわけではなく、むしろ知らずにいたおかげで新鮮に堪能できたところはあります。
ちなみにiモードで携帯コンテンツとしてリリースされた新作ゲームも「ワルキューレの栄光」となっているため少々ややこしい。
舞台はマーベルランド。とある悲劇から永遠の命を望むようになった青年が、「時の鍵」を手にしたために、封印されていた悪魔が解き放たれ、世界が恐怖と混乱に包まれた時、人々を救うため天界から一人の女神が降り立った。というストーリー。
元となったゲームをより深く掘り下げる形となるため、ストーリーを追うというよりは、事件の背後にあった真相や設定を披露していく作りになっています。
漫画としては随分駆け足で淡々としているような印象で、アクションシーンもけっこう淡白で、ドラマとして必要最小限のシーンだけで構成されているので、ダイジェストのような錯覚にもなります。
が、これが面白いから不思議だ。
おそらく、漫画として何をどう描けばどのように読み手に伝わるのか、そのことを的確にわきまえた描かれ方をしているため、あっさりと淡白に見えてドラマの盛り上がりやキャラの主張がしっかり伝わってくるのだと思う。
元々がキャラクターデザインやイラスト分野の描き手であるため、まず絵として伝え、セリフで細部を整えるといった構成が巧いのだろうなぁ。
決して激しい内容ではないものの、静かな面白さのある作品。
ワルキューレのキャラクター性は素晴らしいしなぁ。
「〜降誕」の時よりも落ち着きが出てきてはいるものの、人間に対する思いと熱い情熱を持ち、そして女神としての本分も目覚めつつあり。人間的な情と神としての崇高さを兼ね備えたヒロインなのだ。
でも設定上、女神としてはまだ半人前なのよね。
そういうとこがまたいいのだ。
(ひょうたん書店通販ページ)
投稿者 bird_chief : 2008年01月14日 02:17
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